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城戸朱理のブログ: 鎌倉名物、鎌倉海老と葉山牛

2019年11月24日

鎌倉名物、鎌倉海老と葉山牛

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鎌倉には、これといった特産品がない。

手土産にするのなら、鉄板が豊島屋の鳩サブレ、ニューフェイスが紅屋のクルミッ子。

個人的なお勧めは、井上蒲鉾の梅花はんぺんと二色玉子、平松洋子さんもお気に入りのこ寿々(こすず)のわらび餅、ダイアモンド・ケークスのスコーンあたり。

鎌倉野菜は有名になったが、鎌倉で採れた野菜というだけで、下仁田ねぎや野沢菜、京人参のように種類からして違うわけではない。


バンビことパンクな彼女は「な〜んにもない、な〜んにもない、ちっちゃい、ちっちゃい〜」と勝手に鎌倉の歌を唄っているが、近年はテレビなどで、生シラスが頻繁に取り上げられるものだから、やたらとシラス丼を出す店が増えた。

別にシラスが悪いわけではないが、地元では喜んで食べるものでもないような気がする。



むしろ、特筆すべきは鎌倉海老と葉山牛だろう。

鎌倉海老は伊勢海老のことだが、江戸時代には西日本で伊勢海老、東日本で鎌倉海老と呼んだそうで、昔はずいぶん獲れたようだ。

吉田健一も鎌倉に住んでいたころ、魚屋に頼んでおくと、大皿に牡丹の花のように盛った鎌倉海老の刺身を届けてくれたことを書いているが、昭和もなかばから水揚げが減ってしまって、あまりお目にかかることがなくなってしまった。

それでも永井龍男、田村隆一らが通った小町の長兵衛という飲み屋では定番で、刺身か焼くかを選び、あとで頭を割って味噌汁に仕立てて出してくれたものだった。

鎌倉海老の味噌汁は、それだけで酒の当てになるが、残念なことに長兵衛も閉店してしまったので、今では、たまに魚屋で見かけることがあるだけになってしまった。


葉山牛は、その名の通り、鎌倉ではなく三浦半島で飼育されている黒毛和牛で、松阪牛や前沢牛と並ぶ品質を誇るが、飼育頭数が少ないため、全国に出回っているわけではない。

葉山牛を扱う指定飲食店も、ほとんど神奈川県内だから、知らない人のほうが多いだろう。

ただし、鎌倉だと元町ユニオンなどスーパーでも売っているし、小町通りのステーキハウス、マザース・オブ鎌倉でも食べることができる。


20日(水)に、若宮大路ぞいの元町ユニオンの3階にあるユアーズで髪を切ったので、ユニオンで買い物したのだが、葉山牛を買って夕食に焼くことにした。

葉山牛のカルビは、焼く前に室温に戻すために、オイルヒーターのそばに置いておくだけで脂が溶け出してくる。
posted by 城戸朱理 at 22:38| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする