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城戸朱理のブログ: 焼鳥盛り合わせ詩篇、誕生まで?

2019年12月14日

焼鳥盛り合わせ詩篇、誕生まで?





二〇一七年の暮れから、私の内なる火山が噴火するように詩が生まれ、翌年の一月末には、百七十余篇に達していた。

その後も書き続け、二百に及ぼうかという草稿を、今年の3月から、ひたすら推敲、清書して、ようやく新詩集の編纂に着手したところである。


二百篇近くなった書き下ろしは、かねてから構想していた新詩集『火山系』『水都』『白鳥伝説』の諸篇となるはずだったが、それを超えて、私は新しい領域に突入していたのかも知れない。



二〇一八年、一月五日のこと。

私はマッド・バンビことパンクな家内と映画を見たあと、藤沢のビオワインと焼鳥の店に入った。

そこでバンビに「焼鳥の詩も書けるのかな?」と言われて、その場で書き下ろしたのが、思いがけない連作の発端になってしまったようだ。

その詩篇を読んだバンビからLINEで次のようなメッセージが届いたのである。




「城戸朱理は焼鳥盛り合わせの詩を書いてあげてね!


レバー(たれ)
かわ(たれ)
つくね(月見)
ぼんじり(しお)
手羽(しお)
にんにく(しお)
砂肝(しお)

とりあえず七本盛りで!


マッド・バンビ」




なんたることか、「たれ」か「しお」の指定まである注文が来てしまったのである!


それを知った松尾真由美さんは「ナイス・オーダー!」とバンビを褒めたらしいが、違うだろう、松尾さん! 


かくして生まれたのが「焼鳥盛り合わせ七本」の詩篇だった。


それを読んだバンビは、「七本だとちょっと足りないかな。あと三本書いて十本盛り合わせにしてあげて!」
・・・・・・


結局、ネギマ、ササミのわさび焼き、正肉の三本を書き足し、「焼鳥盛り合わせ十本」詩篇が完成、発端の一篇と合わせると十一篇になったのだが、なんでこんなことになったのか。


パンクなだけに油断大敵、注意が必要である。


しかし、この連作の数篇を読んだ松尾真由美さん、広瀬大志くんには好評だったので、いや、厳密に言うと大いに受けたので、カニエ・ナハさんに造本をお願いして小冊子を作ろうかと考えている。


作ってどうするのかって?

もちろん、何も考えてないよ。
posted by 城戸朱理 at 00:19| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする