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城戸朱理のブログ: 鰻のつるやで打ち上げ

2019年12月16日

鰻のつるやで打ち上げ

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12月13日には、打ち合わせのため、岩手日報の小山田泰裕学芸部長が鎌倉まで来てくれた。

駅ビル2階のカフェで打ち合わせを終え、岩手日報社が刊行している文芸誌「北の文学」のことなどをうかがったのだが、岩手日報の文学への力を入れ方には感心するばかりだ。


小山田さんは日帰りで出張されているので、昼食は、戦前から続く鎌倉きっての老舗、鰻のつるやに御案内することにした。


川端康成や小林秀雄、立原正秋ら、鎌倉文士が愛した店である。

かつて、小林秀雄が酔っぱらっては昼寝をしていたという、2階の座敷に通してもらう。


つるやには、岩手日報の学芸部長をされていた、今は亡き一戸彦太郎さんをお連れしたこともある。



仕事の話は終わったので、まずは白焼きでビール。

白焼きは、わさび醤油で食べるが、塩も添えられている。

小山田さん、白焼きは初めてと聞いたが、たしかに盛岡では鰻の専門店じたいが少ないし、白焼きも一般的ではなかった。

だが、白焼きで飲むビールは、本当にいいものだ。


鰻重には肝吸いをつけてもらって、熱燗にかえる。

辛めのタレで、このうえなく柔らかく焼き上げられた蒲焼きは、吉増剛造さんも「これぞ、本当の鰻」と喜ばれたほどだが、日本酒を呼ぶし、御飯との相性は言うまでもない。


食通として知られた立原正秋も「この店は別格」と評したが、世間の評価なぞ気にせず、丁寧な仕事をしてきたからこそ、今のつるやがあるのだろう。

つるやは、予約なしでふらりと入ると、注文を受けてから鰻を割き始めるので、焼く匂いがしてくるまで一時間ほど待つことになるので、御注意を。


さらに、どじょうの柳川で飲み、小山田さんを鎌倉駅までお送りしてから、帰宅した。
posted by 城戸朱理 at 00:03| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする