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城戸朱理のブログ: 人類と新型コロナウイルスの現在

2020年06月30日

人類と新型コロナウイルスの現在



中国で最初の新型コロナウイルス感染が報告されてから6月末で半年になる。

当初は、感染の抑制に成功すれば、いずれ終息のときが来るような気分が支配的だったが、今では、感染拡大の第二波、第三波があるというのが常識になった。


しかも、世界的には感染拡大は加速している。

アメリカの感染者は250万を超え、全世界では感染者が1000万人、死者は50万人を超えた。


中国や台湾、韓国では第一波の抑制に成功したが、日本は東京や北海道でいまだに終息しきれず、東京と首都圏の新規感染者は拡大傾向にある。


新型コロナウイルスは「新型」だけに人類にとって未知のウイルスなわけだが、なぜか、欧米に比べて東アジアでは死者が少なく、致死率は国によって、3%から10%超もの違いがある。

同じウイルスとは思えないほどの違いだが、世界中の国境が閉ざされたなかでも、いまだに感染が拡大しているということに、新型コロナウイルスの恐ろしさを感じざるをえない。

世界的には第一波の終息でさえ、年内いっぱいはかかるのではないだろうか。

いや、年内で済めば、まだいいほうかも知れない。



日本は、地下鉄がある規模の大都市では感染拡大の傾向があるが、東北や中国、四国、福岡県以外の九州地方では、ほぼ終息しており、今後は都道府県を越えた移動の自粛要請が解除されたあとの状況を見守っていくしかない。


いったん終息しても、感染者が移動することで、ウイルスは拡散していく。

国内のみならず、4月以降、99.9%減となったインバウンドが少しずつ回復していったときにも、ウイルスは海外から持ち込まれることになるだろう。


この厄介なウイルスと共存しなければならない日々は、いつまで続くのだろうか。



この時季、鎌倉では、コジュケイとガビチョウの鳴き声がやかましく、ホトトギスの声も聞こえてくるのだが、今年はカラスが異様に鳴いている。

繁華街の飲食店が営業自粛で生ゴミが減ったため、餌がなくなったカラスが、自炊で生ゴミが増えた住宅街に移動して、縄張り争いをしているらしい。

コロナで生活が一変したのは人間だけではないようだ。

見たことのない世界が、日々、立ち現れてくる。
posted by 城戸朱理 at 23:33| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする