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城戸朱理のブログ: 注目する詩誌〜「紫陽」

2007年10月31日

注目する詩誌〜「紫陽」

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この詩誌の存在を知ったのは、今年のポエケットでのこと。
参加費を抑えて、若い詩人が負担にならずに参加できる
開かれた詩誌を目指すという姿勢は貴重だと思う。
その意味では、アンデパンダン的な詩誌と言えるだろう。

アンデパンダンは、フランス語で「自主独立」を意味し、
無審査・無賞の展覧会をアンデパンダン展と呼ぶ。
事の起こりは、1884年のフランスで、
新しい芸術を認めようとしないサロン(官展)に対抗して、
若い美術家が創立し、ゴッホ、セザンヌ、マティスらが出品、
近代美術の生成と展開に大きな役割を果たした。

日本では、読売新聞社主催による、
読売アンデパンダン展(1949〜1964)が、
戦後美術の舞台となったことを、忘れてはならないだろう。

「紫陽」の編集は、京谷裕彰と藤井わらび。
第13号では、このブログの「難民化する世代」でも紹介した、
革命家、松本哉を始めとして、
佐藤雄一、窪ワタル、竹村正人らが寄稿し、
アナーキーなエネルギーが、
渦を巻くような紙面となっている。
そして、それは、ここから
何かが始まるに違いないと思わせるような
種類の出来事のようにも思われる。
posted by 城戸朱理 at 18:33| 詩誌・詩集評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする