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城戸朱理のブログ: 注目する詩誌〜「水火」第1号

2008年02月29日

注目する詩誌〜「水火」第1号

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近年、見かけることがなくなった活版印刷、
そして、アンカットという
簡素にして瀟洒な詩誌が届けられた。

同人は朝吹亮二・川上弘美・松浦寿輝。
2人の芥川賞作家を擁しているが、
純然たる詩誌で、長年、詩作から遠ざかっていた朝吹亮二氏の
参加も事件といっていいだろう。

表紙には誌名と参加者の名前が空押しされている。
この装丁も鉛の鋳造活字を紙に押しつける活版ならではのもので、
机上に置いて、その陰影を楽しんでいる。

アンカットなので、ペーパーナイフでページを切らないと、
読むことが出来ないのだが、
今、しばらくは、ページを切らず、
そのたたずまいに触れていたいと
思わせるような詩誌である。

誌名の「水火」は、本居宣長に由来するものだろうか。
posted by 城戸朱理 at 08:16| 詩誌・詩集評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする