サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
城戸朱理のブログ: Edge

2017年11月08日

吉増剛造「幻を見るひと」特別先行試写、いよいよ明日!

IMG_07100001.jpg



吉増剛造さんが、四季の京都を訪れるドキュメンタリー映画「幻を見るひと」の特別先行試写が、いよいよ明日、同志社大学の主催で開催される。



「幻を見るひと」は、岡崎の真澄寺別院・流響院を舞台に、春には醍醐寺、夏は貴船神社、秋は北山杉の産地、中川地区、
そして、冬には相国寺、妙心寺でも撮影されたが、東京で撮影された唯一のシーンが、吉増さんの御自宅の書斎だった。


吉増さんの書斎は和室で、小振りの二月堂で執筆されている。



井上春生監督による映像詩「幻を見るひと」を、ぜひ目撃してもらいたい。



特別先行試写は、11月9日(木)18時30分から、会場は同志社大学寒梅館ハーディーホール。

入場無料(予約不要・先着850名)。

試写のあと、吉増剛造さんによるアフタートークもある。


詳細は下記から。



http://d-live.info/program/movie/index.php?c=program_view&pk=1507272223



「幻を見るひと」公式ホームページは下記から。



http://www.maboroshi-web.com/



関係者のための初号試写に先立つ異例の特別先行試写は、必見!
posted by 城戸朱理 at 14:07| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月07日

いよいよ明後日、吉増剛造「幻を見るひと」特別先行試写!

IMG_1032.jpgIMG_1939.jpgIMG_0979.jpg



吉増剛造さんは、いつもジャケットの内ポケットに、さまざまな筆記具を入れて持ち歩いているが、お持ちになっているバッグも異様に重い。


2015年の春に、醍醐寺の上醍醐、笠取山の山頂近くで撮影したとき、バッグを見せてもらったのだが、なかには、若林奮さんの遺品の金槌とラジオ2台、CDプレーヤー2台、カセットレコーダー1台、ICレコーダーにカメラが入っていた。


吉増さんは、御自宅にいるときでも、必ず首からカメラをぶら下げているので、旅先ではカメラ2台を持ち歩いていることになる。


これにGOZO CINEのためのムービーカメラが加わることもあるだろうし、「怪物君」を制作するとき、吉増さんは、ライトを灯し、お香を焚くといったセッティングをされるので、そのための道具も必要になる。



重いのも当たり前だが、ナディッフでトークしたとき、吉増さんは「持っていくのが大事なんだ」とおっしゃっていた。


それは、どこにいても、書斎と同じように創作に向かいあえるようにするためなのだろうし、同時にギミックにも旅先の空気を触れさせるためなのかも知れない。


吉増さんが重い荷物を抱えて、京都を旅しては、言葉を紡いだドキュメンタリー映画「幻を見るひと」の特別先行試写が、いよいよ明後日に開催される。



井上春生監督による、ドキュメンタリーを超えた映像詩を、ぜひ体験してもらいたい。



同志社大学での、特別先行試写は、11月9日(木)18時30分から、会場は同志社大学寒梅館ハーディーホール。

入場無料(予約不要・先着850名)。

試写のあと、吉増剛造さんによるアフタートークもある。


詳細は下記から。



http://d-live.info/program/movie/index.php?c=program_view&pk=1507272223



「幻を見るひと」公式ホームページは下記から。



http://www.maboroshi-web.com/



実は、吉増さんも「幻を見るひと」全編を御覧になるのは今回が初めてだし、大きなスクリーンで見るのは、私も初めて。

初めて尽くしの特別先行試写をお見逃しなく!
posted by 城戸朱理 at 08:08| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月30日

いよいよ来週、吉増剛造「幻を見るひと」、京都での特別先行試写!

IMG_1047.jpgIMG_1050.jpgIMG_1071.jpgIMG_1075.jpgIMG_1104.jpg



吉増剛造さんが、京都、岡崎の真澄寺別院・流響院を訪れ、春には醍醐寺、夏は貴船神社、
秋は北山杉の産地、中川地区、そして、冬には相国寺、妙心寺を訪ねて、
言葉を紡ぐドキュメンタリー映画「幻を見るひと」の特別先行試写が、いよいよ来週に迫った。


「幻を見るひと」は、京都でドローンを飛ばすことが出来なくなる寸前に撮影したので、
ドローンによる撮影場面やヘリコプターによる空撮の場面もあって、画面に広がりと奥行きを与えている。


井上春生監督による映像詩を、ぜひ体験してもらいたい。


同志社大学での、特別先行試写は、11月9日(木)18時30分から、会場は同志社大学寒梅館ハーディーホール。

入場無料(予約不要・先着850名)。

試写のあと、吉増剛造さんによるアフタートークもあり。


詳細は下記から。



http://d-live.info/program/movie/index.php?c=program_view&pk=1507272223



「幻を見るひと」公式ホームページは下記から。


http://www.maboroshi-web.com/


「幻を見るひと」は、公開日が決まり次第、マスコミ試写を東京で行う予定。

詳細は、公式ホームページ&ツイッター、及び、当ブログにてお知らせします。
posted by 城戸朱理 at 13:33| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月24日

吉増剛造「幻を見るひと」、京都で無料の特別先行試写!

IMG_0931.jpgIMG_1100.jpgIMG_1932.jpg



吉増剛造さんが四季の京都で言葉を紡ぐドキュメンタリー映画「幻を見るひと」の公式ホームページは、
予告編のみならず、吉増さんが川端康成について語る1シーンが「映画の断片」としてアップされ、
さらにスチル担当の小野田桂子による写真のギャラリーが追加されるなど、さらに充実してきた。

「幻を見るひと」公式ホームページは、下記から。



http://www.maboroshi-web.com/



「幻を見るひと」は来月、京都の同志社大学で、特別先行試写される。


11月9日(木)18時30分から、会場は同志社大学寒梅館ハーディーホール。

入場無料(予約不要・先着850名)。

試写のあと、吉増剛造その人がアフタートークで登場するので、お見逃しなく!


詳細は下記から。



http://d-live.info/program/movie/index.php?c=program_view&pk=1507272223



前衛フィルムの巨匠、ジョナス・メカスを「なんたる美しさだ!」と感嘆させた、井上春生監督による映像詩を、ぜひ体験していただきたい。
posted by 城戸朱理 at 08:51| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月21日

Edge「浄夜 詩人・広瀬大志のアレゴリーとして」、いよいよ今晩オンエア!

IMG_8107.jpg



私が企画・監修をつとめるテレコムスタッフ制作のアートドキュメンタリー「Edge」、92本目の作品となる広瀬大志篇「浄夜 詩人・広瀬大志のアレゴリーとして」が、いよいよ今晩、放送される。



10月21日 21:00〜

スカパー!ch529


出演/小林竜樹
       中村優子
       向井雲太郎

       広瀬大志

プロデューサー/寺島高幸
                        平田潤子
                        平島進史

演出・脚本/望月一扶



無料アプリ「IVY」で、スマートフォンでも視聴できるので、広瀬大志の詩世界をドラマ・ドキュメンタリーとして再現する試みを、ぜひ目撃してもらいたい。
posted by 城戸朱理 at 11:59| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月17日

吉増剛造のドキュメンタリー映画「幻を見るひと」、公式ホームページ開設!

IMG_1105.jpgIMG_1049.jpgIMG_1037.jpg



春夏秋冬、一年にわたって、京都で撮影された吉増剛造さんのドキュメンタリー映画「幻を見るひと」の公式ホームページが開設された。

前衛映画の第一人者、ジョナス・メカスのコメント、さらには予告編もアップされたが、予告編は、これからも様々なヴァージョンを順次、公開していく予定である。

公式ホームページは下記から。



http://www.maboroshi-web.com/



吉増さんの言葉が立ち上がる瞬間をとらえた、井上春生監督による映像詩を、ぜひ体験してもらいたい。
posted by 城戸朱理 at 12:24| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月11日

吉増剛造のドキュメンタリー映画「幻を見るひと」、京都で特別先行試写!

IMG_19490001.jpgIMG_1929.jpgIMG_0948.jpg



吉増剛造さんが四季の京都を訪れる様子を撮影したドキュメンタリー映画「幻を見るひと」(井上春生監督)が、同志社大学の課外プログラムの一環として特別先行試写されることになった。


11月9日(木)18時30分から、会場は同志社大学寒梅館ハーディーホール。

入場無料(予約不要・先着850名)。

試写のあと、吉増剛造その人が、アフタートークで登場する。


詳細は下記から。



http://d-live.info/program/movie/index.php?c=program_view&pk=1507272223



ジョナス・メカスを「なんたる美しさだ!」と感嘆させたドキュメンタリー映画を、ぜひ京都で体験していただきたい。
posted by 城戸朱理 at 06:42| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月05日

Edge広瀬大志篇、予告編解禁!

IMG_8104.jpgIMG_8103.jpgIMG_8102.jpg



Edge、92本目のコンテンツとなる「浄夜 詩人・広瀬大志のアレゴリーとして」が完成間近で、予告編がEdge公式ホームページにアップされた。


なんと今回は、Edge初となるドラマ仕立てのドキュメンタリー。


ディレクターは、これまた、Edgeを初めて手がけるテレコムスタッフの望月一扶さん。

望月さんは、2009年にNHKの「星新一ショートショート」で、アメリカの第37回国際エミー賞コメディ部門グランプリを受賞されているベテランである。


広瀬大志の不穏な詩的世界に紛れ込む小説家コバヤシを演じるのは、園子温監督「恋の罪」でデビューした小林竜樹さん。

そこに謎の女アワイが絡む。


アワイを演じるのは、河瀬直美監督「火垂」に主演してブエノスアイレス映画祭主演女優賞を受賞して以来、映画やテレビ、CMで活躍している中村優子さん。

なんと中村さんは、『現代詩文庫 広瀬大志詩集』を自分で買って、ディレクターが要求したわけでもないのに、劇中の広瀬詩を全部、暗記して撮影に臨まれたという。

ダイワハウスのCMで竹野内豊と、森永製菓のCMで西島秀俊と共演している売れっ子の中村優子さんが、なぜ、Edge広瀬大志篇に出演して下さったのだろうと思ったら、なんと中村さんは詩をよく読まれていて、Edgeのイベントに来て下さったこともあるそうだ。


さらに亡霊のように、大駱駝艦の舞踏手だった向雲太郎が、広瀬詩を即興で踊る。

もちろん、広瀬大志その人も登場するが、私は試写を見て、あまりに凝った映像に卒倒しそうになった。


放送は10月21日、21時から。

SKYPerfecTV!ベターライフチャンネル/529ch

無料アプリIVYで、スマートフォンでも試聴可能。


公式ホームページは、下記から。



http://edgeofart.jp/



詩のモダンホラーが、ついに映像化されてしまった――

戦慄の世界に、ようこそ。
posted by 城戸朱理 at 10:30| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月31日

Edge吉増剛造篇、山形国際ドキュメンタリー映画祭へ



今や、世界三大ドキュメンタリー映画祭に数えらるまでになった山形国際ドキュメンタリー映画祭。


同映画祭が主催する「3・11ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」の金曜上映会では、昨年、8月19日に「3・11アーカイブ選・平田潤子監督特集」が組まれ、Edge Specialとして制作された「語りえぬ福島の声を届けるために―詩人・及川俊哉 現代祝詞をよむ―」が上映されたが、
今年は、千数百本もの応募作品のなかから、Edge Specialとして制作された「怪物君 詩人・吉増剛造と3.11」(伊藤憲監督)が、東日本大震災を受けて新設された「ともにある Cinema with us」部門に選出され、上映されることになった。


また、今年の第20回ゆふいん文化・記録映画祭でも、Edge高橋昭八郎篇「言葉を超え、境界を超える詩」(細田英之監督)が上映されたが、こうした形で、Edgeというアーカイブが開かれていくのは、企画・監修者として、制作に関わってきた者には嬉しいかぎりである。


上記作品は、いずれも公式ホームページで、一部が視聴できるので、ぜひアクセスしてもらいたい。


http://edgeofart.jp/


posted by 城戸朱理 at 10:58| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月28日

Edge公式ホームページ、海外のウェブデザインサイトでSOTD受賞!

IMG_6754.jpg



海外の人気ウェブデザインサイト・CSS WINNERで、Edgeの公式ホームページが、SOTDを受賞した。

詳細は下記から。



http://www.csswinner.com/details/edge/11484




2001年に、私の企画・監修で、スタートしたテレコムスタッフ制作のアート・ドキュメンタリー番組「Edge」は、暁方ミセイ篇、カニエ・ナハ篇(写真)に続く最新作の杉本真維子篇で、91本目になるが、公式ホームページでは、さらに30本ほどコンテンツを追加した。



http://edgeofart.jp/



今回は、水原紫苑、穂村弘といった歌人篇、関悦史、高柳克弘といった俳人篇がアップされるとともに、大駱駝艦の麿赤兒、天使館の笠井叡といった舞踏家や黒田育世、昨年、急逝した黒沢美香、若き日の笠井端丈といったダンサーのコンテンツも追加されている。

また、岡崎武志、林哲夫、荻原魚雷といった古書エッセイスト篇も楽しめるものになっていると思う。


今後も、制作分を順次、追加していくので、ぜひアクセスして欲しい。
posted by 城戸朱理 at 10:34| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月08日

Edge公式ホームページについて



リニューアル公開されたEdge公式ホームページは、トレーラー付きで、番組の一部が試聴できるようになったが、もうひとつ特徴がある。


それぞれのコンテンツの紹介を、新たに、石田瑞穂、菊井崇史、遠藤朋之氏ら気鋭の執筆陣に依頼し、たんなる紹介に終わらないドキュメンタリー批評をアップしていくというのが、それである。


私も企画・監修者として、紹介を担当しているコンテンツがあるが、連休中にカニエ・ナハ篇、新國誠一篇の紹介を執筆したので、まもなくアップされると思う。

これから、これまで制作されたコンテンツが、順次、アップされていく予定なので、ぜひ、アクセスしてもらいたい。

Edge公式ホームページのURLは下記の通り。



http://edgeofart.jp



開始から16年、Edgeは、新たなフェーズを迎えた。
posted by 城戸朱理 at 09:43| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Edge水原紫苑・桜三部作のこと

IMG_6562.jpg


アート・ドキュメンタリー「Edge」が、2001年にスタートして、ポエトリー篇10本が完成した後、翌年から、詩人以外のアーティストを対象とするEdge2が始まった。

このコンテンツで、企画・監修者として私が最初に提案したのが、歌人、水原紫苑さんが吉野山に桜を前に即詠するという企画だった。

これは、水原さんの初期歌集の桜を詠んだ名歌から発想したものだが、訪れた吉野山は、西行が庵を結んだ奥千本が満開。撮影が終わってから、水原さんと前登志夫さんをお訪ねしたのも懐かしい。


翌年は、水原さんが、岩木山、弘前で桜を見てから、青函連絡船で津軽海峡を渡り、五稜郭の桜を見るという北国の桜篇を撮影。


三年目は、日本三大桜として知られる根尾谷の薄墨桜(岐阜県)、山高神代桜(山梨県)、三春の滝桜(福島県)を訪ねてもらうという念願の企画が実現した。


水原紫苑・桜三部作のディレクターは井上春生氏。

今や、ディレクターとして活躍している平田潤子氏は、当時はまだアシスタント・ディレクターだったっけ。


それから10年近くを経て、今度は岡崎の真澄寺別院・流響院を舞台に、水原さんが京都の桜を詠む「H(アッシュ)」がスタートしたわけだが、こちらは、現在、3本目。

再び、井上春生氏がプロデューサー兼任でディレクターをつとめる。

鬼気迫る歌が次々と生まれているが、最後は、やはり、豊臣秀吉の「醍醐の花見」の舞台となった醍醐寺の桜を見て、短歌を詠んでもらう番組を企画している。

また、桜守として名高い十六代佐藤藤右衛門さんと水原さんの対話が実現できたらと考えてもいる。

(写真は流響院での水原紫苑さん。撮影=小野田桂子)
posted by 城戸朱理 at 09:43| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月01日

Edge田村隆一篇のこと



アート・ドキュメンタリー「Edge」がスタートしたのは、2001年のこと。

田村隆一さんは、新世紀を見ることなく、すでに亡くなっていたが、なんと、生前の田村さんの姿を見ることができる「Edge Special 田村隆一篇」が、放送されたのは、2005年1月のことだった。

なぜ、すでに世を去った詩人の番組を制作することができたのか。

思い出してみると、そこには、実に不思議な経緯があった。


ことの起こりは、CX系の「ワーズワースの冒険」という番組である。

1990年代に放送され、地上波では異例の教養・情報番組として話題を呼んだこの番組に、田村隆一が出演したのだが、
それは、アガサ・クリスティが生んだ名探偵、ミス・マープルが暮らす架空の村、セント・メアリーミードのような村を探してイギリスを旅するという企画だった。

題して「ほろ酔い詩人の優雅な休日〜アガサ・クリスティ 英国の旅」。

私も放送時に見て、詩人がテレビに出ているということに驚いたり、それが田村隆一であることに納得したりしたものだった。


制作はテレコムスタッフで、プロデューサーは寺島高幸、ディレクターは狩野善彦、カメラは中村健と、スタッフはみなEdgeの関係者。

しかも、ディレクターの狩野さんは、詩人・田村隆一がセント・メアリーミードを訪ねるという番組でも、詩人がイングランドを旅するという番組でも、どちらでも作れるように撮影したというではないか。


さっそく、フィルム(そう、当時は、まだフィルムだったのだ!)を探してもらったのだが、これが見つからない。

廃棄処分にする場合は、取締役の寺島さんのサインが必要なのだが、寺島さんはサインをした覚えがないという。

そして、3年後。

未整理のフィルムを入れたダンボール箱から、そのフィルムが見つかったのである。

そこには英国を旅しながら、詩について語る、生前の田村さんの姿があった。


そして、田村さんの七回忌となる2004年に、再び、狩野さんをディレクターとして、鎌倉の田村悦子夫人、著作権継承者の美佐子さんを訪ね、田村隆一篇の制作が始まった。


もし、狩野さんがEdgeに関わっていなければ、田村さんのイギリスでの映像は眠ったままだったかも知れないし、寺島さんがEdgeのプロデューサーでなければ、田村隆一篇は幻のままだったかも知れない。


しかも、それで終わったわけではなかった。

テレコムスタッフがナレーションを依頼した阪茂さんは、番組を見るなり「田村少尉ですか!」。

なんと阪さんは、田村隆一が海軍少尉として、若狭で終戦を迎えたとき、田村さんの当番兵だったというではないか!?


後日、阪さんにテープを回しながら(そう、当時は、まだカセットテープだったのである!)、インタビューして、当時の田村さんのことをうかがったが、これは、いまだに発表していない。
posted by 城戸朱理 at 20:11| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月24日

Edge公式ホームページ、開設!



2001年から、私の企画・監修で始まったアート・ドキュメンタリー「Edge」の公式ホームページが開設された。


「Edge」を立ち上げたとき、同時に公式ホームページも開設したが、久しぶりにリニューアルしての再開となる。


公式ホームページは、これまで制作されたテレコムスタッフ制作分のコンテンツ「Edge」詩人篇の一部だけだが、順次、追加し、すべてのコンテンツをアップする予定。

ぜひ、下記URLにアクセスしてもらいたい。


http://edgeofart.jp



今回のリニューアルは、テレコムスタッフの平田潤子ディレクターが中心になって進めてくれたが、トレーラー付きなので、番組の一部を試聴できる。


ちなみに詩人篇は、田村隆一、谷川俊太郎、白石かずこ、吉増剛造、稲川方人、野村喜和夫から、最新作は、暁方ミセイ、カニエ・ナハ、杉本真維子まで。

次は、三角みづ紀篇を制作する予定。

ゲーリー・スナイダー、ヤン・ローレンス、田原といったコンテンツもある。

また、伝説の視覚詩人、高橋昭八郎や、放浪のビート詩人、ナナオ・サカキのように番組制作後に亡くなられた方の貴重な映像も。


公式ホームページは、80本を超える「Edge」のコンテンツのうち、ごく一部しかアップされていないが、徐々に追加していくので期待してもらいたい。

詩人篇のみならず、水原紫苑、穂村弘、東直子といった歌人篇、高柳克弘、関悦史といった俳人篇、さらには作家や画家、舞踏家に音楽家など多岐にわたるアート・ドキュメンタリーを堪能してもらえるコンテンツになっていると思う。
posted by 城戸朱理 at 09:44| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月28日

吉増剛造さんのドキュメンタリー映画「幻を見るひと」完成間近!

IMG_5873.jpgIMG_0930.jpg



井上春生監督は、NHKの仕事で、ル・マン24時間耐久レースを8Kで撮影するため、渡欧したが、パリにたつ前に「幻を見るひと」のDVDを手配してくれた。

写真は、川端康成『古都』の舞台となった北山杉の産地、中川地区で、台杉を前にたたずむ吉増さんである。


届いたのは編集をほぼ終え、英語字幕をつけたヴァージョンだが、あとは、英語字幕を確認、問題があれば修正して、完成となる。

吉増さんが「怪物君」制作中に流していた与謝野晶子本人の朗読による短歌と吉増さんの新作「惑星に水の木が立つ」の翻訳は、遠藤朋之和光大准教授に、それ以外の字幕は専門の会社にお願いした。


4月中には、完成する予定だが、公開までは半年ほどある。

これからは、国内での試写や公開について考えていかなければならないが、この企画を立てた者としては、早く観てもらいたい気持ちのほうが強いので、もどかしい思いをしている。
posted by 城戸朱理 at 07:50| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月22日

アート・ドキュメンタリー「H(アッシュ)」の現在



「Edge」公式ホームページのことを報告したが、2014年から、井上春生氏のハグマシーン制作によるアート・ドキュメンタリー「H(アッシュ)」も制作されている。


「H(アッシュ)」は、やはり私の企画・監修で、京都の真澄寺別院・流響院を舞台に、ほかにも京都各地でロケを重ねて制作されるコンテンツ。

これまで、作家・柳美里さんと宗教学者・山折哲雄先生の対談から始まって、
歌人・東直子さんによる春夏秋冬の4本、俳人・高柳克弘、神野紗希夫妻による四季の吟行風景が、今春で完成、
歌人・水原紫苑さんによる京都の桜を詠むコンテンツが、今春で3本目、
宮澤政人さんの「ごたん宮ざわ」で詩人・石田瑞穂・みゆ夫妻が、四季の和食を紹介する番組が春と秋の2本を終えて、進行中である。


また、詩人・吉増剛造さんが、四季の京都を訪ねる4本の番組が完成、現在、映画化し、海外の映画祭に向けて英語字幕を付けるとともに、英語のプレスリリースを準備中。

映画公開は、今秋を予定している。


「H(アッシュ)」の公式ホームページも、来年には準備したいと思っている。
posted by 城戸朱理 at 08:49| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月20日

アート・ドキュメンタリー「Edge」公式ホームページ準備中!



2001年から、私の企画・監修で始まったアート・ドキュメンタリー「Edge」は、テレコムスタッフ制作のポエトリー篇と宮岡秀行氏のスタジオ・マラパルテ制作のシネマトグラフ篇で構成され、公式ホームページも立ち上げたが、この何年かホームページが閉鎖されていた。


現在、テレコムスタッフの平田潤子ディレクターが中心になって、「Edge」公式ホームページを新たに準備中であり、これまで制作してきたコンテンツを紹介することが出来ると思う。

執筆陣も石田瑞穂、菊井崇史氏ら詩人から、プロのライター陣によるもので、批評的にも充実したものになりそうだ。


Edgeは、現在も制作が進んでおり、スタジオ・マラパルテによる「原民喜篇」が完成、「土方巽篇」が制作中、テレコムスタッフは、「暁方ミセイ篇」(平田ディレクター)、「カニエ・ナハ篇」(熊田草平ディレクター)に続く「杉本真維子篇」(伊藤憲ディレクター)が、編集に入っている。

また、来年度以降は、テレコムスタッフ、スタジオ・マラパルテ以外にも制作を依頼していくことになるかも知れない。


公式ホームページでは、部分的に映像を試聴出来るようにしたり、進行中の番組の様子を伝えるブログの開設も考えているが、充実したものになるよう平田ディレクターが奮闘中で、
私も執筆者未定のコンテンツを次々と押しつけらられ(?)、番組を見直しては原稿を書いているところだが、貴重なアーカイブになっていることを改めて確認した。


公式ホームページが開設したら、このブログでお知らせする予定。
posted by 城戸朱理 at 15:14| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月27日

ドキュメンタリー映画「幻を見るひと 詩人、吉増剛造」(井上春生監督)完成間近!

IMG_1979.jpgIMG_1949.jpgIMG_1928.jpg



川端康成が滞在して『古都』を執筆した京都、岡崎の真澄寺別院・流響院を舞台に、吉増剛造が、京都、ひいては日本の古層に触れながら歩いていく
ドキュメンタリー映画「幻を見るひと」が、井上春生監督の尽力によって編集を終え、仕上げに入っている。


これは、2015年春から16年冬にかけて、春夏秋冬の京都を訪れた詩人を撮影し四本のCS放送番組を制作するとともに、番組放送に先だって、全素材を使って映画化を試みたもの 。


春には醍醐寺を、夏には貴船神社を、秋には『古都』の舞台でもある北山杉の産地、中川地区を、そして冬には大徳寺と妙心寺を訪ね、吉増さんは言葉を紡いでいく。


京都は、その地下に、琵琶湖に匹敵するほどの豊かな伏流水をたたえている。

今にして思うと、吉増さんの旅は、その水と出会うものでもあったように思う。

吉増さんにとって、京都の旅は、触手のような「水の舌」に触れ、「水の言葉」を聴き取ることでもあった。



夏に、京都の水神たる貴船神社を訪れた吉増さんは「惑星に水の木が立つ、という詩が書けるかもしれないなあ」と呟いたのだが、
映画のクライマックスは、冬の妙心寺法堂、狩野探幽による天井画・雲竜図の下で、吉増さんが新作「惑星に水の木が立つ」を朗読する場面だろうか。


このドキュメンタリー映画は、ハグマシーン制作、プロデューサー・監督が井上春生氏、私がエグゼクティブ・プロデューサーをつとめる。

また、アシスタント・プロデューサー&スチールとして参加した小野田桂子による写真が、ポスターを飾ることになるだろう。


現在、英語字幕を制作中で、完成したら国際映画祭への出品を考えているのだが、改めて、映画祭について調べてみたところ、驚くべき現実に行き当たった。

映画祭は、なんと日本国内だけでも120も(!)開催されており、「国際」を冠した映画祭も少なくない。

これが、世界となると数百、あるいは千を超えるのではないだろうか。

そのうち、権威があるとされているのは、国際映画制作者連盟(FIAPF)公認の映画祭で、カンヌ、ベルリン、ヴェネツィアを三大映画祭、これにロカルノを加えて四大映画祭と呼ぶことがある。

北米大陸なら、最大規模を誇るのが、やはりFIAPF公認のモントリオール世界映画祭、インディペンデント映画を対象とし、ロバート・レッドフォードが主宰するサンダンス映画祭などがあるが、ドキュメンタリー部門がない映画祭も多いので、現在、井上監督と検討中である。


公開は、今秋になる予定。

詳細は、追って、このブログでも紹介していくので、御注目あれ!
posted by 城戸朱理 at 09:05| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月16日

魯山人で和食を

__0496.jpg__0486.jpg

1月11日(水)は、試写のため、東京へ。

井上春生監督と立川駅で待ち合わせた。


番組は、昨秋、京都で撮影した「H(アッシュ)」である。

名店がひしめく京都にあって、開店の翌年にミシュラン・ガイドで星を獲得した「ごだん宮ざわ」の宮澤政人さんが、
岡崎の真澄寺別院・流響院にインスパイアされた秋の料理をあつらえるという企画で、石田瑞穂・みう夫妻がお客さんとして出演する。


和食の場合、器使いまで含めて料理となるが、宮澤さんは、今回の撮影のために北大路魯山人の漆器を手がけた山中漆器の辻石斎のお椀を新調し、

本番では、魯山人作割山椒の先付けから始まって、魯山人尽くしの器使いを披露してくれた。

お造りは、藁で焙った締め鯖で、器は、明末の古染付もみじ皿だったが、これは魯山人が写しを作っている。

ただし、写真は私が撮影の前に訪れたときのもので、お造りは締め鯖ではなく、安乗ふぐである。

締め鯖も、いわゆる京都の「きずし」ではなく、軽く締めた鯖を藁で焙ったもので、香りも味も素晴らしかった。


ピークは、穴子と牛蒡の天ぷらを盛った魯山人の絵替わり色絵双魚文皿で、博物館級の名品である。


流響院での石田瑞穂氏の自作詩朗読の場面や、宮澤・石田両氏が、宮澤さん行きつけの骨董屋を訪ねる場面もあって、京都の秋を堪能できるコンテンツになった。

宮澤政人さんが、流響院の四季からイメージした料理を作る番組は、これで春篇、秋篇の2本が完成したが、あと夏篇と冬篇を制作する予定。


秋から冬にかけての京都の撮影は、あまりの寒さに震えることがある。

なかでも、東直子さんの詩仙堂での早朝ロケや、吉増剛造さんの妙心寺法堂、狩野探幽雲龍図の下での朗読シーンを撮影した早朝ロケのときの、骨の髄まで凍えるような寒さは忘れられないが、昨秋のロケは、早朝ロケがない分、楽だった。


試写で気になった点は、アシスタント・プロデューサーのバンビことパンクな彼女が、整理して、メールで井上監督と私が共有し、ナレーション原稿を修正する。


井上監督は、現在、「H(アッシュ)」から派生したドキュメンタリー映画「詩人・吉増剛造 幻を見るひと」の編集に入っており、出品する海外の国際映画祭についても相談した。

公開は、映画祭のあとになるので、今年の秋を予定している。


試写と会議のあとは、井上監督と今年度のコンテンツの具体的な打ち合わせをして、この日は終わった。
posted by 城戸朱理 at 12:04| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月17日

藤沢周氏が出演する「自ら仏を彫る系譜」石川雲蝶篇、今晩、オンエア



「越後のミケランジェロ」と称される幕末の彫工、石川雲蝶。

その濃密にして肉感的な彫像は、近年、注目を集めているが、遺された雲蝶作品を芥川賞作家、藤沢周氏が訪ねるドキュメンタリーが、今晩、放送される。

詳細は下記のとおり。



【SKYPerfecTV! 529ch】


「自ら仏を彫る系譜Z 圧倒の意匠 幕末・越後の彫工 石川雲蝶」

放送日時:2016年12月17日(土) 21:00〜21:45

出演:藤沢周

企画・監修:城戸朱理
プロデュース:寺島高幸
演出:伊藤憲
制作:テレコムスタッフ

スマートフォンでも無料アプリ「IVY」をダウンロードすれば、サイマル放送で試聴できます。

http://www.pod.tv/ivy/


新潟生まれの作家が、故郷で、石川雲蝶の作品に何を見出すのか。

ぜひ、御視聴を。
posted by 城戸朱理 at 10:48| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする