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城戸朱理のブログ: Edge

2016年12月17日

藤沢周氏が出演する「自ら仏を彫る系譜」石川雲蝶篇、今晩、オンエア



「越後のミケランジェロ」と称される幕末の彫工、石川雲蝶。

その濃密にして肉感的な彫像は、近年、注目を集めているが、遺された雲蝶作品を芥川賞作家、藤沢周氏が訪ねるドキュメンタリーが、今晩、放送される。

詳細は下記のとおり。



【SKYPerfecTV! 529ch】


「自ら仏を彫る系譜Z 圧倒の意匠 幕末・越後の彫工 石川雲蝶」

放送日時:2016年12月17日(土) 21:00〜21:45

出演:藤沢周

企画・監修:城戸朱理
プロデュース:寺島高幸
演出:伊藤憲
制作:テレコムスタッフ

スマートフォンでも無料アプリ「IVY」をダウンロードすれば、サイマル放送で試聴できます。

http://www.pod.tv/ivy/


新潟生まれの作家が、故郷で、石川雲蝶の作品に何を見出すのか。

ぜひ、御視聴を。
posted by 城戸朱理 at 10:48| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月16日

「Edge 吉増剛造篇」、動画配信スタート!



2001年から、私の企画・監修で始まったアート・ドキュメンタリー「Edge」では、吉増剛造さんのコンテンツが3本ある。


最初は、2001年に、奄美大島で撮影された「浦島太郎の目」「心に刺青するように」の2本。

このコンテンツをもとに、翌年、再撮影を敢行し、より厚みを増したドキュメンタリー映画「島ノ唄」(伊藤憲監督、制作・テレコムスタッフ)が完成した。


また、昨年、東京の吉増さんの書斎と福島県の被災地で撮影された「Edge Special」は、「怪物君」こと「詩の傍らで」の生成を追うもので、京都を舞台とする春夏秋冬、4本の「H(アッシュ)」(井上春生監督、制作・ハグマシーン)と並んで、吉増剛造が生きる現在を写し出す貴重なコンテンツになっている。

今回、吉増さんのアメリカでの英訳詩集(ニュー・ディレクションズ)刊行を記念し、
「島ノ唄」(監督:伊藤憲、制作:テレコムスタッフ)、
「Edge Special」(演出:伊藤憲、制作:テレコムスタッフ)
の2本が、今日、16日から動画配信されることになった。
 

試聴は、BONOBO(会員登録無料)のホームページから。

トップページを下にスクロールしていくと、加入会社のアイコンがあり、テレコムスタッフも所属するATP(全日本テレビ番組制作社連盟)のアイコンをクリック、テレコムスタッフのページから試聴できる。

「Edge Special」は無料、「島ノ唄」は、200円。


今後、「Edge」のコンテンツは、順次、動画配信が予定されており、ホームページも準備中。

危機の時代に向かい合う詩の現在を、ぜひ、体感してもらいたい。
posted by 城戸朱理 at 15:49| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月12日

和合亮一氏が出演する「友心 風になる日」明日、再放送



東日本大震災の記憶を風化させないために始まったコンテンツ、「友心(ゆうしん)」。

今回は、死者と会話するための、「風の電話」を和合亮一氏が、岩手県大槌町に訪ねる。

どこにも繋がっていない「風の電話」のボックスのなかで、詩人が感じたものは。



【SKYPerfecTV! 529ch】

「友心 風になる日」
放送日時:2016年12月3日(土)、13日(火) 22:00〜22:30

出演:和合亮一

企画・監修:城戸朱理
プロデュース・演出:井上春生
制作:ハグマシーン


スマートフォンでも無料アプリ「IVY」をダウンロードすれば、サイマル放送で試聴できます。

http://www.pod.tv/ivy/


ぜひ、御試聴下さい。
posted by 城戸朱理 at 19:10| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月10日

「Edge 詩人 暁方ミセイと三つの物語」、今晩、オンエア



横浜、富士の樹海、さらには中国・雲南省ロケを敢行した「Edge」暁方ミセイ篇が、今晩、オンエアされる。

詳細は下記の通り。



【SKYPerfecTV! 529ch】

12/10(土)21:00〜21:30

「Edge 詩人・暁方ミセイと三つの物語」

企画・監修:城戸朱理
演出:平田潤子
制作:テレコムスタッフ


無料アプリ「ivy」でも視聴できるので、スマートフォンをお持ちの方は下記から。

http://www.pod.tv/ivy/



現在、「Edge」は、カニエ・ナハ篇の撮影に入っており、次は杉本真維子篇を制作予定。

「詩の現在」に関心のある方は、ぜひ。
posted by 城戸朱理 at 09:12| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月02日

和合亮一氏、岩手県大槌町の「風の電話」へ

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岩手県の大槌町の海を見下ろす岡に「風の電話」がある。

電話ボックスのなかにあるのは、回線がどこにも繋がっていない電話機とノート。

これは、ガーデニング・デザイナーのSさんが、亡くなった従兄弟に想いを届けるために設置したものなのだが、東日本大震災のあと開放され、亡くなって会えなくなった親しい人に想いを伝えようと、訪れる被災者があとを絶たない。


かねてから、「風の電話」に行きたいと言っていた和合亮一氏が、大槌町を訪れ、Sさんの話を聞く「友心」のコンテンツの撮影は、柳美里さんの只見ロケに続いて行われた。

私は、福島市でスタッフと合流、翌朝、和合氏の自宅を訪ね、さらに水田が広がる福島県の最南端でのロケのあと、岩手県大槌町に向かった。

車で5時間の強行軍である。


和合くんの書斎も、初めて拝見したが、見事なまでに本がない。

本は実家の書庫に置いているのだとか。

大震災のあと、「詩の礫」を書いて発信したというPCも見せてもらったが、和合くんは余震のたびにPCを抱えて庭に出て、「詩の礫」を書いていたのだという。


「風の電話」でのロケのあとは、船越湾で朗読シーンを撮影した。

ちなみに、井上ひさしの小説『吉里吉里人』の舞台、吉里吉里は、大槌町の地名である。


この番組は、すでに完成しているが、「風の電話」のボックスのなかで、思わず涙ぐんだ和合くんの姿が、印象的だった。


大震災の傷は、いまだに癒されてはいない。

それは、生き残った者が、死ぬまで抱えていくしかないものなのだろう。

微力でも、私も、そのことを伝えていきたいと思っている。
posted by 城戸朱理 at 07:47| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月01日

柳美里さん、南相馬から只見へ

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東日本大震災の記憶が風化しないように、被災地と被災者に取材するコンテンツ「友心」は、8月始めに撮影された。


柳美里さんが、亡くなったが、遺体を引き取る家族がいない除染作業員の遺骨を預かる南相馬の住職を訪ね、さらに、新潟との県境に位置する会津の只見へ。

只見は、柳美里さんのお母さんが、かつて暮らした町だが、ダムに水没した町でもある。

故郷を失った人と失われた故郷。

そして、柳さん自身の故郷とは。


アシスタント・プロデューサー兼スチールとしてロケに参加したバンビことパンクな彼女は、久しぶりに柳さんに再会。

ふたりで、大きなハートを作って、記念撮影をした写真が送られてきた。

私は、フェリス女学院大学の受講生9人が鎌倉に来ることになっていたため、ロケに参加できなかったのである。


柳さんが、ラグドールのティグリとエミリーを抱いた写真は、番組の最後に使われた。

それにしても、のっこりと大きなネコである。
posted by 城戸朱理 at 16:56| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月17日

Edge 暁方ミセイ篇進行中!

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2001年から私の企画・監修、テレコムスタッフ制作で始まったアート・ドキュメンタリー「Edge」は、平田潤子ディレクターの強い希望もあって実現した及川俊哉篇、榎本櫻湖篇に続いて、より若い世代の詩人たちのプログラムの制作に入っている。

いわば、Edgeの第3期になるわけだが、今年度は、暁方ミセイ篇、カニエ・ナハ篇の制作を企画、
7月12日に暁方ミセイさんに来てもらって、テレコムスタッフで最初の打ち合わせした。

その後、神田の老舗、鶏鍋のぼたんに席を移し、鶏すきの会食。

写真は、そのときのスナップである。


暁方さんは、旅をしながら詩作するタイプなので、ロケ先に韓国の慶州、タイのバンコク、中国雲南省などが候補に上がったが、暁方さんの希望で、雲南省へ。

暁方さんと平田ディレクター、女性ふたりで雲南省の標高3000m級の山岳に出かけ、さらに森で朗読シーンを撮るために富士の樹海へと、何やら物騒なロケが続いたが、無事に終了。

撮影も、残すところ、あとわずかになった。

カニエ・ナハさんとの打ち合わせも進んでおり、暁方ミセイ篇もカニエ・ナハ篇も、どんな内容になるのか、楽しみだ。
posted by 城戸朱理 at 21:26| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月22日

Edge15周年を迎えて



オリンパスギャラリー東京でのトークの翌日、月曜日は青山のテレコムスタッフで、試写と打ち合わせがあった。

試写は、「Edge Special 吉増剛造篇」。

かつて、吉増さんのドキュメンタリー映画「島ノ唄」(制作・テレコムスタッフ)を手がけた伊藤憲氏による演出である。


京都・流響院を舞台とする「H(アッシュ)吉増剛造篇」は、春夏秋冬の撮影を終えたが、井上春生監督による「H(アッシュ)」が、古都の深層に触れる詩人の姿を追うものなのに対して、

「Edge Special 吉増剛造篇」は、東日本大震災後に吉増さんが書き続けた「怪物くん」こと「詩の傍らで」に焦点を当てるものになっている。


舞台は、吉増さんの御自宅の書斎と福島県の浪江。

大震災以降、被災地に通い続けた吉増剛造は、なぜ「詩の傍らで」を書き始めたのか。

そして、「詩の傍らで」は、どのように変化しながら生成していったのか。

刺激的なコンテンツが完成した。


「詩の傍らで」の全貌は、6月から開催される竹橋の国立近代美術館での「吉増剛造展」で明らかになるはずだが、みすず書房から刊行される予定もあるそうだ。



アート・ドキュメンタリーEdgeが、始まったのは、2001年。

当初から、私は、企画・監修者として携わってきたが、実は1年、続いたら奇跡だと思っていた。

それが、まさか15年も続くとは、いささか驚きを覚えている。


2001年から翌年まで、10本の詩人篇を制作したが、15周年を迎えて、新たに新世代の詩人篇を予定しており、

すでに、平田潤子ディレクターによる及川俊哉篇、榎本櫻湖篇の2本が完成しているが、現在、平田ディレクターが暁方ミセイさんと打ち合わせに入っている。


また、15周年を記念して上映会イベントを企画しているが、こちらも詳細が決まり次第、お伝えしたい。
posted by 城戸朱理 at 10:03| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月16日

Edge荻原魚雷篇



新刊書店が次々と閉店し、この10年で半減するなか、一方で、誰でも参加できるひと箱古本市に見られるように、静かな古本ブームがひろがりつつある。

このブーム、古本の新しい楽しみ方を示した同人誌「SUMUS」の功績が大きい。


「SUMUS」には、岡崎武志、林哲夫、山本善行氏らが依り、これまで、テレコムスタッフ制作のアートドキュメンタリーEdgeでは、岡崎武志篇、林哲夫篇を制作、その生活に根ざした古本哲学を紹介してきた。

今月は、それに続く荻原魚雷篇が完成間近である。


荻原魚雷さんは、辻潤との出会いから、アナーキズムに目覚め、大学を中退して活動家になった。

生計はライター業だったが、バブル崩壊後の不況のあおりで次第に仕事がなくなり、 運動にも挫折。

そんなとき吉行淳之介のエッセイを読んで、自分の生き方を考えたという。

生理的な皮膚感覚で世界を触知するという吉行淳之介の考え方は、荻原さんの生きるうえでの指針となり、どうせ売れないのなら好きなことを書こうと古本エッセイを書くようになったのだとか。


番組では、京都における古本のトークイベントで、岡崎武志さんを始めとする古本の猛者が集う場面があるが、岡崎さんが荻原さんを「新しい思想家」と評していたのが印象深い。

観念的なアナーキストから、つねに漠然とした不安を抱えながらも、生活者として地に足がついた思考と、その実践へ。

生活のなかから確かな手触りを探して、古本屋通いを続ける、その姿は、たしかに新しい思想家の名に値する。


実は、荻原魚雷さんはEdgeへの出演を躊躇されたのだが、岡崎さんの説得で出演に踏み切ったという経緯がある。

岡崎武志さんに感謝したい。


ちなみに私も、荻原さんの著作は、最新刊だけは未読だが、『書生の処世』までの既刊は、すべて読んでいる。

よく登場するのは、前述の辻潤、吉行淳之介のほかに、作家だと色川武大、詩人だと鮎川信夫と天野忠、それに辻征夫で、それぞれの著者との出会い方が面白い。

天野忠さんは、自ら古本屋をされていたので、古本好きが、その作品に惹かれる傾向があるようだ。


荻原魚雷篇は、及川俊哉篇、榎本櫻湖篇に続いて、平田潤子ディレクターの演出である。


一方、京都の流響院を舞台に撮影が進んでいる井上春生監督によるH(アッシュ)吉増剛造篇と並行して、伊藤憲ディレクターによるEdge Special吉増剛造篇も撮影が佳境を迎え、荻原魚雷篇の試写があったとき、吉増さんと伊藤憲ディレクターは3泊4日の南相馬ロケの最中だった。

吉増さんは鎌倉でのローライ同盟発足総会の翌日に、南相馬に向かったことになる。

こちらも年明けには、紹介できるだろう。
posted by 城戸朱理 at 10:00| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月15日

Edge進行中



私の企画・監修で、テレコムスタッフ制作によるアート・ドキュメンタリー「Edge」が始まったのは、2001年のこと。

来年は、15周年を迎えることになる。


別シリーズで、日本的霊性と魂の行方を追うイタコを主題とした番組を、柳美里さんをナビゲーターに撮り終えた平田潤子ディレクターは、続けて荻原魚雷篇の制作にかかった。

これは、岡崎武志篇、林哲夫篇に続いて、古書の楽しみをめぐる3本目のEdgeになる。


一方、伊藤憲ディレクターは、吉増剛造篇を撮影中。

京都で撮影している「H(アッシュ)」吉増剛造篇が、古都に龍脈を探る詩人の姿を追うものなのに対して、Edge吉増剛造篇は吉増さんの書斎に「怪物くん」こと「詩の傍らで」の生成を追うものになる。

Edge吉増剛造篇を担当し、さらに再撮影を重ねて、ドキュメンタリー映画「島ノ唄」を監督した伊藤憲ディレクターだけに、「H(アッシュ)」とは、また違った吉増さんの姿が見られることだろう。


また、平田潤子ディレクターによるEdge榎本櫻湖篇が、映像文化製作者連盟主催の「映文連アワード2015」で、パーソナル・コミュニケーション部門の優秀賞を受賞した。


11月25日の授賞式のあと、受賞作は26〜27日に、渋谷のユーロスペース内ユーロライヴで上映されることになっている。


プランナーとしては、15周年を迎えるに当たって、2001年から翌年にかけて制作した10本の詩人篇よりも、
さらに若い世代に焦点を当てた詩人篇の制作を考えているが、平田潤子ディレクターによる榎本櫻湖篇、そして及川俊哉篇は、その新シリーズの嚆矢に位置づけられるコンテンツとなる。


また15周年記念上映会の企画も検討中であり、いずれ報告できると思う。
posted by 城戸朱理 at 06:19| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月17日

LIVE! Edge 鯨井謙太郎篇

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テレコムスタッフでの試写、2本目は、ダンサー・オイリュトミストの鯨井謙太郎(正しくは良扁に邑)を主役とする「LIVE ! Edge」で、1時間の長尺である。


ダンサーとして乗りに乗っている鯨井謙太郎氏を半年にわたって追い、2月14日の公演「毒と劔」のハイライトを収録する。


また鯨井氏のみならず、「毒と劔」の基調低音となるパートを踊った定方まこと氏、出演者の大倉摩矢子(舞踏家)、四戸由香(ダンサー)、浅見裕子・野口泉(オイリュトミスト)氏の姿も丹念に追うコンテンツ。


鯨井氏の踊りに「キュン死にしそうになった」という平田潤子ディレクターが、観た人が「キュン死にする番組にしました」と言っていたが、激しい身振りで、身体と言語の新たな次元を切り拓くダンサーの姿が、活写されていると言えそうだ。

こちらにも、山崎裕撮影監督が参加してくれたので、映像のクオリティーも保証付き。


放送日は未定だが、Edgeにまた、貴重なコンテンツが誕生しつつあるのは間違いない。
posted by 城戸朱理 at 11:14| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Edge 榎本櫻湖篇

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京都から戻って、やっとひと息つくことができた。

これで、しばらくは、トランクにパッキングしてどこかに行くこともない。

とは言っても、落ち着いて鎌倉にいられるわけではなく、鎌倉に戻って4日後の2月27日(金曜日)には、Edge2本の試写のため、青山のテレコムスタッフへ。


まずは、榎本櫻湖篇。

性同一性障害を超えて、ひとりの詩人が誕生するまで、さらに母のルーツである南相馬へ。

榎本櫻湖という詩人でしかありえぬ存在に迫っていく。

ディレクターは、平田潤子氏(写真、左から二人目)で、出演者に寄り添う丁寧な演出が光る。

撮影監督は、日本のドキュメンタリーカメラの第一人者、山崎裕氏(写真、右)である。

ふたりにはさまれているのが、主役の榎本櫻湖。

いちばん左の好漢は、今年、ディレクターとしてデビュー予定の熊田草平AD。



放送は、SKY-PerfecTV!で4月の予定だが、スマホの無料アプリ、IVYでも視聴できる。
posted by 城戸朱理 at 10:49| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月10日

Edge及川俊哉篇、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルで上映!



私が企画・監修をつとめるテレコムスタッフ制作のドキュメンタリー「Edge」の1本として2014年に撮影・放送された
「語りえぬ福島の声を届けるために〜詩人・及川俊哉 現代祝詞をよむ〜」(平田潤子監督)が、
第6回となる座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルで上映されることになった。


福島在住の及川俊哉氏が、東北の歴史を古代からたどりながら、現代祝詞に挑む渾身のドキュメンタリーは、必見。



2015年2月8日 特集〈闘い〉――詩人と震災

13:30〜
Edge Special「語りえね福島の声を届けるために〜詩人・及川俊哉 現代祝詞をよむ〜」上映(60分)

14:30〜
朗読&トークイベント「“ことば”で福島の現状と闘うために」 和合亮一×及川俊哉

チケットは、チケットぴあ又は座・高円寺で。


番組にも出演し、及川俊哉氏を鼓舞した和合亮一氏も、朗読&トークのために駆けつけてくれることになっている。


復興というかけ声だけが木霊する被災地で、詩人に何ができるのか、そして、言葉に何ができるのか。

及川俊哉氏が書き続けている「現代祝詞」を、ぜひ目撃してもらいたい。
posted by 城戸朱理 at 12:05| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月11日

東日本大震災から3年たって



昨日、3月10日は、青山のテレコムスタッフでEdge及川俊哉篇の試写があった。

平田潤子ディレクターのたっての希望で、実現したプログラムなだけに、30分番組の予定だったが切るのが難しく、1時間番組に変更。


東日本大震災以降、及川氏が東北の歴史を貫くように書き続けている壮絶な「現代祝詞」の背景を追っていく。

ロケは、福島市、南相馬、飯館村、それに岩手県花巻市、東京で行われたが、放射線汚染で無人となった飯館村、津波の傷跡が癒えない南相馬の現在は、復興という言葉の空しさを伝えるものとなっているように思われた。


実際、東北地方では資材と人手不足で、復旧がまったく進んでいないエリアが多く、関東以西で風化しつつある大震災の記憶は、記憶ではなく、現実として、いまだに目の前にある。

及川俊哉篇には、和合亮一氏もゲストとして登場するが、和合氏が、そして及川俊哉氏が語るように、
むしろ、これからが東日本大震災のことを語り継いでいく努力が試される時であるのは間違いない。
posted by 城戸朱理 at 09:22| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月25日

明日、放映!

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明日、1月26日、SKYPerfecTV!の216ch(無料)で、「人々の中へ 異端の放浪僧・円空」(制作・テレコムスタッフ)が放送される。

放送時間は、21:30〜22:15。


これは、泰澄、行基に続く「自ら仏を彫る系譜」の第3弾で、江戸時代に日本全国を行脚して仏像を残した円空に迫るドキュメンタリー。

演出は、これまで、Edge吉増剛造篇、ゲーリー・スナイダー篇、ヤン・ローレンス篇などを手がけた伊藤憲、制作は寺島高幸・平島進史、私が監修に入った。


また、Edgeを放送している216ch は、スマートフォンのアプリ「ivy」で視聴できるようになった。

3月から4月にかけて、俳人・関悦史篇、笠井叡・麿赤兒篇も放送されるので、スマートフォンをお持ちの方は、ぜひ試していただきたい。
posted by 城戸朱理 at 10:43| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月08日

Edge Special西脇順三郎篇、完成間近!



ゲーリー・スナイダー、マイケル・パーマー、ヤン・ローレンス、そして田村隆一に続くEdge Specialとして企画された西脇順三郎篇が完成を目前にしており、月曜に青山のテレコムスタッフで試写があった。



西脇順三郎篇はインタビュー篇とドキュメンタリー篇の2部構成。



インタビュー篇では、生前の西脇さんと親交があった新倉俊一、白石かずこ、藤富保男、吉増剛造4氏が、西脇順三郎の思い出を語り、西脇詩から好きな一篇を選んで朗読する。

仮題は「詩人・西脇順三郎 四篇の“宝石”」。


一方、ドキュメンタリー篇は、インタビュー篇の4氏のコメントを折り込みながら、西脇順三郎の生涯と作品を追うもので、
彫刻家、飯田善國が撮影した生前の西脇順三郎が多摩川を散策する8ミリ映像をふんだんに折り込み、西脇自身による自作朗読も聞くことが出来る貴重なものになっている。



ディレクターは、これまで吉増剛造篇、ゲーリー・スナイダー篇などを手がけてきた伊藤憲氏。


トータルで約1時間の西脇順三郎篇、完成が待ち遠しい。
posted by 城戸朱理 at 10:04| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月02日

Edge西脇順三郎篇のために新倉俊一先生のお宅へ

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ホテル缶詰め明けの翌日は、宅急便で送り出したトランクやボストンバックが届いたが、荷物を整理する間もなく、逗子駅でテレコムスタッフの伊藤憲ディレクター、赤池祐介ADと待ち合わせて、タクシーで新倉俊一先生のお宅へ向かった。


Edge 西脇順三郎篇では、生前の西脇先生を知る藤富保男さん、白石かずこさん、吉増剛造さん、そして新倉俊一先生の四氏にインタビューすることになっているのだが、今回は撮影前に、
30年もの間、西脇先生の身近にあって、西脇論のみならず、全集や西脇順三郎コレクションの編集に携わるとともに、『西脇順三郎全詩引喩集成』『評伝 西脇順三郎』の著者でもある新倉先生のお話を、まず伺っておきたいと思ったのだ。


お尋ねしたのは逗子桜山の御自宅ではなく、横須賀のマンション。


このマンションは、西脇関係の資料を置くための部屋だったというが、貴重な資料は、昨秋、慶應義塾大学アートセンターに寄贈されたそうで、今は潔いほど何もない。


窓からは富士山や大島を望むことが出来る。



新倉先生は西脇順三郎が自作を語る西脇ゼミの一員だったが、月一回の西脇ゼミ終了後も毎週、水曜日に西脇先生を訪ね、自作解説を聞いては、引用の出典を確認し『西脇順三郎 詩と詩論』(筑摩書房)の余白に書き留めていったのだとか。

写真がそれだが、そうした7年間の作業があってこそ、あの貴重な『西脇順三郎全詩引喩集成』が成立したのかと思うと感慨深いものがある。


ほかにも、西脇先生は座談の名手、即興の名手だったことなど、愉快な話を伺ったが、こちらは、番組に反映されると思うので、Edge の完成を待っていただきたい。


私はEdge には企画・監修者として携わっているが、個人的には新倉先生のお話はカットせず、テープ起こしをして紹介したいと思っている。
posted by 城戸朱理 at 14:15| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月27日

Edgeヤン・ローレンス篇と出羽三山の山岳信仰番組



Edgeヤン・ローレンス篇の撮影が始まった。

大脳神経学者であるとともに、オランダ語圏を代表する若き詩人、ヤン・ローレンスの詩的世界がどのように映像化されることになるのか。


これまで、Edgeの吉増剛造篇、ゲーリー・スナイダー篇、マイケル・パーマー篇を手がけてきた伊藤憲ディレクターの構成案は、出来上がりを期待させるものになっており、完成が待たれるところである。


ヤン・ローレンス篇の撮影初日は、日本人の心性の基層を探る山岳信仰シリーズの熊野篇につづく第2弾、出羽三山篇の試写が重なった。


しかも、この日は、私は大阪の国立国際美術館で新国誠一関連イベントに出席しなければならず、急ぎDVDを手配してもらって、翌日、ナレーション原稿案を見ながら番組を確認したのだが、これがなんとも驚きに満ちたものだった。


僧侶が出家した修行者であるのに対して、山伏と呼ばれる修験道の行者は在家の修行者で、江戸時代には、役行者(えんのぎょうじゃ)を開祖とする京都の聖護院に属する本山派と、
空海の孫弟子であり、修験道中興の祖とされる聖宝(しょうぼう)理源大師を開祖とする京都醍醐寺三宝院に属する当山派に統括されるようになった。


つまり、日本の原初的な山岳信仰から発した修験道は、天台宗系の本山派と真言宗系の当山派に分かれ、仏教のなかに位置づけられることになるのだが、出羽三山の修験道は、明らかに神道的な要素を色濃く残している。


しかも、今日においてさえ、山伏が当たり前に存在し、里人たちに受け入れられているのだから、それだけでも驚きではないか。


さらに、本山派・当山派と出羽三山の差異を検討していくと、あるていどまでは、日本の山岳信仰の原型が見えてくるのではないかとも思ったが、この問題は、さらに検討が必要だろう。


山岳信仰シリーズは、私の発案だが、企画者自身、これほどまでに新しい発見があるとは思わなかったというのが本音である。


Edgeと並行して、このシリーズも継続する予定だが、今年は、京都醍醐寺の開山、聖宝理源大師の御遠忌1200年に当たるため、真言密教の大家であるとともに、修験道中興の祖ともされる聖宝に焦点を当てた番組を企画していることをお伝えしておこう。
posted by 城戸朱理 at 09:04| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月26日

Edge、これからのラインナップ



2001年に制作が開始されたアート・ドキュメンタリー、Edgeは、すでにコンテンツが50を超えるアーカイヴとなり、DVD化などを検討中だが、
先日、企画・監修を担当する私と、テレコムスタッフの寺島高幸・清田素嗣プロデューサーとの会議で決まった今後のラインナップを報告しておきたい。


これまで、ゲーリー・スナイダー、マイケル・パーマー、そして田村隆一を番組化してきた「Edge Special」では、現在、世界的な脳神経学者であるとともに、ベルギーを代表する詩人でもあるヤン・ローレンス篇を企画中である。


また、シエラネバダ山麓のゲーリー・スナイダーの自宅、「キットキットディジー」にカメラを入れて、スナイダーの自然との共生、
あるいは禅、そして、再定住といった思想を浮き彫りにするプログラムを実現すべく、これから、スナイダーと交渉することになった。


一方、詩人篇は還暦を迎えて、『現代詩文庫 高岡修詩集』(思潮社)が刊行されるとともに、生前葬(!)をとり行うという鹿児島の高岡修氏の番組制作が急遽、決定。

火山の国を舞台に、希有な詩人の姿を記録に留める。


また、ダンス・パフォーマンスを主体とした「LIVE! Edge」として、黒田育代篇、麿赤兒篇に続く黒澤美香篇も検討に入った。


変わり種としては、古本エッセイで人気の岡崎武志篇に続いて、京都在住の画家で、やはり古本マニアの林哲夫篇を秋に撮影する。

これも愉楽に満ちたプログラムとなることだろう。


さらに、これまで、水原紫苑篇3作、穂村弘篇が制作された歌人篇の展開に合わせて、来期からは俳人篇の制作がスタートする。


もちろん、ヴィジュアル・ポエトリー、そして、フルクサスをめぐるプログラムも機会があるたびに撮影していく予定なので期待していただきたい。


Edgeは、2011年の10周年をひとつの里程標に、視聴率の厳しい制約を受ける地上波では不可能な日本で唯一のアート・ドキュメンタリーとして、次は20周年を目指すことになる。
posted by 城戸朱理 at 09:56| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月18日

Edge Special 新国誠一篇



ゲーリー・スナイダー、マイケル・パーマー、
田村隆一に続くEdge Specialとして、日本のコンクリート・ポエトリー(具体詩)の先駆者、新国誠一を取り上げるプログラムの試写が、先週、青山のテレコムスタッフであった。



ディレクターは、高橋昭八郎篇を手がけた細田英之氏。



本人の映像が、写真以外は残されていない対象の初めての番組化となるだけに、細田ディレクターの苦心は大変なものだったようだが、実に刺激的なプログラムが誕生しつつあることを御報告しておきたい。



コメンターは、新国誠一とともにASA(芸術研究協会)を設立した藤富保男氏、そしてフランスのコンクリート・ポエトリーを研究するうちに新国誠一の作品と出会い、その研究を続けているマリアンヌ・シモン・オイカワ東大准教授。


さらに、新世代のヴィジュアル・ポエット、辻虎志氏がコンピューターと楽器を用いて、スタイリッシュに新国作品の音響化を試み、高橋昭八郎氏が新国作品の朗読に挑む。




高橋昭八郎氏の朗読は、炎天下の唐津の海岸で収録されたが、細田ディレクターは、数回だけ読んでもらって撮影を終えるつもりだったのに、高橋昭八郎さんは、自分の朗読になかなか納得せず、「もう一度お願いします」と言って朗読を繰り返し、その撮影は10回に及んだという。


最後には、高橋昭八郎氏の顔が、強い日差しと意識の集中のため紅潮してきたので、細田ディレクターは撮影を止めたというが、多彩な出演者によって、今は亡き新国誠一の像が浮かび上がるようなプログラムになっている。



このEdge Specialは、間もなくオンエアされる予定である。
posted by 城戸朱理 at 08:57| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする