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城戸朱理のブログ: イベント告知など

2020年02月19日

いよいよ来週、原成吉『アメリカ現代詩入門』刊行記念トークイベント!

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モダニズムの巨星にしてアメリカ現代詩の源流、エズラ・パウンドから、アレン・ギングバーグ、ボブ・ディランまで、20世紀アメリカ詩の代表的詩人を通覧しつつ、その意義を明かす決定版、原成吉『アメリカ現代詩入門』(勉誠出版)の刊行記念トーク・イベントの開催がいよいよ週明けに迫った。

当日は、原先生が選んだ作品を読み解きながら、
日本の現代詩との関わりなども語ろうと思っている。

詳細は下記の通り。



日時/2020年2月24日(月) 15:00~17:00

会場/BAG ONE
  渋谷区松濤1-4-8 

出演/原成吉×城戸朱理

チケット/¥1500(1ドリンク別料金)



お申し込みは下記から。


https://peatix.com/event/1424371



どんなトークになるか、私自身、楽しみにしている。
posted by 城戸朱理 at 10:50| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月14日

原成吉『アメリカ現代詩入門』刊行記念トークイベント!

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原成吉先生による『アメリカ現代詩入門』(勉誠出版)が、ついに刊行された。

「モダニズムの巨匠エズラ・パウンドから、現代の吟遊詩人ボブ・ディランまで」、20世紀アメリカ詩の精髄を通覧しつつ、その真価を問う決定版と言えるだろう。



出版を記念して、原先生と私によるトークベントが開催される。



日時/2020年2月24日 15:00~17:00

会場/BAG ONE
  渋谷区松濤1-4-8 

出演/原成吉×城戸朱理

チケット/¥1500(1ドリンク別料金)



お申し込みは下記から。


https://peatix.com/event/1424371



白熱必至のトークイベント、ぜひ、御参加を!
posted by 城戸朱理 at 00:06| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月22日

「芸術銀河2019」展@仙台

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昨年の宮城県芸術選奨、各部門の受賞者が各自の仕事を紹介・展示する「芸術銀河2019」が、仙台市の東京エレクトロンホール宮城で開催されている。

会期は1月20日から26日まで。


宮城県芸術選奨新人賞・舞踏部門を受賞した鯨井謙太郒氏のブースでは、「灰のオホカミ」(撮影・高木由利子)のポスターと、これまでの鯨井氏の舞台を撮影してきたバンビことパンクなフォトグラファーによる舞台写真が展示され、奥山ばらば氏とのデュオで舞踏批評家協会新人賞を受賞した「阿吽山水」、笠井瑞丈氏と競演した「暁ニ告グ」の記録映像が映写されるとともに「Edge 鯨井謙太郒」篇も上映されている。


バンビは写真展示のために19日に仙台に赴き、会場入りしたが、鯨井くんの父親で美術家のTOJUさんが、動きのある展示を考えて下さったそうだ。


展示作業は開場した20日も続き、バンビは「ただいま本人を展示中でーす!」とお客さんの呼び込みをしていたらしい。

開場して、すぐに現れたのは、現在、第一作となる映画を撮影中の富田真人氏。

この映画、主演が鯨井くんで、ホラー映画と聞いたが、いったいどんな内容になるのだろうか?


文芸部門では詩人の須藤洋平氏が受賞され、須藤さんの展示もあるそうだ。


私も余裕があれば行きたかったが、お時間のある方は、ぜひ。




(撮影/小野田桂子)
posted by 城戸朱理 at 14:39| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月15日

「生誕120年記念 永田耕衣展」@姫路文学館



姫路文学館で1月11日から「生誕120年記念 永田耕衣展」が開催されている。

阪神淡路大震災で自宅が倒壊しながらも、奇跡的に助け出され、大震災を生き延びた俳人、永田耕衣。

その後も97歳の天寿を全うするまで、俳句を詠み続けた。


「白梅や天没地没虚空没」は、大震災後の一喝。


耕衣さんの没後、「朝日新聞」の取材を受け、その俳句について語ったことがあるが、今も、すぐ手が届くところに著作を置いている。


吉岡実は耕衣の俳句を愛し『耕衣百句』を編んだ。

それをきっかけにして、詩人の間にもその存在が知れわたったが、耕衣さん自身は西脇順三郎をこよなく愛し、『しゃがむとまがり』という西脇論を書いている。


私の手元にある『しゃがむとまがり』は、「洗濯船」別冊・永田耕衣特集が出来上がってお届けしたときに、句集『闌位』とともにいただいたもので、限定500部のうちの8番。

著者用として蔵されていた一書で、耕衣さん自身の鉛筆による書き込みもあったりするので、大切にしている。

「洗濯船」の特集では、吉岡実の選で『耕衣百句』以降の「耕衣三十句」が掲載されており、渋谷の喫茶店TOPで、吉岡さんから原稿をいただいたことも懐かしい。


耕衣さんは棟方志功と親交があり、明石は須磨の御自宅、田荷軒には志功の代表作「二菩薩釈迦十大弟子」の「摩訶目犍連(まかもくけんれん)」が飾られていたが、志功は、十大弟子のうちでも「神通第一」とされた摩訶目犍連(マハーモッガーラ)がおまえににふさわしいと言って、耕衣さんに贈ったものだとうかがった。

たしかに、耕衣俳句には神通としか言えない謎めいた力がある。

それを種村季弘は「芭蕉さえ嫉妬に蒼ざめる」と、いささか扇情的に評したのではないだろうか。



耕衣さんは骨董屋通いもされていて、李朝などの古器も買われていたし、書斎には白隠禅師の「秋葉大権現」の書が掛けられていたのを思い出す。

また、耕衣さん自身が味わい深い書を大量に残されているので、さぞや見応えのある展覧会になることだろう。


駆けつけたいところだが、その余裕がないのが残念でならない。

知っていたら、京都行きの時期をずらしたのだが。


関西にお住まいの方は、ぜひ姫路文学館まで足を運んで、稀代の俳人の足跡に触れてみて欲しい。
posted by 城戸朱理 at 03:08| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月19日

今道子作品展@銀座・巷房

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鎌倉在住の今道子さんは世界的な写真家だが、その作品は魚などを使って制作したオブジェを撮影したもので、単純に「写真」と呼べるものではない。

それは、シュルレアリスティックな幻想の顕現、あるいは罪の意識の戯れのようでもある。

澁澤龍彦が、幻想画家にとっての「幻想」とは、決して曖昧なものではなく、明晰なものからしか始まらないことを指摘していたが、今道子における「幻想」もまた、そのようなものであることは指摘しておきたい。


その最新作による個展が、銀座の巷房で開催されている。



【今道子展】

会場/巷房

東京都銀座1-9-8奥野ビル3階

会期/2019年11月18日(月)〜30日(土)

12:00〜19:00
最終日17:00



今回は澁澤龍彦邸で撮影した四谷シモンさんのポートレートを中心にした展示だが、今さんが人物を撮影したのは、これが初めてではないだろうか。

撮影時には、今さんの依頼でバンビことパンクな彼女がアシスタントをつとめ、私も立ち会ったが、今さんの仕事ぶりを拝見して、シャッターを切るまでの作業のほうが大変なのが、よく分かった。

昨日、18日がオープニングで、私は原稿執筆のため、うかがうことができなかったが、バンビは駆けつけた。

会場はアーティストやキュレーターで賑わっていたそうだが、近年、ギャラリー巡りに余念がない田野倉康一くんが現れたので、写真を撮ってもらったそうだ。


作品を前に、左から四谷シモンさん、今道子さん、バンビこと小野田桂子である。



(撮影=田野倉康一)
posted by 城戸朱理 at 11:41| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月22日

鎌倉ペンクラブ・早見芸術学園共催、2019年度公開講座「現代作家が読み解く『万葉集』」で講演します

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今年の鎌倉、秋の公開講座は新元号「令和」にちなんで『万葉集』がテーマ。

私は、11月2日、第一回目の講師をつとめることになりました。

物部氏と並んで、大和朝廷の武門の家に生まれ、相次ぐ政変を生き抜いて、鎮守府将軍・征東将軍として赴任先の陸奥で没した『万葉集』の編纂者、大伴家持について語ります。

詳細は下記の通りです。



会場/早見芸術学園鎌倉本校(鎌倉駅東口徒歩3分)

申し込み方法/往復葉書に住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記まで。

〒248-0006鎌倉市小町1-2-16
早見芸術学園内鎌倉ペンクラブ事務局

受講料/1500円(1回のみ、希望回数を明記のこと)
4000円(4回通し)

定員/100名

問い合わせ/鎌倉ペンクラブ事務局 TEL0467-24-4002(平日9:00〜17:00)

後援/鎌倉市



私のほかに織田百合子(作家)、星野高士(俳人)、松平盟子(歌人)による興味深い講演もあります。

ぜひ、お出かけ下さい。
posted by 城戸朱理 at 14:05| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月16日

ビート・ナイト!@ワタリウム美術館

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松濤美術館をあとにして、タクシーでワタリウム美術館へ。

遠藤朋之和光大准教授とオン・サンデーズのカフェでリーディングの打ち合わせをする。

今回、遠藤朋之先生と私が読むことにしたのはアレン・ギンズバーグ『アメリカの没落』のなかの一篇「WHOM BOMB」。

U2のボノが反戦詩として朗読しているが、本邦初訳となる。

遠藤氏が原詩を、私が訳詩を掛け合いで読むことにした。


会場はワタリウム美術館2階。

ギンズバーグが撮影した写真や自筆原稿、アンディ・ウォーホールやキース・へリングの作品に囲まれているだけに、おのずとテンションが高まる。



「理由なき反抗」展関連イベント「ビート・ナイト」は19時半から。

和多利浩一ワタリウム美術館CEOの挨拶のあと、第一部はトーク「危機の時代のアレン・ギンズバーグ」。


遠藤朋之氏の司会で、原成吉獨協大教授とヤリタミサコさんに私が語り合う。

30分弱の短いトークだったが、濃密な時間だった。


第二部は、ギンズバーグに捧げるリーディングだったのだが、これが、異様なまでの熱気を帯びたものになった。


まずは、私と遠藤朋之氏が、ギンズバーグ作品を朗読し、そのまま遠藤氏は司会に。

仙台から参加した緊急ゲスト、富田真人さんは白塗りにタキシードで下半身はふんどしという異様にして妖しい出で立ちで、吉岡実「僧侶」を朗唱し、客席の緊張を高める。

身体と声が共鳴するようなパフォーマンスだった。


そこから一般の応募者の朗読となったのだが、二宮豊さんを始めとして、原成吉先生のゼミ出身者や女子美大学院の私の受講生だった若松はるかさんも参加してくれた。

渡辺めぐみさんの朗読に続いて、ゲストのヤリタミサコさんは自訳のギンズバーグ作品を菊池肇氏のパーカッションをバックに読み、及川俊哉氏は、現代祝詞を、まさに祝詞として披露。


意外だったのは、作家・ライターの石丸元章さんが参加して下さったことである。

石丸さんは、『ヘルズエンジェルス』翻訳の課程で出会ったギンズバーグ作品を朗読してくれた。


リーディングの後半は、石丸さんのあと長田典子さん。

岡山から参加してくれた磐樹炙弦(ばんぎあぶづる)さんも客席を沸かせたが、最後はゲスト3組がイベントを締める。


まずはTOLTAによるパフォーマンス「4人のための♯Me Too」。

なんと4人が自分の主張ばかりして、相槌は打つものの相手の話は何も聞かないというパフォーマンスで、客席からは、しきりに笑いが起こった。

コミュニケーションの可能性と不可能性をめぐる象徴的なパフォーマンスだったと思う。


石田瑞穂氏は、Ukiyo Girlのベーシスト、村岡佑樹氏が弾くギターと共演。

準備中の新詩集『Asian Dream』の一篇を、これまでとはまったく違う即興を交えた激しい朗読を披露し、新たな展開を予感させた。


そして、トリはわれらが広瀬大志。

「激しい雨」の新バージョンを披露してくれたのだが、なんとブルースコードによる歌唱パートを含む新機軸で、会場を圧倒した。


全19組の朗読が終わったのは、予定を1時間近くオーバーした23時。


今回のイベント制作は、ワタリウムが作ったフライヤーには「マッド・バンビ」と記載されているが、バンビことパンクな彼女で、バンビがワタリウム側のスタッフと連絡を取りながら、実現にこぎつけたもの。


客席には松尾真由美さん、北爪満喜さん、國米隆弘さんに、昨年末に詩集『ペトリコール』(七月堂)を刊行したShieさんの姿が。

また、天使館と縁が深い富田真人さんが緊急ゲストで登場してくれたので、天使館の定方まこと、野口泉さんも足を運んでくれた。


イベントは盛況で、次回はいつになるのかという問合せまであったが、和多利恵津子館長、和多利浩一さんから「また、やりましょう!」と声をかけていただいたので、来年も開催したいものである。
posted by 城戸朱理 at 15:49| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月25日

ビート・ナイト! アレン・ギンズバーグに捧げるトークと朗読の一夜@ワタリウム美術館、開催!

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来る8月10日に、現在、ワタリウム美術館で開催中の「理由なき反抗」展関連イベントとして「ビート・ナイト!」が開催される。

参加費は、2000円で、ギンズバーグへの10時間のロング・インタビューのブックレット付き。

希望者は先着10名まで、オープンマイクの朗読に参加できる。


プログラムは第一部がトーク「危機の時代のアレン・ギンズバーグ」。

原成吉(獨協大学教授)・遠藤朋之(和光大学准教授)・ヤリタミサコ(詩人)・城戸朱理(詩人)。


第二部が「ギンズバーグに捧げる詩の朗読会」でゲストが、TOLTA・及川俊哉・石田瑞穂・広瀬大志。そしてオープンマイク。


また、この日のみ、ギンズバーグのオリジナル原稿が展示される。

これは和多利志津子前館長がしたインタビューのテープ起こしにギンズバーグが加筆・訂正し、自らワタリウム美術館に持参したもの。


ビート・ナイトに、ぜひ御参加あれ!
posted by 城戸朱理 at 09:49| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月22日

アレン・ギンズバーグをめぐって

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ワタリウム美術館の和多利恵津子館長から電話があった。


故・和多利志津子前館長は、アレン・ギンズバーグと親交があり、ギンズバーグがワタリウム美術館でリーディングをした映像も残されている。

さらに1988年1月30日に、ニューヨークのギンズバーグの自宅で、志津子さんが試みた10時間に及ぶギンズバーグへのインタビューの全原稿が、現在、開催中の「理由なき反抗」展(4月7日〜7月29日)に合わせて冊子化されたというではないか。

それが『アレン・ギンズバーグと和多利志津子の会話とインタビュー 1988年1月30日、ニューヨーク』なのだが、これは日本側が起こした原稿にギンズバーグが手を入れ、自らワタリウム美術館まで持参したもので、「インタビュー」とタイプされたところを手書きで「会話」と直したのはギンズバーグ自身であるという。


ワタリウム美術館からは、ギンズバーグのサイン入りのリトグラフを贈られたことがあるが、それも志津子館長とギンズバーグの交友の賜物なのだろう。



なぜか、バンビことパンクな彼女は、恵津子さんと仲がいい。

一緒に瀬戸内まで美術展巡りの旅をしたり、お正月に恵津子さんが鎌倉に遊びにきたこともあったっけ。


何かやりましょうと恵津子さんが言っていたそうだから、ワタリウム美術館で、アレン・ギンズバーグにちなむイベントを開催することになるかも知れない。

ヤリタミサコさんや遠藤朋之先生に相談してみなくは。


詳細は決まり次第、このブログでお伝えする予定である。
posted by 城戸朱理 at 08:05| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月12日

宮澤賢治フォーラム@岩手大学



宮澤賢治をめぐる岩手大学のフォーラムのシンポジウムにパネリストとして出席します。


詳細は下記の通りです。




◎宮澤賢治盛岡高等農林学校卒業100年記念・
 岩手大学地域創生フォーラム「イーハトーブの学び舎から」

▼日時:
2018年3月24日(土)14時〜17時(13時半開場)

▼会場:
岩手大学農学部附属農業教育資料館2階講堂

▼プログラム


1)開会挨拶:大野眞男(教育学部教授、宮澤賢治センター代表)


2)第一部:記念講演)

鈴木幸一(農学部名誉教授)「賢治と盛岡高等農林学校」(仮題)
 

3)第二部:朗読と音楽演奏

秋山雅子(朗読&FL)&水本淳一 (Vn)
 

  〜〜 休 憩〜〜


4)第三部:シンポジウム
「賢治詩歌のこころを語る:岩手出身の詩人・歌人・俳人の立場から」


佐藤通雅(歌人)
照井翠(俳人)
城戸朱理(詩人) 


5)閉会挨拶:佐藤れえ子(農学部附属農業教育資料館長)

▼入場無料、事前申し込み不要

▼主催:岩手大学宮澤賢治センター
    
▼共催:岩手大学農学部附属農業教育資料館
    



私が参加するのは、岩手出身の詩歌人によるシンポジウムになります。

宮澤賢治の世界に新しいアプローチを試みたいと考えています。

ぜひ、御参加下さい。
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2017年11月01日

城戸朱理、島崎藤村を語る




来年2018年は、明治維新150年。

鎌倉ペンクラブと早見芸術学園の共催の講演会で、島崎藤村について語ります。

全4回の公開講座「明治の青春と鎌倉」の1回目で、テーマは「禁断の愛を超えて」。

藤村と女たちにスポットを当て、人と作品について、思いをめぐらせます。


2017.11.4(土) 14:00〜15:30

早見芸術学園 鎌倉本校(鎌倉駅東口徒歩3分)

受講料1500円

問い合わせ:鎌倉ペンクラブ事務局 ☎0467-24-4002(平日9:00〜17:00)


☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜


11/11(土)
新保祐司(文芸評論家)の国木田独歩「非凡なる凡人」と「明治の精神」

11/18(土)
松平盟子(歌人)の与謝野晶子「鎌倉の大仏は美男だった?」

11/25(土)
鈴木省訓(玉泉寺閑栖・ 松ヶ岡文庫代表理事)の 釈宗演「一代記とこぼれ話」

いずれも14:00〜15:30。

4回通し券は4000円。
1回券は1500円。

みなさん、ぜひいらしてください。
posted by 城戸朱理 at 09:51| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月06日

《Project Ararat》不在証明

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【Mt.Ararat】
アララット山。トルコ東端、アルメニア、イラン国境に近い成層火山。
大アララット山は5133メートル、小アララット山は3925メートル。アルメニア人にとっては、民族を象徴する聖山とされ、その名は、アッシリア帝国に対抗した王国ウラルトゥに由来するものだという。
『旧約聖書』のノアの方舟が漂着したところとして知られているが、その意味では、アララット山とは、たどりつくべき大地の別名なのだとも言えるだろう。




友人に「来春はやめてもう本統の百姓になります」と書き送った宮澤賢治は、大正15年(1926)に花巻農学校を退職し、父親が建てた宮澤家の別邸に移った。

そこで賢治は、自ら土地を開墾して、畑や花壇を作るのだが、この別邸を「羅須地人協会」と名づけ、無料で肥料設計の相談に乗るとともに、農業や肥料の講習やレコードコンサートを催した。

賢治が畑仕事に出ているときには、羅須地人協会に「下ノ畑ニ居リマス」という木札が掛けられていたという。



【Project Ararat 不在証明】


宮澤賢治「羅須地人協会」の木札の複製

限定6部

任意の方に郵送します。

受け取った方は、ひととき、木札を眺め、その場に不在のものに思いを馳せて下さい。
posted by 城戸朱理 at 17:22| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月02日

《Project Ararat》 終わりなき投企へ



【Mt.Ararat】
アララット山。トルコ東端、アルメニア、イラン国境に近い成層火山。
大アララット山は5133メートル、小アララット山は3925メートル。アルメニア人にとっては、民族を象徴する聖山とされ、その名は、アッシリア帝国に対抗した王国ウラルトゥに由来するものだという。
『旧約聖書』のノアの方舟が漂着したところとして知られているが、その意味では、アララット山とは、たどりつくべき大地の別名なのだとも言えるだろう。




上記のような趣意書とともに、私がシルクスクリーンでプリントしたカードを始めとして、中国奥地のココ・ノール(青海湖)湖畔で拾った小石や西脇順三郎の名篇「秋」に登場する「黄色い外国製の鉛筆」など、さまざまなオブジェを任意の方に送るプロジェクトを始めたのは、2006年のことだった。

私はそれを「プロジェクト・アララット」と名づけたのだが、そのプロジェクトは、詩の始まる場所を掌から確認し直すための「小さな仕事」であるとともに、同時に「手仕事」からしか始まりえない詩想を形にするための「小さな試み」でもあったのだろう。


この「小さな仕事」は、その小ささゆえに、制作に時間がかかるため、少なからぬ未完のプロジェクトを残すことになったのだが、同時に、私の内発的な欲求に根ざした試みなので、期限というものもない。


この自由こそを前提にして、私は、再びプロジェクト・アララットを始めてみようと思う。

決して、終わることのない試みとして。
posted by 城戸朱理 at 10:41| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月07日

いよいよ明日、吉増剛造さん企画イベント「剛造 Organic Fukubukuro Orchestra Vol.3 幻を見るひと」!

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吉増剛造さん自らが企画するイベント「剛造 Organic Fukubukuro Orchestra」の第3回となる「幻を見るひと」が、明日、開催されます。


第一部は、吉増さん、マリリアさんのパフォーマンス、第二部は、私も制作に関わった吉増さんのドキュメンタリー映画「幻を見るひと」(井上春生監督)の特別予告編上映のあと、吉増さんと私が映画誕生の背景や撮影時のエピソードを語り合います。



詳細は下記の通り。


2017年9月8日(金)
19:00〜20:30
会場/恵比寿_NADiff a/p/a/r/t

出演/吉増剛造×マリリア 
ゲスト/城戸朱理

料金/2000円

お土産/吉増剛造“裸のメモ”



「幻を見るひと」をめぐって、あるいは京都を、さらには東日本大震災以後の詩の言葉をめぐって、今、開かれつつあるものを語り合えたらと思っています。

「福袋」の名のもとに、何が起こるか分からないイベントに、ぜひ、お運び下さい。
posted by 城戸朱理 at 09:34| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月28日

詩の映画、詩人の映画



エミリ・ディキンソンの伝記映画「静かなる情熱 エミリ・ディキンソン」(テレンス・デイビス監督)が岩波ホールで公開されているが、ジム・ジャームッシュ監督「パターソン」の公開も始まった。


舞台は、ニュージャージー州パターソン。

モダニズムの巨星であり、20世紀アメリカ詩の源流ともなったウィリアム・カーロス・ウィリアムズの長篇詩『パターソン』の舞台となった都市だが、アダム・ドライバー演じる主人公の名前も、パターソン。

バス運転手の主人公は、ウィリアムズを敬愛し、自らも詩を書いている。

劇中、パターソンの詩として朗読される作品を提供したのは、ニューヨーク派の詩人、ロン・パジェット。

パジェットをジャームッシュに推薦したのは、ポール・オースターだったという。

ジャームッシュの「パターソン」は、劇映画なのに、ウィリアムズ『パターソン』の映画化とでも呼ぶべき作品であり、主人公が過ごす一週間は何も起こらないのに、豊かで美しい。


また、台湾のドキュメンタリー映画「日曜日の散歩者」(ホアン・ヤーリー監督)も話題になっている。

これは、日本統治下の1930年代に、西脇順三郎、瀧口修造らの影響を受け、日本語で新たな台湾文学を創造しようしたモダニズムの詩人たちのグループ「風車詩社」のドキュメンタリー。

イメージフォーラムで公開されているが、ぜひ見に行きたい一本だ。


さらに、チリの国民詩人であり、ノーベル賞詩人でもあるパブロ・ネルーダの半生を描く、パブロ・ラライン監督の「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」も11月に公開が予定されており、奇しくも、詩人の映画、詩をめぐる映画が立て続けに公開されることになる。


そういえば、最果タヒさんの詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』も石井裕也監督によって映画化されたし、私自身が制作に関わった吉増剛造さんのドキュメンタリー映画「幻を見るひと」(井上春生監督)も、試写の準備に入ったところだが、詩や詩人と深い関わりを持つ映画が次々と公開されているのは、偶然とはいえ、面白い現象だと思う。


どこかの雑誌で、特集を組んで欲しいものである。
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2017年08月04日

吉増剛造さん企画イベント「剛造 Organic Fukubukuro Orchestra Vol.3 幻を見るひと」



吉増剛造さん自らが企画するイベント「剛造 Organic Fukubukuro Orchestra」の第3回に、私もゲストで出演します。

詳細は下記の通り。


2017年9月8日(金)
19:00〜20:30
会場/恵比寿_NADiff a/p/a/r/t

出演/吉増剛造×マリリア 
ゲスト/城戸朱理

料金/2000円

お土産/吉増剛造“裸のメモ”


当日は、京都の四季を訪ねる吉増さんのドキュメンタリー映画「幻を見るひと」(井上春生監督)の予告編上映のあと、吉増さんと私がトークする予定。

「幻を見るひと」をめぐって、あるいは京都を、さらには東日本大震災以後の詩の言葉をめぐって、今、開かれつつあるものを語り合えたらと思っています。

興味のある方は、ぜひ、恵比寿までお運び下さい。
posted by 城戸朱理 at 07:26| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月04日

鯨井謙太郒、新作コレオグラフ「桃」!

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「現代詩手帖」7月号の表3にダンサー・オイリュトミスト、鯨井謙太氏の新作コレオグラフ「桃」の広告が掲載されている。

私も一文を寄せたが、「桃」は、吉岡実と、吉岡実を読む土方巽にインスパイアされたダンス公演で、しかも量子力学を意識し、観客の視線が介在することで変容するダンスを企図するもののようだ。

そのために、本公演前に、仙台で制作過程を見せるワーク・イン・プログレス公演が開催されたが、おそらく、本番の3公演も、すべて違うものになるのではないかと思っている。


鯨井氏とユニット・CORVUSを組む定方まこと氏は、今回、ダンスのみならず、音とピアノでも参加。

大倉摩矢子(舞踏家)、四戸由香(ダンサー)とともに、鯨井氏の母親、桃澤ソノコさんも出演されるが、ソノコさんは、笠井叡さんのオイリュトミー・シューレ天使館第一期を終了したオイリュトミストである。

また、フライヤーの裏面に使われているドローイングは、鯨井氏の父親である画家、TOJU氏によるもので、どうなっているんだ、鯨井家?と思うような展開。

7月8日と9日の公演が、楽しみでならない。
posted by 城戸朱理 at 09:22| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月01日

広瀬大志デビュー!?

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昨年、10月29日に、現代詩文庫刊行を記念して開催されたイベント「田野倉康一×広瀬大志 80s⇔2010s」でのトークのテープ起こしが、「現代詩手帖」編集部から届いた。

田野倉・広瀬両氏に高貝弘也氏を加え、私が司会を担当したトークである。


30数年来の詩友とのトークだけに感慨深いものがあるが、そこに驚愕のニュースが。

なんと、広瀬大志くんが、先月の前橋ポエトリー・フェスティバルで、演歌歌手・広瀬川たいしとしてデビュー、自作のムード歌謡「前橋恋時雨」を披露したというのだ。

しかも、年内にCDも発売されるそうで、写真のジャケットが会場で配布されたらしい。

話は聞いていたが、まさか本気だとは思わなかった――


広瀬大志くんは、モダンホラー・ポエトリーの創始者として、若い世代から絶大な支持を受けているが、ムード歌謡が支持されるとは思えない。

そう思っていたら、なんと前橋の奥さま方が、広瀬川たいし後援会を組織するという動きもあるそうで、何がどうなっているのやら、あまりに面白い状況になってしまった。


もっとも、大志くんの歌の上手さは舌を巻くほどで、社会人になって会社で作ったバンドでもヴォーカルを担当、スティービー・ワンダーの「伝説」をシャウトしたテープを聞いたときは、プロ並みの歌唱力に圧倒されたこともある。

ちなみに、そのテープは今でも大切にしているが、まさか冗談を本気でやらかす日が来るとは思わなかった。

面白すぎるが、はたして、本当にいいのだろうか、これで?
posted by 城戸朱理 at 07:57| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月10日

東日本大震災復興支援写真展「空でつながる」、今日から!

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わが国の音楽写真の第一人者、管野秀夫さんが主宰する東日本大震災復興支援の写真展「空でつながる」が、今年も、東京と大阪のオリンパス・ギャラリーで開催される。


参加アーティストは、TERU(GLAY)、坂崎幸之助(THE ALFEE)、浅倉大介、森友嵐士、大黒摩季さんら、管野先生と縁のあるミュージシャンから、
マイルス・ディビスの写真で名高い内藤忠行、ハービー山口、小野田桂子といった写真家、
詩人の和合亮一さんを始めとして、福島在住の方々といった多彩な顔ぶれ。


参加者が、撮影した空の写真が、ギャラリーを天空に変えることだろう。


詳細は下記の通り。


【オリンパス・ギャラリー東京】

3月10日(金)〜15日(水)

11:00〜19:00(最終日、15:00まで)


【オリンパス・ギャラリー大阪】

10:00〜18:00(最終日、15:00まで) 日・祝定定休



どこまでも続く空を見上げることで、同じ空の下にある被災地に想いを運ぶというこの企画は、管野先生が、大震災で姿を変えた故郷、福島に大きなショックを受けたところから始まった。


去年は、管野先生とTERUさんが、この展覧会のために、ふたりで福島に写真を撮りに出かけたが、今年は、どんな空模様が織りなされるのだろうか。
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2017年03月01日

久保田潤個展「海や雲」、今日から開催!

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鎌倉在住の画家、久保田潤さんの個展が今日から開催される。

昨年の表参道画廊での個展は油彩だったが、今回は水彩画。

サーファーでもある久保田さんだけに、日々、親しんでいる鎌倉の「海や雲」をテーマとする個展である。


鎌倉在住の人間ならば、案内状の画が稲村ヶ崎であることは、すぐに分かると思うが、鎌倉を知らない人でも、画がたたえる空気が、海辺のそれであることが納得できるのではないだろうか。


会場は、骨董屋でもあるR No2。

最寄り駅は、江ノ電、稲村ヶ崎駅。

会場の住所と会期は次の通り。

会期/2017年3月1日〜3月12日
12:00〜18:00

会場/R No2 鎌倉市稲村ヶ崎2-4-21
Tel 0467-25-3706



わが家には、久保田さんの作品が、油彩と水彩の2点があるが、茜色の雲を描いた油彩の小品は、購入して以来、居間にかけている。

ふと、目をやるたびに、どこか違うところに連れていかれるような気持ちになるのが、久保田さんの絵の特徴だろう。

それは、いつか見たようでありながら、まだ出会ったことのない景色なのかも知れない。
posted by 城戸朱理 at 14:46| イベント告知など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする