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城戸朱理のブログ: 美味しい話

2020年06月10日

京都から取り寄せして~じき宮ざわ「クエの山菜鍋」

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私が行きつけにしている京都の「ごだん宮ざわ」の宮澤政人さんは、スペイン料理に魅了され、毎年、スペインに出かけているほどだが、5月末にスペインからシェフを招き「ごだん宮ざわ」で、スペイン料理の宴を催すことになっていた。

私も予約をしていたのだが、コロナ禍でシェフが来日できなくなり、かわりに宮澤さんの一番弟子で「じき宮ざわ」の料理長、泉貴友さんが、フレンチのシェフを呼び、ミシュラン・シェフふたりの競演という企画にかわったのだが、緊急事態宣言のため、こちらも中止に。


残念に思っていたら、バンビことパンクな彼女が「じき宮ざわ」で通販を始めたというので、さっそく注文してみた。



届いたのは、4月22日。

名物の「焼き胡麻豆腐」と、じゃこを白味噌で炊いた「粒味噌ちりめん」、それに「クエの山菜鍋」である。


「クエの山菜鍋」は、「幻の魚」クエに鶏つくね、花山椒を始めとして白子筍、うるい、わらびと盛りだくさん。

特製の出汁を土鍋にあけて、まずは根菜を入れ、あとは好みの具を煮て食するのだが、山椒出汁の香りが部屋に満ち、京都の気分を味わうことができた。

クエの美味しさは言うまでもないが、鶏つくねも素晴らしい。



「クエはひとり四切れだよ!
鶏つくねは、ひとり三個だからね!」


バンビも、久しぶりの京料理に大喜びしている。


次に京都に行けるのは、いつになるか分からないが、自宅で「じき宮ざわ」のお料理をいただけるのはありがたい。


コロナ禍を忘れて、酒を酌むことができた。
posted by 城戸朱理 at 19:43| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

澁澤龍彦邸の裏山の筍

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4月のこと、澁澤龍子さんから宅急便が届いたので、何かと思ったら見事な筍が入っていた。

さっそく、お礼の電話をしたのだが「家の裏山で掘ったのよ」と龍子さん。


澁澤龍彦さんは、筍を掘るのがお好きだったそうだが、皮付きのまま茹でて皮を剥いてみたら、まるでオブジェのような筍が現れた。

これなら澁澤邸に飾ってあっても似合いそうだ。


穂先は刺身にし、筍ご飯を炊いた。

コロナウイルスのおかげで、澁澤邸でのパーティーも、しばらくは開くことができないが、龍子さんがお元気だったので安心した。
posted by 城戸朱理 at 19:12| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三陸の海産物

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コロナ禍で外出を控え、通販を利用する人が増えたが、わが家でもバンビことパンクな彼女が、ときどき利用している。

4月の始めには、石巻から海産物を取り寄せた。


朝、水揚げされた魚が翌日には届くので、鮮度は抜群にいい。

届いたのは、目鉢鮪、メカジキ、真鱈に水たこだった。


普通、鱈を刺身にすることはないが、鱈特有の臭みがなく、少し水っぽいものの、鯛に似た味わい。

昆布締めにしたら、水分が抜けて、さらに美味しくなった。

生のメカジキも脂が乗っている。


南三陸町で、三陸のタコの美味しさに目覚めたバンビは、今回もタコだけはリクエストしたらしい。


タコをカルパッチョにしたり、鮪とメカジキを漬けにした海鮮丼を作ってくれたが、食卓に変化があるのは嬉しいものだ。
posted by 城戸朱理 at 18:03| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月09日

自宅でスペイン・バル?

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自粛要請で飲食店が閉まり、外食できなくなってから、わが家ではスペインのバル風にピンチョスを作って、スパークリングで家飲みするのが流行っている。


最初に試したのは、バゲットにジャガイモ・茹で玉子・ツナ・アンチョビ・オリーブを乗せた塔のようなピンチョス。

これに新タマネギとピーマンを刻んで、ビネガー、オリーブオイル、塩で和えたレリッシュを添えたのだが、
バンビことパンクな彼女もピンチョスの楽しさに目覚め、週に2、3回はピンチョスで家飲みするようになった。

ピンチョスには微発泡のスパークリングが合う。


ピンチョスが定番化してから、赤と黄のパプリカや茄子を焼いて皮をむき、オリーブオイルに浸けた焼き野菜を常備するようになり、玉子とジャガイモを茹でると準備が終わるようになった。

ピンチョス作りは私の仕事だが、回数を重ねるうちに、赤黄パプリカ・アンチョビ・オリーブやジャガイモ・茹で玉子・ツナ・アンチョビ・オリーブなどが定番となり、レバーペーストとラズベリージャムの組み合わせもよく登場するようになった。


ピンチョスのいいところは、アンチョビやサーディン、アーティチョークなど、瓶詰めや缶詰めを利用して、目にも鮮やかなつまみが手軽に出来ることだが、味覚的にも多彩で飽きない。



ピンチョスのほかに、ミネストローネやシュクメルリ(鶏とニンニクのミルク煮)など、一、二品は作るが、自粛が解除されても、わが家のピンチョス作りは終わりそうにない。
posted by 城戸朱理 at 15:16| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月10日

ランチのち神田古書店街

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2月25日、『アメリカ現代詩入門』刊行記念トークの翌日は、菊石朋さんが古書店を見たいというので、神田古書店街に行くことになった。


ホテル・モントレ半蔵門をチェックアウトして、神保町に向かい、まずはランチョンで昼食を。


私は牡蠣のチャウダーとハンバーグ、バンビことパンクな彼女は牡蠣のチャウダーに分厚いカツサンド、菊石さんは日替りランチ。

靖国通りを隔てて、どう見ても本の重さで右に傾いている田村書店を見ながら、ランチョンで飲むランチビールは実に旨い。



菊石さんの新幹線の時間があるので、古書店は文英堂、田村書店、ボヘミアン・ギルド3軒に絞って回った。

バンビは北園克衛の詩の自筆原稿が気になったようだが、菊石さんも本を買いまくっている。



私が購入したのは、赤尾兜子『稚年記』(湯川書房)。

兜子、16歳から20歳まで、太平洋戦争出兵前の句を集めた句集で、1977(昭和52)年の刊行。

上製・角背・貼り函と、この時期は、まだ手仕事が生きていただけに美しい書物である。



菊石さんを東京駅まで送り、私たちは横須賀線で帰途についた。
posted by 城戸朱理 at 14:41| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月26日

クルベル・キャンで小憩して

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2月23日、長谷まで散歩してから、鎌倉駅前に出てスーパーで買い物したあと、クルベル・キャンで少し休むことにした。


私はジントニックからラフロイグ、バンビことパンクな彼女はジンリッキー。


料理は鶏尽くしで行こうということになり、鶏白レバーのクロスティーニ、鶏肉を薄く叩いたミラノ風カツレツ、そして鶏もも肉の石窯ハーブグリルにしようと思ったのだが、鶏白レバーが品切れで、自家製クリームチーズに変更。

こうして、バンビの「鶏尽くし」というパンクな野望は潰えたのだった(?)。
posted by 城戸朱理 at 22:24| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月24日

ビストロ・オランジュの開店5周年特別ディナー、その2

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魚料理は〈スズキのポアレと白子のムニエル カリフラワーのブルーテ〉。

フレンチの基本的なソースであるブルーテにカリフラワーを加えたところが素敵で、バンビことパンクな彼女が喜んでいたが、これが魚料理を実に引き立てる。

私も作ってみようと思った。


肉料理は〈牛テールの赤ワイン煮込み トリュフ風味のジャガイモのピュレ〉で、これにストウブでローストしたローズマリー風味の冬の鎌倉野菜が付く。

ビストロ・オランジュは、どの料理も野菜をふんだんに使うのが特長だろう。


牛テールの赤ワイン煮込みは、あちこちで食べているが、店によってずいぶんと違う。

こちらは、ビストロだけに、どっしりと食べ応えがあって、やはり赤ワインと合わせたくなる。

グラスワインをもらって、ほろほろと崩れる柔らかい牛テールをいただいたのだが、「美味しい! 澁澤龍子さんも呼べばよかったね!」とバンビ。

かなり気に入ったらしい。


デセールは〈豊島屋デニッシュを使ったフレンチトースト バニラアイス添え マスカルポーネのムース イチゴと赤いフルーツを添えて〉。

フレンチトーストというのが面白いが、たしかにデザートにふさわしい。

甘さを控えたチーズのムースも私好みだった。



プティ・フルールは〈オレンジ風味のフィナンシェとローズマリー風味の生チョコ〉をコーヒーとともに。


しこたま飲んだので、帰宅して、すぐに眠ってしまった。
posted by 城戸朱理 at 12:17| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月23日

ビストロ・オランジュの開店5周年特別ディナー、その1

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鎌倉駅西口、御成通りのビストロ・オランジュは、鎌倉では珍しく人数が多くても対応してくれるので、ローライ同盟の会合などでもお世話になっているが、バンビことパンクな彼女が騒ぎ出した。



「ビストロ・オランジュさんが、開店5周年でスパークリングワイン飲み放題をやっているんだよ!
ぜひ、行かなくっちゃ!」



それは名案と、2月19日に仕事を終えてからビストロ・オランジュへ。


席についたら、シェフが開店5周年記念特別ディナーのメニューを持ってきてくれた。

2月18日だけの限定メニューだが、作って下さるというので、お願いして、スパークリングで乾杯する。



アミューズは、〈黒木農園のミニトマトのババロアとコンポート〉。

酸味が効いたババロアは、コースの始まりにうってつけ。


前菜はふた皿で、最初が〈鎌倉野菜と魚介のサラダ ビーツのビネグレット〉。

ビネグレットはフランスの典型的なサラダ用ソースだが、イギリスではフレンチ・ドレッシングと呼ぶ。

それにピューレしたビーツを加えると、ベリーにも似た風味になり、野菜のみならず魚介類にも合う。

もっとも、この前菜は「サラダ」と言っても、帆立、海老、白身、ウニと魚料理と言うべきで、加熱の加減もよければ、ウニも極上の塩水ウニだった。


ふた皿目は〈オランジュのビストロオードブル盛り合わせ〉で、鶏レバーのパテ、生ハム、フォアグラ入りパテ・ド・カンパーニュ、根セロリにキャロット・ラペと、いつもいただいている定番が並ぶ。

これだけで、スパークリングが何杯かは飲めるが、ビストロ・オランジュの飲み放題では、頼まなくても、グラスが空きかけると、すぐに注ぎに来てくれるのが嬉しい。
posted by 城戸朱理 at 16:17| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月22日

ストーンクラブ祭???

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バレンタインデーは、武田穂佳さんと半日も鎌倉を歩き回っていたので、2月15日は、仕事が一段落したあと、自宅でくつろぐことにした。



「今晩はストーンクラブ祭だよ!」



バンビことパンクな彼女は、夜に備えて冷凍してあったストーンクラブを解凍している。

パンクだから何でもお祭りにしてしまうのだが、ストーンクラブなら文句はない。


かくして、ストーンクラブの殻を割り、スパークリングワインはシャンドンを開け、「ストーンクラブ祭」となった。


私は湯通しした鱈入りの湯豆腐で晩酌を始め、用意が整うのを待つ。


ストーンクラブにはレモンと溶かしバター。

それにサラダとトーストが、わが家の定番。


デザートは武田穂佳さんがバレンタインに焼いてくれたチョコクッキーを。

さくさくと軽やかな口当たりで、美味しかった。


しかし、ストーンクラブも、勢子蟹も、まだ冷凍庫にある。

いつの間にか、バンビが注文していたらしい。

パンクなだけに、自分の好物となると余計に買う癖があるのだが、いいのだろうか、これで?
posted by 城戸朱理 at 11:56| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月21日

鎌倉オクシモロンのカレー

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武田穂佳さんの「カレーを食べて元気になりたい」というリクエストで、夕食は御成のオクシモロンへ。

ふだん、外でカレーを食べることなどないので、どこにするか迷ったのだが、鎌倉でカレーといえば、珊瑚礁とキャラウェイが老舗になる。

海に臨む珊瑚礁のバーは田村隆一も愛したが、バンビことパンクな彼女が穂佳さんと相談して、オクシモロンに行くことにした。


オクシモロンは西口、紀伊國屋の脇、かつてフレンチの丸山亭があったところに開店したカレーとスイーツ、雑貨を扱うカフェ。

ランチタイムには行列ができる人気店だが、この店では、カレーではなく「カリー」。

インド風でも欧風でもなく、まったくオリジナルなカリーで、野菜と豆の三種盛りのプレートのあと、穂佳さんと私は和風キーマカリー、バンビはエスニックそぼろカリーを頼んだ。


写真は、和風キーマカリーで、ネギと胡麻、温泉玉子がショウガ風味のまろやかな挽き肉のキーマカリーによく合う。

エスニックそぼろカリーは、カリーにナッツ、さらにパクチーなど大量の野菜が添えられ、サラダかカリーか分からないほどだが、人気メニューらしい。



食後、コーヒーを飲みつつ、穂佳さんに「短歌研究」に連載中の短歌の次号掲載分の新作を見せてもらったのだが、この連載が終わったら第一歌集としてまとまるそうで、楽しみだ。



オクシモロンの夜の営業は19時までなので、クルベル・キャンに席を移し、穂佳さんにはフレッシュフルーツのノンアルコールカクテルを勧めた。

穂佳さんのお兄さんは家業を継いで合鴨農法でお米を作っているそうだが、最近は烏骨鶏の卵を孵化させ、雛を育てているらしい。

合鴨や烏骨鶏の生態など、ふだん聞けない話ばかりで、なんとも新鮮だった。


鶏白レバーのクロスティーニ、芝海老のフリット、スパゲッティ・カルボナーラを頼み、ゆっくり話ができたのがよかった。
posted by 城戸朱理 at 13:44| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉のしらす丼

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2月14日、武田穂佳さんと13時に鎌倉駅西口で待ち合わせていたのだが、仕事が一段落したら、家で昼食を取る余裕はすでになかった。

とりあえず、鎌倉駅まで出て、何か食べることにしたのだが、鎌倉はどこも混んでいて、適当な店がほとんどない。


バンビことパンクな彼女と相談し、御成通りで海産物を扱う「しらす問屋山助」の店内でしらす丼を食べることにした。

テレビの鎌倉特集番組でよく取り上げられるものだから、鎌倉名物になってしまった感があるが、地元民は、ふだん食べることはない。

しらす丼ハーフを頼んでみたのだが、御飯は一膳分ほど、御飯よりしらすが多いくらいで、思わず酒が欲しくなった。


山助では、イクラやイカの塩辛、マグロなどトッピングを別料金で選べるので、私はイクラ、バンビは塩辛を追加。

このシステムはなかなか楽しい。


時間がないときには重宝する店だ。
posted by 城戸朱理 at 09:52| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月19日

散歩するならパンダ・バルへ

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執筆やゲラが一段落したのは、2月12日のこと。


風は強いが、暖かな一日だったので、バンビことパンクな彼女と買い物がてら散歩に行くことにした。

書店を覗いて、新刊5冊を求め、紀伊国屋で買い物して、いざ帰ろうとしたが、帰宅してから夕食の準備をしては遅くなってしまうので、結局、鎌倉駅西口、御成通りのパンダ・バルに寄ることにした。


19時を回っていたので、残っていたピンチョスは5個だけ。


これを全部もらって、ポルトガルの微発泡のロゼ、ヴィーニョヴェルデをボトルでもらって乾杯する。

パンダ・バルのピンチョスは、脇役の赤ピーマンでさえ、蒸してから薄皮を剥くなど、実に丁寧に作られており、見た目に美しいだけではなく内実がある。


バンビの大好物、イベリコ豚を使ったハモン・イベリコ・ベジョータにケソ・デ・バルデオンを。

ケソ・デ・バルデオンはスペインのブルーチーズだが、フランスのロックフォールやイタリアのゴルゴンゾーラに比べると、より濃厚で、まろやかな甘みがある。


バンビもお気に入り、生ハムを詰めたマッシュルームのフリット(写真なし)にメトイカのアヒージョを頼み、ボトルが空いたところで、グラスワインを。


最後に、これまで頼んだことがないスペインの玉子焼き、トルティージャとパンダ・バル風フライドチキンを追加してみたのだが、トルティージャは野菜の甘さを生かした逸品で、ニンニクとパブリカを効かせたフライドチキンもワインによく合った。


おまけに会計は、ごく普通の居酒屋より安いくらいだから、人気があるのも当たり前だろう。
posted by 城戸朱理 at 10:36| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月15日

ありがたい到来物、その2

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もうひとつの到来物は、平井倫行さんから。

平井さんは異端美学の研究者であるとともに、9世紀から続く真鶴の貴船神社の権禰宜でもある。


平井さんが送って下さったのは真鶴の青貫水産のイカの塩辛と干物。


この塩辛が絶品で、初めて送っていただいたときなど、あまりの美味しさに一気にひと瓶食べそうになってしまった。

酒の肴はもちろん、御飯にも合う。


青貫水産は種村季弘さんもお気に入りで、龍子さんによると澁澤龍彦さんも種村さんを訪ねるときには、よく青貫水産で塩辛や干物を買われていたそうだ。



その青貫水産が今年の3月で店を閉めることになったので平井さんが手配して下さったのだが、干物は鯵にかますで、干物とはいえ目の透明さを見れば、どれだけ鮮度がいいか分かる。

青貫水産の干物は塩が浅めで、天日干しだけに旨みが凝縮しており、これまた絶品なのだ。


さっそく、干物を焼き、京都の漬物を出し、こちらも頂き物のみずみずしい大根で味噌汁を作って朝食にしたのだが、干物と漬物があれば、何もいらないと思ってしまうのは、年齢のせいではなく、青貫水産の干物が美味しいからだろう。
posted by 城戸朱理 at 18:06| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ありがたい到来物、その1

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帰宅した翌日、思いがけない荷物が届いた。

京都のバー、祇園サンボアの女将さんが「京つけもの きたの」の漬物を送って下さったのである。


バンビことパンクな彼女が銭洗弁財天の御札をお送りした返礼である。



「御札をお送りしたら、漬物になって帰ってきちゃったよ!
恐縮しちゃうなあ!」


バンビはすぐに女将さんに電話でお礼を言っていたが、千枚漬けや辛子菜、白菜などの詰め合わせで、ありがたくいただくことにした。
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2020年02月14日

打ち上げは渋谷、麗郷で

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バンビことパンクなプロデューサーとしては3作目、ディレクターとしては2作目となる番組「故郷を生きる」のMAも無事に終了し、打ち上げは、恒例となった台湾料理の麗郷で。


ビールで乾杯し、紹興酒をボトルでもらう。


まずは、肉員(バーワン)をひとり一個ずつ。

このクラゲのような得体の知れない料理は、肉と茸や筍の餡を米粉でくるんで蒸し上げたもので、井上春生監督やバンビのお気に入りである。


ニンニクの効いたシジミも定番だが、この汁を焼きビーフンにかける食べ方は、肉員を教えてくれた常連の御夫婦から教わった。

青菜炒めとレバニラ炒めをもらって、さらに蒸した白海老を。

この海老、味が濃く、甘みがあって歯応えもよい。


さらに鴨の薫製を頼んだのだが、井上監督がひと口食べて「これは旨いわ!」と歓声をあげた。


4人いると、あれこれ頼めるが、中華はやはり人数が揃わないと楽しめないのを痛感する。


野口泉さんがオイリュトミーの公演を催したときのクラウドファンドの詳細や井上監督のクラウドファンドの現状などを聞きながら、紹興酒とビールを交互に飲む。


最後にチマキと春巻までもらって、さらに飲み、渋谷の夜は更けていったのだった。
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2020年02月13日

昼食難民になって

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2月9日、バンビことパンクなディレクターは、渋谷のNITROで編集の井上春生監督と10時に待ち合わせ。

私は昼食を取ってからスタジオ入りすることにしていたのだが、10時半にホテル・モントレをチェックアウトしてみたら、半蔵門では日曜日に開いている店がない。


とりあえず、渋谷に向かい、NITROの近くで食事をしようと思ったのだが、目につく店は焼肉やハンバーグなど。

NITROが入ったビルの裏手にチェーン店の寿司屋「つきじ喜代村すしざんまい」があったので、軽くつまむことにした。

築地場外から始まったチェーン店だが、まぐろを得意にしている寿司屋だけに、大トロ、中トロから始めて、小肌に穴子を握ってもらう。

穴子をツメなしでと頼んだら「塩にしますか」と板前さん。

このあたりの呼吸は、チェーン店といえども職人を感じる。


さらに北寄貝、ヤリイカ、甘海老を頼んで、イクラを。

巻物はかっぱ巻にした。


マグロは見事だったし、時間の余裕がないときには、寿司を軽くつまむのも悪くない。



寿司とひと言にいっても、「おまかせ」のみ、あるいは「おこのみ」のみの高級店から、それに準じて、なおかつ並・上・特上などの握りもある店、もっと手軽なチェーン店、そして回転寿司と実にさまざま。

ネタでいうと、庶民的な店ほど軍艦のバリエーションが豊富になり、サーモンや「えんがわ」がメニューにあるのが特徴だろう。

高級店でも自家製の漬物が出ることはあるが、茄子漬けの握りなどは庶民的な店ならではという気がする。



面白いのは「えんがわ」である。

本来の「えんがわ」は、平目のそれで、一尾から4貫分が取れるかどうかという代物だから、メニューに載せられるようなものではない。

回転寿司やチェーン店が出している「えんがわ」は平目よりはるかに大きいカラスガレイやアブラカレイ、さらに巨大なオヒョウといった輸入魚の縁側である。

オヒョウはカレイの仲間で、漢字だと大鮃と書くが、全長4メートルに達することもある巨大な魚で、オホーツク海やベーリング海など北の海に生息している。

こうしたカレイの「えんがわ」は平目の「えんがわ」とは似て非なるものだが、脂がよく乗っているうえに、こりこりとした歯応えがあって、好む人も多い。

要するに値段とは関係なく、それぞれの楽しみ方があると思えばいいのだろう。


寿司や蕎麦は不思議と飽きることがないが、バンビには「また、お寿司を食べたの!?」と呆れられた。
posted by 城戸朱理 at 13:42| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

町中華で大失敗!?

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ホテルの部屋に戻って試写の結果をまとめ、20時近くなってから出かけた。

お昼は寿司だったので、夜は気楽に町中華にしようということになり、四つ角飯店へ。


まずは焼き餃子に水餃子。

餃子はニンニクがガツンと効き、ビールと最高の相性で、町中華の醍醐味。

ここまでは良かったのだ。ところがーー


ニラレバ炒めも、薄切りで柔らかく仕上げたレバーとシャキッとした野菜で、ビールに合う。

だが、量が半端ではない。

普通の町中華の倍以上あるのではないだろうか。


バンビことパンクな彼女が「フレッシュザーサイと蟹玉をもらうよ!」と注文してしまったので、多すぎるのではないかと思ったが、その通りになってしまった。

ザーサイなど、瓶詰めにしたら、ふた瓶ほどの量がある。


そして湯麺とミニ炒飯。



「ミニ炒飯もミニと言いながら普通の炒飯くらいのポーションだよ!
どこがミニなのかな!?」



明らかに頼みすぎである。

幸い、中華の場合は汁物意外は持ち帰り出来るので、ザーサイ、ニラレバ炒め、炒飯は包んでもらうことにした。

湯麺は、野菜が麺の倍以上入っており、白湯には野菜の旨みが溶け出して、優しくも味わい深い。


いい店だったが、注文する段階で、盛りが多いのを教えて欲しかった。
posted by 城戸朱理 at 10:53| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月12日

2日続けて錦寿司へ、その2

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井上春生監督からニューヨーク・ロケの話を聞きながら、箸休めの漬物で燗酒を酌み、握りは車海老、そしてヤリイカを。

続けて、赤貝とひらめをもらったのだが、赤貝の鮮度はいいし、ひらめはバンビに言わせると「むちっとしている」。

ひらめの握りにしては厚く引いてあるが、寝かせたものなのだろう、しっかりとした旨みがある。


イクラと極上のウニは、クラシックな軍艦、巻物はネギトロにしたのだが、巻物の切り口の鮮やかさはどうだろう。



井上監督も寿司を堪能し、御家族の分の折を作ってもらっていたが、錦寿司のおかげで、町中華ならぬ町の寿司屋というものを考えてしまった。

きっと、どこの町でも、いい仕事をしている寿司屋があるのではないだろうか。
posted by 城戸朱理 at 10:29| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2日続けて錦寿司へ、その1

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外観は見た通り。店内も、どこにでもある町の寿司屋という風情だが、寿司は素晴らしい。

かつて、元首相までプライベートで訪れたことがあるという錦寿司。


2月7日の試写が終わってから、井上春生監督とお昼を食べることにしたのだが、バンビことパンクな彼女が「錦寿司さんがいいよ!」というので、2日続けて錦寿司に行った。


寿司屋で困るのは、昼でも、つい飲んでしまうことだが、この日の仕事は終わったのでよしとしよう。

ビールで乾杯してから、澤乃井の燗にかえたのだが、付きだしは白魚のぽん酢とネギトロ、イカ黄金だった。


昨夜の大トロが衝撃だったので、大トロから握ってもらったのだが、いきなり二貫が出てくる。

大トロには自信があるのだろう。

これは、文句なしに美味い。というか美味すぎる。


小肌は鼻に抜ける香りが新子のようだし、脂が乗った締め鯖の具合も素晴らしい。
posted by 城戸朱理 at 10:24| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月11日

町の寿司屋〜西国立の錦寿司、その3

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錦寿司の御主人は、18歳で寿司職人の道に入り、それから34年間、寿司を握ってきたというだけあって、酢飯の加減も申し分ないし、握りは口にするとほどけていく。


イクラ、続けてウニももらったが、極上のウニだった。


友人とバンビがマグロの漬けを頼み、最後に、やはり、あの大トロを握ってもらおうということになったのだが、やはり素晴らしい大トロである。



近年、銀座など都心部の寿司の有名店は、インバウンドのせいもあって、数ヵ月先まで予約が取れなくなっているが、こんな店が近所にあって、ときどき立ち寄れたら、言うことはない。
posted by 城戸朱理 at 02:11| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする