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城戸朱理のブログ: 美味しい話

2017年11月04日

町田、柿島屋で桜鍋を囲んで

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創業、明治17年(1884)。

100年以上つづく町田の馬肉料理専門店が柿島屋である。


明治時代、日本の主要な輸出品だったのが生糸だが、八王子から横浜へ、生糸を運ぶシルクロードの要衝だったのが町田で、
ある日、生糸を運搬する馬が横死したのは食べたのが、町田の馬肉料理の始まりなのだと聞いたことがある。

嘘のように聞こえるが、本当の話らしい。


柿島屋は、そのころから続く店ということになる。


ある時期から、詩友と町田で古書店を回り、柿島屋で宴会をするのが、恒例となったが、今回は、今までとは、いささか様子が違った。


柿島屋は予約をする場合、馬刺しと桜鍋を人数分、頼むのがルール。

まずは、馬刺しが出るので、馬肉メンチカツのカレーがけ、トマトなどを頼んで、乾杯する。


すると、広瀬大志くんが、「田野倉くんが来ると、途切れることなく、ずーっとしゃべっていて、何もしゃべれなくなるから、今のうちに言っとく」と前置きして、深刻な表情で近況を語りだした。


あまりに壮絶な話で、企業の取締役社長という仕事のシビアさを思い知らされたが、それでも前向きな大志くんが素晴らしい。


「いや、俺は必ず生き残るから」と断言する大志くんが、一瞬だけ、矢沢永吉にだぶって見えた。

幻でかまわない。



田野倉康一くんは遅れて、到着。

ところが、いつものように、しゃべりっぱなしではない。


「どうした? 今日は静かじゃない?」と大志くん。


静かとは言っても、何かを食べているとき以外はしゃべりぱなしで、やはり自称・多動性症候群だけはあるが、いつもと違って、若干の間があるのだ。

この、わずか5秒ほどの間を、「静か」と感じられるのは、大志くんや高貝くん、そして私だけだろう。


すると、田野倉くんは、仕事上の悩みを語り出した。

こちらも深刻で、転職まで考えたという。



私は私で、弁護士を頼んで民事訴訟を起こしているほど、身辺が落ち着かないので、そのことを打ち明けたら、
「君たちに比べると、自分の悩みなんて大したことはないと思えるな」と、田野倉くんは元気になったが、大変なのは誰も変わらない。


つくづく、年を重ねると悩みも、生き抜けるかという「生存」の次元になることを痛感したが、だからこそ、新詩集『魔笛』を編んだという大志くんの言葉が、力強く響いた。



ちなみに、大志くん、娘さんには自分が詩を書いていることを伏せていたらしい。

ところが、アパレルに勤める次女(モデルもしている大変な美人である)が、女性誌「GINZA」に掲載された詩人としての広瀬大志を発見。

「おとん、何者?」というメールが来たと聞いて爆笑する。


近年、若い世代の広瀬大志人気は凄いものがあるが、田野倉くんも、前橋で「広瀬さんのお友だち」ということで人気だったとか。

「君のおかげで、初めてもてたよ」と笑っていたが、広瀬大志人気は、それほどまでに凄いらしい。


時代が広瀬大志に追いついたということか。


話は深刻でも、馬肉料理は旨いので、酒は進む。


何も語らないが楽しそうな高貝弘也くん、ひたすら聞き上手な遠藤朋之くんのおかげで、悲劇と喜劇が紙一重であることの意味が、露になった一夜ということにしておこう。

それが、たとえ幻だとしても。
posted by 城戸朱理 at 11:20| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月02日

石釜で焼いたハンバーグ

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試写と打ち合わせが終わってから、井上春生監督とランチを。

全員、朝食を食べていないのが分かったので、バンビことパンクな彼女の提案で、立川駅のグランデュオ内にあるハンバーグの専門店、いしがまやに行くことにした。


ここは、石釜で焼いたハンバーグを供する店で、肉はオーストリアで飼育された黒毛和牛種を使っている。


いしがまやでは、トッピングをあれこれ選べるので、私はハンバーグ180gにチェダーチーズと目玉焼きを、バンビは煮込みハンバーグ180gに、目玉焼きとアボカドを選んだ。


井上監督のオーダーが、実に面白い。

ハンバーグにステーキをトッピングしようとしたのだが、さすがにステーキはトッピングのメニューにはない。

結局、井上監督はハンバーグ360gを選び、アボカドをトッピング、ステーキは単品で注文して、みんなでシェアすることに。


「活動屋ですから」と井上監督。


たしかに、映画人は身体を使うので、とにかく肉が好きである。

焼肉弁当とほかの弁当があると、クルーが選ぶのは、必ず焼肉弁当。

重い機材を担いでの立ち仕事だから、身体が肉を欲するのだろう。


ハンバーグにスープとライスを付けてもらい、井上監督だけパンをセレクト。

いしがまやでは、ミディアムに焼き上げたハンバーグを、目の前でふたつに切って、熱い鉄皿で、さらに焼くという趣向になっている。


この日の仕事は終わったので、昼からビールを頼んで乾杯したのだった。
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2017年11月01日

焼肉、暖家で

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鰻の串焼きで飲んでから、待ち合わせの9時に、焼肉屋・暖家(だんけ)に行ってみたら、鯨井謙太郎(正しくは良扁に邑)、定方まこと両氏は、すでに到着していた。

一昨日のペルセパッサ・オイリュトミー団の公演のあと、鯨井くんと約束したのだが、その後、メールで定方さんも参加することに。

あれだけ激しい動きをして、さらに連日、次の公演に向けて練習しているのだから、やはり焼肉だろうと思って、暖家を予約したのだが、やはり正解だった。


もっとも、私とバンビことパンクな彼女は、鰻の串焼きでお腹がいっぱいだから、肉は、ほんの数切れしか食べなかったのだが。


まずは、ビールで乾杯し、キムチの盛り合わせ、ナムルの盛り合わせ、サンチュとチヂミを頼む。

暖家は、立川の夜景を見渡すことが出来る高級店で、焼肉屋なのに落ち着いて話をすることが出来る。

焼いたのは、和牛A4等級の盛り合わせに、和牛A5等級の盛り合わせ、そしてホルモンの盛り合わせ。


肉質は文句なしにいいが、それが次々と消えていくのだから、奢り甲斐があるというもの。

ちなみに、焼くのは私が担当した。

鍋奉行ならぬ焼肉奉行である(?)。


次回のCORVUSの公演の主題となる三島由紀夫のことなどを語り合いながら、ビールのあとは生グレープフルーツサワーを。


鯨井くんには、Edgeにもう一度、出演してもらいたいという声が、スポンサーからもテレコムスタッフからもあり、時期を考えているところである。


最後に、鯨井くん、定方さんはカルビクッパで締め、私とバンビはコムタンクッパをシェアしたのだが、バンビは、ほとんど食べなかった。
posted by 城戸朱理 at 09:41| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鰻の串焼きで飲む、その2

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「うなくし」は、日本酒の品揃えも充実している。

ビールのあとは、山形の米鶴純米、福島の永寶屋辛口純米、三重の酒屋八兵衛純米、そして愛媛の加儀屋純米吟醸を順番に飲んでみた。


さらに、「ひと通り」に入っていない、かしらとヒレを、そして、バンビのリクエストでニラのヒレ巻きを追加する。

ニラのヒレ巻きは、鰻の旨みが凝縮しており、初めて食べた人はたいてい気に入るが、バンビもお気に入りである。


「鰻は無駄になるところがないんだね!」とバンビが言っていたが、骨は素揚げして骨せんべいに、ヒレも食べられるわけだから、確かに捨てるところがない。


串焼きのあとは、日本酒をおかわりして、山芋のフライと奈良漬クリームチーズを頼み、待ち合わせの時間まで、くつろいだ。
posted by 城戸朱理 at 09:33| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鰻の串焼きで飲む、その1

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鯨井謙太郎(正しくは良扁に邑)、定方まこと両氏との待ち合わせは、9時。

軽い昼食を食べただけなので、立川に着いたバンビことパンクな彼女と私は、鰻の串焼き専門店「うなくし」で飲むことにした。

まずは、ビールをもらって、串焼きの「ひと通り」と帆立の刺身、かぼちゃ煮を頼む。

突き出しは、キャベツの浅漬けだった。


「ひと通り」は、鰻の背のくりから焼きから始まって、ニラをヒレで巻いたもの、肝焼きと続く。

エリンギと一緒に煮たカボチャも面白い取り合わせだった。


「ひと通り」の最後は鰻の身の短冊で一本はわさび醤油、一本はタレで。


タレだけではなく、塩焼きやわさび醤油で食べると、鰻の風味がよく分かる。

バンビは「鰻の串焼きはいいものだね!」と喜んでいた。
posted by 城戸朱理 at 09:29| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月31日

早めの夕食は、天ぷらを

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早めの夕食を取るべく入ったのは、天ぷら・つな八の新宿総本店。

チェーン店の天丼てんやが出来る前は、つな八と神保町界隈のいもやが天ぷらを手軽に食べられる店だったが、メニューがもっとも充実しているのは、つな八だろう。


いちばん軽い御膳にしたのだが、それでも、量的にはかなりのもの。


最初に海老とキスが出る。

続けて、蓮根などの野菜、穴子が出て、最後は掻き揚げ。


黄身揚げを追加したのだが、これは天つゆではなく、醤油が合う。

口直しは、珍しくも冷製スープのガスパチョだった。


「冷たい雨のなかを歩いてきたんから、揚げたての天ぷらが美味しいね!」


バンビことパンクな彼女は、「あまり食べられないかも知れないよ〜」と言っていたのだが、いざ天ぷらを出されると、ペロッと平らげている。

だが、ふたりとも掻き揚げまでは食べられなかったので、これは包んでもらった。

家で、天ぷらうどんか鍋焼きうどんをすることにしよう。


天ぷらの名店と言えば、銀座の天ぷら近藤だが、私は言語学者の前田英樹、テレコムスタッフの清田素嗣(もとつぐ)両氏と御一緒して以来、長らく行っていない。

あれは、もう10年以上前になるだろうか。


バンビは、天ぷら近藤には行ったことがないので、一度、連れて行かなくては。
posted by 城戸朱理 at 13:23| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月24日

鎌倉駅ビルの風凛

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鎌倉駅ビル2階にある居酒屋、風凛は、観光客相手の店と思われがちだが、三崎直送の魚介類と鎌倉野菜を供する穴場の店である。

10年ほど前は、居酒屋に隣接して天丼の専門店もやっており、手軽に食事を済ませるときには重宝したものだった。

しかも天丼だけではなく、居酒屋のメニューも注文できたので、バンビことパンクな彼女は
「生牡蠣をちゅるっと食べて」から白ワインを飲み、天丼で食事にするのが好きだったが、
改装で天丼屋がなくなってしまって、残念に思っていたら、今年の改装で、カウンターの天丼スペースが復活。

バンビ好みの生牡蠣に白ワイン、そして天丼という食事が出来るようになった。


風凛は、昼からやっているので、早めに飲み始めるときにも便利だが、富岡幸一郎さんの講演が終わったのは、午後4時。

この時間から空いている店となると、蕎麦屋のこ寿々(こすず)か風凛しかない。


銀の鈴社が打ち上げで予約していたのは、やはり風凛だった。


まずは、お造りの盛り合わせ、秋野菜の天ぷら、カボチャの鴨そぼろ煮などを頼んで、ビールで乾杯。

翌日の衆院選のことから始まって、文学のことまで、飲みつつ、さまざまなことを語り合う。


肴は、主催者が次々に追加してくれたので、テーブルが賑やかだったが、ビールのあとは日本酒なり、焼酎なりを各自がオーダーした。

ジャケットを脱いで、くつろぐ富岡さんの隣の青年が、かまくら学府事務局をされている銀の鈴社の西野大介さん。

西野さんは、関東学院大学の富岡さんのゼミの出身だという。
posted by 城戸朱理 at 08:49| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月23日

太陽堂の塩ラーメン

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バンビことパンクな彼女と相談して、富岡幸一郎さんの講演の前に御成通りの太陽堂で昼食を取ることにした。


太陽堂は、獨協大学の原成吉先生行きつけの店だったが、立川から鎌倉に移転。

原先生は、アメリカを代表する詩人、ゲーリー・スナイダーを連れていったこともあるという。


原先生がいつも頼むという塩ラーメンを頼み、バンビも私も味玉とチャーシューを追加。

ちなみに太陽堂では、追加のチャーシューの食券はないが、味玉の食券一枚でチャーシューが一枚、追加できるようになっている。


太陽堂は二度目だが、お昼どきだと行列が出来るほどの人気店になった。

ひいきにしていた東口の海鳴(うなり)が閉店し、豚骨ラーメンの袈裟丸屋は蕎麦屋になってしまったので、鎌倉駅周辺でラーメンを食べるとなると、今や太陽堂か静雨庵ということになる。


塩ラーメンといえば、普通は白湯(パイタン)だが、太陽堂のそれは、まるで醤油ラーメンのような色をしている。

これは、豚骨・鶏・野菜で取ったスープに魚粉を加えているためだろう。

スープは粘度が高く、まるで、つけ麺のスープのようだが、バジルが潜んでいて、アクセントになっている。

麺は、濃いスープが適度に絡む中太のストレート麺。


チャーシューは柔らかく、箸でほろほろと崩れるほどで、味玉は割ったとたんに黄身が流れ出す。


「この味玉は、知らないでかじったら、黄身が飛び散っちゃうね!」とバンビが言うほど、見事な加減である。


客層は若者が多いが、ご夫婦や家族連れも少なくない。
posted by 城戸朱理 at 13:59| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月22日

盛岡土産は海宝漬の中村屋で

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盛岡で地元デパート、パルクアベニュー・カワトクの食品売場や、
大通りのクロステラス内にある岩手の産直食材を扱う「賢治の大地館」、
そして駅中のさまざまな岩手県産食材や食品を見て歩いたバンビことパンクな彼女が奇妙なことを言い出した。


「前沢牛に短角牛、佐助豚に白金豚に龍泉洞の黒豚、南部祝い鶏にほろほろ鳥、アワビにウニにイクラにホヤから毛蟹まで、目眩くお肉と海の幸の氾濫に圧倒されて、パタっと倒れそうだなあ!」


倒れなくてもいいのである。


岩手にはバンビの好物がたくさんあるので、喜んでいるらしい。


「どうして、こんなに美味しいものがあるのかな?」というのがバンビの口癖である。


地元の人は当たり前としか思っていないが、美味しい食材が多いのは、それだけ生産者の方が頑張っているからだろう。


日本最初の牧場、小岩井農場も岩手にあるし、畜産が盛んなので、ブランド肉のみならず、ハムやベーコンなどの食肉加工品も豊富なら、乳製品からアイスクリームやチーズケーキも多種多様である。


ただし、私もそれが当たり前としか思っていなかったのだが。


海宝漬けで有名になった中村屋の売場を覗いてみても、新商品の開発に余念がない。

今回は中村屋で、バンビの大好物、アワビステーキグラタン、それに焼うに、いくら醤油漬け、あわび肝ガーリックライスとほたてハンバーグを手配した。


ほかに駅の佐助豚の売場で、腿肉のコンフィと佐助豚の味噌漬けを購入。


これだけあると、しばらくは夕食の準備が簡単になる。


アワビの殻にウニを詰めて焼いた焼きウニは、生醤油をたらして、そのまま酒の肴になるが、実家では、酢飯で海苔巻きにすることも多かった。

私には懐かしい味のひとつである。
posted by 城戸朱理 at 13:40| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ビア&ヴルスト ベアレンで小憩

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機屋で葉書を書いたあとは、パルクアベニュー・カワトクで買物をして、盛岡駅まで歩く。


上流で雨が降ったのか、北上川は少し濁っていたが、この日も開運橋から岩手山が見えた。


新幹線を早い便に変更し、一時間ほど時間があったので、ビア&ヴルスト ベアレンで小憩。

陸奥湾産帆立のカルパッチョと牡蠣と茸のアヒージョを肴に地ビールを飲む。

小さな店だが、料理はいいし、駅の地下なので乗車前に地ビールが飲めるのは、実にありがたい。



ロケから始まった6泊7日の旅もようやく終わり、新幹線から見る八幡平の夕焼けが見事だった。
posted by 城戸朱理 at 09:47| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月21日

夜はヌッフ・デュ・パプで、その2

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岩手産豊水梨のフローズンダイキリは、大西ファームのジンジャーシロップが添えられており、疲れた身体に優しい。


驚いたのは冷やしトマトで、見た目も美しければ、フルーツのように甘いので、バンビことパンクな彼女が目を丸くしていた。


さらに短角牛とマッシュポテトのグラタンと短角牛のミートソースのペンネを頼み、赤ワインをデキャンタでもらった。


ヌッフ・デュ・パプは六本木にも支店があるが、メニューに生産者や産地が記載されており、素材から始まる料理が特徴で、何を頼んでも間違いなく美味しい。
posted by 城戸朱理 at 00:42| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夜はヌッフ・デュ・パプで、その1

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わずか2時間の庭仕事で疲れはて、ホテルに戻って、昼寝。

目覚めて入浴したら、もう8時になっていた。


夕食は近所で済まそうということになり、徒歩1分のヌッフ・デュ・パプへ。

店内は結婚式の二次会の団体で賑わっている。


まずは地ビール、ベアレンで乾杯し、パルマ産生ハムと陸前高田・広田湾産の牡蠣を頼む。


大粒の牡蠣にはシャンパンだろうということになって、フェア開催中の3種飲み比べセットをもらった。

余韻が素晴らしい「ルイ・ニケーズ ブリュット・レゼルブ(プルミエ・クリュ)」、
葡萄が凝縮したような「ユレ・フレール ブリュット・アンヴィタシオン」、
それにボディがくっきりとした「A.R.ルノーブル キュヴェ・アンタンス・ブリュット」である。

私は「ユレ・フレール」が気に入ったが、バンビことパンクな彼女に言わせると、「個性ちゃん」だそうだ。


牡蠣とシャンパンのマリアージュは、やはり素晴らしい。
posted by 城戸朱理 at 00:31| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

実家の掃除のち、ハンバーグレストラン・ベルへ

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14日(土)は、実家の様子を見に行った。

バンビことパンクな彼女が、道に大量に積もった落ち葉を集める間に、私は玄関回りの草むしりをしたのだが、慣れないことはするものではない。

わずか2時間ほどの作業だったのに、バンビも私もオールアウト、疲れはててしまった。

私は鍵を持っていないので、屋内には手をつけられないが、庭木が多いと手入れが大変である。


盛岡滞在中は、ホテルで朝食を取らなかったので、お腹を空かせたバンビを連れて、ホテルから近いハンバーグ・レストラン、ベルへ。


40年以上続くハンバーグの老舗だが、実はベルは、全国チェーンのびっくりドンキーの第一号店。

メニューもびっくりドンキーと同じらしいが、びっくりドンキーには入ったことがないので、同じかどうか分からない(笑)。


メニューを熟読し、私とバンビが頼んだのはハンバーグ200g。

トッピングはチーズと目玉焼きにした。


これにサラダ、御飯に味噌汁が付く。


「んふ!

疲れたから、ぺろっと食べちゃうなあ!」


バンビは、あっという間に完食。

庭仕事のあとにハンバーグという選択は、正解だったようだ。


私はオリジナルのビール、ヴァイツェンをもらって喉を潤した。

ビールまで独自に仕込んでいるのだから、びっくりドンキーは、いい店に違いない(?)。
posted by 城戸朱理 at 00:27| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月20日

夜も吉浜食堂へ

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岩手大学の木村直弘先生と待ち合わせて、再び吉浜食堂へ。


まずは遠野のズモナ・ビールの「遠野のホップ農家から」で乾杯する。

真っ先に頼んだのは、昼に食べて絶句した釜石産ムール貝を始めとして、釜石産こだま貝、吉浜産帆立貝の旬の蒸し貝3点盛り。

ムール貝は貝殻ばかりが大きく身は小さいのが普通だが、吉浜食堂のムール貝は身がぎっしりと詰まっていて、甘く、柔らかく、味わい深い。

加熱も絶妙。


ほかに、わたり蟹の蟹味噌和え、どんこの叩きを頼んだのだが、そうなると日本酒を飲まないわけにはいかない。

御主人のお勧めを順番にもらうことにした。

三陸地方でドンコと呼ばれるエゾイソアイナメはタラの仲間で、冬の味覚。

身は淡白で鍋料理によく使われるが、吉浜食堂では肝和えになっていて、酒によく合う。

子供のころ、海釣りをしていてドンコを釣り上げたことがあるが、引きは凄いのに、海から引き上げられたとたん、ぴくりとも動かなくなる珍妙な魚である。


さらに、わたり蟹の甲羅グラタンを頼み、お造りは、ぶり、まぐろ、タコ、帆立の4点盛りにしてもらう。

ますます日本酒が進んだが、木村先生に、いい店を教えてもらったと喜んでもらえたので良かったと思う。


吉浜食堂は、松川寛幸・麻由夫妻がふたりで始めた店で、内装はアパレルに15年つとめた麻由さんが担当。

お洒落な麻由さんは骨董がお好きなそうで、店内には趣味のいい新感覚のアンティークがあしらわれている。


御主人の寛幸さんは、漁師だから、明日は漁だという連絡があると、店を閉めてから漁に向かうのだとか。

お店は、漁のため不定休になるそうだが、休み明けには、また美味しい魚が入荷しているに違いない。
posted by 城戸朱理 at 14:23| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お洒落すぎる、吉浜食堂

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開運橋を渡って、盛岡城跡公園に至る公園通りに新しい店が出来ていた。

外観はブティックにしか見えないが、なぜかラーメンや海鮮丼といったランチメニューが出ている。

洋服屋さんがランチを出しているのかと思ったが、バンビことパンクな彼女がいいところに目を付けた。


「ラーメンにぶり丼を付けることができるというところが肝心だよ!
これが、まぐろ丼ならまだ分かるけど、ぶりを出せるなら、きっと海鮮が美味しい店だよ!」


なるほど、見事な推理である。


入店してみると、内装も洗練されている。


私は海藻うにバターラーメン、バンビは海鮮丼をオーダーして、シェアすることにした。

海鮮丼は新鮮なぶりや帆立が素晴らしく、小鉢のムール貝は、身が信じられないほど柔らかく滋味深い。


「ムール貝の常識が覆るよ!」とバンビが驚いたほどである。


若芽にひじき、あかもくと海藻たっぷりのラーメンは、あっさりとした貝出汁で、ウニとバターがこくを加える。
しかも雫石の田村種農園の無農薬小麦「銀河の力」に全粒粉を配合した、なんと自家製麺。

メニューを見ると、ほやの塩辛や塩ウニ、燻製からジンジャーエールまで、すべて自家製と徹底している。


真面目な仕事ぶりに、バンビともども感心してしまった。


「漁師が作っているので凝ったものは出来ませんが」と謙遜するが、聞けば、若いご夫婦が2ヶ月前に始めた店で、御主人は大船渡の吉浜(きっぴん)で漁師をされているそうだ。

それで、「吉浜食堂」なのかと納得したが、漁師さんが自分で獲った食材を自分で調理しているのだから、美味しくないはずがない。


白ワインを頼んだら、「今、おろしたので、どうぞ」と見事なぶりの刺身をサービスしてくれたが、口のなかで溶けるような、脂の乗った寒ぶりである。


夜のメニューも見せてもらって、夜の岩手大学の木村直弘先生との打ち合わせも、吉浜食堂ですることにした。
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BAR アルセーヌ・ルパン

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グランドホテル・アネックスの斜め向かい、シグナスビルに盛岡の老舗バー、アルセーヌ・ルパンがある。


オーナー・バーテンダーの漆原勇さんは、日本バーテンダー協会のコンテストで優勝したこともある名人で、日本一になったマティーニは、これまで、さんざんマティーニを飲んできた私でさえ、初めて経験する美味しさだった。

バンビことパンクな彼女はバーが好きなので連れて行ったのだが、やはり、どのカクテルも素晴らしい。


広いカウンターにグランドピアノ。

空間も心地よい緊張感がある。
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盛岡のやみつきホルモン 利久

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仙台名物、牛舌の名店・利久が盛岡の大通りに出来ていた。

しかも「やみつきホルモン 利久」、仙台では見たことのないホルモンに特化した店である。

フロア・スタッフに聞いてみたら、盛岡で成功したら仙台にも展開する予定なのだとか。


もちろん利久だけに、牛舌はあるが、それ以外はホルモン各種、盛岡だけに冷麺もある。

井上春生監督とクルーは、盛岡入りした日の夕食を利久に行ったそうだが、「安いし、いい店でした」とのことだったので、二軒目は利久に行ってみることにした。


突き出しは、ホルモン専門店らしく煮込みである。

レモンサワーを頼み、焼いたのは、壺漬けカルビとホルモン盛り合わせ、網脂で巻いたレバー。

抜群に鮮度がいいホルモンで、バンビことパンクな彼女はキムチとホルモンをサンチュにくるんでご機嫌である。


冷やしトマトを頼み、カルビクッパで食事となったのだが、大いに賑わっていたので、仙台にもホルモンに特化した店が、近いうちに出来ることだろう。
posted by 城戸朱理 at 11:55| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

菜園マイクロブルワリーで地ビールを

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盛岡の地ビール、ベアレンのマイクロブルワリーがホテルから近い菜園に出来たので、まずはビールを飲むことにした。


店内にタンクがあって、ビールを醸造しているので出来立てのビールが楽しめる。

私はベルジャンホワイトタイプのハロウィンビール「パンプキンウィート」、バンビことパンクな彼女はホップを効かせた「ベアレン・セッション」を選んで、乾杯する。


料理は、それほど凝ったものはなかったが、いずれもビールとの相性がよさそうなものばかりで、スモークした鯖とジャガイモのサラダ、生ハムとサラミ、スモークサーモンのムース、ムール貝のビール蒸しを頼んでみた。

ムール貝とじゃんけんをして、チョキを出しているのはバンビである。


今や、日本全国に地ビールがあるが、旅先でその土地のビールが飲めるのは、旅の楽しみのひとつかも知れない。
posted by 城戸朱理 at 11:26| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月19日

食道園でカルビ&冷麺

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久慈から浄土ヶ浜パークホテルに戻って、まずは入浴。

豪華なバイキングの夕食も2日目となると迷わない。

井上春生監督など、サラダのトマトを入れてイタリア風の陶板焼きを仕立てていた。


12日(木)は帰るだけだから気楽である。

ロケバスで一路、盛岡へ。


昼食は食道園で取ることにした。

柳美里さんの高校三年になる長男、丈陽(たけはる)くんがお年玉を貯めて、ひとり焼肉と冷麺を食べに来る、あの食道園である(?)。

ちなみに、丈陽くんはカルビを3、4皿頼んで冷麺を食べ、散歩してお腹を空かせては、また食道園でカルビ&冷麺をするのだとか。

先日、テレコムスタッフの平田潤子ディレクターもご夫婦で食道園を訪れ、焼肉をさんざん食べたと言っていたっけ。


柳さんとバンビことパンクな彼女に私は、カルビに半量の冷麺が付いたランチセットにした。

食道園のカルビは、溶き玉子につけて食するのだが、これはバンビのお気に入り。

柳さんも、何度となく「美味しい」と言いながら食べていたのだが、その写真を丈陽くんに送って、悔しがらせていたのはバンビなのだった。
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井上春生監督の誤算

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妙に大きい風呂敷包みだなと思っていたのだが、予想通りだった。

井上監督が宮古の郷土料理・魚元に注文した幕の内弁当である。


鰻に鮭、鶏の唐揚げに焼売、豚の角煮にお刺身まで付いているではないか!


島越駅から久慈駅に向かう北リアス線の車中で柳美里さんがお弁当を食べるシーンを撮影したのだが、クルーは電車が来るまでの15分で、このお弁当を食べることになってしまった。

またもや井上監督の誤算である。


私とバンビことパンクな彼女は、車中でいただいたのだが、ふと、違うお弁当を連想した。


何かと言うと、京都の穂久彩「太秦 ロケ弁当」である。

時代劇のとある大物俳優のリクエストで生まれたという「太秦 ロケ弁当」は、塩鯖に鶏の唐揚げ、鰻がひとかけ、出汁巻き玉子に野菜の炊き合わせという取肴だが、塩鯖を鮭に、出汁巻き玉子を東日本風の玉子焼きに変えると魚元の幕の内弁当と、ほぼ同じ内容になる。

もっとも、普通なら幕の内弁当にお刺身はないが、それは三陸ならではだろう。


とにかく、多彩なうえに大きい。

大きすぎる。

お弁当を食べ終えたときには、久慈駅に着いていた。
posted by 城戸朱理 at 14:46| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする