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城戸朱理のブログ: 美味しい話

2018年01月11日

藤沢の串焼きバル・COCORICO、その2

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この店の串焼きは、鶏ならば信州安曇野産新鮮朝一鶏、豚ならば厚木産朝引き豚で、鮮度がいいのが売り。

バンビは大喜びで、鶏の上レバー、シロコロのたれ焼きを注文。

荻窪のもつ焼き店かっぱで食べて以来、バンビはシロコロが気に入っているらしい。


私は、ささみの梅しそ焼きと和牛A4ランク、後脚付け根のトモサンカクの真ん中部分のシンシンをふたり分注文して、ワインをデキャンタで頼んだ。


「もっと食べるよ!」とバンビが追加したのは、シロコロのおかわりと手こねつくねに玉子を添えた月見たたき。


最後にローストチキンオムレツをもらってみたのだが、ふわふわのオムレツとチキンにマッシュルームのソースが一体となって、白ワインにぴったりのひと品だった。


値段は手頃で、今風な感覚が楽しい店である。
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藤沢の串焼きバル・COCORICO、その1

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映画を見て、湘南テラスモールを歩き回り、藤沢に戻ったのは6時ごろ。


どこかで休んでいこうということになって、バンビことパンクな彼女と駅前を歩いていたら、串焼きでワインを供してくれるバルを見つけた。

カウンターは満席だったので人気店らしい。


幸い個室が空いていたので入店することができた。


スパークリングワインをもらって乾杯したら、お通しはチーズフォンデュ。

串焼きと洋風のメニューをうまく組合せている。


とりあえず、メニューの「名物」というメニュー3品を頼んでみた。

焼いたのでもなければ蒸したのでもない、秘密の調理法の「トロレバ」、珍しくもメープルシロップを添えた「白レバーとクリームチーズのパテ」、そして低温調理した「タンの炙りカルパッチョ」である。

なるほど、レバーのパテにメイプルシロップは意外なほど合うし、トロレバの旨みは赤ワインを呼ぶ。


ひとひねりした工夫が、いかにも若い世代の店らしくて、実に面白い。
posted by 城戸朱理 at 14:27| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月06日

鶴岡八幡宮のちクルベル・キャン

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2日に鶴岡八幡宮まで行ってみたのだが、参拝客が行列を成していて、何時間かかるか分からなかったので、初詣で後日ということにして露店を冷やかして歩いた。


リーマンショック後、露店の数は半減したが、今年は、それがさらに半分に減ってしまった感じで、なんとも淋しい。


毎年、寄っていたソーセージとホットワインのドイツ屋台も見あたらなかったので、がっかりしていたら、馬場の反対側に出店しているではないか。

しかも、今年はソーセージとポテトではなく、シチューとホットワインの店になっていた。

バンビことパンクな彼女と相談して、ハンバーグシチュースープとホットワインを頼んだのだが、スープは美味しいし、スパイス入りのホットワインは身体が暖まる。


2時間ほど歩き回ったので、小憩すべくクルベル・キャンに立ち寄った。



「ひと品だけ頼んで、ちょっとだけ飲んだら、お家ですき焼きしようね!」



元旦のすき焼きが美味しかったものだから、また牛肉を買い足し、すき焼きをすることにしたのである。


オーナー・バーテンダーの秋山正治さんを始めとするスタッフのみなさんに新年の挨拶をしてから、まずはビール。


真鯛のカルパッチョ、ヤングコーンの石窯ロースト、パテ・ド・カンパーニュ、前菜の三種盛り合わせをもらって、ジントニックを頼んだ。


すると「メニューに書いていないんですが、今日は越前蟹のパスタがあります」と秋山さん。


「どうする?」とバンビにきいてみたらーー

何やら、もじもじしている。

食べてみたいのである。

ものすごく食べたいのである。

仕方がないので、注文したのだが、これが正解だった。


蟹の甲羅に盛り付けられたパスタは、甘い蟹身と風味のいい蟹味噌と和えられ、無言になってしまうほどの美味。

ラフロイグ10年を少しソーダで割ってもらったのだが、潮の香りがするシングルモルトと越前が口のなかで衝突して、海が広がっていく。


「ゆっくり食べよう!」


バンビは、自分に言い聞かせるように言って、じっくり味わっていた。
posted by 城戸朱理 at 13:06| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月05日

おせちのないお正月

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12月30日にお正月のための買い物をしに行ったのだが、バンビことパンクな彼女と相談した結果、おせち料理はとくにいらないということになって、数の子とイクラに牛肉などを買って帰ってきた。



今年のお雑煮は、バンビの担当。


私が甘辛く炒め煮にしておいた鶏肉に青菜と京人参に出汁を張った関東風のお雑煮だが、バンビが京都の有次で買ってきた型抜きで人参を桜と蝶の形に抜いたので、お正月らしいひと椀になった。


もっとも、吉田健一によると、東京の雑煮は「東京のが餅以外には菜っ葉位しか入らないのであるからそれより具が少ない雑煮はあり得ないとも考えられる」(『舌鼓ところどころ/私の食物誌』)そうだから、鶏肉や人参が入るだけでも具沢山ということになるのだろうか。


さらに、吉田健一は、青菜のみの東京のお雑煮を絶賛し、「こうして東京風に作った雑煮が一番餅の味を引き立てるようで、これが確かなことに思われるのはこうする以外に餅が酒の肴になるということが考えられない」とまで書いている。


まったくもって愉快だが、大晦日に深酒したので、珍しくも元旦の朝からは飲む気にならず、数の子と井上春生監督が送ってくれた京都・吉兆の宝彩寄せの「いくら・帆立貝柱・サーモン寄せ」と「栗きんとんとフォアグラ寄せ」だけを出し、新年を迎えた。


夜は、よく熟した富有柿に生ハムを添え、お造りは本マグロと真鯛の紅白。

そして、すき焼き。

バンビが京都の平野屋を意識して、白菜・ゴボウにネギと野菜がたっぷり入ったすき焼きにしたため、春菊や焼き豆腐などが入らない変則的なすき焼きになった。

肉はA5等級の山形牛。

一枚が約100gなので、ひとり二枚を用意する。


一枚目は、京都の三嶋亭風に牛脂で焼いて砂糖だけ、さらに、塩や、わさび醤油で。

それから、割下を入れてすき焼きにしたのだが、あまりの美味しさに、バンビの目が三日月型になっていた。


3日のお雑煮は、趣向を変えて、吉田健一が言うところの東京風で、小松菜で作り、大根おろしと納豆を添えて、からみ餅にできるしつらえにしてみたのだが、これも好評。



夜には、冷凍してあった折爪三元豚、佐助豚のすね肉のコンフィを焼いて、肴としたのだが、おせちを意識しない正月も、それはそれで楽しい。
posted by 城戸朱理 at 12:28| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月31日

舵屋でひと休みしたら

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30日に、俳誌「鬣」のための西躰かずよし句集『窓の海光』の書評6枚を執筆、メールで送って、今年最後の原稿が終わった。


バンビことパンクな彼女と、混雑が引けたころを見計らって、紀伊国屋と東急ストアで、お正月の買い物をして、舵屋へ。


入ってみたら、隣のテーブルは文芸評論家の八木寧子さんと編集者の川村力夫妻。

カウンターには、文芸評論家の新保祐司・智子夫妻がいるではないか。


藤沢周氏も帰省していなければ、来店していたことだろう。


私はビールから始めたが、バンビはいきなり熱燗を頼んでいる。


マグロ納豆、あぶりどりレバー、出汁巻き玉子、お造りの盛り合わせを頼んだのだが、舵屋のお造りは、いつも素晴らしい。

この日は金目鯛や炙り締め鯖、のどぐろにマグロ、生しらすなどだった。


ビールのあとは燗酒にかえて、ときどき隣のテーブルと話しながら、年末のひとときを過ごした。
posted by 城戸朱理 at 10:11| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月29日

マイクスでローストビーフ

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クルベル・キャンのあとはバンビことパンクな彼女の希望で、鎌倉きっての老舗バー、マイクスに。

マイクさんの顔も長らく見ていないし、バンビは大好物のローストビーフがお目当てなのである。


マイクスといえば、カクテルはブルドッグ。

オムレツと裏メニューのパンを添えたローストビーフを頼んだ。


玉子6個を使ったオムレツはとろとろの半熟。

和牛A4等級シンタマトモサンカクを、塩・胡椒せずに素焼きしたローストビーフは、知る人ぞ知る鎌倉名物だが、やはり絶品で、バンビが興奮している。


ちなみにバンビはマイクさんを勝手に「my人間国宝」に選定しているのだった。


マイクスのカクテルは、おかわりするたびに濃くなっていく。

マティーニなど、ベルモットを一、二滴落とすだけで、ほとんどジン。


日本がGHQの統治下にあったとき、米軍の将校クラブでシェーカーを振っていた伝説のバーテンダー、マイクさんの話は、いつも面白い。
posted by 城戸朱理 at 01:44| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

開店8周年を迎えたクルベル・キャンで

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鎌倉に着いたのは6時すぎで、そのままクルベル・キャンに入った。

バンビもすぐに合流し、開店8周年祝いにフィンランドのスピリッツを渡す。


藤沢周氏行きつけの店として、クルベル・キャンは新年6日のNHKに登場するらしい。楽しみである。


ビールで始めて、ラフロイグ10年を少量のソーダで割ってもらう。

定番の「ラフロイグちょいソーダ」だが、オイリーなアイラ島のモルトに少しだけソーダを加えると、実に素晴らしい。

料理は、アンチョビが効いたジャガイモのフリットにスズキのカルパッチオ、そしてパスタはヤリイカとブロッコリのアーリオ・オーリオを頼んだ。


「城戸さんだ!」という声に振り向いてみたら、秋山真志さんが富岡幸一郎さん、作家の小林恭二さんと連れだって来店。

小林さんとお会いするのは、30年ぶりだろうか。

残念ながら、満席で御一緒することは出来なかったが、再会を約す。


クルベル・キャンは月曜定休日だったが、最近はオーナー・バーテンダーの秋山正治さん、バーテンダーの澤木良太さんふたりで、バーのみの営業を始めたそうだ。

滝澤貴シェフは休みだから、秋山さんが厨房に入るらしい。

俺もバイトしようかな。


そういえば、バーテンダーの馬場淳也さんも、ときどき厨房に入っては、サラダを盛りつけたりしている。


「最近、料理に目覚めたらしいんです」と澤木さん。


何やら面白いことになっている。

今度は月曜日に行ってみよう。
posted by 城戸朱理 at 01:43| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月26日

ミッシェル・ナカジマでクリスマスディナー、その4

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食事が終わって、アヴァン・デセールは〈ココナッツのブランマンジェとミックスフルーツ パッションフルーツソース〉。

ソースの酸味が心地よい。


グラン・デセールは〈 チョコレートのカネロニと赤い実のフルーツ ピスタチオナッツのソース〉で、抽象絵画のような盛り付けに見とれた。

そして、米粉を使ったチョコレートのカネロニにフルーツとソースが一体になったときの複雑きわまりない香りと味わいは、素材の合奏曲のようだ。

濃縮ミルクのアイスクリームも、素晴らしかった。



最後にシュトレーンが出て、コーヒーはエスプレッソを。


バンビは興奮冷めやらぬ様子で、マダムやスタッフに感激を伝えていたが、ふとドアの外を見ると、中嶋秀之シェフが待ってくれているではないか。


シェフとマダムとバンビの記念撮影をして、クリスマスのディナーは終わったのだった。
posted by 城戸朱理 at 08:43| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミッシェル・ナカジマでクリスマスディナー、その3

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クリスマスディナーの肉料理は、2種類。


〈蝦夷鹿のローストグランヴヌールソース〉と〈仙台牛ランプのロースト 赤ワインソース〉だったので、ひと皿ずつもらって、バンビと分けることにした。


ワインは、鹿肉と牛肉に合わせて、クローズ・エルミタージュ2010とシャトー・ル・ボスク2012を頼む。


バンビは蝦夷鹿を前にして「共食いになっちゃうなあ!」と喜んでいた。



蝦夷鹿にはグリーンピースのピューレが添えられ、鹿肉の風味を引き立ててくれるし、グランヴヌールソースが絶品で、赤ワインがいよいよ美味しく感じられる。


仙台牛のローストには栗のピューレが添えられ、これがまた、肉の味わいをまろやかに変えてくれるだけではなく、経験したことのない牛肉とのハーモニーで、バンビが目を丸くしていた。


とにかく、どの料理も、ソースも素晴らしい。


バンビは「今回は、いきなりフォアグラだったし、今年はお肉全開のメニューだね!」と言っていたが、
ここまで美味しいと、何も話す気にならず、うなずき合うだけになってしまう。


素晴らしい料理の余韻を楽しむべく、赤ワインをおかわりして、デセールの前にフロマージュを頼んだ。
posted by 城戸朱理 at 08:41| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミッシェル・ナカジマでクリスマスディナー、その2

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そして、三皿目の前菜が〈パースニップのフォンダンとオマール海老のコンソメゼリー アブルーガキャビア添え」。


バンビは「これは、上から写真を撮ったほうがいいよ!」と言って撮影を始めたが、接写しておかなければという、何か予感があったのだろう。


蕪に似た西洋野菜パースニップを粗くピューレしたのがフォンダンだが、オマール海老やキャビアと渾然一体となって、旨みだけが口のなかに広かっていく。

バンビは「シェフは天才だよ!」と感嘆していた。



魚料理は、〈シェットランド産サーモンのヴァプール サフラン風味のハマグリソース〉で、出されたとたんにサフランの香りが立ち込める。

ソースにはハマグリの旨みが溶け出し、下仁田ネギを枕にしたサーモンはとろけるよう。


ミッシェル・ナカジマのパンは、自家製のライ麦パンで、実に美味しいが、どの料理のソースも素晴らしいので、パンはソースをぬぐうスプーンにもなる。


バンビは、若いカップルがサーモンだけ食べて、サフラン風味のハマグリソースを残したままにしているのを気にしていたが、ほかのお客さまのお皿を心配しても、どうしようもないのは言うまでもない。


「こんなに美味しいソースなんだから、もったいないよ!
わんこが舐めたみたいに綺麗に食べるんだよ!」


バンビのお皿は、ソースを完全にぬぐって、洗ったように綺麗になっていたが、私のお皿も同じである。
posted by 城戸朱理 at 08:40| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミッシェル・ナカジマでクリスマスディナー、その1

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帰宅して、井上春生監督と、電話で「幻を見るひと」の来年の公開予定などを打ち合わせしているうちに、クリスマスディナーの時間になった。


バンビことパンクな彼女はヴィヴィアン・ウェストウッドの黒のリボンワンピースに黒のトレンチコート、私はアルマーニの黒のスーツにミッドナイトブルーのチェスターコートに着替えたのだが、ミッシェル・ナカジマまでは歩いて、わずか1分。


開店の翌年から始まり、今年で11回目となる中嶋秀之シェフのクリスマスディナーである。

さすがに11年も通っていると、わが家の年中行事と化した感があるが、バンビが楽しみにしているので、予約しないわけにはいかない。



席についたら、マダムに「去年と同じ城戸さんのお席です」と言われたが、どうやら私たちの席は決まっているらしい。


いつものようにシャンパンの原型となったブランケット・ド・リムーをボトルでもらって、乾杯する。


アミューズは、タコのマリネと新タマネギを添えたもずくだった。

例年なら、まずアミューズで驚かされるが、素直な素材のハーモニーで、ビネガーの酸っぱさが食欲をそそる。


そして、ひと皿目の前菜が〈スペイン産フォアグラとフランス産茸のマーブル仕立て〉。

ジロール茸、トランペット茸といった香り高いフランス産茸を巻き込んだフォアグラは、ポルト酒のソースも素晴らしく、無言になったが、
ひと皿目がフォアグラとは、寿司屋のおまかせで、最初に大トロを出されたようなものである。


バンビは、ひと口食べて「このフォアグラには赤ワインが必要だよ!」と主張したので、コート・デュ・ローヌをグラスでもらったのだが、これは正解だった。


ひと皿目がフォアグラだから、これから、どんなメニューになるのかと期待していたところ、ふた皿目の前菜が〈穴子と野菜を入れたスクランブルエッグをカジキマグロで巻いて トリュフソースとともに〉だった。

フォアグラに比べるならば、主張のない食材を合わせ、しかも絶品のトリュフソースが絡む。


バンビは、ますます興奮して、期待を募らせている。
posted by 城戸朱理 at 08:38| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

思い思いの昼食

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クリスマスイブがやってきた。

欧米のキリスト教圏ならば、イブから1月6日のエピファニア(公現祭)までがクリスマスウィーク、イギリス型のクリスマスを踏襲したアメリカでは、
クリスマスは年間の売上を決定する商業主義的な祭典となったが、日本では、家族と恋人たちの楽しくも不思議な年中行事となった。


一方でモテない男たちによって結成された革命的非モテ同盟は、今年も渋谷で「クリスマス粉砕デモ」を挙行。

約20人が「カップルは自己批判せよ!」などとシュプレヒコールを叫びながら、沿道の人たちの被写体になっていたらしい。

すべて世は事もなし。



わが家は、ミッシェル・ナカジマで恒例のクリスマス・ディナーなので、日中は若宮大路の美容室ユアーズに髪を切りに行った。

バンビことパンクな彼女も私も、担当は杉山直文店長なので、まずはバンビが10時半から、私は12時半からカット&ヘッドスパ。


私がカットしてもらっている間に、バンビは「昭和の憧れ、昭和の幸せ」不二家で牡蠣フライを食べていたらしい。


私はカットが終わってから、鶴岡八幡宮まで散歩して、天ぷら・りゅうで天ぷら定食に穴子を追加して、ビールを飲んだ。


鎌倉は観光客、とりわけ若いカップルで賑わい、あちこちの店に行列が出来ていたが、「天ぷら・りゅう」は構えが渋すぎるのか、
観光客がめったに入ってこないという穴場で、私が入店したときも、地元の品のいい初老の御婦人ふたりが天丼を食べているだけだった。



天ぷら定食は、大海老2本にキス、カボチャに茄子とピーマン、海苔という内容だが、これに穴子を追加すると、かなりのボリューム。

天種としては脇役の海苔や大葉というものは、なぜか捨てがたい魅力がある。



バンビは海外の友人に手紙を書いて郵便局へ。

私は昼食を終えてから、元町ユニオンでステーキ用のフィレ肉やサーモン、生牡蠣に大粒の苺などを買って帰宅した。
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2017年12月24日

ナタリア送別会、その2

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いちばん手軽なコースにしたので、料理が足りるか心配だったのだが、ブラッスリー・アミカルは、前菜とサラダのあと、ちゃんと魚料理、肉料理のコースになっていた。


魚は鱈で、クスクスと一緒に香草、パン粉で焼いたもの。

肉料理は鶏のトマト煮で、手ごろな素材でボリューミィな料理を仕立てるあたりはシェフの腕か。


さらにチーズソースのショートパスタが出たが、リゾット感覚で楽しかった。

クリームブリュレなどのデザートが出て、コーヒー。


送別会は終わったが、それから私とバンビは平島さんと、ホテルのロビーで、今後の打合せをしていた。
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ナタリア送別会、その1

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ナタリアの歓迎会をやったばかりなのに、あっという間に送別会の日がやってきてしまった。


バンビことパンクな彼女が、井上春生監督と相談して選んだのは、ワシントンホテルから近いブラッスリー・アミカル。

飲み放題付きのプランだが、ビールはハートランド、スパークリングワインもあって、なかなか充実している。


前菜はラタトゥイユ、鴨の燻製と大麦のサラダが添えられたキッシュ。

ニース風サラダは、普通ならば玉子とジャガイモが入るが、この店ではベーコンがどっさりと盛られていた。


平島進史氏が到着して、全員が揃ったところで、ナタリアにお土産を渡す。


緑茶が好きなナタリアに、一保堂の抹茶と煎茶に玉露を選んだのだが、日本人でも抹茶をもらったら困る人が少なくないというのに、ナタリアは裏千家のお茶を習っていたので、当たり前のように喜んでもらえるあたりが面白い。

ほかには伝統的な更紗模様の風呂敷も好評だった。
posted by 城戸朱理 at 07:38| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ビストロさいとうで

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18日は実景の撮影だけだったので、ありがたいことに、井上春生監督が休んでいて下さいと言ってくれたので、ホテルで別件の仕事をすることにした。


テレコムスタッフから伊藤憲ディレクターによる「自ら仏を彫る系譜」運慶篇のナレーション原稿とDVDが届いていたので、チェックする。



すると、お昼になって、バンビことパンクな彼女が「ビストロさいとうでオムライスを食べさせてあげて!」と騒ぎ出したのである。

毎日、「あのオムライスが食べたいね!」と言っていたくらいだから、本当に気に入ったらしい。


異存はないので、またもやビストロさいとうに行った。



スパークリングワインを頼んで、まずはジャンボマッシュルームのオムレツ。

調味は塩だけなのに、やはり素晴らしい。


食事はランチメニューからオムライスとシェフ特製カレーを頼んでシェアする。


オムライスはドミグラスソースと半熟の玉子とケチャップライスが渾然一体となって、バンビは目を細めている。

カレーはタマネギがすっかり溶けてトマトと一体になった欧州風のビーフカレーで、シェフは「カレーがいちばん難しいですね」と語っていたが、シェフ特製を謳うだけはある。


ランチはこれにサラダとコーヒー、小さなデザートが付くので、いつも満席になるのも当然だろう。



充実した昼食のおかげで、午後の仕事もはかどるかと思ったのだがーー



「眠くなってきたよ」
・・・・・・



お腹がいっぱいになると、必ず眠くなるのがバンビの習性である。
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2017年12月23日

焼肉好き???

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18日は寒風のなかの撮影で、すっかり身体が冷えきってしまったので、部屋に戻って、入浴してから夕食に行くことにした。

ナタリアに何が好きか聞いたら「焼肉です! カルビとか」と予想外の答えが。

ナタリアにとっては、焼肉が和食の代表格らしい。


ロビーで待ち合わせたら、井上春生監督は椅子で寝ていた。

連日のロケで疲れているのだろうが、バンビことパンクな彼女の前で寝てしまったら、格好の餌食である。

イタズラされても気づかずに眠る井上監督がいた(笑)。


焼肉ハウス・暖家では、今回、制作として参加してくれた赤塚敏史ディレクターも合流。


私がオーダーを任されたので、和牛A5級の盛り合わせとキムチにナムルの盛り合わせ、チヂミなどを頼んだ。

ナタリアは和牛を見て、大喜びしていたが、やはりカルビが好きらしい。


ナタリアはお洒落だが、ふだんはノーメイクの眼鏡姿で、髪を振り乱してPCに向かっているのだとか。
posted by 城戸朱理 at 12:26| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナタリア歓迎会、その2

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そして焼き物は帆立貝殻焼き。

白味噌仕立てで、百合根が入っていたので、ナタリアに尋ねたら、やはり知らなかった。


揚げ物は富山湾の名産、白海老のかき揚げで、最後は和牛おろしぽん酢が出た。



食事は土鍋で炊き上げた鰤の炊き込みご飯で、赤出汁と香の物が付く。

これは実に結構なもので、男性陣はおかわりをしたのだが、残った分は折り詰めにしてくれた。


柚子のチーズケーキでコースは終わったが、ナタリアに和食らしい和食を味わってもらえたと思う。
posted by 城戸朱理 at 12:23| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナタリア歓迎会、その1

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16日の夜は、ナタリア・ドーン歓迎会が催された。

場所は富山湾直送の海産物が豊富な紋屋。


ここでナタリアに何を研究しているのか尋ねらたら、意表を突く答えが帰ってきた。

彼女が研究対象に選んだのは、なんと幕末の侍、立石斧次郎。

幕末から明治を生きた斧次郎は、安政7年、幕府の遣米使節に随行して渡米。

この使節団は、フィラデルフィア、ニューヨークと行く先々で熱狂的な歓迎を受けたが、なかでも「トミー」という愛称の斧次郎は、全米の女性から数千通ものラブレターが寄せられるという人気を博し、
ニューヨークの新聞の一面トップを飾ったほどで、日本使節団のボー・ブランメル、英国王ジョージ四世の寵愛を受けた稀代のダンディー、ブランメルに比されたというのだから凄い。

歴史のうえでは、あくまでも脇役の通訳だったから、日本では知られていないが、ナタリアも面白い人物を掘り出してきたものである。



前もってナタリアの好みを聞いておいたのだが、生魚とオムライスが苦手とのこと。

お刺身がダメなのは分かるが、オムライスはなぜなんだろう?


紋屋には懐石のコースでお願いしたのだが、お造りだけ別の料理に変えてもらった。



先付けは落花生豆腐、お椀は清汁仕立ての鴨団子で、味わい深い。


お造りのかわりのお凌ぎは、せいこ蟹の生姜ジュレかけ。

せいこ蟹は、バンビことパンクな彼女の大好物。

蟹身に内子と外子の食感が混じり、生姜の風味がよく合う。


煮物は車海老と蕪の炊き合わせだったが、旨みを吸った蕪に、井上春生監督が「美味い!」と感嘆の声をあげていた。
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2017年12月22日

絶品のオムライス!

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16日は撮影が休みだったので、鎌倉では買えない日用品を買い物することにした。

バンビことパンクな彼女が、ビストロさいとうのランチに行ってみたいというので、再訪する。


土曜日だけはランチタイムでも夜のメニューを頼めるというので、まずは静岡産ジャンボマッシュルームのバターソテーを。

オムレツと同じく調味は塩だけだが、やはり味わい深い。

昼からグラスワインを飲んで、すっかり休日の気分になった。


ランチメニューのオムライス、そしてカルパッチョが美味しかったので、クヌギマスのポアレ、わさびリゾットを頼んでみた。



このオムライスは、絶品としか言いようがない。


見事な焼き加減のオムレツにナイフをすっと入れると、半熟の玉子が広がり、甘さを控えたケチャップライスを包み込む。

ドミグラスソースも上品なのにパンチがあり、バンビは夢中になってしまった。



「美味しすぎるね!
毎日でも食べたいくらいだよ!」



たしかに、美味しすぎる。


クヌギマスのポアレも良かったが、わさびの風味が効いたアルデンテのリゾットが、実によく合う。


すっかりハマったバンビが、静岡産富士の鶏ときのこのクリーム煮も食べたいというので追加したのだが、こちらはペンネ入り。

リゾット添えのクヌギマスもそうだが、ビストロさいとうでは、ひと皿で食事になるメニューになっているようだ。


トリュフが香り立つクリーム煮も美味しかったが、量的には明らかに多すぎる。


食べすぎたバンビは「お腹がぽんぽんだよ!」と言っていたが、当然だろう。
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最高のオムレツ!

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バンビことパンクな彼女を連れて、夕食はワシントンホテルの目の前のビルの5階にあるビストロさいとうに行った。

清潔で明るい店内は、ビストロ(居酒屋)というよりは、洋食屋さんという感じで、メニューも洋食寄りである。

グラスワインが手ごろなのも嬉しい。


バンビとスパークリングワインをもらって、まずは前菜に海老とアボカドのわさびディップと静岡産クヌギマスのカルパッチョを頼んだ。

アボカドとわさびは合うし、もっちりとしたマスも美味しい。


期待が高まったところで、静岡産ジャンボマッシュルームのオムレツが来た。

バターが香る見事なオムレツのなかには、風味豊かなマッシュルームが詰まっている。

このマッシュルーム、直径20cmはあろうかという大きさで、細かく刻まれた一片が普通のマッシュルームほどのサイズ。


このオムレツには唸った。

バンビも目を丸くして、「美味しすぎるね!
トリュフの香りもするよ!」と驚いている。


井上春生監督とナタリアは遅れて合流したのだが、ナタリアもこのオムレツを「人生でいちばん美味しいオムレツ!」と感嘆していたほど。


さらにビーフカツレツをもらったのだが、これまた美味しかったので、写真を撮り忘れてしまった。


気さくなオーナー・シェフの斉藤直樹さんは、なんと日本で最高とされる調理師学校で先生をされていた方なのだとか。

思わず納得してしまった。
posted by 城戸朱理 at 10:20| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする