サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
城戸朱理のブログ: 美味しい話

2020年02月11日

町の寿司屋〜西国立の錦寿司、その2

IMG_0901.JPGIMG_0902.JPGEffect_20200210_224343.jpgIMG_0912.JPGIMG_0897.JPG



小肌、鯵と光物は、なんとも燗に合う。


煮上がりの穴子はツメなしでもらったが、ふうわりと柔らかく、江戸前の仕事ぶり。


ヤリイカは海苔を巻く昔ながらのスタイルで、箸休めの漬物は、彩りが美しい。

山芋とセロリが入っているあたりも面白いが、山芋の浅漬けは食感がよく、酒の当てによいものだ。
posted by 城戸朱理 at 01:50| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

町の寿司〜西国立の錦寿司、その1

IMG_0888.JPGIMG_0892.JPGIMG_0895.JPG



2月6日、打ち合わせのあとの夕食は、最寄り駅は西国立で、立川駅からだと徒歩10分ほどの住宅街にある錦寿司に友人と3人で行った。

構えは普通の町の寿司屋なのだが、評判を聞いて、一度、行ってみたいと思っていたのだ。



付きだしは、白魚のぽん酢に子持ち昆布、蟹身、つぶ貝のわさび和え、あさりの佃煮と充実している。

寒い日だったので、澤乃井の熱燗が、沁みた。


ふだんなら寿司屋でつまみに切ってもらうことはないが、初めての店だったので、少し切ってもらうことにした。

その「少し」が写真のように「沢山」で、これだけで、しばらくは飲める。


大トロにカンパチとひらめ、締め鯖に小肌、車海老に帆立など貝類で、小肌の軽やかな締め具合には唸ったし、締め鯖もよい。

活海老を蒸した有頭の車海老は味が濃く、分厚い大トロは、口にしたとたんに溶ける。

友人もバンビことパンクな彼女も大トロを口にして驚いていたが、期待以上のつまみだけに、握りが楽しみになる。


海苔巻きをつまみながら飲みたいという友人の希望で赤貝のヒモときゅうりを巻いてもらった。
posted by 城戸朱理 at 01:48| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月10日

バレンタイン・デート???

IMG_7204.JPGIMG_7206.JPGIMG_7208.JPGIMG_7210.JPGIMG_7219.JPG



バンビことパンクな彼女から、ハートだらけのメールが来た。

何かいいことがあったのだろうかと思ったら、武田穂佳さんとバレンタインデーに会うことにしたらしい。


「穂佳ちゃんとバレンタイン・デートだよ!」


意外な展開である。


武田穂佳さんは、2016年に第59回短歌研究新人賞を受賞、寺山修司の18歳11か月という最年少記録を破る18歳9か月での受賞が話題となったが、その前年に私が選考委員長をつとめる岩手日報随筆賞の優秀賞も受賞されている。


一昨年には工藤玲音さんと「故郷を生きる」に出演してもらったので、昨年の3月26日には神田きくかわの日比谷支店で打ち上げをした。

これは武田穂佳さんがツイッターで「うなぎ食べたい」とつぶやいたのがきっかけだったが、串焼きから始まって、稚鮎の天ぷら、鰻の白焼き、そして鰻重という鰻屋のフルコース。

今度は、どこに行くのだろう?
posted by 城戸朱理 at 18:23| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月09日

散歩の途中で、パンダ・バルに寄ってみると

IMG_0859.JPGIMG_0865.JPGIMG_0872.JPGIMG_0866.JPG



2月4日、起床して原稿を執筆していたのだが、急ぎ手配しなければならない書類があり、仕事が一段落したバンビことパンクな彼女と、夕方、鎌倉市役所へ。

書類を弁護士事務所に届け、ひと息ついてから、骨董も扱っている古書店、游古堂を覗いて面白い本を見つけた。

これは、いずれ紹介する機会があるかも知れない。


暮れなずむ段葛を鶴岡八幡宮まで歩き、夕食にはA5等級の石垣牛のミスジと漢方を配合して飼育した和牛のカルビを焼くつもりだったので、帰ろうとしたら、バンビが「んふ。パンダ・バル」と言うではないか。

先週に引き続き、パンダ・バルに行きたいらしい。

バンビに言わせると、パンダ・バルは料理が美味しいうえに、働いている女子が可愛いので楽しいのだとか。



前回のようにボトル2本を空けるような飲み方ではなく、ゆっくり飲もうと心に決めてパンダ・バルへ。

しかし、心に決めたことなどすぐに消え失せた。


前回と同じくポルトガルの微発泡のロゼ、ヴィーニョヴェルデをボトルでもらって、ピンチョス全種類を。

ピンチョスはサーモンや海老、生ハムといったメインの具材に合わせて、パブリカやピクルス、茹で玉子、クリームチーズなどが組み合わされており、味のモザイクが楽しい。


続いて、メトイカのアヒージョ。

バゲットが添えられており、オリーブオイルに浸すと、ワインによく合う。


ボトルが空いてから、白ワインをグラスで。

パブロ・クラレとヴェルム・マルヴァジァ、続けて赤ワインはヴェルム・テンプラニーリョにイェスカ。

結局、グラスワインも4杯飲んでしまった。


最後はマッシュルームの生ハム詰めフリットとスペイン風のフライドポテト、バタタス・ブラバスをつまみつつ、グラスを傾ける。

マッシュルームには仕上げにおろしたマンチェゴチーズ、フライドポテトはブラバスとアリオリソースがかけられ、ゆっくりつまむのにちょうどよい。


何かあるたびに打ち上げばかりしているような気がしないでもないが、打ち上げをするために生きているようなものだから、これでいいのである。
posted by 城戸朱理 at 09:53| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月08日

浜松餃子?!

IMG_0836.JPG

IMG_0838.JPG

IMG_0842.JPG



ふだんは鎌倉駅周辺のスーパーで買い物をしているが、散歩がてら相鉄ローゼンに行ってみた。

位置的には鎌倉駅と藤沢駅の中間あたりだろうか。


バンビことパンクな彼女は、ときどきバイクで買い物に行っているが、私は初めてである。

スーパーも店ごとに仕入れがまったく違うので、初めての店はとまどうところがあるが、それはそれで楽しい。

相鉄ローゼンは、安価な輸入肉が豊富なのに、和牛A5等級のミスジもあったりする。

ぜんたいに割安感があって、庶民的なスーパーだった。


ここで、目についたのが「浜松餃子」。

素っ気ないパッケージが、逆に自信を感じさせる。

試しに買ってみたのだが、これが正解だった。

多めの油で焼くだけなのだが、まるで京都は祇園の有名餃子店、歩兵のように皮がパリッと焼き上がる。

ひと口サイズで、口にしたとたん、野菜と豚肉の甘みがはじけるようで、餃子好きのバンビことパンクな彼女は大興奮。

優に三人前はあった餃子が、あっという間になくなってしまった。



「んふ! 夢中で食べちゃったなあ!
とっても美味しい餃子だよ!」



餃子と言えば、宇都宮餃子が有名だが、浜松も宇都宮を凌ぐ消費量を誇る餃子文化圏らしい。

浜松餃子の特徴は、キャベツとタマネギ、豚肉の餡を薄手の皮で包んでいること。

一般的な餃子のニラや白菜は使われておらず、キャベツとタマネギの甘みが豚肉の甘みと一体となって、軽やかな食感が癖になる。

今回は普通の浜松餃子とニラ入りの浜松餃子二種類があったので、両方買ってみたが、あまり違いは感じなかった。



翌日も、浜松餃子を買うべく相鉄ローゼンへ。

バンビに任せておいたら、なんと浜松餃子4パックとニラ入り餃子4パックを買おうとしているではないか。



「後悔しないように8パック、買うことにしたんだよ!」
・・・・・・



浜松餃子は1パック、20個入りで298円。抜群のコスパだが、いくらなんでも多すぎる。

しかし、パンクだから何を言っても無駄である。


帰宅するとバンビは嬉々として4パックを冷凍し、夜は浜松餃子とニラ餃子を1パックずつ焼くことにした。

バンビは最初にブロッコリーにアスパラ、トマトなど野菜は食べたものの、あとは御飯も食べずに、ひたすら餃子を食べている。

中国では、餃子は副食ではなく主食の扱いだから、これはこれで間違いではないのだが、よほど気に入ったのだろう。



「チルドでもこんなに美味しいんだから、浜松に行ってお店で食べてみたいね!」



パンクだから、餃子を食べるためだけに浜松に行きかねない。

さらなる注意が必要である。
posted by 城戸朱理 at 10:45| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月06日

聘珍極上饅!?

IMG_0742.JPGIMG_0743.JPG



バンビことパンクな彼女が、お母さんと横浜に樹木希林展を見に行った。

お母さんに買ってもらったお土産が、聘珍樓の中華饅。


なかでも、一個だけでパックされた「聘珍極上饅」というのは、1300円もするらしい。

通常の中華饅の4倍ちかい大きさで、入っているのはフカヒレ、火腿(中華ハム)、ホタテ貝柱、海老。


お昼に湯麺を作って、聘珍極上饅も食べることにして、お勧め通り、蒸し器で、20分、中火で蒸した。



去年から、わが家では麺類を作るときは、生麺ひと玉を茹で、半玉をひとり分にしている。

そのかわり、麺の倍以上の野菜が入る。


この日は、豚バラ肉を炒めてから、人参、キクラゲ、白菜を入れ、軽く湯がいて胡麻油で和えたモヤシを別に用意した。



聘珍極上饅は、ふたつに割っても、普通の中華饅以上のボリュームがあり、帆立はまるごと二個入っている。

横浜中華街で百三十年以上続き、現存する日本最古の中華料理店である聘珍樓だけあって、点心ではなく、もはや主食のような饅頭だった。

でも、この饅頭をひとりで食べたら、お腹がいっぱいになってしまって、ほかには何も食べられなくなるのは間違いない。
posted by 城戸朱理 at 13:15| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月05日

パンダ・バルで大宴会?

IMG_0827.JPGIMG_0820.JPGIMG_0830.JPGEffect_20200204_125028.jpg



長年の懸案事項も終わったので、鶴岡八幡宮にお詣りしたあとは、バンビことパンクな彼女と鎌倉駅西口、御成通りのパンダ・バルで打ち上げをすることにした。

スペイン料理で立ち飲みができる気楽な店だが、奥にテーブル席もある。

テーブルに陣取り、まずはポルトガルの微発泡のロゼ、ヴィーニョヴェルデで乾杯。

ピンチョス全種類を頼んだが、サーモン、海老、アンチョビ、サーディンや生ハムと色とりどりで実に楽しい。


ドングリを食べて育ったイベリコ・ベジョータをフライパンとオーブンで焼き上げたイベリコ豚のプランチャは、豚肉の臭みがなく、香りがよく芳醇な味わいである。


「今日は大宴会だよ!」とバンビが気勢をあげているので、さらにカヴァをボトルで追加して飲んでいたら、パエリアが出来上がった。

パンダ・バルではパエリアを半炊きにしてあるので、20分ほどで炊き上がる。
posted by 城戸朱理 at 13:36| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月04日

散歩のあとはクルベル・キャンへ

IMG_0773.JPGIMG_0775.JPGIMG_0780.JPG



銭洗弁天にお詣りしたあとは、クルベル・キャンで小憩。


私はジントニック、バンビことパンクな彼女はジンリッキーを。

滝澤貴シェフとはLINEでやりとりしているので、料理談義で盛り上がる。


三陸産タコのカルパッチョ、鶏もも肉の石窯ハーブグリル、パスタは、今まで頼んだことのないスパゲッティ・ボロネーゼにした。

ボロネーゼは、品がよいのに濃厚で、絶品。

カルボナーラ好きのバンビも喜んでいた。
posted by 城戸朱理 at 12:01| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月30日

打ち合わせで韓国料理を

IMG_0682.JPGIMG_0678.JPGIMG_0685.JPGIMG_8649.JPG



1月17日、立川のワシントンホテルにチェックインしてから、夜は打ち合わせのために東大門タッカンマリへ。


さまざまな韓国料理が日本でも紹介されているが、まだ鶏一羽を水炊きしたタッカンマリは、あまり知られていない。

東大門タッカンマリは、その専門店。


まずは、コーンをペースト状のドレッシングにしたサラダを。

さらに生のワタリガニをニンニクや青唐辛子を入れた醤油に漬け込んだカンジャン・ケジャン。

ケジャンは唐辛子の薬味に漬け込んだヤンニョム・ケジャンをよく見かけるが、カンジャン・ケジャンのほうが蟹の旨みを味わえる。

蟹身を食べ終えたら、甲羅に御飯を入れて蟹味噌と混ぜて食べるのだが、韓国では「飯泥棒」と呼ばれるほど、美味を極めるものである。


そして、タッカンマリ。

ソウル、東大門市場にはタッカンマリの専門店が軒を連ねるタッカンマリ通りがあって、ソウルを訪れたときは必ず立ち寄るが、私とバンビことパンクな彼女が気に入っているのは、元祖チンハルメ・タッカンマリ。

去年の夏にソウルに行ったときも、3回も行って、最後はお店の御主人と記念撮影をしてきた。

ソウルでは、最後の写真のように丸鶏のまま供され、ハサミで解体するが、東大門タッカンマリでは、あらかじめ切り分けてある。

これを唐辛子、酢、辛子、醤油を好みで混ぜたもので食べるのだが、シンプルでありながらダイレクトに旨い。



打ち合わせは、無事に終わり、翌日はバンビがプロデューサーとディレクターを兼任するウェブ用番組の撮影。

寒いうえに、午後には雨が降ってきたので、撮影が屋内だけだったのは助かった。
posted by 城戸朱理 at 12:05| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月28日

ビストロさいとうのランチ

IMG_0686.JPGIMG_0689.JPGIMG_0691.JPG



1月19日。

ワシントンホテルのロビーでカメラの武井俊幸さん、音声の亜斯汗(アスハル)さんと午後の撮影を打ち合わせ、ランチは久しぶりにビストロさいとうへ。


この日のスープは人参のポタージュ。

まずはサラダが出て、オムライス。

チキンライスの上に見事な半熟のオムレツが乗っており、ナイフを入れると、とろりと広がっていく。

ドミグラスソースも味わい深く、家庭では作れないオムライスである。


ただ、家では玄米を軽く一膳という食事が続いているので、量が多いように感じるようになってしまったが。
posted by 城戸朱理 at 12:48| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月27日

勝烈庵で昼食を

Effect_20200127_152123.jpg



1月17日、翌日のロケに立ち会うため東京のホテルに向かう前に、鎌倉で昼食を取ることにしたのだが、バンビことパンクな彼女の提案で、鎌倉駅西口の勝烈庵に行くことにした。

横浜馬車道にあるカツレツの老舗の支店だが、高齢者のお客さんが多いのは、揚げ物なのに軽やかで、フルーツ各種を使った自家製ソースが美味しいからだろう。


バンビは冬季限定の牡蠣フライ、私はトンカツでは重いので若鶏フライ定食にして、牡蠣フライ2個を追加し、若鶏をバンビにシェアした。

自家製マヨネーズを使ったタルタル風のソースも頼んだが、バンビは、冬になると勝烈庵で牡蠣フライを食べるのを楽しみにしているのである。


勝烈庵の特長は、揚げ物はもちろん、御飯が美味しいことで、御飯とキャベツはおかわり自由。

御飯は一膳で充分だが、キャベツはおかわりしてたくさんいただいた。
posted by 城戸朱理 at 15:36| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月25日

京都帰りにクルベル・キャンへ

IMG_5782(1).JPGIMG_0664.JPGIMG_0667.JPG



1月10日に京都から帰ったときは、まっすぐ帰宅せずにクルベル・キャンに寄った。

錦の寿司さか井で作ってもらったお土産の鯖寿司を渡すためである。


昨年、12月に開店10周年を迎えたクルベル・キャンは、今年から日曜日が定休日にかわり、開店当初と同じく、オーナー・バーテンダーの秋山正治さん(右から2人目)とシェフの滝澤貴さん(右から3人目)の二人体制に。


写真は馬場さん(右端)が銀座のバーに転職することになり、沢木さん(左端)が入ったときのものだが、10年の間には、お店もお客さんの顔ぶれも変化することを痛感せざるをえない。


この日は、ジントニックを頼んで、芝海老のフリットとクワトロフォルマッジをもらった。

四種類のチーズのピザ、クワトロフォルマッジには蜂蜜がよく合う。
posted by 城戸朱理 at 15:52| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月18日

いかれバンビの日の丸弁当???

IMG_8415.JPGIMG_8416.JPGIMG_8417.JPGIMG_5741.JPG



ある日のこと。

バンビことパンクな彼女が、東京に出かける用事があった。

食事をする時間がないが、大丈夫なのだろうか?


「大丈夫だよ!
お弁当を持っていって、グリーン車で食べるようにするよ!」


冷蔵庫にあるものを適当に詰めて、お弁当を作ったバンビは、元気に出かけていった。

そして、LINEでお弁当の写真が送られてきたのである。

これは、キャベツの千切りの日の丸弁当ではないか!



「そう見えるけど、キャベツの下には玄米が入っているんだよ!」



たしかに、次の写真では玄米が。

しかも、玄米のなかにラタトゥイユを入れたらしい。



「蒸し鶏もあるんだよ!」



蓋を開けたときには、キャベツの日の丸弁当だが、下に玄米、ラタトゥイユ、蒸し鶏と意外なほどバランスのいいお弁当になっている。

しかも漆塗りの弁当箱を藍染めのハンカチで包みながら、お箸はチキンラーメンのヒヨコちゃんである。


パンクなだけに発想が逆転しているのだが、いいのだろうか、これで?
posted by 城戸朱理 at 22:11| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月16日

じき宮ざわで、その3

IMG_0646.JPGIMG_0650.JPGEffect_20200111_150236.jpgIMG_0659.JPGIMG_0663.JPG



泉さんが自家製カラスミを切り始めたので、「ごだん宮ざわ」と同じくカラスミの飯蒸しかと思いきや、こちらはカラスミ大根。

炊いた聖護院大根にカラスミを乗せ、さらに、この日の料理で使った野菜の皮や葉だけで取ったという柔らかな味わいの出汁をかける。

熱で旨みを増したカラスミが、たまらなく酒を呼ぶ。



土鍋で炊きあげた御飯は、「ごたん宮ざわ」と同じく茶の湯の懐石のスタイルで、煮えばなから。



果物は蜜柑とイチゴ。

オレンジのような風味でゼリーのような果肉を持つ愛媛の紅まどんなにスライスした佐賀ほのかを乗せ、さらに凍らせたイチゴをすりおろした一品。


干支の形の最中をいただき、堂々たる李朝の茶碗でお薄をいただいて、食事は終わったが、和食には珍しく、多彩な出汁を、まるでフレンチのソースのように使うのが泉貴友さんの料理の特長だろう。



じき宮ざわは、カウンター10席の店だが、この日、5人は海外からのお客さま。

泉さんは達者な英語で料理の説明をされていたが、京都の飲食店では英語が必須になりつつある。


年末にお子さんが生まれたという泉さんに、命名の由来などをうかがってから、お店を後にした。
posted by 城戸朱理 at 14:15| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

じき宮ざわで、その2

IMG_0628.JPGIMG_0631.JPGIMG_0634.JPGIMG_0640.JPGIMG_0644.JPG



焼き胡麻豆腐は、胡麻のペーストに切り胡麻と胡麻尽くし。



海老の色絵皿で供されたのは、なんと「海老クリームコロッケ」。

海老芋のコロッケに車海老、豆乳を海老の頭と殻で取った出汁で伸ばし、自家製ウスターソースがかけ回されていて、こちらは、海老尽くしということになる。

これを崩し、混ぜて食べると、たしかに海老クリームコロッケ風味になる。

美しい盛り付けを、あえて崩さなければならないものだから、バンビことパンクな彼女は「いけないことをしているような気になっちゃうなあ!」と楽しんでいた。



続けて、餅米の玄米と和えた勢子蟹。

勢子蟹と内子と外子、それに玄米まで加わって、立体的な食感が面白い。

日本酒は、泉さんが勢子蟹にはこれと勧めてくれた弥栄鶴(やさかつる)にしたが、たしかに蟹と釣り合う芳醇な酒である。



焼き物は、なんと縦向きで出された。

3日寝かせた愛媛産の鰆だが、絶妙の火入れ。

蕪蒸しが乗り、鰆の骨で取った出汁を使った、澄んだ味の土佐醤油が、また素晴らしい。



室町時代の古瀬戸のおろし皿には、堀川ごぼうに穴子煮、それに乳酸発酵させた柿。

柿は甘みがなく、料理に風味を添える。


夏に「じき宮ざわ」を訪れたとき、昆布で締めたスイカに伊勢の麦わらタコを合わせ、トマトのシャーベットをかけた先付けを出されて驚いたことがあったが、柿を乳酸発酵させるなんて、どうしたら思いつくのだろうか。
posted by 城戸朱理 at 14:14| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

じき宮ざわで、その1

IMG_0611.JPGIMG_0614.JPGIMG_0618.JPGIMG_0621.JPGIMG_0623.JPG



1月10日は、鎌倉に帰るだけなので、荷物を宅急便で送り出し、糸屋ホテルをチェックアウトしてから、錦市場で甘鯛や浜焼きの塩鯖、三木鶏卵の出汁巻き玉子などを買って、昼食は予約してあった「じき宮ざわ」へ。


宮澤政人さんの一番弟子で「じき宮ざわ」料理長の泉貴友さんもミシュランで星を獲得しているが、やはり素晴らしい料理だった。


小売りしていないというトウキョウ・ホワイトという白ビールをもらい、日本酒は祭蔵舞を燗で。

岡本作礼作の斑唐津扁壺徳利で燗酒が出たが、吹き寄せの盃から古染付けを使わせてもらうことにした。

バンビことパンクな彼女は、粉引盃を選んでいる。



まずは伏見の稼ぎ頭を一献。

先付けはハマグリの玉締め、百合根のすり流し。

「龍の玉子」というブランド玉子を使った茶碗蒸しだが、なんとも優しい味である。



お椀は、白味噌仕立ての京都風お雑煮で、蓋を開けたとたん、女性客から歓声があがった。



お造りは、稀少な壱岐産灸鰹(やいとかつお)。

関東では、滅多にお目にかからないが、脂は乗っているのに本鰹のような癖がなく、鰹と鮪の間のような味で、品がいい。

4日間寝かせて、旨みを引き出し、無農薬の藁で皮目を炙り、あさつきと八代の青海苔が添えられている。

さらに酢飯のおかゆをかけて、寿司風味に仕立てたお造りで、工夫も楽しいが、味も絶品だった。
posted by 城戸朱理 at 13:57| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月15日

京都の昼食~新京極のスタンド

IMG_0501.JPGIMG_0503.JPGIMG_0507.JPGIMG_0509.JPGIMG_0512.JPG



1月9日の夜は「ごだん宮ざわ」に予約を入れてあったので、昼食はまったく違うタイプの店にしようということになり、新京極のスタンドに行った。

昼から飲んでいるご老人もいれば、食事をしている学生もいる。

戦前のレトロな雰囲気を残す町の食堂兼飲み屋である。



きずし(締め鯖)がまだ仕込み中とのことだったので、えんどう玉子とじとまぐろのわさび和えをもらってビール。

バンビことパンクな彼女は、鴨ロースを頼み、レモンサワー。


なんとも、くつろげる店だ。


相席になったお爺さんは、注文もしていないのに、座ったとたん熱燗が運ばれてきたので、常連なのだろう。

「今日は何にしますか」と尋ねられ、ラーメンを頼んでいたから、スタンドに日参して、熱燗を一本飲み、昼食を取ることにしているのかも知れない。

いい人生ではないか。



私とバンビは、最後に日替わりの定食を一人前だけ頼んでシェアすることにしたのだが、この日はハンバーグに鶏唐揚げ3個、焼売2個の盛り合わせというボリューム。

これに御飯と味噌汁、えんどう玉子とじの小鉢がついて980円なのだから、お客さんが途絶えないのも当然だろう。


今回は頼まなかったが、スタンドのビーフカツレツも、スナック感覚で楽しい。
posted by 城戸朱理 at 02:58| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

京都の昼食~三条の田毎本店

IMG_0467.JPGIMG_0459.JPGIMG_0464.JPG


1月8日は、目覚めるのが遅く、遅い昼食となったが、錦の寿司さか井を始めとして、行こうと思った店はことごとく満員か定休日で、昼食難民と化し、三条まで歩くことになった。

かつくらでトンカツかリプトン・ティールームでハンバーグという手もあったが、どちらも重いので、田毎本店で蕎麦を食べることにした。


蕎麦がきと棒にしんをもらって、まずはビール。

ふだんは日が暮れてからしか飲まないようにしているので、昼酒は旅先だけの贅沢である。



バンビことパンクな彼女は、天せいろ。

私は小海老の天ぷらがついた「特撰 みそぎそば」を頼んでみた。

「みそぎそば」は数量限定、ごく少量しか取れない純白の一番粉を使った蕎麦。

たしかに、そうめんと間違えるほど白く、香りは淡く、喉ごしがよい。


田毎本店は明治元年創業だというが、老舗だけに面白い蕎麦があるものだ。
posted by 城戸朱理 at 02:56| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月14日

糸屋ホテルの朝食

IMG_0372.JPGIMG_0370.JPG



今回、朝食を食べたのは、京都に着いた翌日の1月7日だけ。


バンビことパンクな彼女は疲れて寝ていたので、私だけエッグベネディクトにオレンジジュースとコーヒーを頼んだ。

エッグベネディクトには、ブロッコリー、茸、レタスにキャロットラペ、フライドポテトが添えられ、バランスがいい。


メニューを見たら、ハムとチーズをホワイトソースとともにパンに乗せて焼いたクロックムッシュが増えていたので、後日、試してみようと思っていたのだが、朝、起きることができなかったのである。
posted by 城戸朱理 at 01:05| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月13日

再び、ごだん宮ざわで、その3

IMG_0578.JPGIMG_0581(1).JPGIMG_0583.JPGIMG_0587.JPG



そして、手打ち蕎麦に自家製カラスミをすりおろしたカラスミ蕎麦。

カラスミの量が増えているような気がするのは、私だけだろうか。


土鍋で炊きあげた御飯をいただき、麹を使ったブランマンジェ、秦秀雄旧蔵の根来の小椀でお汁粉が出て、梅文の古染付け筒碗でお薄をいただいた。


若手料理人によるカウンター割烹というスタイルに先鞭をつけた宮澤政人さんの料理は、やはり素晴らしい。
posted by 城戸朱理 at 13:20| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする