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城戸朱理のブログ: 美味しい話

2018年04月13日

朝食のエッグベネディクト

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ロケとなると、朝食を食べている余裕はない。


撮影が終わった翌日は、ホテルで朝食を取ったのだが、洋食メニューは四種類。


ハム・ハバティーチーズ・きゅうりのバゲットサンド、
ハム・モッツァレラチーズ・トマト・バジルのチャパタサンド、
ベーコンエッグにサラダが付いたトーストセット、
それにポーチドエッグ・ベーコン・オランデーズソースのエッグベネディクトである。


私はエッグベネディクトが好み。


飲み物は、コーヒー・紅茶・オレンジジュース・アップルジュース・牛乳から選ぶのだが、おかわり自由なので、食事のときにはオレンジジュース、食後はベランダに席を移してコーヒーを。


コーヒーを飲みながら、その日の予定を確認するのだが、今回は薬で症状を抑えて、二日間のロケに対応したバンビことパンクな彼女が仕事が終わって寝込んでしまったので、どこにも行くことができなかった。
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祇園おくむらで、その3

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グラニテがわりに、マスカルポーネチーズのアイスクリームと杏仁豆腐という思いがけない組み合わせの箸休めを挟んで、肉料理は佐賀牛イチボのステーキ。

岩塩としょうがのポン酢、ガーリック風味のピーナッツバターが添えられていたが、どれも柔らかな黒毛和牛のステーキを引き立てる。

ピーナッツバターは意外だったが、これはしゃぶしゃぶを胡麻ダレで食べることから発想したものだろうか。



食事は、カレーか、御飯に赤だしが選べるのだが、平島さんと私はカレー、バンビは御飯にした。


デセールはヌガーグラッセ、カルダモンソース。



食後にエスプレッソをダブルでもらったのだが、この店の料理は、説明を聞くまで何なのか分からないほど手の込んだものが多く、楽しかった。


イノベーティブという点では、祇園のよねむらに通じるものがあるが、平島さんが言うには、よねむらほど重くない。

いずれも、ひと口、ふた口というポーションなので、たしかに品数のわりには軽く感じる。


バンビが元気なときに再訪したい店である。
posted by 城戸朱理 at 06:58| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

祇園おくむらで、その2

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車海老、アワビ、鳥貝、帆立の海鮮焼きは、熱した石で自分の好みに焼くという趣向で、バンビ好みである。


リゾットを添えた甘鯛のうろこ揚げは、パブリカソース。

甘鯛は京料理に欠かせない食材だが、うろこ揚げなら和食なのに、それにパブリカソースを添えると、一気にフレンチ風になる。


蒸しアワビは、ほうれん草の葛餅仕立てで、滋味あふれるひと品。



フォアグラのポアレ、最中仕立ては、イチゴが添えられ、トリュフソースとクリームソースで。

フォアグラにイチゴが合うのには驚いた。
posted by 城戸朱理 at 06:56| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

祇園おくむらで、その1

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予定よりも早く撮影が終わったので、水原紫苑さんを京都駅まで送り、バンビことパンクな彼女と糸屋ホテルに戻って、小憩した。


この日の夕食は、平島進史さんに招待されて、祇園おくむらへ。

初めての店だが、懐石仕立てでフレンチを出す店である。


シャンパンで乾杯することになり、ルイ・ロデレールをボトルでもらって、アミューズは桜鱒のカナッペ、アサリのソース。

なるほど、フレンチ懐石とはこういうものかと納得した。


続く前菜は、鯛と八朔の柚子ドレッシング、桜海老のひろうす、ニシンのパイ包み、ホワイトアスパラ・筍・オレンジの黄身和え、ウニにトマトと実に多彩。


さらにオマール海老、帆立に北寄貝、キャビアを乗せたブランマンジュと、美しい料理が続く。


湯葉と穴子の洋風茶碗蒸しは、コンソメとワサビのマリアージュが楽しい。
posted by 城戸朱理 at 06:44| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月12日

下鴨茶寮のお弁当

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プロデューサー兼任の井上春生監督が手配したお弁当は、下鴨茶寮だった。


ロケ弁当は、なにもミシュラン・レストランでなくてもいいと思うのだが、水原紫苑さんや女性スタッフへの井上監督の配慮なのだろう。


お弁当は三種類あったが、開けてみると内容はほとんど同じで、容器の形が違うだけらしい。


筍御飯が嬉しかったが、品のいい取肴で、酒が欲しくなった。
posted by 城戸朱理 at 11:45| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

再び、ごだん宮ざわへ、その3

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御飯と赤だしが出たが、漬物はおかわりできる。

みんながこぞっておかわりしていたのは、オクラだった。


水菓子は、究極の柑橘、せとかとイチゴは佐賀ほのか。


最中とお薄が出たのだが、私の茶碗は、高台が異様に高い古染付の鉢だった。

見立ての茶碗だが、意表を突かれて面白がっていたら、同手のものが逸翁美術館にあるそうだ。


かくして波乱含みの夕食は終わったのだが、翌日もロケである。
posted by 城戸朱理 at 09:46| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

再び、ごだん宮ざわへ、その2

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焼き物は、定番の焼き胡麻豆腐。

岡本さんも菊石さんも、感嘆していたが、じき宮ざわ、ごだん宮ざわの名物である。


尾形乾山の銹絵長皿で供されたのは、本鱒の山椒味噌焼き。

淡白な鱒に山椒味噌が、よく合っている。


おしのぎは、自家製カラスミをたっぷりとすりおろした手打ち蕎麦。



古備前に盛られたのは、イサキと宮古ぜんまいだったが、宮澤政人さんや岡本啓さんと話すのに夢中になっていたものだから、写真を撮り忘れてしまった。


帆立と塩水ウニにウルイと海苔をあしらったさわやかなひと皿のあとは、アサリと春キャベツ、筍の穂の小鍋立て。

野菜とアサリの出汁が、優しく染み渡る。


これで料理は終わりだが、菊石朋さんは「神の味覚で作られたような美味しさ」と感想を漏らしていた。
posted by 城戸朱理 at 09:30| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

再び、ごだん宮ざわへ、その1

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ロケ初日の夕食は、ごだん宮ざわを予約した。

ところがーー

Edgeを立ち上げた設楽実プロデューサーと、そのあとを引き継いだ平島進史プロデューサーが急用で来られなくなり、結局、岡本啓さんと菊石朋さんをお誘いすることに。

しかも水原紫苑さんが、翌日に備えて、部屋で休みたいとおっしゃるので、バンビことパンクな彼女が、吉兆のお弁当と胡麻豆腐を手配したのだが、なんとホテルに戻ったところで、バンビが発熱。

バンビまで来れなくなって、カメラの安田さんと音声の中村さんをお誘いするという騒動になってしまった。

菊石さんは岡本さんの朗読を聞きに行ったことがあるそうだが、若い世代の詩人が出会う機会になったのは何よりだった。



先付けは、阪井咲子の宋磁風碗にホタルイカとホワイトアスパラ。

茶碗蒸しを裏ごししたものと甘酢をからめていただく。


お椀は、甘鯛のあられ揚げに加賀野菜の金時草。

仕事をした甘鯛の美味しさは言うまでもないが、吸い地の見事さは、身体の余計な力が抜けていくかのようだ。

海鳥をあしらったお椀は初見だが、丁寧な作行である。


お造りは、三重の初鰹。

山口の安岡ネギと新タマネギがあしらわれ、藁で焙った鰹は、なんとも香りがいい。
posted by 城戸朱理 at 09:21| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月11日

穂久彩のロケ弁当

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4月5日は、いよいよロケ初日。

11時すぎに京都駅に着く水原紫苑さんを迎えるべく、出演者のアテンドを担当するアシスタント・プロデューサーのバンビことパンクな彼女と京都駅に向かい、水原さんとロケバスで洛北に向かう。

最初の目的地は京都市宇多野ユースホステル。


ここで、水原さんにヘアメイクと着付けをしてもらう間、スタッフはお弁当を使った。


お弁当は、京都ならばどこでも配達してくれる太秦の穂久彩。

大学を卒業してから、太秦の東映撮影所で10年を過ごした井上春生監督にとっては、ときどき食べたくなる懐かしい味らしいが、私も何度も食べているうちに、何やら懐かしさを感じるようになってしまった。


鯖の塩焼き、鶏の唐揚げと単純明快なお弁当だが、小さな鰻がご愛敬で、出汁巻き玉子や炊き合わせは、京都だけあって美味しい。

ある俳優のリクエストで生まれた弁当だというが、2年ほど前から京都駅でも売られるようになった。
posted by 城戸朱理 at 15:38| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

京極、かねよのきんし丼

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ロケ前日の4月4日。

確認の連絡が行き交うなか、バンビことパンクな彼女が、風邪気味になってしまった。

薬は持参していたので、静養してもらったのだが、それでも必要な連絡はすべてこなしたあたりは、さすがである。


私は午前中、バンビの様子を見て、オレンジジュースや果物を用意し、昼すぎに、ひとりで出かけた。

京都は、以前にも増して海外からの観光客で賑わっている。

昼食は簡単に済まそうと思ったのだが、お目当ての町中華、龍鳳は定休日。


ふと、老舗鰻屋のかねよが近いのを思い出し、久しぶりに立ち寄ることに。


大正の終わりに京極で創業したかねよは、当時の風情を今に伝える建物。

まずは白焼きをもらってビールで喉を潤し、きんし丼が来るのを待った。


きんし丼は、鰻丼に分厚い出汁巻き玉子が乗った、この店の名物である。

関東風に蒸しあげてから焼いた鰻の蒲焼きと、関西風の出汁巻き玉子の取り合わせは意表を突くが、不思議と相性はいい。

きんし丼を食べるのは、10年ぶりくらいになるが、変わらぬものがあるというのは素晴らしいことだと思う。
posted by 城戸朱理 at 15:30| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

春のごだん宮ざわで、その4

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赤だしが出て、御飯をおかわりしたのだが、バンビことパンクな彼女も珍しくおかわりしていた。

丹波立杭の焼き締めは、御飯がよく映える。


水菓子と最中のあとは、お薄。

バンビには尾形乾山の春草文茶碗。

私には、魁偉なまでにいびつな李朝の鶏龍山鉄絵茶碗で宮澤さんが、お茶を点ててくれた。

バンビは乾山に「可愛い!」と見とれていたが、土筆など春の野を描いた乾山の春草文は手早くも、他の追随を許さない。


この日のお軸は、本阿弥光悦だった。


かくして、食事は終わったのだが、いざ立ってみて、自分がどれだけ満腹なのかに気づく始末。

テレコムスタッフの平田潤子ディレクターは、ごだん宮ざわで、お腹がいっぱいなのに御飯をおかわりして、満腹のあまり立てなくなったと言っていたが、こういうことだったのか。

バンビは「お腹がいっぱいで真っ直ぐ立てないよう。
玉子を丸呑みした蛇みたいな気分だよ!」と訳の分からないことを言っている。


結局、真っ直ぐ部屋に戻らずに、ふたりで、しばらく夜の京都を散策したのだった。
posted by 城戸朱理 at 10:20| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

春のごだん宮ざわで、その3

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古染付の網手文で供された揚げ物は、子鮎にタラの芽。

山椒醤油のぴりりとしたアクセントも好ましい。


おしのぎは、自家製カラスミの飯蒸しである。

蒸しあげたばかりの餅米に大振りに切ったカラスミが、柔らかくなっていく。

器は南京赤絵だった。


味のいい李朝の刷毛目に盛られたのは、伊勢海老の酒蒸しと白子筍。

茶碗蒸しを裏ごししたものと甘酢餡にからめていただくのだが、ぷりっとした半生の加熱の伊勢海老と、生で食べられるほど癖のない白子筍の取り合わせは素晴らしかった。


宮澤さんに「お蕎麦も出せますが」と言われて、もちろんお願いする。

自家製カラスミをたっぷりとすりおろした手打ち蕎麦は、何度、食べても逸品。


お客さん一組ごとに土鍋で炊きあげられる御飯は、煮えばなをひと口。

煮えたお米だが、これが蒸らすことで御飯にかわっていく。
posted by 城戸朱理 at 10:16| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

春のごだん宮ざわで、その2

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続いては貝寄せ。

赤貝とミル貝に、沖縄野菜のオオタニワタリとホワイトアスパラがあしらわれている。

器は尾形乾山のオランダ写しで、同手のものがMIHOミュージアムにある。


焼き物は、丹波立杭のお皿に、名物の焼き胡麻豆腐。

胡麻の風味がどこまでも広がっていく。


皮目をよく焙った焼き物は、金目鯛の若狭焼きで、美味も極まる。

尾形乾山の色絵柳文角皿が、春を呼ぶかのようだ。


続けて、ホタルイカのネギ合え。

山口県な安岡ネギで、直径わずか1ミリ、ふぐ専用のネギとして名高いが、あまりに高価なため「ネギのエルメス」と呼ばれているそうな(笑)。

宋磁と見紛う見事な轆轤の小碗は、阪井咲子の作。

古器と新作を自然に使い分けるあたりは、宮澤政人さんならではである。
posted by 城戸朱理 at 09:50| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

春のごだん宮ざわで、その1

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いったんホテルの部屋に戻って、「岩手日報」投稿欄の選評2回分を書き上げて送った。

盛岡滞在中は、芝不器男俳句新人賞の選考に悩んだが、旅先でも原稿を書かなければならないこともある。


そして、18時半に、ごだん宮ざわの暖簾をくぐった。

京都に来たときには必ず 寄らせてもらうが、今回は半年ぶりの再訪となる。


まずは、了入の赤楽の筒で、炒米茶が供され、宮澤政人さん手ずから、滋賀の松の司を一献。

先付けは、菜の花を泳ぐような白魚。

カボチャの種と木の芽があしらわれ、見た目も味わいも春の軽やかさ。

初期伊万里と見紛う白磁皿は、京都の加藤静允さんの作である。


お椀は、美しく包丁が入れられたアブラメで、珍味のバチコとウルイが澄みきった出汁に沈み、なんとも滋味深い。


明末清初の景徳鎮で焼かれた古染付で出されたお造りは、平目に塩水ウニ。

花わさびと海苔が散らされ、土佐正油がかけ回されており、お造りの次元を超えたひと皿というしかない。


バンビことパンクな彼女と、お造りには日本酒ということになり、ビールを燗酒にかえた。
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2018年04月10日

リプトン三条本店でランチ

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京都文化博物館をあとにして、昼食はバンビことパンクな彼女の提案でリプトン三条本店に行くことにした。

昭和の初め、まだティサロンなどなかった時代に、日本で初めて開店した紅茶専門店で、京都市民に愛されている。


この店は、ハンバーグが美味しい。

和牛100%で、180gとボリュームがあるが、半熟の玉子をからめると、ドミグラスソースの美味しさもあって、完食してしまう。


いかにも京都の洋食という感じで、ときどき寄りたくなるが、いつも混んでいるのが悩ましい。
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2018年04月09日

糸屋ホテルの朝食

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この数年、京都の常宿は糸屋ホテル。

年間、ひと月ほどは糸屋ホテルで過ごしていることになるので、旅先なのに帰ってきたような気分になる。


「幻を見るひと」のロケで四季の京都を訪れて以来、吉増剛造さんも糸屋ホテルを気に入って、京都を訪れるときは必ず糸屋ホテルに泊まられている。

プチホテルだけに、細やかなサービスが行き届き、実に快適だが、吉増さんはデスクが広く、仕事が出来るところがお気に入りらしい。


糸屋ホテルはミシュラン・ガイドにも掲載されたためか、海外の宿泊客が多い。

今回も韓国、中国はもちろん、ドイツやスウェーデン、アメリカなど欧米の観光客も多かった。


そのせいだろうか、昨年の5月から朝食メニューが洋食になった。


嬉しいのは、アメリカ東部ではポピュラーな玉子料理、エッグベネディクトがあることである。

イングリッシュ・マフィンにベーコンとポーチドエッグを挟み、オランデーズソースをあしらったエッグベネディクトは、私の好物だが、残念なことに日本では、まだ一般的ではない。

自宅で作ることもあるが、バンビことパンクな彼女の得意料理のひとつである。


もっとも、アメリカなら玉子は2個の倍量、付け合わせもポテトがごろごろと付いているだけだが、糸屋ホテルでは野菜もたっぷりと付いていて、ビネガーの酸味が効いたドレッシングも、キャロットラペも美味しい。


飲み物はおかわり出来るので、初日はコーヒーを頼んだが、それ以降は、まずオレンジジュースをもらい、食後にコーヒーを頼むようにした。
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そば 酒 まつもと、その2

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バンビは玉櫻を注いでくれた古伊万里の蕎麦猪口が気に入ったようで、しげしげと眺めている。



「普通の蕎麦猪口より小振りで、お酒にぴったりだし、絵付けがすごく可愛いよ!」



たしかにぐい呑みにしたくなる蕎麦猪口というものは、稀にあるものだ。


柔らかく、噛むほどに肉汁が広がる絶品の鴨ロース、さらに蒸し鶏黒豆納豆ソースを頼み、酒は燗にかえて、辨天娘、さらに日置桜を。


開店して、すぐに入店したのに、私たちがいる間に、牡蠣の塩炒り、鴨ロースは品切れに。

とりわさも、頼もうとしたら品切れだった。

やはり、この店は開店と同時に入らないと駄目らしい。


日本酒を呑み続けたので、箸置きをひっくり返すと「泥酔」。


私の場合、六、七合なら泥酔ではなく、ほろ酔いだが、気分よく飲んだので満足し、締めにもり蕎麦をもらった。

店主みずから、その日の分を手打ちするという十割蕎麦は、つゆがあっさりとした関西風で、蕎麦まで酒の当てになる。


酒好きには、たまらない店だ。
posted by 城戸朱理 at 11:10| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

そば 酒 まつもと、その1

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糸屋ホテルにチェックインして、荷物を解き、バンビことパンクな彼女と出かけたのは、四条烏丸の東急ハンズ。

いつの間にか、京都に着いたら東急ハンズを最初に覗くのが恒例になってしまったが、ここでロケに必要なものや文具を補充する。


それから、歩いて新京極へ。

新京極から入った柳小道の「そば酒まつもと」に入った。


この店は予約を受け付けないので、入店できるかどうかは行ってみなければ分からない。

店名からも分かるように、酒を飲ませるための蕎麦屋である。


まずは、ビールをもらって、牡蠣の塩炒りを頼んだのだが、この牡蠣には、日本酒しか考えられない。

秋鹿、そして凱陣を常温で頼む。

まつもとには、五味の揃った、どっしりした味わいの純米酒が揃っているのが嬉しい。

将棋の駒の形をした箸置きは、この段階では「素面」である。


続けて、ポテトサラダを頼んだのだが、これも長芋を使って、ヨーグルトで和えたもので、ワサビと海苔の風味が効いており、日本酒に合う。


バンビのリクエストで、牡蠣の塩炒りをおかわりし、タコと菜の花の胡麻酢を追加する。

胡麻酢が素材を引き立て、いよいよ酒を呼ぶ。


日本酒は玉櫻を冷やでもらった。
posted by 城戸朱理 at 11:09| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月08日

京都に向かう新幹線で

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4月2日は、CS放送番組撮影立ち会いのため、京都に向かった。

トランクに着替えなどをパッキングして、品川駅に向かう。


品川も駅中が充実しているので、バンビことパンクな彼女の提案で、今回は車中の昼食に、なだ万のお弁当を選んだ。

春らしい彩りの吹き寄せで、いかにも花見弁当という風情である。


さらに老舗洋食屋つばめグリルのハンブルグステーキとトマトのファルシーを買って、バンビとシェアした。



「つばめグリルのハンバーグはホントに美味しいね!」



出汁を基本とした和食に、ハンバーグがあるとアクセントになるものだから、バンビは喜んでいた。


私は、お弁当を肴にビールを飲みつつ、読書。
posted by 城戸朱理 at 09:24| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ポルトガルの会@鎌倉ハム富岡商会

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鎌倉に戻ってから、事務連絡や衣替えに追われていたのだが、かまくら春秋社の田中愛子さんから、バンビことパンクな彼女にパーティーのお誘いがあった。



「鎌倉ハム富岡商会の本社で、伊藤玄二郎社長の会があって、鎌倉ハムとポルトガルワインを御馳走してくれるんだって!

城戸さんと一緒にって、愛子さんは言ってくれてるんだけど、どうする?」



バンビは、ハムやソーセージが大好きなので、興奮して「はーはー」しているではないか。

何の集まりなのか、よく分からないが、楽しそうなので、バンビと一緒に行くことにした。

3月31日のことである。



大船駅からタクシーで、鎌倉ハム富岡商会本社に到着したのは、12時前。

本社に入るのは初めてだが、鎌倉ハムの歴史がパネルや商品などで展示されており、これが面白かった。


鎌倉ハムの父はイギリス人、ウィリアム・カーティス。

西洋の食文化を横浜から日本に広めたカーティスから、秘伝のハムの製法を伝授された日本人によって、当時、鎌倉郡と呼ばれた地域ではハム作りが盛んになり、「鎌倉ハム」という呼び名が定着するようになる。

鎌倉ハム富岡商会の創業者、富岡周蔵は大船駅の開業、横須賀線の開通とともに駅構内での弁当販売を思いつき、明治31年(1898)に大船軒を開業して、鎌倉ハムを使ったサンドイッチを売り出した。

これが評判を呼び、2年後にハム製造部門を独立させ、本格的なハム製造に乗り出す。


これが今日まで続く鎌倉ハム富岡商会の始まりとなるのだが、鎌倉ハムは、井上蒲鉾の梅花はんぺん、豊島屋の鳩サブレと並ぶ鎌倉名物なのは言うまでもない。


本社では、鎌倉ハム全商品を販売しており、骨付き腿肉のハムを持たせてもらったのだが、ずしりと重い。

この一本で、50〜100人分になるそうだ。



さて、会場についてみて、今回のパーティーがポルトガルの会なのが判明。

伊藤玄二郎さんは、日本とポルトガルの交流につとめ、ポルトガル政府から勲章をもらっているほどだが、伊藤さんとともにポルトガル旅行に参加した方々の会である。

政財界の立場ある方々ばかりで、私など場違いの感は否めない。

もっとも、詩人というものは、どこにいても場違いなものだが。


鎌倉ハムとポルトガルワインと聞いていたので、たんにハムが並ぶのかと思ったら、さにあらず。

平下康嗣社長のご厚意で、熟成ベーコンと長ネギのキッシュ、布巻きハムとハーブのゼリー寄せ、鎌倉煮ミニバーガーといった鎌倉ハム使用の特別メニューから、パテ・ド・カンパーニュ、鶏白レバーのパテ、アンガス牛のローストビーフとホワイトアスパラ、魚介のマリネにラタトゥイユにキャロットラペなど、シェフ特製のオリジナルメニューが並んでいる。


ポルトガルワインをしこたまいただいて、料理をつまんだのだが、昼から贅沢な時間を過ごした。


田中愛子さんが、骨付き腿肉のハムに魅了され、鎌倉ペンクラブで、あのハムで飲む会をやりましょうと言い出したので、私も賛成する。

注文してから、ひと月かかるそうだが、夏の納涼会のときに、鎌倉ハムでビールを飲んだら、さぞや気分がいいに違いない。



ポルトガルの会のあとは、ほろ酔いで、バンビと花見をしながら、歩いて大船駅に戻った。
posted by 城戸朱理 at 07:21| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする