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城戸朱理のブログ: 美味しい話

2017年11月16日

秋のごだん宮ざわで、その2

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お造りは、石垣鯛と北海道産の塩水ウニ。

山口の安来ネギとミョウガが添えられ、土佐醤油がかけまわされている。


器は明末清初に中国、景徳鎮で焼かれた古染付けだが、京都で骨董屋を回ると、茶席の懐石に珍重されたためか、古染付けの遺品は思いのほか多い。

しかも、懐石用に五客、十客といった組みものになっていて、このあたりは、東京とは違うところだろう。


宮澤さんのお造りは、創作料理の域で、こよなく酒を呼ぶ。



続いて、贅沢な伊勢海老と白舞茸は、なんと昆布とブラウンマッシュルームだけで取った香り高い出汁が張られている。

伊勢海老の加熱は、半生で、そこに出汁がからみ、経験したことのない味わいだった。


器は、高麗青磁。

13世紀ごろのものだろうか。

バンビの高麗青磁は、秘色と呼ばれた透明感のある青だったが、料理に気を取られて、バンビは気づかなかったようだ。



定番の焼き胡麻豆腐は、枝豆を練り込み、煮帆立をあしらい、枝豆の餡がかけられている。



そして、すっぽんの煮凝りとキャビア。

バンビは絶句して、目を丸くしている。


これは――禁断の味と言うしかない。
posted by 城戸朱理 at 12:31| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

秋のごだん宮ざわで、その1

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ごだん宮ざわも訪れるのは久しぶりで、春以来になる。


開店したのが、2014年7月14日。

パリ祭の日だから覚えやすいが、私が初めて訪れたのが、その年の9月で、それから通いつめ、暖簾をくぐるのは今回で30回目となった。

我ながら、やりすぎとも思うが、それだけ惚れ込んでしまったということなのだろう。



本阿弥光悦のお軸を前に、まずは了入の赤楽で煎米茶。


宮澤政人さん手ずから注いでくれる食前酒は、滋賀の喜楽長である。



先付けは、嬉しいことに今月6日に、解禁になったばかりの、こっぺ蟹だった。

北陸では、せいこ蟹、香箱蟹とも呼ぶ。


バンビことパンクな彼女は予想が当たって大喜び。


蟹身をほぐし、内子と外子に和えてあるので、蟹の旨みに没頭できる。

そのままでも十分だが、添えられた生姜酢につけると、また違う風味が楽しめるところもいい。

ビールから始めたのだが、こっぺ蟹には日本酒とバンビが言うので、早々と燗をつけてもらうことにした。


器は、北大路魯山人の縁なぶり備前平向付けである。



続いて、山中漆器の辻石斎による魯山人意匠ののお椀は、甘鯛と蕪に加賀野菜の金時草。


滋味あふれる出汁に、甘鯛の旨みが一体となって、何も言うことはない。

金時草は、関東ではお目にかからないが、新若布に似た面白い食感だった。
posted by 城戸朱理 at 12:26| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

京都の町中華〜龍鳳

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「幻を見るひと」特別先行試写も無事に終わった翌日の11月10日。


糸屋ホテルのロビーで、吉増剛造さんと今後の展開を打ち合わせたあと、吉増さんは別件の打ち合わせに向かった。



私とバンビことパンクな彼女は、夜の打ち合わせまで時間があるので、再び、京都散策に。

そぞろ歩きしながら、目についたお店を冷やかしているうちに、昼食の時間になった。



昨日のマルシン飯店が楽しかったので、また町中華に行こうということになり、入ったのは新京極六角の龍鳳。



風中華の源流、鳳舞の味を受け継ぐ店だという。



構えは、昭和中期のレトロな町中華。



観光客が来るような店ではないが、途切れることなく、次々と地元客が入ってくる。




まずは餃子をもらって、ビールで乾杯。


酢豚を頼んでみたのだが、これには驚いた。

揚げたての豚肉は肉汁が封じ込まれて、あくまでも柔らかく、軽く炒めた野菜のしゃきしゃきとした歯応えも素晴らしい。

高級店でも滅多にお目にかかれない出来なのに、これが750円。

京都の町中華は、これまでの価値観が崩壊するような凄さがある。



名物は、茹でた麺を辛子で和え、餡掛けにした龍鳳撈麺(りゅうほうろーめん、辛子入りそば)。

餡の具材は、鶏肉と海老、干し椎茸、小松菜、ネギで、出汁が奥深い。

口にすると、辛さが鼻に抜けるが、これまた癖になる味だった。



常連客は、炒飯と炸鶏(鶏の天ぷら)を頼んでいる人が多かったので、これも龍鳳撈麺と並ぶ人気メニューなのだろう。


次回は、炸鶏で飲んでみなくては。
posted by 城戸朱理 at 01:25| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月15日

京都の町中華〜マルシン飯店

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11月9日は、夕方に会場入りするまで時間があったので、バンビことパンクな彼女と寺町あたりを散策した。

朝食抜きだったので、歩き疲れたうえに空腹を覚え、入ったのは京都の町中華の名店、東大路三条のマルシン飯店である。


この店の名物は、熟成豚肉を使った餃子と天津飯。


まずはビールで喉を潤し、茹で餃子一人前と焼き餃子二人前を頼む。

熟成肉餃子には、たっぷりの胡椒と酢が合うと張り紙がしてあったので、酢&胡椒と醤油・酢・ラー油、二種類のタレを作ってみた。


餃子は小振りで、肉餃子なのに軽やかである。


「んふ!
とっても美味しい餃子だよ!」


餃子好きのバンビが喜ぶほどだから、並ではない。


そして、天津飯。


ふわふわの玉子の餡がたっぷりかかり、出汁が効いていて、これまた癖になる。

東京で天津飯というと甘酢餡掛けだが、マルシン飯店は甘くない、あっさりとした醤油味で、食べ飽きしない。


しかも、マルシン飯店は午前11時から、翌朝6時までの営業。


京都で町中華に入ったのは初めてだが、脂っぽさはかけらもなく、全体にあっさりしている。


どうやら、町中華にもお国柄というものがあるらしい。
posted by 城戸朱理 at 10:45| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月14日

新京極のスタンドで、その2

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鯛が良かったので、まぐろの刺身も追加し、燗をつけてもらう。


オムレツを頼み、さらに、おでん。


ふたりで飲みながら「国宝」展の印象をあれこれ語り合ううちに、脚の疲れが引いていった。
posted by 城戸朱理 at 12:14| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新京極のスタンドで、その1

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夕食は、鰻屋かねよで、久しぶりに分厚い出汁巻き玉子を乗せた鰻丼を食べるつもりだっただが、京都国立博物館から東急ハンズと、
歩きづめだったので、新京極のスタンドの前までたどり着いたところで、バンビが「今日はスタンドでじんわりしようよ」と言い出した。


私も歩き疲れて、一刻でも早くビールを飲みたい気分だったから、そのままスタンドに入ることにした。


レトロな店内は、今日も賑わっている。


まずはビール、何よりもビールの気分。

バンビはレモンサワーである。


とりあえず、スタンドに入ったら、必ず頼むえんどう豆の玉子とじと自家製コロッケを頼み、
いつもなら、それに「きずし」(締め鯖)を貰うのだが、白板に鯛のお刺身が書いてあったので、今回は鯛を頼んでみた。


「鯛のお刺身が美味しいよ!」


バンビが喜んでいるので、私も箸を伸ばしてみたのだが、たしかに、こなれていて旨みがある。


生ビールのあとは「キリン一番搾り 京都に乾杯」にしてみた。
posted by 城戸朱理 at 12:13| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月12日

つばめグリルのハンブルグステーキ弁当

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新幹線に乗る前に品川駅でお弁当を選ぶことにしたのだが、エキュートが出来てから、選択肢が増えた。

なだ万厨房もあれば、つばめグリルもあるので迷ったが、バンビことパンクな彼女の希望で、つばめグリルのハンブルグステーキ弁当にした。


売場には、今日のお弁当に使われている牛肉、豚肉の生産者まで明示され、お弁当は無添加。

老舗洋食屋だけに、デミグラスソースが味わい深い。


お弁当だけだと、野菜が不足しがちなので、トマトのファルシーサラダをバンビとシェアする。

「ファルシ」は、トマトを容器に見立てたフランスの伝統的な料理で、湯剥きしたトマトのなかにはチキンサラダが入っている。


家庭でも簡単に作れるが、お弁当に添えると、トマトまるごと一個だけにインパクトがある。
posted by 城戸朱理 at 21:45| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月10日

舵屋で日本酒を、その2

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日本酒を追加して、マグロととろろのスタミナ納豆、さらに酒盗のクリームチーズと食事がわりに揚げ餅を頼む。

揚げ餅は、揚げ出し豆腐の豆腐が餅になったものを想像してもらうといいが、もっとディープフライにすると、餅が不定形に膨れて、別の料理になる。


オムレツのようなものが運ばれてきて、一瞬、自分がオーダーしたか、どうかが分からなかったが、これが黄ニラの玉子とじだった。



海風に当たったせいか、頬が火照り、私はあまり食べずに飲んでいたのだが、バンビが喜んで食べていたので、よしとしよう。
posted by 城戸朱理 at 10:36| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

舵屋で日本酒を、その1

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4時間近い散歩のあとは、現像したフィルムと紙焼きを受け取ってから、居酒屋で軽く飲むことにした。

バンビことパンクな彼女と相談し、小町通りの舵屋へ。


席につくなり、店員さんに「昨日、周さんが見えましたよ」と声をかけられた。

周さんは、もちろん藤沢周氏のことだが、藤沢さんは結婚式に出席するために新潟に帰省していたはずだから、帰りに立ち寄ったのだろう。


藤沢さんは舵屋の常連だから、私まで顔を覚えてもらったらしい。


私はビール、バンビはレモンサワーで乾杯する。


舵屋は魚が美味しいので、まずはお造りの盛り合わせを頼む。

スズキもマグロも赤貝も、すべていい。


お造りには日本酒だろうと、熱燗も頼んだ。


さらに、あぶりとりレバー、牡蠣の天ぷらを追加。


あぶりとりレバーは、韓国風に胡麻油と塩でいただく仕立て。

好みでおろしニンニクとネギを加えるのだが、バンビに言わせると「禁断の味!」ということになる。


牡蠣はフライにするよりも天ぷらのほうが日本酒によく合う。


私が牡蠣の天ぷらというものを初めて口にしたのは、30歳のころ。

当時、阿佐ヶ谷駅北口の路地に北大路という、なんとも渋い店があった。

私は、バードランド店主、和田利弘さんに連れて行ってもらったのだが、和田さんが「いい店だよ」というだけあって、料理もよければ酒もいい。

和服姿の上品な初老の女将さんが燗をつけてくれるのだが、和田さんと倒れるまで、杯を重ねたものだった。


この北大路で出されたのが牡蠣の天ぷらで、牡蠣を大葉でくるみ、ごくごく薄い衣をつけて揚げたものだったが、
熱は通っているものの、中は生に近く、なんともいいものだったのを思い出す。


それ以来、自分でも牡蠣の天ぷらを揚げるようになったが、バンビも「牡蠣の天ぷらって美味しいもんだね!」と喜んでいた。
posted by 城戸朱理 at 10:31| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月04日

町田、柿島屋で桜鍋を囲んで

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創業、明治17年(1884)。

100年以上つづく町田の馬肉料理専門店が柿島屋である。


明治時代、日本の主要な輸出品だったのが生糸だが、八王子から横浜へ、生糸を運ぶシルクロードの要衝だったのが町田で、
ある日、生糸を運搬する馬が横死したのは食べたのが、町田の馬肉料理の始まりなのだと聞いたことがある。

嘘のように聞こえるが、本当の話らしい。


柿島屋は、そのころから続く店ということになる。


ある時期から、詩友と町田で古書店を回り、柿島屋で宴会をするのが、恒例となったが、今回は、今までとは、いささか様子が違った。


柿島屋は予約をする場合、馬刺しと桜鍋を人数分、頼むのがルール。

まずは、馬刺しが出るので、馬肉メンチカツのカレーがけ、トマトなどを頼んで、乾杯する。


すると、広瀬大志くんが、「田野倉くんが来ると、途切れることなく、ずーっとしゃべっていて、何もしゃべれなくなるから、今のうちに言っとく」と前置きして、深刻な表情で近況を語りだした。


あまりに壮絶な話で、企業の取締役社長という仕事のシビアさを思い知らされたが、それでも前向きな大志くんが素晴らしい。


「いや、俺は必ず生き残るから」と断言する大志くんが、一瞬だけ、矢沢永吉にだぶって見えた。

幻でかまわない。



田野倉康一くんは遅れて、到着。

ところが、いつものように、しゃべりっぱなしではない。


「どうした? 今日は静かじゃない?」と大志くん。


静かとは言っても、何かを食べているとき以外はしゃべりぱなしで、やはり自称・多動性症候群だけはあるが、いつもと違って、若干の間があるのだ。

この、わずか5秒ほどの間を、「静か」と感じられるのは、大志くんや高貝くん、そして私だけだろう。


すると、田野倉くんは、仕事上の悩みを語り出した。

こちらも深刻で、転職まで考えたという。



私は私で、弁護士を頼んで民事訴訟を起こしているほど、身辺が落ち着かないので、そのことを打ち明けたら、
「君たちに比べると、自分の悩みなんて大したことはないと思えるな」と、田野倉くんは元気になったが、大変なのは誰も変わらない。


つくづく、年を重ねると悩みも、生き抜けるかという「生存」の次元になることを痛感したが、だからこそ、新詩集『魔笛』を編んだという大志くんの言葉が、力強く響いた。



ちなみに、大志くん、娘さんには自分が詩を書いていることを伏せていたらしい。

ところが、アパレルに勤める次女(モデルもしている大変な美人である)が、女性誌「GINZA」に掲載された詩人としての広瀬大志を発見。

「おとん、何者?」というメールが来たと聞いて爆笑する。


近年、若い世代の広瀬大志人気は凄いものがあるが、田野倉くんも、前橋で「広瀬さんのお友だち」ということで人気だったとか。

「君のおかげで、初めてもてたよ」と笑っていたが、広瀬大志人気は、それほどまでに凄いらしい。


時代が広瀬大志に追いついたということか。


話は深刻でも、馬肉料理は旨いので、酒は進む。


何も語らないが楽しそうな高貝弘也くん、ひたすら聞き上手な遠藤朋之くんのおかげで、悲劇と喜劇が紙一重であることの意味が、露になった一夜ということにしておこう。

それが、たとえ幻だとしても。
posted by 城戸朱理 at 11:20| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月02日

石釜で焼いたハンバーグ

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試写と打ち合わせが終わってから、井上春生監督とランチを。

全員、朝食を食べていないのが分かったので、バンビことパンクな彼女の提案で、立川駅のグランデュオ内にあるハンバーグの専門店、いしがまやに行くことにした。


ここは、石釜で焼いたハンバーグを供する店で、肉はオーストリアで飼育された黒毛和牛種を使っている。


いしがまやでは、トッピングをあれこれ選べるので、私はハンバーグ180gにチェダーチーズと目玉焼きを、バンビは煮込みハンバーグ180gに、目玉焼きとアボカドを選んだ。


井上監督のオーダーが、実に面白い。

ハンバーグにステーキをトッピングしようとしたのだが、さすがにステーキはトッピングのメニューにはない。

結局、井上監督はハンバーグ360gを選び、アボカドをトッピング、ステーキは単品で注文して、みんなでシェアすることに。


「活動屋ですから」と井上監督。


たしかに、映画人は身体を使うので、とにかく肉が好きである。

焼肉弁当とほかの弁当があると、クルーが選ぶのは、必ず焼肉弁当。

重い機材を担いでの立ち仕事だから、身体が肉を欲するのだろう。


ハンバーグにスープとライスを付けてもらい、井上監督だけパンをセレクト。

いしがまやでは、ミディアムに焼き上げたハンバーグを、目の前でふたつに切って、熱い鉄皿で、さらに焼くという趣向になっている。


この日の仕事は終わったので、昼からビールを頼んで乾杯したのだった。
posted by 城戸朱理 at 11:22| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月01日

焼肉、暖家で

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鰻の串焼きで飲んでから、待ち合わせの9時に、焼肉屋・暖家(だんけ)に行ってみたら、鯨井謙太郎(正しくは良扁に邑)、定方まこと両氏は、すでに到着していた。

一昨日のペルセパッサ・オイリュトミー団の公演のあと、鯨井くんと約束したのだが、その後、メールで定方さんも参加することに。

あれだけ激しい動きをして、さらに連日、次の公演に向けて練習しているのだから、やはり焼肉だろうと思って、暖家を予約したのだが、やはり正解だった。


もっとも、私とバンビことパンクな彼女は、鰻の串焼きでお腹がいっぱいだから、肉は、ほんの数切れしか食べなかったのだが。


まずは、ビールで乾杯し、キムチの盛り合わせ、ナムルの盛り合わせ、サンチュとチヂミを頼む。

暖家は、立川の夜景を見渡すことが出来る高級店で、焼肉屋なのに落ち着いて話をすることが出来る。

焼いたのは、和牛A4等級の盛り合わせに、和牛A5等級の盛り合わせ、そしてホルモンの盛り合わせ。


肉質は文句なしにいいが、それが次々と消えていくのだから、奢り甲斐があるというもの。

ちなみに、焼くのは私が担当した。

鍋奉行ならぬ焼肉奉行である(?)。


次回のCORVUSの公演の主題となる三島由紀夫のことなどを語り合いながら、ビールのあとは生グレープフルーツサワーを。


鯨井くんには、Edgeにもう一度、出演してもらいたいという声が、スポンサーからもテレコムスタッフからもあり、時期を考えているところである。


最後に、鯨井くん、定方さんはカルビクッパで締め、私とバンビはコムタンクッパをシェアしたのだが、バンビは、ほとんど食べなかった。
posted by 城戸朱理 at 09:41| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鰻の串焼きで飲む、その2

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「うなくし」は、日本酒の品揃えも充実している。

ビールのあとは、山形の米鶴純米、福島の永寶屋辛口純米、三重の酒屋八兵衛純米、そして愛媛の加儀屋純米吟醸を順番に飲んでみた。


さらに、「ひと通り」に入っていない、かしらとヒレを、そして、バンビのリクエストでニラのヒレ巻きを追加する。

ニラのヒレ巻きは、鰻の旨みが凝縮しており、初めて食べた人はたいてい気に入るが、バンビもお気に入りである。


「鰻は無駄になるところがないんだね!」とバンビが言っていたが、骨は素揚げして骨せんべいに、ヒレも食べられるわけだから、確かに捨てるところがない。


串焼きのあとは、日本酒をおかわりして、山芋のフライと奈良漬クリームチーズを頼み、待ち合わせの時間まで、くつろいだ。
posted by 城戸朱理 at 09:33| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鰻の串焼きで飲む、その1

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鯨井謙太郎(正しくは良扁に邑)、定方まこと両氏との待ち合わせは、9時。

軽い昼食を食べただけなので、立川に着いたバンビことパンクな彼女と私は、鰻の串焼き専門店「うなくし」で飲むことにした。

まずは、ビールをもらって、串焼きの「ひと通り」と帆立の刺身、かぼちゃ煮を頼む。

突き出しは、キャベツの浅漬けだった。


「ひと通り」は、鰻の背のくりから焼きから始まって、ニラをヒレで巻いたもの、肝焼きと続く。

エリンギと一緒に煮たカボチャも面白い取り合わせだった。


「ひと通り」の最後は鰻の身の短冊で一本はわさび醤油、一本はタレで。


タレだけではなく、塩焼きやわさび醤油で食べると、鰻の風味がよく分かる。

バンビは「鰻の串焼きはいいものだね!」と喜んでいた。
posted by 城戸朱理 at 09:29| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月31日

早めの夕食は、天ぷらを

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早めの夕食を取るべく入ったのは、天ぷら・つな八の新宿総本店。

チェーン店の天丼てんやが出来る前は、つな八と神保町界隈のいもやが天ぷらを手軽に食べられる店だったが、メニューがもっとも充実しているのは、つな八だろう。


いちばん軽い御膳にしたのだが、それでも量的にはかなりのもの。


最初に海老とキスが出る。

続けて、蓮根などの野菜、穴子が出て、最後は掻き揚げ。


黄身揚げを追加したのだが、これは天つゆではなく醤油が合う。

口直しは、珍しくも冷製スープのガスパチョだった。


「冷たい雨のなかを歩いてきたんから、揚げたての天ぷらが美味しいね!」


バンビことパンクな彼女は「あまり食べられないかも知れないよ〜」と言っていたのだが、いざ天ぷらを出されるとペロッと平らげている。

だが、ふたりとも掻き揚げまでは食べられなかったので、これは包んでもらった。

家で、天ぷらうどんか鍋焼きうどんをすることにしよう。


天ぷらの名店と言えば、銀座の天ぷら近藤だが、私は言語学者の前田英樹、テレコムスタッフの清田素嗣(もとつぐ)両氏と御一緒して以来、長らく行っていない。

あれは、もう10年以上前になるだろうか。


バンビは、天ぷら近藤には行ったことがないので、一度、連れて行かなくては。
posted by 城戸朱理 at 13:23| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月24日

鎌倉駅ビルの風凛

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鎌倉駅ビル2階にある居酒屋、風凛は観光客相手の店と思われがちだが、三崎直送の魚介類と鎌倉野菜を供する穴場の店である。

10年ほど前は、居酒屋に隣接して天丼の専門店「点天」もやっており、手軽に食事を済ませるときには重宝したものだった。


しかも天丼だけではなく、居酒屋のメニューも注文できたので、バンビことパンクな彼女は
「生牡蠣をちゅるっと食べて」から白ワインを飲み、天丼で食事にするのが好きだったが、

改装で天丼屋がなくなってしまって、残念に思っていたら、今年の改装で、カウンターの天丼スペースが復活。


バンビ好みの生牡蠣に白ワイン、そして天丼という食事が出来るようになった。


風凛は昼からやっているので、早めに飲み始めるときにも便利だが、富岡幸一郎さんの講演が終わったのは午後4時。

この時間から空いている店となると、蕎麦屋のこ寿々(こすず)か風凛しかない。


銀の鈴社が打ち上げで予約していたのは、やはり風凛だった。


まずは、お造りの盛り合わせ、秋野菜の天ぷら、カボチャの鴨そぼろ煮などを頼んで、ビールで乾杯。

翌日の衆院選のことから始まって、文学のことまで、飲みつつ、さまざまなことを語り合う。


肴は、主催者が次々に追加してくれたので、テーブルが賑やかだったが、ビールのあとは日本酒なり、焼酎なりを各自がオーダーした。


ジャケットを脱いでくつろぐ富岡さんの隣の青年が、かまくら学府事務局をされている銀の鈴社の西野大介さん。

西野さんは、関東学院大学の富岡さんのゼミの出身だという。
posted by 城戸朱理 at 08:49| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月23日

太陽堂の塩ラーメン

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バンビことパンクな彼女と相談して、富岡幸一郎さんの講演の前に御成通りの太陽堂で昼食を取ることにした。


太陽堂は、獨協大学の原成吉先生行きつけの店だったが、立川から鎌倉に移転。

原先生は、アメリカを代表する詩人、ゲーリー・スナイダーを連れていったこともあるという。


原先生がいつも頼むという塩ラーメンを頼み、バンビも私も味玉とチャーシューを追加。

ちなみに太陽堂では、追加のチャーシューの食券はないが、味玉の食券一枚でチャーシューが一枚、追加できるようになっている。


太陽堂は二度目だが、お昼どきだと行列が出来るほどの人気店になった。

ひいきにしていた東口の海鳴(うなり)が閉店し、豚骨ラーメンの袈裟丸屋は蕎麦屋になってしまったので、鎌倉駅周辺でラーメンを食べるとなると、今や太陽堂か静雨庵ということになる。


塩ラーメンといえば、普通は白湯(パイタン)だが、太陽堂のそれは、まるで醤油ラーメンのような色をしている。

これは、豚骨・鶏・野菜で取ったスープに魚粉を加えているためだろう。

スープは粘度が高く、まるで、つけ麺のスープのようだが、バジルが潜んでいて、アクセントになっている。

麺は、濃いスープが適度に絡む中太のストレート麺。


チャーシューは柔らかく、箸でほろほろと崩れるほどで、味玉は割ったとたんに黄身が流れ出す。


「この味玉は、知らないでかじったら、黄身が飛び散っちゃうね!」とバンビが言うほど、見事な加減である。


客層は若者が多いが、ご夫婦や家族連れも少なくない。
posted by 城戸朱理 at 13:59| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月22日

盛岡土産は海宝漬の中村屋で

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盛岡で地元デパート、パルクアベニュー・カワトクの食品売場や、
大通りのクロステラス内にある岩手の産直食材を扱う「賢治の大地館」、
そして駅中のさまざまな岩手県産食材や食品を見て歩いたバンビことパンクな彼女が奇妙なことを言い出した。


「前沢牛に短角牛、佐助豚に白金豚に龍泉洞の黒豚、南部祝い鶏にほろほろ鳥、アワビにウニにイクラにホヤから毛蟹まで、目眩くお肉と海の幸の氾濫に圧倒されて、パタっと倒れそうだなあ!」


倒れなくてもいいのである。


岩手にはバンビの好物がたくさんあるので、喜んでいるらしい。


「どうして、こんなに美味しいものがあるのかな?」というのがバンビの口癖である。


地元の人は当たり前としか思っていないが、美味しい食材が多いのは、それだけ生産者の方が頑張っているからだろう。


日本最初の牧場、小岩井農場も岩手にあるし、畜産が盛んなので、ブランド肉のみならず、ハムやベーコンなどの食肉加工品も豊富なら、乳製品からアイスクリームやチーズケーキも多種多様である。


ただし、私もそれが当たり前としか思っていなかったのだが。


海宝漬けで有名になった中村屋の売場を覗いてみても、新商品の開発に余念がない。

今回は中村屋で、バンビの大好物、アワビステーキグラタン、それに焼うに、いくら醤油漬け、あわび肝ガーリックライスとほたてハンバーグを手配した。


ほかに駅の佐助豚の売場で、腿肉のコンフィと佐助豚の味噌漬けを購入。


これだけあると、しばらくは夕食の準備が簡単になる。


アワビの殻にウニを詰めて焼いた焼きウニは、生醤油をたらして、そのまま酒の肴になるが、実家では、酢飯で海苔巻きにすることも多かった。

私には懐かしい味のひとつである。
posted by 城戸朱理 at 13:40| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ビア&ヴルスト ベアレンで小憩

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機屋で葉書を書いたあとは、パルクアベニュー・カワトクで買物をして、盛岡駅まで歩く。


上流で雨が降ったのか、北上川は少し濁っていたが、この日も開運橋から岩手山が見えた。


新幹線を早い便に変更し、一時間ほど時間があったので、ビア&ヴルスト ベアレンで小憩。

陸奥湾産帆立のカルパッチョと牡蠣と茸のアヒージョを肴に地ビールを飲む。

小さな店だが、料理はいいし、駅の地下なので乗車前に地ビールが飲めるのは、実にありがたい。



ロケから始まった6泊7日の旅もようやく終わり、新幹線から見る八幡平の夕焼けが見事だった。
posted by 城戸朱理 at 09:47| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月21日

夜はヌッフ・デュ・パプで、その2

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岩手産豊水梨のフローズンダイキリは、大西ファームのジンジャーシロップが添えられており、疲れた身体に優しい。


驚いたのは冷やしトマトで、見た目も美しければ、フルーツのように甘いので、バンビことパンクな彼女が目を丸くしていた。


さらに短角牛とマッシュポテトのグラタンと短角牛のミートソースのペンネを頼み、赤ワインをデキャンタでもらった。


ヌッフ・デュ・パプは六本木にも支店があるが、メニューに生産者や産地が記載されており、素材から始まる料理が特徴で、何を頼んでも間違いなく美味しい。
posted by 城戸朱理 at 00:42| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする