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城戸朱理のブログ: 美味しい話

2017年10月21日

夜はヌッフ・デュ・パプで、その1

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わずか2時間の庭仕事で疲れはて、ホテルに戻って、昼寝。

目覚めて入浴したら、もう8時になっていた。


夕食は近所で済まそうということになり、徒歩1分のヌッフ・デュ・パプへ。

店内は結婚式の二次会の団体で賑わっている。


まずは地ビール、ベアレンで乾杯し、パルマ産生ハムと陸前高田・広田湾産の牡蠣を頼む。


大粒の牡蠣にはシャンパンだろうということになって、フェア開催中の3種飲み比べセットをもらった。

余韻が素晴らしい「ルイ・ニケーズ ブリュット・レゼルブ(プルミエ・クリュ)」、
葡萄が凝縮したような「ユレ・フレール ブリュット・アンヴィタシオン」、
それにボディがくっきりとした「A.R.ルノーブル キュヴェ・アンタンス・ブリュット」である。

私は「ユレ・フレール」が気に入ったが、バンビことパンクな彼女に言わせると、「個性ちゃん」だそうだ。


牡蠣とシャンパンのマリアージュは、やはり素晴らしい。
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実家の掃除のち、ハンバーグレストラン・ベルへ

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14日(土)は、実家の様子を見に行った。

バンビことパンクな彼女が、道に大量に積もった落ち葉を集める間に、私は玄関回りの草むしりをしたのだが、慣れないことはするものではない。

わずか2時間ほどの作業だったのに、バンビも私もオールアウト、疲れはててしまった。

私は鍵を持っていないので、屋内には手をつけられないが、庭木が多いと手入れが大変である。


盛岡滞在中は、ホテルで朝食を取らなかったので、お腹を空かせたバンビを連れて、ホテルから近いハンバーグ・レストラン、ベルへ。


40年以上続くハンバーグの老舗だが、実はベルは、全国チェーンのびっくりドンキーの第一号店。

メニューもびっくりドンキーと同じらしいが、びっくりドンキーには入ったことがないので、同じかどうか分からない(笑)。


メニューを熟読し、私とバンビが頼んだのはハンバーグ200g。

トッピングはチーズと目玉焼きにした。


これにサラダ、御飯に味噌汁が付く。


「んふ!

疲れたから、ぺろっと食べちゃうなあ!」


バンビは、あっという間に完食。

庭仕事のあとにハンバーグという選択は、正解だったようだ。


私はオリジナルのビール、ヴァイツェンをもらって喉を潤した。

ビールまで独自に仕込んでいるのだから、びっくりドンキーは、いい店に違いない(?)。
posted by 城戸朱理 at 00:27| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月20日

夜も吉浜食堂へ

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岩手大学の木村直弘先生と待ち合わせて、再び吉浜食堂へ。


まずは遠野のズモナ・ビールの「遠野のホップ農家から」で乾杯する。

真っ先に頼んだのは、昼に食べて絶句した釜石産ムール貝を始めとして、釜石産こだま貝、吉浜産帆立貝の旬の蒸し貝3点盛り。

ムール貝は貝殻ばかりが大きく身は小さいのが普通だが、吉浜食堂のムール貝は身がぎっしりと詰まっていて、甘く、柔らかく、味わい深い。

加熱も絶妙。


ほかに、わたり蟹の蟹味噌和え、どんこの叩きを頼んだのだが、そうなると日本酒を飲まないわけにはいかない。

御主人のお勧めを順番にもらうことにした。

三陸地方でドンコと呼ばれるエゾイソアイナメはタラの仲間で、冬の味覚。

身は淡白で鍋料理によく使われるが、吉浜食堂では肝和えになっていて、酒によく合う。

子供のころ、海釣りをしていてドンコを釣り上げたことがあるが、引きは凄いのに、海から引き上げられたとたん、ぴくりとも動かなくなる珍妙な魚である。


さらに、わたり蟹の甲羅グラタンを頼み、お造りは、ぶり、まぐろ、タコ、帆立の4点盛りにしてもらう。

ますます日本酒が進んだが、木村先生に、いい店を教えてもらったと喜んでもらえたので良かったと思う。


吉浜食堂は、松川寛幸・麻由夫妻がふたりで始めた店で、内装はアパレルに15年つとめた麻由さんが担当。

お洒落な麻由さんは骨董がお好きなそうで、店内には趣味のいい新感覚のアンティークがあしらわれている。


御主人の寛幸さんは漁師だから、明日は漁だという連絡があると、店を閉めてから漁に向かうのだとか。

お店は漁のため不定休になるそうだが、休み明けには、また美味しい魚が入荷しているに違いない。
posted by 城戸朱理 at 14:23| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お洒落すぎる、吉浜食堂

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開運橋を渡って、盛岡城跡公園に至る公園通りに新しい店が出来ていた。

外観はブティックにしか見えないが、なぜかラーメンや海鮮丼といったランチメニューが出ている。

洋服屋さんがランチを出しているのかと思ったが、バンビことパンクな彼女がいいところに目を付けた。


「ラーメンにぶり丼を付けることができるというところが肝心だよ!
これが、まぐろ丼ならまだ分かるけど、ぶりを出せるなら、きっと海鮮が美味しい店だよ!」


なるほど、見事な推理である。


入店してみると、内装も洗練されている。


私は海藻うにバターラーメン、バンビは海鮮丼をオーダーして、シェアすることにした。

海鮮丼は新鮮なぶりや帆立が素晴らしく、小鉢のムール貝は、身が信じられないほど柔らかく滋味深い。


「ムール貝の常識が覆るよ!」とバンビが驚いたほどである。


若芽にひじき、あかもくと海藻たっぷりのラーメンは、あっさりとした貝出汁で、ウニとバターがこくを加える。
しかも雫石の田村種農園の無農薬小麦「銀河の力」に全粒粉を配合した、なんと自家製麺。

メニューを見ると、ほやの塩辛や塩ウニ、燻製からジンジャーエールまで、すべて自家製と徹底している。


真面目な仕事ぶりに、バンビともども感心してしまった。


「漁師が作っているので凝ったものは出来ませんが」と謙遜するが、聞けば、若いご夫婦が2ヶ月前に始めた店で、御主人は大船渡の吉浜(きっぴん)で漁師をされているそうだ。

それで、「吉浜食堂」なのかと納得したが、漁師さんが自分で獲った食材を自分で調理しているのだから、美味しくないはずがない。


白ワインを頼んだら、「今、おろしたので、どうぞ」と見事なぶりの刺身をサービスしてくれたが、口のなかで溶けるような、脂の乗った寒ぶりである。


夜のメニューも見せてもらって、夜の岩手大学の木村直弘先生との打ち合わせも、吉浜食堂ですることにした。
posted by 城戸朱理 at 13:22| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

BAR アルセーヌ・ルパン

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グランドホテル・アネックスの斜め向かい、シグナスビルに盛岡の老舗バー、アルセーヌ・ルパンがある。


オーナー・バーテンダーの漆原勇さんは、日本バーテンダー協会のコンテストで優勝したこともある名人で、日本一になったマティーニは、これまで、さんざんマティーニを飲んできた私でさえ、初めて経験する美味しさだった。

バンビことパンクな彼女はバーが好きなので連れて行ったのだが、やはり、どのカクテルも素晴らしい。


広いカウンターにグランドピアノ。

空間も心地よい緊張感がある。
posted by 城戸朱理 at 11:58| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

盛岡のやみつきホルモン 利久

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仙台名物、牛舌の名店・利久が盛岡の大通りに出来ていた。

しかも「やみつきホルモン 利久」、仙台では見たことのないホルモンに特化した店である。

フロア・スタッフに聞いてみたら、盛岡で成功したら仙台にも展開する予定なのだとか。


もちろん利久だけに、牛舌はあるが、それ以外はホルモン各種、盛岡だけに冷麺もある。

井上春生監督とクルーは、盛岡入りした日の夕食を利久に行ったそうだが、「安いし、いい店でした」とのことだったので、二軒目は利久に行ってみることにした。


突き出しは、ホルモン専門店らしく煮込みである。

レモンサワーを頼み、焼いたのは、壺漬けカルビとホルモン盛り合わせ、網脂で巻いたレバー。

抜群に鮮度がいいホルモンで、バンビことパンクな彼女はキムチとホルモンをサンチュにくるんでご機嫌である。


冷やしトマトを頼み、カルビクッパで食事となったのだが、大いに賑わっていたので、仙台にもホルモンに特化した店が、近いうちに出来ることだろう。
posted by 城戸朱理 at 11:55| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

菜園マイクロブルワリーで地ビールを

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盛岡の地ビール、ベアレンのマイクロブルワリーがホテルから近い菜園に出来たので、まずはビールを飲むことにした。


店内にタンクがあって、ビールを醸造しているので出来立てのビールが楽しめる。

私はベルジャンホワイトタイプのハロウィンビール「パンプキンウィート」、バンビことパンクな彼女はホップを効かせた「ベアレン・セッション」を選んで、乾杯する。


料理は、それほど凝ったものはなかったが、いずれもビールとの相性がよさそうなものばかりで、スモークした鯖とジャガイモのサラダ、生ハムとサラミ、スモークサーモンのムース、ムール貝のビール蒸しを頼んでみた。

ムール貝とじゃんけんをして、チョキを出しているのはバンビである。


今や、日本全国に地ビールがあるが、旅先でその土地のビールが飲めるのは、旅の楽しみのひとつかも知れない。
posted by 城戸朱理 at 11:26| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月19日

食道園でカルビ&冷麺

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久慈から浄土ヶ浜パークホテルに戻って、まずは入浴。

豪華なバイキングの夕食も2日目となると迷わない。

井上春生監督など、サラダのトマトを入れてイタリア風の陶板焼きを仕立てていた。


12日(木)は帰るだけだから気楽である。

ロケバスで一路、盛岡へ。


昼食は食道園で取ることにした。

柳美里さんの高校三年になる長男、丈陽(たけはる)くんがお年玉を貯めて、ひとり焼肉と冷麺を食べに来る、あの食道園である(?)。

ちなみに、丈陽くんはカルビを3、4皿頼んで冷麺を食べ、散歩してお腹を空かせては、また食道園でカルビ&冷麺をするのだとか。

先日、テレコムスタッフの平田潤子ディレクターもご夫婦で食道園を訪れ、焼肉をさんざん食べたと言っていたっけ。


柳さんとバンビことパンクな彼女に私は、カルビに半量の冷麺が付いたランチセットにした。

食道園のカルビは、溶き玉子につけて食するのだが、これはバンビのお気に入り。

柳さんも、何度となく「美味しい」と言いながら食べていたのだが、その写真を丈陽くんに送って、悔しがらせていたのはバンビなのだった。
posted by 城戸朱理 at 15:41| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

井上春生監督の誤算

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妙に大きい風呂敷包みだなと思っていたのだが、予想通りだった。

井上監督が宮古の郷土料理・魚元に注文した幕の内弁当である。


鰻に鮭、鶏の唐揚げに焼売、豚の角煮にお刺身まで付いているではないか!


島越駅から久慈駅に向かう北リアス線の車中で柳美里さんがお弁当を食べるシーンを撮影したのだが、クルーは電車が来るまでの15分で、このお弁当を食べることになってしまった。

またもや井上監督の誤算である。


私とバンビことパンクな彼女は、車中でいただいたのだが、ふと、違うお弁当を連想した。


何かと言うと、京都の穂久彩「太秦 ロケ弁当」である。

時代劇のとある大物俳優のリクエストで生まれたという「太秦 ロケ弁当」は、塩鯖に鶏の唐揚げ、鰻がひとかけ、出汁巻き玉子に野菜の炊き合わせという取肴だが、塩鯖を鮭に、出汁巻き玉子を東日本風の玉子焼きに変えると魚元の幕の内弁当と、ほぼ同じ内容になる。

もっとも、普通なら幕の内弁当にお刺身はないが、それは三陸ならではだろう。


とにかく、多彩なうえに大きい。

大きすぎる。

お弁当を食べ終えたときには、久慈駅に着いていた。
posted by 城戸朱理 at 14:46| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

浄土ヶ浜パークホテルの食事

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予定より早く撮影を終えることが出来たので、浄土ヶ浜パークホテルにチェックインしてから、大浴場に行ったりする余裕があった。

部屋から浄土ヶ浜を見渡すことが出来る素晴らしいホテルを見つけたのは、バンビことパンクな彼女である。


「バンビ・トラベルにお任せだよ!」と言っていたが、このホテルは、朝食も夕食もバイキング。

どんなものだろうと思っていたら、バンビが目をつけただけあって、これが凄いバイキングだった。


夕食会場に入ると、まず職人さんが寿司を握ってくれるコーナーがある。

揚げたての天ぷらや焼きたての白金豚のソテーを供するコーナーがあり、隣には1メートルの大鍋にさんまのつみれ汁がある。


ウニのあんかけ茶碗蒸しに鯛のかぶと煮があれば、白身魚のグラタンや岩手短角牛のシチューもある。

ウニを炊き込んだウニ飯やウニとツブ貝のイチゴ煮といった三陸の漁師料理も。

陶板焼きは、白金豚を始めとして自分の好きな具材を選ぶスタイル。

デザートも豊富で、目移りするものだから、みんなで、うろうろと歩き回ることになった。
posted by 城戸朱理 at 09:56| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月18日

岩泉町のお食事処かもしか

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この日は、昼食はお弁当の予定だったのだが、ロケ地の順番が変更になったので、地元の食堂で昼食を取ることになった。

とはいえ、とにかくお店じたいがない。


小本漁港に向かう途中で目にしたお食事処かもしかという店に入った。


バンビことパンクな彼女が、お勧めを聞いたところ、「浜磯ラーメン」という返事だったので、柳美里さんも私もそれにする。

井上春生監督は、とんかつ定食を頼んでいた。


運ばれてきた浜磯ラーメンは、御覧のように蟹爪、海老、帆立にムール貝、ウニと惜しげもなく海鮮をあしらったもので、磯の香が炸裂している。


浜磯ラーメンは、極めて好評だったが、井上監督のとんかつも肉厚で、加熱も絶妙と、いい意味で期待を裏切ってくれるお店だった。
posted by 城戸朱理 at 16:02| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月17日

寿司・山留で会食

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柳美里さんのインタビューが終わって、会食は6時半から。

大通りの「すし処かね田」が定休日だったので、映画館通りの「寿司・山留」を予約したのだが、ホテルから徒歩一分もかからない。

以前、バンビことパンクな彼女とお昼に入ったことがあるが、大間のまぐろを出されて、感心したことがあったっけ。


まずはビールで乾杯したのだが、突き出しは、なんとマンボウ(写真)。

オーダーを任されたので、鱈の白子酢、ほや、野菜の天ぷら、松茸の土瓶蒸しに、握りの特上、追加で筋子巻きを頼んだ。


盛岡では海苔巻きというと、筋子巻きがポピュラーで、スーパーでも売っている。

筋子とキュウリを巻いたものは、仙台発祥の「まんぼう巻き」で、由来は諸説あるが、これも筋子巻きのバリエーションである。


驚いたのは、柳美里さんが、ほやを食べ、さらに筋子巻きを気に入っていたこと。

鎌倉にいたころなら考えられないが、南相馬に転居して、新鮮な海産物の美味しさに目覚めたそうだ。


藤原哲さんも小山田泰裕さんも一戸彦太郎さんの下で仕事をされていた時期があるが、小山田さんによると、彦太郎さんは、いつも完璧な記事を仕上げるのに、デスクにいるときは、もっぱら本を読むばかりで原稿を書いている姿を見たことがないのだとか。

小山田さんは、原稿をいつ書いているのか、不思議に思ったそうだ。


なごやかな会食だった。

そして、翌日からロケが始まる。
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機屋のオールドコーヒー

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グランドホテル・アネックスにチェックインして、まず機屋にコーヒー豆を買いに行った。

スマトラ・マンデリンを勧められたので、挽いてもらう間、コーヒーを飲もうと思ったのだが、メニューにオールドコーヒーが見当たらない。

尋ねたら、本店から持って来たばかりのオールドコーヒーがあるというので、注文した。

コロンビア・ジャイアンツ1999年とジンバブエ2000年である。


ジンバブエは深いアロマで、酸味が勝り、舌にキャラメルのような甘みが残る。

コロンビアは華やかな香りで、苦みが広がり、微妙な渋みが後を引く。


コーヒーにハマっているバンビことパンクな彼女も陶然としていた。
posted by 城戸朱理 at 11:30| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昼食は、またもや駅弁

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例によって、朝食を取らないまま東京駅に向かったので、駅弁を選んだ。

バンビことパンクな彼女は「出張があると、駅弁が食べられるから楽しいね!」と喜んでいるが、お弁当ばかりが続くと、楽しいのか、わびしいのか分からなくなるところもある。


ふたつ選んで、取り分けようとバンビが言うので、わびしくならないように小田原・東華軒の鰻弁当と東京駅限定「老舗の味 東京弁当」を選んだ。


東京弁当は、人形町魚久のキングサーモンの粕漬け、浅草今半の牛肉たけのこ佃煮、築地すし玉青木の玉子焼き、日本ばし大増の野菜旨煮など、東京の老舗の味を吹き寄せにしたお弁当。

いかにも東京らしい濃い味つけだが、これは裃姿の武士が登城したとき、供される料理は折り詰めにして持ち帰るのが作法だったので、冷めても美味しいように濃い味にした名残りだという。


東京弁当の御飯はあきたこまちで、生しば漬けも美味しい。


東華軒の鰻弁当は、バンビも二度目で「かなり美味しい鰻だね!」と喜んでいたが、温めることができたら、もっと美味しくなることだろう。
posted by 城戸朱理 at 11:29| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月10日

鎌倉で選ぶ車中のお弁当、その2

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10月7日も、食事をする余裕がないまま東京に向かうことになったので、お弁当を買ってグリーン車で昼食を取った。


私が選んだのは、葉山の会席料理・日影茶屋の「かつおめし弁当」。

名物のかつお飯に、塩鮭、蓮根の天ぷら、出汁巻き玉子、炊き合わせが添えられている。

300余年の歴史を持つ日影茶屋だけに、端正な和食。

日影茶屋はミシュランで星も獲得している。


一方、バンビことパンクな彼女が選んだのは、鎌倉ハムの富岡商会や鳩サブレの豊島屋と並んで、鎌倉きっての老舗、井上蒲鉾の蒲鉾弁当。

素材を吟味して作られた梅花はんぺんや二色玉子、小判揚げなどの名物に、サツマイモのレモン煮やひじきに青菜など、これも充実している。

バンビによると、お醤油が添えられていないため、逆に井上蒲鉾の練り物の味わい深さが、よく分かるそうだ。


日影茶屋と井上蒲鉾、どちらのお弁当も、鎌倉駅東口改札手前から左に入った駅ビルの売店で買うことが出来る。
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2017年10月09日

クルベル・キャンでロック談義

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大駱駝艦の「超人」を見た帰りのこと、バンビことパンクな彼女が「クルベル・キャンでカクテルを飲んでからお家に帰るのはどうかな?」と言い出した。

それは名案である。

電話して席が空いているのを確認してから、クルベル・キャンに向かう。


オーナー・バーテンダーの秋山正治さんは、プロフェッショナル・バーテンダーズ機構の仕事が忙しく、顔を出して、すぐに帰宅。


私とバンビは、ジントニックやら何やらを頼んで,前菜の三種盛り合わせ(めごちのカルパッチョ、ヤングコーンの石窯グリル、パテ・ド・カンパーニュ)に、鶏レバーのクロスティーニをもらった。

すると、バンビがメニューを見て、はーはー興奮しているではないか?


「秋鮭とイクラのクリームソース・スパゲッティが美味しそうだよ!」


なるほど、クルベル・キャンで、和風の食材を使ったパスタは珍しい。

早い時間に小さめのお弁当を食べただけだから、これも頼んでみたのだが、素晴らしい完成度で、バンビが「美味しいよ!」と喜んでいた。


バーテンダーの馬場淳也さんは、シェリーの試験を受けるために特訓中だったので、シェリーを頼んでみたのだが、こんなふうに難しい注ぎ方をするとは知らなかった。

馬場さんは、自宅のお風呂場で特訓したのだとか。


常連の方とお話しているうちに、異様な音楽通であることが分かり、ヤードバーズやクリーム、ジェフ・ベックにエリック・クラプトンなど、ロック談義で盛り上がる。

学生時代には、あるコンテストに九州代表で出場し、小室哲哉さんの前で演奏したこともあるそうだ。

ちなみに、あのゴダイゴのドラマー、トミー・スナイダーさんもクルベル・キャンの常連である。


盛り上がりすぎて、気づくと午前1時半。

帰宅したのは、草木も眠る丑三つ時だった。
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2017年10月08日

鎌倉で選ぶ車中のお弁当、その1

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鎌倉から横須賀線で東京まで、あるいは湘南新宿ラインで新宿までは、約55分。

東京で、午後1〜2時に打ち合わせやら何やらがあると、昼食を食べる余裕がなくなるし、午後7〜8時の待ち合わせだと、夕食が食べられない。

そんなときは、グリーン車に乗って、車中でお弁当を開くことになる。


大駱駝艦の「超人」は7時開場、7時半開演だったので、まさに、このケース。

バンビことパンクな彼女から「お弁当を買ってあげて!」という連絡があったので、リクエスト通り、紀伊国屋でお弁当を物色した。

選んだのは、北鎌倉の懐石料理・円の二色弁当と鶏照焼弁当。

北鎌倉駅そばの茶寮・円は、辻留で修行した堀江修さんが、家族とともに営む小さな店で、2013年にはミシュラン・ガイドで二つ星を獲得している鎌倉の名店である。


お茶を買って、グリーン車でさっそく広げたのだが、バンビは鶏照焼弁当、私が二色弁当。


「取肴が、どれも、とっても丁寧に作られていて美味しいね!

いいものを買ってもらったなあ!」


バンビは喜んで、あっという間に食べてしまったが、たしかに吟味された食材を丁寧に調理しているのが聞き取れる真面目なお弁当だった。


鎌倉から帰るときに、お弁当を買いたいという人にも、お勧めしたい。
posted by 城戸朱理 at 00:50| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月30日

福島の円盤餃子、照井

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福島名物、円盤餃子。

とりわけ、福島駅前にある照井という店は、いつも行列が出来ている人気店だ。

飯塚温泉に本店があり、福島市内でも3店舗を展開しているそうだが、和合亮一氏によると、行ってみたら餃子が売り切れていたり、餃子はあるものの御飯が売り切れだったりと、和合家とは相性が悪い店なのだとか。

バンビことパンクな彼女も、2回行って、2回とも入れなかったそうだ。


今回も昼に行こうとしたら、1時間以上待たなければならないと言われて、一度は断念したが、6時4分の新幹線しか取れなかったので、開店前から並んで、5時の開店とともに入店できた。



地元客は、餃子に御飯をもらって食事している人、餃子で飲んでいる人とさまざまだが、ラーメンを頼んでいる人も多い。

バンビと相談して、味玉・チャーシュー・メンマの三点盛りを頼んで、ビールを飲みつつ、円盤餃子を待つことにした。

円盤餃子はひと皿22個で、1300円。

皮はクリスピーで、餡は少なめの軽い餃子である。

照井の先代店主が、太平洋戦争中に中国で味わった餃子を、試行錯誤のすえに再現したものだというが、中国では焼き餃子は食べないので、日本人向けにアレンジしたのだろう。

餡は、通常の餃子の三分の一くらいしか入っておらず、食事というよりはビールの当てにつまむのが似合う、おやつ感覚の餃子だった。

ワンタン入りの若芽スープも頼んでみたが、スープがしっかりしていて、ラーメンを頼む人が多いのも納得。


餃子は餃子に変わりないのだが、円盤型に置かれただけで、名物になってしまうあたりが面白い。
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2017年09月29日

ホテルメッツ福島の朝食

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福島では、ホテルメッツに宿を取ったのたが、庵ぐらでの宴会のあと、和合亮一・敦子夫妻、及川俊哉・友江夫妻がホテルまで送ってくれた。


ホテルメッツはJRが経営しているホテル・チェーンなだけに、駅に隣接した立地なのが便利だが、あちこちで泊まってみると、同じホテルなのに内装や印象はずいぶん違う。

ビジネスホテルであることに変わりはないのだが、ホテルメッツ福島は部屋も広く、居心地が良かった。


おまけに朝食付きのプランにすると、これまたメッツごとに、かなり違う。

東京だと、ホテル内か近辺のチェーン店と提携して、実に味気ない朝食を前にすることになるのだが、福島は洋定食か、和定食を選ぶようになっていて、これが実に過不足ない朝食だった。


献立は、ごく単純。

干物にオクラと豆の和え物、温泉玉子に海苔、納豆、高菜漬け、それに御飯と若芽の味噌汁。

手が込んでいるわけでもないし、贅沢なわけでもない。


しかし、ラジウム温泉で作られた温泉玉子を始めとして、どれも美味しく、満足感がある。

御飯が美味しいのと、食材がいいせいもあるのだろう。


バンビことパンクな彼女も、ふだんなら旅先の朝は小食なのに「んふ。美味しいから、ぺろっと食べちゃった」と完食していた。


やはり、和定食はいいものだ。
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2017年09月26日

さんさん商店街で刺身バイキングの昼食

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南三陸町復興の拠点として、今年の3月3日にオープンしたのが南三陸さんさん商店街。

設計は隅研吾によるもので、28もの地元の事業者の店が軒を連ねる。


昼食は、井上春生監督がロケハンのときに選んだ、さんさん商店街の山内鮮魚店の刺身バイキング。

山内鮮魚店は雁屋哲原作のマンガ『美味しんぼ』第75巻にも登場するが、刺身バイキングは、好みの刺身を選んで盛り合わせにしてもらうという、鮮魚店ならではのバイキングである。
これに、御飯と蟹汁が付く。


私は甘海老、かじき、赤貝にウニといくらを選び、海風で身体が冷えたので、澤の泉特別純米の二合瓶を買った。

鮮度のいいかじきの刺身は実にいいものだが、東京ではめったにお目にかかれない。

これも南三陸ならではの味わいだろう。
posted by 城戸朱理 at 09:06| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする