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城戸朱理のブログ: 美味しい話

2018年04月07日

春のクルベル・キャンで

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3月29日の午後は、鎌倉文学館専門委員会。

スーツで出かけたところ、異様に暑い。

なんと最高気温25℃超の夏日だというではないか。

高橋源一郎さんは半袖姿だったが、それが正解だろう。

藤沢周さんは所用で新潟に出かけており、欠席。

藤沢さんと飲むつもりだったので、残念である。


台風の影響で、昨年鎌倉文学館の入館者は、若干減ったらしいが、それでも年間で10万人を超えている。

今年度の企画展のことなどを聞いて、専門委員会が終わってからは、夏日の鎌倉を散歩した。



喉が渇いたので、クルベル・キャンに入り、バンビことパンクな彼女と待ち合わせる。


まずは、イタリア産サルシッチャ、マッシュポテト添えで、ジントニック。

暑い日のジントニックは、ひときわ美味いが、サルシッチャも粗挽きの肉の食感が素晴らしかった。


バンビが到着して、ジンリッキーを頼み、鶏白レバーのクロスティーニとペルー産ホワイトアスパラの石窯グリルを追加。

ホワイトアスパラは、欧米で季節の味覚として喜ばれるが、ドイツでは、肉料理のかわりにメインディッシュになる。

そう言えば、ベルリンのレストランで、老婦人が大量のホワイトアスパラを食べているのを目撃したっけ。


サルシッチャが美味しかったので、バンビのためにひと皿追加し、最後にイチゴとパルミジャーノチーズのリゾットを頼んだ。

パルミジャーノの濃厚さから、イチゴの甘味と酸味が立ち上がる素晴らしい出来だったが、滝沢シェフによると、イチゴは博多のあまおうでないと、うまく行かないらしい。


ラムのカクテルのコンテストで特別賞を受賞したバーテンダーの馬場淳也さんが、逸品のラムを御馳走してくれた。
posted by 城戸朱理 at 10:54| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月06日

新幹線の車中で

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夕食は新幹線の車中で取ることになるので、駅構内の売店を物色し、駅弁ではなく、魚屋の寿司を選んだ。

イクラに赤海老、ネギトロの海鮮丼で、これで680円は破格だろう。


岩手のゆるキャラ「わんこ兄弟」の「そばっち」が缶に微笑む銀河高原ビールの椀子麦酒、帰省したとき私が常飲している七福神の二合瓶も買って、車内宴会気分。

バンビことパンクな彼女にたしなめられたが、列車の旅は、かくありたいものである。
posted by 城戸朱理 at 09:21| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

醤々のじゃじゃ麺

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3月27日は、午前中で所用を終え、どこかで昼食を食べることにしたのだが、バンビことパンクな彼女が餃子気分だったので、本町通りの醤々(じゃんじゃん)に行くことにした。


醤々は、盛岡三大麺のひとつじゃじゃ麺の専門店。

じゃじゃ麺は、白龍(ぱいろん)が元祖だが、この20年ほど、盛岡冷麺と同じく出す店が増え、戦国時代に突入。

醤々もそのうちの一軒で、近所の人で賑わっている。


まずは肉汁あふれる餃子で、ビール。

じゃじゃ麺は平打ちのうどんに肉味噌をからめて食べるのだが、椎茸の出汁をベースにした白龍に比べると醤々の肉味噌はまろやかで、洗練されている。

好みでおろしニンニク、ショウガを加え、ラー油と酢をかけて、よく混ぜる。

食べ終わったら、テーブルに置いてある生玉子を割り入れ、よく混ぜて厨房に戻すと、ちーたん湯という玉子スープになってかえってくる。

このスープも、塩・胡椒や肉味噌で好みに調味するのが、盛岡のじゃじゃ麺のスタイル。


白龍のじゃじゃ麺好きのバンビも納得の完成度だった。
posted by 城戸朱理 at 06:27| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月05日

ヌッフ・デュ・パプで、その2

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肉料理は、石黒農場のほろほろ鳥、もも肉のソテー、ペヴェラーダソース。

フランスで「食肉の女王」と呼ばれるほろほろ鳥は、アフリカ原産。

石黒農場では、温泉の地熱を利用して飼育に成功したのだとか。

鶏レバーを使ったペヴェラーダソースは、イタリア、ヴェネト州の名物料理で、緻密な肉質で、旨みが口ではじけるようなほろほろ鳥によく合う。


さらに白金豚のグリルは、骨付きのTボーンステーキを頼んだ。

奥羽山脈の山間で飼育された白金豚は、一度口にしたら、豚肉の概念が変わるほどで、肉質は繊細で、噛むと肉汁がはじけ、脂身は癖がなく、甘い。


佐藤さんは、昨年、白金豚を初めて口にして以来、その美味しさに目覚め、みんなに宣伝したいたそうだ。


肉料理が出たところで、佐藤さんの従姉妹の友人という大学生が合流し、若者が二人になったので、デザートは四人前を頼む。

アイスクリームにクレープをかぶせ生クリームをあしらったチョモランマは、ヌッフ・デュ・パプの名物デザート。

オリジナルの焼きバナナと季節限定のイチゴ、それぞれ二人前である。

しばし、チョモランマを前に喜ぶ佐藤さんをバンビが激写し、それから、おもむろに登頂を開始したのだが、若者がふたりいるだけに完食、めでたく登頂に成功したのだった。
posted by 城戸朱理 at 07:08| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヌッフ・デュ・パプで、その1

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夜は、佐藤桃花さんとヌッフ・デュ・パプで待ち合わせた。

昨年、3月に、バンビことパンクな彼女と、佐藤さんの就職&誕生日のお祝いをした店である。


まずは、地ビールのベアレンで乾杯し、シーザーサラダと新ワカメを。

サラダのホウレン草は張りがあり、新ワカメは歯応えが素晴らしい。

野菜が当たり前に美味しいのは、地産地消の賜物だろう。


陸前高田、広田湾産の牡蠣は蒸し牡蠣で。

自家製シャルキュトリーは、龍泉洞黒豚のパテ、県産豚もも肉のハム、白金豚のヒレのスモークハム、ほろほろ鳥のハム、モルタデッラ、コンビーフ、鶏のレバームース、猪のハムと多彩な内容。

シャンパーニュ3種、ダニエル・デュモン、ブルーノ・パイヤール、ルイ・ロデレールを、3人で順番にグラスでもらうことにして、
さらにたかきびのニョッキ、県産かぼちゃ「南部一郎」のソース、雫石チーズ工房のリコッタチーズと生ハムのコロッケをもらった。

ポーションがちょうどいいので、3人だと、あれこれ料理が楽しめるのが、嬉しい。
posted by 城戸朱理 at 07:06| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月04日

ハンバーグレストラン、ベル

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前夜、吉浜食堂で弾けてしまったおかげで、翌日、バンビことパンクな彼女は二日酔いになり、昼すぎまで起きることができなかった。

この日は、散歩してホルモン焼きの利久で夕食を取っただけで終わってしまったので、3月26日は岩手の物産を扱う店や光原社を覗いて歩いた。



歩き疲れて、遅い昼食にたどり着いたのが、ハンバーグレストラン・ベル。


全国に300店舗以上を展開するびっくりドンキーの第一号店である。

ハンバーガーとサラダの店として1968年に始まったが、マクドナルドの日本上陸とともに、ハンバーガーから箸で食べるハンバーグランチの店に転換し、びっくりドンキーの原型を作ったのだとか。


佐藤桃花さんによると、びっくりドンキーとはメニューが違うらしいが、びっくりドンキーに行ったことのない私には分からない。

ただ「癖になる味」という桃花嬢の言葉に、バンビも激しく同意していた。


頼んだのは、チーズと目玉焼きをトッピングしたハンバーグ。

ライスと大根サラダが添えられており、バンビは味噌汁を、私はコーンスープをチョイス。


ソースは無しなので、ハンバーグ自体に味付けされていることになるが、たしかに、空腹なときには、癖になる味である。
posted by 城戸朱理 at 18:22| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

再び、吉浜食堂へ

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シンポジウム終了後は、打ち上げの前に、再び吉浜食堂へ。

なにせ、バンビことパンクな彼女は、吉浜食堂に行くのが、今回の盛岡旅行の目的だったのである。


まずは、ビールで乾杯して、旬の蒸し貝五種を頼む。

昨夜と同じく、巨大な牡蠣に天然の20年物のムール貝、養殖のムール貝と、絶品。

ムール貝は天然も養殖も、身がぎっしりと詰まり、野趣のある天然物、柔らかく味わい深い養殖物と、いずれも経験したことのない次元の蒸し貝である。


この日は、13kgもあるいい寒ぶりが手にはいったと、御主人の松川寛幸さんが見事な包丁でさばいていた。

お造りの盛り合わせは、その寒ぶりとまぐろ、自家製締め鯖に新鮮なホヤ。

これでは日本酒が進まないはずがない。

さらに、松川さんがアワビの肝を出してくれたので、いよいよ酒を呼ぶ。


海藻の天ぷらも、食感といい、風味といい、素晴らしく、しかも添えられているのは、塩でも醤油でもなく、炒り酒である。

炒り酒は、梅干しを酒で煮詰めたものだが、吉浜食堂では、それに出汁が加えられており、絶妙の加減。

醤油が一般化したのは、江戸時代も後期になってからで、それまでは味噌を吊るして落ちてきた汁の「たまり」や炒り酒が使われていたという。

とりわけ、炒り酒は白身の魚に合う。

江戸時代には、うどんの薬味は一味や七味の唐辛子ではなく胡椒、江戸っ子が好んだ鰹は、辛子醤油で食するものだったというが、さまざまな試行錯誤の結果として、現在の和食が生まれたのだろう。

海藻の天ぷらに、やや酸味がある炒り酒は、実によく合う。


漁師料理と言いながら、松川さんの料理は割烹並みである。


ももどり駅前食堂での打ち上げに参加し、照井翠さんや岩大の木村直弘先生、そして宮澤賢治学会のみなさんと乾杯してから、またもや吉浜食堂へ。


白子ロースト・オイル漬けを貰って、さらに飲み直した。


酒は、農口尚彦研究所の山廃吟醸。

能登杜氏四天王の筆頭として、菊姫を世に送り出し、吟醸酒ブームを牽引した「酒づくりの神様」が、昨年、84歳にして復活し、仕込んだ酒である。

翌日、起きられないほど飲んでしまったが、これも松川寛幸・麻由夫妻の吉浜食堂が、料理も酒もよければ、居心地もいいからだろう。
posted by 城戸朱理 at 15:27| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月03日

バンビ好み、カルビ&冷麺

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「んふ。もりおか」


バンビことパンクな彼女が嬉しそうにしている。


「思わず微笑んじゃうなあ!」
???


「美味しいものがたくさんあるからね!」
・・・


というわけで、3月24日の昼食は、グランドホテル・アネックスから徒歩30秒、盛岡冷麺の元祖、食道園に行くことにした。


溶き玉子にからめて食べる食道園のカルビは、バンビの大好物。



「んふ!
やっぱり美味しいね!」



食道園では「平壌冷麺」と呼ぶ冷麺は、こくがあるのにすっきりした牛骨のスープが麺に絡む。


盛岡でカルビ&冷麺は、バンビの定番になってしまった。
posted by 城戸朱理 at 08:19| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月02日

吉浜食堂で飲む

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バンビことパンクな彼女が盛岡入りするのは、遅い時間になるので、夜はひとりで吉浜食堂に行くことにした。

開運橋に近い公園通りの吉浜食堂(きっぴんしょくどう)は、外から見ると、お洒落なブティックにしか見えないが、漁師さんがやっていて、絶品の海鮮と厳選した日本酒を出してくれる店である。


まずは、ビールで喉を潤し、お任せで熱燗をもらう。

最初に頼んだのは、蒸し貝。

天然の20年物のムール貝は、見たこともないほど大きく、口のなかで旨みがはじけるかのよう。

釜石産の牡蠣は、これまた巨大で、ふつうのサイズの5倍はある。

蒸し貝で、燗を酌むだけで満足してしまった。


お造りを何にするか迷っていたら、御主人がひとり分の盛り合わせにしてくれた。

三陸らしくホヤと、自家製の締め鯖、そしてナメタガレイの昆布締めである。

きちんと仕事をしたお造りも素晴らしく、バンビが盛岡にいったら絶対、吉浜食堂に行くと騒いでいたのを思い出した。
posted by 城戸朱理 at 10:55| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

機屋でオールドコーヒーを

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映画館通りのグランドホテル・アネックスにチェックインして、まずは機屋へ。

盛岡滞在中、ホテルの部屋で淹れるべく、グァテマラ・ティピカ80年古木を200g挽いてもらい、ボリビア・サンタクルース1995年のオールドコーヒーを頼んだ。


オールドコーヒーは、苦味も酸味も甘味も、渾然一体となって舌上で広がってから、苦味みは苦味で、酸味は酸味で後をひいていく。

まったくもって素晴らしいが、機屋でコーヒーを飲んでいると、鹿児島のマリアッチにも行きたくなってくる。
posted by 城戸朱理 at 08:33| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

盛岡へ

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3月24日は、翌日、岩手大学で開催される宮澤賢治のシンポジウム出席のため、12時20分、東京発の新幹線で盛岡に向かった。

車中での昼食に選んだのは、宮川本廛のうなぎ弁当。

昨日に引き続き、鰻を選んでしまった。


鰻は、今や絶滅危惧種。

いつ食べられなくなるか分からないし、もう食べるべきではないという声もある。

だが、日本の食文化でもある鰻料理が無くなるのは、あまりに惜しい。

乱獲の原因になっているスーパーやファストフード、コンビニの鰻には決して手を出さないが、老舗の専門店の鰻だけは食べてもいいという個人的なルールを作ったのだが、どうなることか。


盛岡到着は、2時半。

岩手のゆるキャラ「わんこ兄弟」が迎えてくれた。

わんこ蕎麦のお椀をキャラ化したわんこ兄弟は、五人いるのだが、盛岡駅にあったのは、ヘッドギアを被ったラグビー仕様のわんこ兄弟。

釜石が、ラグビーW杯の会場になるので、盛り上がっているらしい。
posted by 城戸朱理 at 08:33| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月01日

茅木屋で昼食を

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バンビことパンクな彼女が北海道から帰ってきた翌日、3月23日は、かまくら春秋社の伊藤玄二郎代表と打ち合わせのため、13時に若宮大路のかまくら春秋社に赴いた。


今年は、田村隆一没後20年。

伊藤さんは、田村隆一を顕彰すべく、シンポジウムなどを企画されており、そのための打ち合わせである。



終了後、茅木屋で遅い昼食を取る。

茅木屋は昭和6年(1931)創業の鎌倉の老舗鰻屋で、小津安二郎監督がひいきにした店でもある。

二階からは鶴岡八幡宮の参道である段葛を見下ろせるため、桜の季節には、鰻で花見酒と洒落込めるが、この5年ほど、桜が満開になるころは、毎年、京都で過ごしているので、なかなか実現できない。


茅木屋は国産鰻を紀州備長炭で焼き上げるが、辛めのタレが酒に合う。

この日は鰻丼に肝吸いを付けてもらったが、酒は我慢した。



田村悦子夫人と美佐子さんに聞いたところでは、田村隆一さんの好物は、筍に松茸、そして、ふぐ。

寿司ネタなら、白身に貝類と、淡白なものがお好きだったらしい。

田村さんのエッセイに、鰻は登場しなかったように記憶しているが、苦手だったのかも知れないな。
posted by 城戸朱理 at 11:25| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月29日

毛蟹と塩ウニと

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3月21日、春分の日は、バンビことパンクな彼女が北海道から帰ってくる日だったので、私が夕食の準備をした。


人参とタマネギをバターで丹念に炒めてから、柔らかくなるまで煮て、ブレンダーにかけ、牛乳で伸ばして、人参のポタージュを作り、ラム肉を香草で焼いていたら、バンビが帰ってきた。



「お土産は、オホーツクの毛蟹だよ!
貴重な塩ウニもあるんだよ!」



このメニューでは、飲まないわけにはいかない。

イチゴを出し、スパークリングワインを開けた。

だが、蟹味噌と塩ウニには、やはり日本酒だろう。


北海道の土産話を聞きながら、ささやかな大宴会(?)で、春分の日の夜は更けていったのだった。
posted by 城戸朱理 at 09:15| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月22日

いかれバンビと究極の寿司???

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バンビことパンクな彼女から、LINEで写真が送られてきた。



「究極の寿司、五貫2700円だよ!」
!!!



「鮭、キンキ、アブラガニの塩内子、塩ウニ、知床牛の叩きだよ!」
!!!!!!



ほとんど、酒の肴ではないか!



「サッポロクラシックの樽生を頼んだよ!」



いったい、バンビはどこに行ったのだろうか?


正解は、明日(笑)。
posted by 城戸朱理 at 23:11| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月18日

なぜ、河童はキュウリしか食べないのか?

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インドを旅したとき、やたらと太いキュウリを売っている屋台が目についた。

ガイドに尋ねたら、インドでは水がわりにキュウリをかじるのだとか。

たしかに、キュウリは成分のほとんどが水だから、水分補給には向いている。

しかも、インドのキュウリは日本のそれよりも何倍も太く、最初はキュウリと気づかなかったほどだから、水筒がわりになるのだろう。


インドのサラダ、キュウリのライタは、ヨーグルトにレモン汁と空炒りしたクミンシードを加え、グレイターでおろしたキュウリと和えて、塩で調味したものだが、これも暑い季節にはいい。


やはり、キュウリは夏のものなのだろう。

そういえば、フランス料理にもキュウリのポタージュがあるが、これも夏に冷やして供するのがもっぱらである。


ところが、日中、20℃を超える日が続いたせいか、キュウリのポタージュを作りたくなった。


スライスしたタマネギと小口切りにしたキュウリをバターで炒め、ひたひたのスープを加えて煮えたら、ブレンダーにかけ、牛乳で伸ばす。

塩・胡椒して調味したら出来上がり。


ハネデューメロンを切って、ハモンセラーノを乗せ、夏蜜柑を剥いていたら、バンビことパンクな彼女がやって来た。



「これは何かな?」

キュウリのポタージュだよ。

「キュウリのポタージュ?
キュウリもポタージュに出来るんだね!
生ハムにメロンもあるから、しゅんわりを開けなくちゃ!」



バンビのリクエストでスパークリングワインを開けたのだが、フルーツをつまみ、生ハムやチーズでワインを飲んでいたら、用意しておいたカルボナーラ・スパゲッティまでは手が伸びなかった。


ポタージュは、ジャガイモやカボチャがポピュラーだが、人参でも美味しく出来るし、アスパラやキュウリも悪くない。


ところで、なぜ、河童はキュウリしか食べないのだろう?
posted by 城戸朱理 at 13:48| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月08日

居酒屋に行こう!

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柳美里さんが南相馬の小高で書店「フルハウス」をオープンするに当たって、詩書の選書を頼まれたので、悩んでいたところ、和合亮一氏が先に20冊を選んでくれたので、重複を避けて、20冊を決めた。

それから「岩手日報」投稿欄と芝不器男俳句新人賞の選考のかたわらで、本と書類の整理を進めているのだが、終わりは、まだ見えない。


3月6日は、バンビことパンクな彼女が、夕方、散歩をするというので、私も出かけ、散歩がてら買い物をしてバンビと合流し、由比ヶ浜まで歩いた。

日が落ちると、さすがに寒い。

バンビと相談して居酒屋に寄って暖を取ることにした。


鎌倉駅から近い居酒屋といえば、畔屋か舵屋だが、ビストロも居酒屋である。

結局、またもやビストロ・オランジュにした。


ワインで乾杯して、バンビの大好物、パテ・ド・カンパーニュ、鶏レバーのムース、藤沢産生ハム、自家製ハムを盛り合わせたシャルキュトリーを頼む。

そして、ノルマンディー産フロマージュブランをたっぷり使ったスモークサーモンとほうれん草のガレット。

蕎麦粉の香りにディルの香りが重なって、白ワインが美味しい。


ホタルイカは、ラタトゥイユのソースのクスクスにあしらわれ、バジルソースが添えられている。

赤ワインにかえて、肉料理は牛バラ肉のビール煮を頼んだ。

ナイフが必要ないほど、ほろほろと崩れる柔らかい牛肉を、じっくり炒めてタマネギの甘みを引き出した濃厚なソースにからめては、赤ワインで口を洗うと言うことはない。


この日は空いていたせいもあって、オーナーと話し込んだり、シェフが挨拶に来てくれたりしたが、ソムリエとワイン談義で盛り上がり、1982年のヴィンテージワインをテイスティングしたりして、実に楽しい一夜だった。
posted by 城戸朱理 at 14:55| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月06日

舵屋で日本酒を

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この時期は季節性気分障害に陥りやすいらしく、精神的に不安定になり、バンビことパンクな彼女と一緒に精神科医を訪ねた。

それから、鶴岡八幡宮まで散歩し、鎌倉彫りの博古堂を覗く。



バンビと相談し、この日は舵屋で日本酒を飲むことにした。

まずは、あん肝の西京漬けとポテトサラダ。


「この西京漬けは、日本酒物件だよ!」とバンビ。


バンビ語で「日本酒物件」とは、日本酒によく合う肴という意味である。

胡麻油と塩でいただくあぶらとりレバーは絶品だし、空豆の天ぷらも酒を呼ぶ。

お造りは、いつも盛り合わせを頼むが、久しぶりにふぐを食べようということになって、てっさを頼んだ。

ちなみに、関西では、ふぐ刺しをてっさと言う。


するとーー


「あー、ふぐ食べてる」


新保智子さんではないか。

私たちの席からは見えない奥のテーブルで文芸評論家の新保祐司夫妻が飲んでいたのだった。

会計を済まして帰る新保夫妻を見送ってから、飲んでいたら、今度は藤沢周氏が現れた。


というわけで、藤沢さんと文芸評論家の八木寧子さんと一緒に飲むことになったのだが、鎌倉では、こうしたことが、ときおり起こるのだった。
posted by 城戸朱理 at 09:07| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月04日

再びビストロ・オランジュの開店3周年記念メニュー

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コルベイユ先生と鎌倉に移動して、ビストロ・オランジュへ。

バンビことパンクな彼女は先に到着していた。

もみじを散歩させて、澁澤龍子さんは少し遅れて合流。


龍子さんは赤ワインがお好きなので、赤ワインを選んで抜栓してもらい、最初は白ワインかスパークリングワインを思い思いに頼む。


料理は「3大珍味食べつくしコース」である。

最初はバンビお気に入りの「アメリカ産キャビア、カリフラワーのムース、アメリケーヌソース」。


「トリュフをたっぷり使ったホットサンド、鎌倉葉野菜のサラダ添え」は、前回と違って食べやすいように、あらかじめ切ってあった。


龍子さんとコルベイユ先生に好評だったのは「鴨ロースとフォアグラのパイ包み焼き、赤ワインソース」。

これには、やはり赤ワインが合う。


デセールは、コルベイユ先生がショコラオレンジタルト、ほかの3人は自家製アイスクリームとソルベ。

アイスクリームは珍しいラベンダー風味、ソルベは酸味が心地よいミックスベリーである。


来年の開店4周年には、どんなメニューになるのか、楽しみだ。
posted by 城戸朱理 at 00:49| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ビールで乾杯して

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龍子さんへのインタビューが終わったら、鎌倉に移動して、夕食を御一緒することになっていたのだが、龍子さんが「喉が渇いたでしょう」と言って、ビールを出してくれた。


「僕はビールはヱビスがいちばん好きです。あとはモルツ」とコルベイユ先生。

なんと、私と同じではないか。

「海外にお土産を持っていくときはサントリーの山崎です」

私もそうだ。


一昨年の春に澁澤邸を訪れたときには、コルベイユ先生は「世界でいちばん筍が好き」と言って、龍子さんが出してくれた筍煮を喜んでいたが、一週間、筍でもいいというほど筍好き。

ちなみに、澁澤龍彦先生も大の筍好きで、筍の季節になると、龍子さんは週に2、3回は筍御飯を炊き、筍煮も用意したそうだ。

「すると、今日は筍御飯だなと言って、澁澤は機嫌よく原稿が書けるの」と龍子さん。

「物書きは、ずっと原稿を書いていて、食べることくらいしか楽しみがないから、気持ちよく原稿に専念してもらえるように料理したのよ」


龍子さんは料理がお上手なので、澁澤先生にとって、食事の時間は、いい気分転換になったことだろう。



この日、龍子さんが出してくれたのは、ウルイとツナのサラダ、クリームチーズとサワークリームのディップ、オリーブとチーズ、鎌倉ハムの豚のジャーキーとじゃこ。


コルベイユ先生が気に入ったのはウルイである。

筍といい、ウルイといい、コルベイユ先生は山菜系がお好きらしい。


ディップは赤ワインに合うとのことだったが、ビールにもよく合った。
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2018年03月01日

ビストロ・オランジュ開店3周年記念メニュー、その2

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3周年記念メニューは、よく考えられていて、キャビア、トリュフ、フォアグラと高級食材を使うだけに、量的には少なめになる。

それをホットサンドやパイで補う工夫がされているものだから、かなりお腹がいっぱいになってしまった。


前回、頼んだフランス産鶉のグリエが素敵だったので、追加するか迷っていたらーー

「まだ食べられるよ!」とバンビが言うではないか。

そこで、鶉のグリエを追加したのだが、鶉のシーズンも終わりで、あと一食分を残すだけということだったので、正解だった。

デセールは四種類あったが、バンビは自家製アイスクリームとソルベ、私はショコラオレンジタルトを選ぶ。

アイスクリームはラベンダー、ソルベはミックスベリー、タルトにソースがわりに添えられていたのがオレンジのアイスクリームだった。


ちなみに、ビストロ・オランジュでは、吉増剛造さんを名誉会長とするローライ同盟の打ち上げを何度かお願いしているので、私もバンビもアマチュア写真グループの人と思われているのが、愉しい。
posted by 城戸朱理 at 12:20| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする