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城戸朱理のブログ: 美味しい話

2016年11月21日

富山の漁 紋屋、その1

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打ち合わせのための会食は、富山直送の魚介類が名物の紋屋で。

以前、二度ほど行ったことがあるが、和食・懐石の店で、構えも落ち着いている。


この日の先付けは、鮟鱇の友和えで、鮟鱇の胆と身を和えた、冬の一品。


お造りは、さすがに見事で、まぐろに、かわはぎ、武鯛、クエ、湯引きした真鯛、平政が盛り合わせになっており、包丁が冴える。

お造りだけで、飲んでいられるほどだった。

とりわけ、関東では、めったに出会えないクエが嬉しい。


お椀は、雲子(鱈の白子)の清汁。


焼物が、贅沢に、のどぐろの唐墨焼き。


冬の献立は、全体にこっくりとした味付けで、燗酒によく合う。
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富山の漁 紋屋、その2

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煮物は、海老芋と鴨の治部煮。

治部煮は、金沢の郷土料理で、そぎ切りした鴨に小麦粉や蕎麦粉をまぶし、甘辛い出汁で煮たものだが、火加減が絶妙なのか鴨は柔らかく、味わい深く、素晴らしかった。


揚げ物は、穴子の鳴門揚げで、酢の物は饅頭蟹(写真なし)。


土鍋で人数分を炊き揚げた鶏手羽御飯も好評で、バンビも気に入った様子だったが、もうお腹がいっぱいで食べられない。


菓子は、和風にアレンジされた酒粕のティラミス。


店を出ると、京都のお店のように、御主人と女将さんが、私たちの姿が見えなくなるまで、見送ってくれた。
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2016年11月18日

いかれバンビの好物は???

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バンビことパンクな彼女は、食事のとき、最初にフルーツを食べるので、わが家では、いつも数種類のフルーツを買い置きしている。

今ならば、オレンジにグレープフルーツ、葡萄や柿など。


オレンジは、そのままだと食べにくいので、ある日、私が薄皮まで剥いて、タッパーに入れておいたら、それを見つけてバンビが喜んだ。


「食べやすいし、とってもいいね!」


「これから、毎日、剥いてもらえるのかな?」
!!!!!!


そして、翌朝。

コーヒーを淹れようと、キッチンに行ったら、まな板のうえに、いかにも「剥いてあげてね」というようにオレンジが2個、置かれているではないか!?

仕方がないので、また、オレンジを剥いたのだが、それ以来、バンビのために、毎日、オレンジ2個を剥くのが、私の日課になってしまった――

オレンジがグレープフルーツにかわる日もあるが、食卓には常時、2、3種類の果物が並ぶ。

巨峰のように大粒の葡萄は、ふたつに切って盛り付け、柿や梨は、ひと口サイズに切って出すのだが、果物は生ハムと合わせると、スパークリングワインや白ワインにも合う。


バンビは、スパークリングワインに冷凍したベリー類やマンゴーを入れることもあるが、これはヘルシンキで、ノンフィクション作家、ピルッコ・リンドベリさんの友人夫妻の自宅に招待されたときに、振る舞われて、気に入ったらしい。


そろそろ、梨と林檎の季節だなと思っていたら、福島の及川俊哉氏からバンビ宛てに見事な葡萄と洋梨が届いた。

葡萄は皮ごと食べられる絶品のシャイン・マスカット、洋梨は、見たこともないほど大きいラ・フランスである。

どうやら、及川俊哉氏と天使館の鯨井謙太郎(正しくは良扁に邑)が共演した福島でのイベント、「よみがえりの風」を、バンビが自費で撮影に行ったお礼らしい。

シャイン・マスカットも素晴らしかったが、通常の倍はあるラ・フランスは、今まで食べていたラ・フランスが何だったのかと思えるほど香り高く、甘く溶けるようで、生ハムとよく合う。

バンビは、白ワインと会わせて、興奮していた。


さらに山口眞理子さんが、瀬戸内海は大崎上島〈次郎さん農園〉のオーガニックみかんをひと箱も送ってくれた。

無農薬栽培で大きさもさまざまだが、昔ながらの味がするみかんである。


すると――

「お風呂に入ってね!
今日は蜜柑湯だよ!」

蜜柑湯?

「そ。
バンビくんがお風呂で食べた蜜柑の皮を浮かべておいたんだなあ!」
・・・・・・

たしかに、バスタブには蜜柑2個分の皮が、ぷかぷか浮いていた。

「蜜柑の箱に入っていた栞に、皮をお風呂に浮かべると、よく温まりますって書いてあったんだよ!」
・・・・・・


かくして、バンビは、お風呂に入るたびに、蜜柑2個を食べては、皮を浮かべるようになってしまったのだった。


パンクだから仕方がないが、いいのだろうか、これで?
posted by 城戸朱理 at 23:42| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月17日

神保町のランチョン・ビアホールで

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歴程祭の翌日、12日は、お茶の水インをチェックアウトしてから、神保町のランチョン・ビアホールで昼食を取ることにした。


ランチョンは、明治42年(1909)の創業。

当事は、洋食屋じたいが珍しかったため、「洋食屋」と呼ばれていたらしいが、名前がないのは不便だというので、東京音楽学校(現東京藝大)の学生が、「ランチョン」と名付けたという。


かつては、ランチョンのビールを愛した作家・評論家の吉田健一が、毎週、木曜日に担当編集者とともに過ごしたことで有名だが、
1990年代までは、入澤康夫、渋沢孝輔、飯島耕一ら、詩人やフランス文学者がよく集った店でもあった。

最近は、よく利用する文学者が、野村喜和夫さんだけになってしまったのが、少し淋しい。


ランチョンで、小宮山書店や田村書店を始めとする神田の古書店を見下ろしながら、ビールを飲みつつ、買ったばかりの古書を開くのは、私にとっても至福の時間である。


ランチョンの名物といえば、吉田健一のオーダーで生まれたビーフパイに、牛肉のカツレツやアイスバイン。


まずは、生ビールを頼み、アイスバインを。

バンビことパンクな彼女は、白ワイン。

食事は、バンビが牡蠣フライ、私がランチを頼んだのだが、この日のランチは、海老グラタンにハンバーグだった。

例によって、バンビとシェアしたのだが、大粒の牡蠣フライも、グラタンもハンバーグも、いかにも日本の洋食という味で、懐かしくも美味しい。


ランチョンの生ビールは、市販されていない業務用のアサヒのラガー。

四代目が注ぐビールは、こんもりと白い泡の帽子をかぶったようで、名人芸の域と言ってよい。


この日は、午後3時から、中野のテルプシコールで、鯨井謙太郎(正しくは良扁に邑)の初ソロ公演「灰のオホカミ」があったので、昼食のあとは、古本屋を何軒か覗いてから、中野に向かった。
posted by 城戸朱理 at 13:23| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月13日

香箱蟹が届いたので

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ズワイガニの雌は、いろいろな呼び方がある。

越前蟹の産地、福井県なら、せいこ蟹、京都府や兵庫県など松葉蟹の産地なら、せこ蟹。

石川県だと、香箱蟹と呼び、雄のズワイガニよりも安価で、味は濃厚。

未成熟の卵、内子を腹中に、腹の外に外子と言われる卵を抱えている。

漁期は冬で、解禁は11月6日。


去年、文芸評論家、新保祐司夫人の智子さんが、出張先の北陸から送って下さって、バンビことパンクな彼女が感激したものだから、いつの間にかバンビが注文していて、解禁の翌々日、8日に茹で立ての香箱蟹5杯が届いた。


ストーンクラブを食べるとき同じように、トーストとスパークリングワインを用意して、葡萄と柿にサラダを用意する。

解体して、食卓に並べたのは4杯。

蟹味噌が素晴らしいので、日本酒も合う。

つい、飲みすぎてしまった。
posted by 城戸朱理 at 09:02| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月10日

藤沢で焼肉屋に

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「映画のあとは焼肉を食べさせてあげて!」
・・・・・・


バンビことパンクな彼女は、焼肉が好きである。

ただし、炉端焼きの店で魚介類を焼くのも好きなので、自分で何かを焼くのが好きなのかも知れない。


というわけで、映画のあとは、藤沢まで戻って、焼肉屋を探し、「ホルモン酒場まるぞう」という新しい店を見つけて入った。


牛肉は熟成が必要だが、ホルモンは鮮度が命。

その点、この店は、厚木食肉センターから直接、仕入れしているとあって、鮮度がいい。

ポテトサラダにキムチ、ガツぽん酢などで乾杯し、お勧めのホルモン9種盛りとカルビを頼む。

国産牛肉のカルビも肉質が良かったので追加し、鶏肉も頼む。


ゆっくり、一枚ずつ焼くのがバンビ流。

私は一日中歩き回ったり、泳いだあとでないと、肉はほとんど食べないが、バンビが楽しげに焼いていたから、よしとしよう。
posted by 城戸朱理 at 09:08| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月06日

夏の京都、ごだん宮ざわの昼食、その3

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最後の料理は、剣先イカと新蓮根の甘酢がけで、涼感のあるひと品。


土鍋で炊いた御飯と赤だしを、白味噌炊いたじゃこと漬物でいただき、スイカと寒天のみつ豆と最中のあとに、お抹茶が出る。


茶碗は伝世で味のいい粉引の小服。

茶籠に仕込むのに適寸だが、小服で喫するお薄は、旅の気分がしていいものだった。
posted by 城戸朱理 at 08:19| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏の京都、ごだん宮ざわの昼食、その2

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焼き物は、のどぐろの若狭焼き。

脂がのったのどぐろに、日本酒と醤油を合わせて、かけまわした若狭焼きは、よく似合う。

器は初見の尾形乾山作松絵角皿で、尋ねたら、嬉しそうに「昨日、買いました」と宮澤さん。

仁晴、乾山から魯山人、古唐津に古染付と、これだけの器を揃えたら、出費が大変だろうが、以前、宮澤さんは「本望です」と言っていたのが印象深い。


そして、とうもろこしの焼き胡麻豆腐、おしのぎに、自家製カラスミをすり下ろした手打ち蕎麦と宮澤さんの定番が続く。


揚げ物は、なんと鮎餅とイチジクの天ぷら。

骨抜きした鮎の塩焼きを餅でくるみ、イチジクと一緒に揚げた天ぷらは、胡麻の風味も加わって、五味が混じり合う、複雑微妙な味わいだった。
posted by 城戸朱理 at 08:18| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏の京都、ごだん宮ざわで昼食、その1

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京都での最後の食事は、ごだん宮ざわでゆっくり過ごすべく、予約をしておいた。

パッキングしたトランクを宅急便で送り出し、糸屋ホテルをチェックアウトして、お昼にごだん宮ざわへ。


冷たい煎米茶のあとは、ビール。

ごだん宮ざわの生ビールは、ハートランドでバカラのグラスで供される。


先付けは、枝豆のすり流しと毛蟹があしらわれた冷たい茶碗蒸し。

のど越しがなめらかで、香りも素晴らしい。

お椀は、鱧の落としと白瓜で、これも夏ならでは。


古染付で出されたお造りは、皮目を軽く焙った金目鯛とウニで、吉野葛でとろみをつけた土佐醤油がかけられている。

いわゆるお造りとは一線を画する、宮澤政人さんならではひと皿で、懐石をいただくときは、お造りが出たときにビールから燗酒にかえることが多い。


宮澤さんとは、鮎茶屋・平野屋の話で盛り上がった。

「お粥、美味しかったでしょう」と宮澤さん。

ご家族と平野屋を訪れた宮澤さんは、老舗の料理に感銘を受け、弟子を引き連れて再訪したのだとか。

宮澤さんが行ったときは、鮎の田楽や鮎飯は出なかったそうだが、女将さんが、鮎飯は鮎に脂がのる夏場だけと言っていたっけ。
posted by 城戸朱理 at 08:16| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月05日

鮎茶屋、平野屋で、その3

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さらに、鮎の田楽、鮎と野菜の天ぷらが出たのだが、こんなに鮎を食べたのは、生まれて初めてである。


土鍋で炊いた鮎飯は、女将さんが、鮎の身をほぐしてくれたのだが、鮎の清烈さが御飯に絡み、絶品だった。

とはいえ、バンビも私もお腹がいっぱいで、軽く一膳しか食べられない。

残った鮎飯は折り詰めにしてくれた。


今の女将さんは十四代、十五代となる若女将とともに平野屋を切り盛りしているが、老舗だけに、お話が実に面白かった。

帰りには、屋号が入った提灯をもらって、キャンドル好きのバンビが喜ぶ。

なんでも、街灯がなかった時代は、お客さんに提灯を渡し、短い蝋燭2本が燃え尽きるころ、最寄り駅に着いたのだそうだ。

粋なはからいではないか。


ホテルに戻って、お土産を開けると、鮎飯だけではなく、屋号入りの手ぬぐいと志んこ餅も入っていた。

バンビはさっそく提灯に火を灯し、得意気だったが、パンクだから仕方がないのである。
posted by 城戸朱理 at 14:35| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鮎茶屋、平野屋で、その2

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そして、いよいよ鮎の塩焼きが登場。

保津川水系の鮎は、まさに香魚の名にふさわしい。

鮎の塩焼きは、ビールにも日本酒にも合う。


汲み上げ湯葉は、口のなかで、ふうわり甘く溶けていく。

八寸には、鮎寿司、鮎の佃煮、鮎の白子などが。


そして、鮎がひと切れ入ったお粥が、おしのぎで出た。

口にするなり、「美味しい!」とバンビが驚きの声を。

やや強めに塩を効かせたお粥は絶品で、鮎は信じられないほどの甘みがある。

鮎入りとはいえ、たんなるお粥に、こんなに驚く日が来るとは思わなかった。
posted by 城戸朱理 at 14:34| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鮎茶屋・平野屋で、その1

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ヒュー・ジャックマンは、日本びいきで知られるが、来日して、銀座の「すきやばし次郎」で寿司を食べたり、息子と富士山登山をした様子をSNSにアップして、話題を呼んだ。

今や、寿司は海外でも和食の代表格なので、寿司好きの欧米人は珍しくないが、私が驚いたのは、トミー・リー・ジョーンズである。

好きな和食を聞かれたときの彼の答えが――鮎の塩焼き。

渋い。

渋すぎる。

私も、いちばん好きな焼魚は、鮎である。


夏の京都では、かねてから一度は行ってみたいと思っていた鮎茶屋・平野屋に予約を入れた。


平野屋は創業四百年。

愛宕神社の一の鳥居のふもとにある。

白洲正子さんもひいきにした店だが、なんとも風情のあるたたずまいで、バンビことパンクな彼女は喜んで、写真を撮っていた。


このあたりだと、京都市内とは違って、冷房が必要ないほど涼しい。


まずは、名物志んこ団子とお茶が出た。

平野屋は鮎問屋を営むかたわらで、愛宕神社の参拝客や旅人に、志んこ団子を供してきたのだとか。

ニッキが効いた素朴なお団子である。


ビールで乾杯し、最初は山菜、そして、お造りが、鯉の洗いと鮎。

鯉の洗いは、鹿児島の唐船峡の鯉と並んで、川魚特有の臭みもなく、鮎は清々しく、夏の味覚だった。
posted by 城戸朱理 at 14:33| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

錦市場の立ち食い寿司

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8月18日は、新京極の映画館で、11時半から、庵野秀明総監督、話題の「シン・ゴジラ」を見た。

最終形態のゴジラが上陸するのは鎌倉。

御成通り商店街の上を、巨大なゴジラの尻尾が通り過ぎて行く。

「シン・ゴジラ」を見たおかげで、わが家はにわかにゴジラ・ブームが到来してしまったのだった。


映画のあとは、久しぶりに寺町を散策、遅い昼食を錦市場の立ち食い寿司「英」を取ることにした。

6時から鮎茶屋・平野屋に予約を入れていたので、軽めのお昼にはちょうどいい。


あおりイカや生の鳥貝、中トロなど、ネタはいいし、地酒も揃っている。

軽く寿司をつまむには、いい店だと思う。


昼食後は、歩いてホテルに戻り、夕食前にゆっくり、お風呂に入った。
posted by 城戸朱理 at 14:28| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

祇園で餃子を

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美術館巡りのあとは、いったんホテルに戻ってシャワーを浴び、休息。

夏の京都は、東京以上の暑さで、ヨーロッパからの観光客が多かった。

ちなみに、Tシャツに短パン、足元がスニーカーだったら、たいていアメリカ人だが、短パンでも襟のあるシャツを着ているのが、ヨーロッパからの観光客、女性はスニーカーではなく、革サンダルといった出で立ちである。


日が暮れてから、バンビことパンクな彼女と散歩に出かけ、四条大橋を渡って、祇園へ。

夕食は、餃子の歩兵で取った。


歩き回ったあとなので、ビールがこのうえなく美味い。

まずは、もやしの肉味噌かけ、ポテトサラダ、壺キュウリを頼み、普通の餃子とショウガ餃子を。

歩兵の餃子は、ひと口サイズ、焼き加減も見事で、ビールによく合う。
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夏の京都、ごだん宮ざわで、その4

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お客さん、ひと組ごとに土鍋で炊き上げられる御飯は、煮えばなをひと口味わったあと、赤だしとともに蒸らした御飯になる。

水茄子の漬物が嬉しい。


ルネ・ラリックのクリスタルに盛り付けられたみつ豆は、みつ豆とは思えないほど美しい。

鈴型の最中、さらにお抹茶が出て、食事は終わった。

最中のお皿は、尾形乾山の土器皿で、宮澤さんが先週、五客組みで求めたのだとか。

茶碗は、李朝の平茶碗で、細かい貫入が入った井戸脇。

夏茶碗で点てられたお薄は、見た目にも涼しげで、いいものだ。
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夏の京都、ごだん宮ざわで、その3

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鮎とともに夏の京料理に欠かせないものと言えば、鱧。

目の前で骨切りした鱧の落としは、梅肉に奈良漬とワサビが添えられ、素晴らしい味わいだった。

器は、北大路魯山人の備前。


桃山から江戸初期の絵唐津向付けに盛られたのは、白ずいきと毛蟹。

揚げ物は、尾形乾山作オランダ写しの角皿で、贅沢にも、蒸しアワビと蓮根の天ぷらが。

アワビ好きのバンビは、大喜びである。


これも定番、自家製カラスミを大きく切り、蒸し上げたばかりの餅米に乗せた飯蒸し。

実に、酒が進む。


おしのぎのカラスミの飯蒸しやカラスミ蕎麦の次に、秋から春にかけては、熱々の小鍋立てが出るが、夏は煮穴子だった。
posted by 城戸朱理 at 10:41| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏の京都、ごだん宮ざわで、その2

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続いて、焼き上がったばかりの鮎の塩焼きを、宮澤政人さんが、目の前で鮮やかに骨抜きして出してくれた。

たで酢ではなく、木の芽酢というのが、新鮮。

鮎は福井産、器は尾形乾山の銹絵長皿である。

鮎の骨は、素揚げして別に供された。


名物の焼き胡麻豆腐は、とうもろこしを練り込み、蒸したとうもろこしを素揚げしたものが添えられている。
posted by 城戸朱理 at 10:39| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏の京都、ごだん宮ざわで、その1

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京都の常宿、糸屋ホテルにチェックインして、まずは四条烏丸の東急ハンズへ。

京都に来たら、東急ハンズで、文具などを補充するのが、私とバンビことパンクな彼女の定番になった。

部屋に戻って、ゆっくり入浴してから、夕食は、予約していた「ごだん宮ざわ」へ。


栗の一枚板のカウンターに座ると、なんとも落ち着く。

まずは、ベネチアンガラスで冷たい煎米茶が出て、福井の早瀬裏を一献。

先付けは、帆立に紫蘇をあしらった枝豆のすり流し。

優しい枝豆の香りが帆立を引き立てる。

白磁皿は、白洲正子さんと交流があった加藤静允さんの作だという。


お椀は、初見の網手文で、あこう鯛にじゅんさい。

明末清初の古染付で供されたお造りは、めじ鯛と天草産の赤ウニである。

めじ鯛は、秋が旬で、しかも旬が短いことで知られる魚だけに、珍しい。

淡白な味わいだが、ねっとりと後を引く。

京都で生ウニというと、淡路産や天草産が多いが、北海道産に比べると、味も香りも柔らかい。
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2016年11月02日

銀座、煉瓦亭の洋食

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和合亮一氏の撮影が終わったのは、8月4日。

和合くんと私とバンビことパンクな彼女は、新花巻駅から新幹線で帰途に着いた。

何時にロケが終わるか、見当がつかなかったので、この日は銀座のホテルを予約し、銀座泊まりに。


翌日は、煉瓦亭で昼食を取ることにした。

煉瓦亭は、明治28年(1895)創業の老舗洋食店。

本来ならラードで焼くカツレツを、油で揚げ、日本のトンカツを考案したのも、それにキャベツ千切りを添えたのも、煉瓦亭が元祖と言われている。

池波正太郎が愛した店としても名高い。


バンビと相談し、スープは冷製コンソメとコーンポタージュを。

さらにトンカツとオムライスをもらって、シェアすることにした。

いかにも洋食屋という雰囲気を喜んだバンビは、さっそく撮影を始める。


ウスターソースで食べるトンカツは上品で、オムライスは、玉子でくるむのではなく、とろとろの玉子が御飯と絡み合うスタイル。

このオムライス、かなり大きい。


印象的だったのは、隣席で、ひとり食事をしていた50くらいの男性で、海老フライとオムライスを頼み、目を閉じて、ひと口ずつ味わっている。

煉瓦亭の洋食には、特別な想いがあるのだろう。


食事を終えて一階に降りたら、「城戸さん!」と声をかけられた。

なんと、思潮社編集部の出本喬巳氏だった。

思いがけないところで会うものである。



それから、松屋で買い物をしてから、竹橋の日本近代美術館へ。

この日は、「声ノマ 全身詩人、吉増剛造」展の関連イベントとして、吉増さんと佐々木中さんのトークがあった。

ここでも、静岡大教授の山内功一郎氏、さらには京都の西原多朱さんと再会。

多朱さんと会うのは、10年ぶりだろうか。


2時間に及ぶトークも素晴らしかった。


トークのあとの吉増さんのサイン会には、長蛇の列が。


結局、この日は、吉増さん、佐々木さんと神保町のスペイン・バルで語り合ったのだが、刺激的で長い一日だった。
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2016年10月31日

到着前の軽食

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到着前に出た軽食は、チキンのファヒータにフルーツ、そして蜂蜜を添えたヨーグルト。

ファヒータは、テクス・メクス料理で、グリルした肉料理を、小麦で作ったトルティーヤにのせたものだが、食べやすいようにチキンをトルティーヤで巻いてあった。


羽田到着は、22時。

ハワイに旅立ったのは、10月17日で、帰国したのは22日。


鎌倉の自宅に帰りついたときには、23日になっていた。
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