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城戸朱理のブログ

2020年06月13日

新たな詩誌「ココア共和国」

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今年の4月に創刊された月刊「ココア共和国」(電子本と紙媒体の本)は、投稿作品を主体とする新しい形態の詩誌である。

発行は一般財団法人「あきは詩書工房」で、秋亜綺羅氏が主宰し、編集は昨年、歴程新鋭賞を受賞した佐々木貴子氏。

「ココア共和国」のホームページ
https://www.youyour.me
からテキストを添付して応募すると、編集部の選で作品が掲載され、さらに年間で複数回(2回以上)掲載された人は、自動的に20歳以上なら秋吉久美子賞、いがらしみきお賞の候補に、20未満であればYS賞の候補になる。

これらの賞はそれぞれ、女優の秋吉久美子さん、漫画家のいがらしみきおさん、そして、YS賞は秋亜綺羅さん、佐々木貴子さんが選考に当たり、賞金は各20万。

YS賞は、詩誌「詩想」を主宰した佐藤幸雄氏の遺志によって設けられたものだという。

詳細はホームページで確認してもらいたい。


私は5月号に秋吉久美子さんとともにゲストとして、詩「長い夜」を寄稿したが、秋亜綺羅、佐々木貴子両氏のエッセイと詩も掲載されており、力のある誌面で、視覚詩の試みのような「4コマ詩」もたいへん面白かった。
posted by 城戸朱理 at 12:04| 詩誌・詩集評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コロナ禍の自炊疲れ

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コロナ禍で在宅勤務が増え、外食もままならないため、日々、自炊するしかなくなって、SNSでは、ここしばらく自炊疲れが話題になっている。


遠藤朋之氏と久しぶりに電話で話したのだが、「昼食が終わると夕食、何にするという話になりますね」、遠藤家では、そんな会話が日課になってしまったという。

これが日本のみならず、世界の家庭で起こっていることなのかもしれない。


2ヶ月、休業した鎌倉のダイニングバー、クルベル・キャンのオーナー・バーテンダー、秋山正治さんは「食事しか楽しみがないじゃないですか。昼飯のときに夕飯、何って聞いては、嫁に叱られてます」と言っていたが、たしかに家族全員が家にいて、毎日、三食作らなければならないとしたら、一日中、料理をしては洗い物をしているような気分になってしまうことだろう。



わが家では、手の空いているほうがキッチンに立つので、自炊疲れは感じないで済んでいる。

私など、むしろ、新しいレシピを試す機会になっているような気がしないでもない。



写真は、私が担当したある日の夕食。

とうもろこしを茹で、手羽元に塩・胡椒・カレー粉をまぶして土鍋で炒りつけたものと、ローマ風目玉焼き、自家製ぬか漬けで晩酌を始めた。

目玉焼きはローマの家庭料理で、トマトソースを敷いて玉子を割り入れ、モッツアレラチーズを散らし、パルミジャーノをすりおろしてオーヴンで焼いたもの。


主菜は、豚ロース肉のシャルキィティエールソースで、アスパラとブロッコリーを添えた。

塩・胡椒して小麦粉をまぶした豚ロース肉はバターでソテーし、トマトを白ワインで煮詰め、ピクルスとマスタードを加えたシャルキィティエール(肉屋さん風)ソースは、フランスの家庭料理だが、酸味が強く、初夏に合う。

御飯は玄米で、揚げ茄子の味噌汁。

アスパラやブロッコリーなどは茹でて冷凍してあるので、所要時間は30分ほど。



自炊する家庭が増えて、豚肉と野菜の価格が高騰したが、牛肉などの高級食材は値崩れしている。

たしかに春キャベツなど、出始めの3月には、ひと玉150円ほどだったのが、5月の連休には400円になっていた。

豚肉が使いやすいのも事実で、自粛生活が始まってから、わが家でも挽き肉、バラ肉、ロース肉を冷凍して常備している。

豚ロース肉は、酒と味醂で溶いた味噌に漬け込み、味噌漬けにすることも多い。



わが家では御飯は、ふだんは玄米だが、「ごだん宮ざわ」の宮澤政人さんからお店で使っている土釜を贈られてから、白米もよく炊くようになった。

土釜で炊いた白米の御飯は、驚くほど甘みがあって、冷めても香りがよく、それだけで御馳走という感じがする。


茶懐石のように、煮えばなを少しいただき、煮えたお米が御飯にかわっていくのを楽しむため、何度かおかわりするので、御飯茶碗は小振りのものを使うようになった。

バンビことパンクな彼女は江戸時代の黄瀬戸小碗、私は青上がりの灰釉無地の古唐津である。

白米を炊くときは、紅鮭か時鮭、ぶりの幽庵焼き、鯵か鯖の干物など焼き魚を一品、それに味噌汁、ぬか漬け、お浸し、大根おろしか納豆に常備菜のたらこと明太子、ブロッコリーなどを並べるが、これはもっぱら私がやっている。


土釜御飯のあまりの美味しさに、バンビは自家製の干物を作ると言い出し、干物用のネットを買い込んだが、鮮度のいい地物の鯵が手に入ったら試してみたいものだ。
posted by 城戸朱理 at 12:01| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月12日

料理に合わせて器を揃えてみると

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じき宮ざわの「晩酌せっと」と「伝助穴子の薬膳鍋」が届いた日のこと。


バンビことパンクな彼女が「宮ざわさんでいただているような気分になる器を出してあげて!」と騒ぎ出した。

宮ざわさん気分?

「乾山とか織部とか出してあげて!」
・・・・・・

そんなものがあるわけないじゃないかと思ったが、まったくないわけではない。

薬膳鍋には、福森雅武の土楽窯の魚文の土鍋を使うしかないが、桐箱を開けては、あれこれ物色して、器を並べてみた。


酒肴を盛るのは、尾形乾山の紅白梅図角皿。これは古備前徳利と同じく小山冨士夫の極めがある。

取り皿には同じく乾山の絵替土器皿五客から梅の絵柄の二枚を。

箸置きには北大路魯山人の魚型箸枕を出した。


スパークリングも開けることにしたので、グラスはバカラのアルクールを。

これは底にバカラの刻印がない1935年以前のアンティークで、最近、バンビがよく使っている。


薬膳鍋用の小鉢には李朝白磁小碗、蓮華は19世紀のデルフトを合わせた。


少しは、ごだん宮ざわの器使いに近づけたかも知れないが、これも酒肴と鍋だけだから出来たこと、私は五客組の器をほとんど所持していないので、宮澤政人さんのような懐石の器組みは出来ない。

さらに、乾山を使うときは、前もって水に漬けておかなければならないし、洗ってもすぐに桐箱にしまえるわけではなく、2日ほど乾かす必要がある。

なんとも手間がかかるが、それを毎日、当たり前のように使っているごだん宮ざわの凄さを改めて痛感した。

しかも「怖いから洗うのは城戸さんにお任せするよ!」とバンビ。

結局、洗い物も私がすることになってしまったのだった。
posted by 城戸朱理 at 14:56| 骨董・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

京都から取り寄せして~じき宮ざわ「晩酌せっと」と「伝助穴子の薬膳鍋」

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5月になって、「じき宮ざわ」の料理を親友に送ることにしたのだが、自宅用に、今度は伝助穴子の薬膳鍋を注文することにした。

バンビことパンクな彼女がメールで注文を出したところ、「ごだん宮ざわ」の大山さんから折り返し電話があった。

前回、「クエの山菜鍋」を頼んだときは、出汁が少し余ったので、翌日、私が豆腐と九条ねぎを出汁に入れ、湯豆腐にして酒の肴にしていたことをバンビがメールしたものだから、宮澤政人さんが「晩酌せっと」を作ってくれたというではないか。

ありがたく、「伝助穴子の薬膳鍋」といっしょにお願いしたのは言うまでもない。



届いたのは、5月10日。


「晩酌せっと」は実に充実していた。

三重県尾鷲産のボラ子を使った絶品の自家製カラスミに利尻昆布の出汁と塩で漬けた水茄子。

鳥羽答志島の鰆を酢で締め、藁で薫香をつけた燻製に明石のタコ、新しょうが、水玉キュウリの自家製塩ポン酢和え。

そして北海道産和田ゴボウと5等級の和牛を焚き上げた和牛きんぴら。


ポン酢和えは初夏の味だし、水茄子は私の大好物。

カラスミは言うまでもないが、半生の鰆がまた実に美味い。

見事な肴に合わせて、大徳寺古材の小盆に桃山時代の古備前徳利と唐津の筒盃を持ち出し、盃を重ねた。
この古備前徳利は小山冨士夫の箱書で、冬場に常用していたもの。



「伝助穴子の薬膳鍋」は明石産の伝助穴子に鶏つくね、うるいやミョウガに筍が入り、薬膳出汁で煮る。

薬膳出汁は十三種もの漢方を使っているそうで、香りが心地よい。


バンビとともに、京都を思いつつ盃を重ね、お料理を堪能した。
posted by 城戸朱理 at 13:24| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

岩手日報随筆賞選考会

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6月9日。

締切はとりあえずクリアしたので、ここしばらく読み続けていた岩手日報随筆賞の応募作を広げ、最優秀賞から奨励賞までを選んで私の選考案をメールした。

これで明日のリモート選考会を待つだけと思ったので、午後はフェリス女学院大学の今週の講義をタイプしていたら、「現代詩手帖」特集原稿と「神奈川新聞」のエッセイのゲラ(校正紙)が来てしまった。

ゲラをチェックしていたら、今度は岩手日報社から平谷美樹、澤口たまみ選考委員の選考結果が送られてきたのだが、見事なまでに票が割れている。

最優秀賞はひとりを選ぶのだが、3人がそれぞれ違う作品を挙げ、優秀賞3人もまったく重複していない。

つまり、3人の選考委員が、最優秀賞・優秀賞で4人を選出しなければならないのに、候補が12人という異例の事態となった。

10年以上、選考に関わってきたが、初めてのことである。

これで選考会が成立するのか不安になったが、バンビことパンクな彼女が「ピンチョスを作ってあげて!」と言うので、ピンチョスとアクアパッツァを作り、スパークリングワインを飲んでいるうちに、今回ほどではないとはいえ、昨年もかなり票が割れていたのに何とかなったのを思い出し、いつもと同じように臨むことにした。


翌日は、14時からZOOMで選考会。

平谷委員が出席できず、平谷委員の選考理由のメモを参考にしながら、澤口たまみさんと私で選考に当たったのだが、若くしてエッセイストクラブ賞を受賞し、エッセイストとして長年、仕事をしてきた澤口さんにとって、エッセイとは、あくまでもノンフィクションであり、自分の思いを語るものであるのに対して、平谷美樹さんは、小説家らしく、構成や説得力を重視しており、それが票が割れた理由ではないかという指摘には納得するものがあった。

では、私は何を基準にしているのか考えてしまったが、文章の巧拙を無視するものではないとはいえ、モティーフの意外性や新しさを評価する傾向があるかも知れない。

面白いもので、ここまで票が割れると一からやり直すようなものだから、一時間ほどで入賞作を選ぶことができたのだが、異様に疲れたのも事実で、この日はもう何もすることができなかった。
posted by 城戸朱理 at 13:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月11日

及川俊哉「水熊通信」第一号

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封筒に封入されているのは、A4の紙が2枚。

散文記事一葉と手書きの詩作品のコピーが一葉で構成されている。

それが、及川俊哉氏が5月6日に創刊したばかりの個人通信「水熊通信」だ。



インターネットが当たり前の時代に、あえてアナログな紙片の郵送という形にした理由を、及川氏は「自分のなかで過剰な情報から逃れたい気持ちもあり、皆様とネット上ではない時間を共有したいとの思いもありました」と書いている。

記事は「折口信夫『水の女』を読む」と「菅原道真の漢詩の超訳」で、どちらも興味深いものだが、詩作品はコロナ禍における「現代祝詞」の新作「瀬織津姫大神(せおりつひめのおおかみ)に新型コロナウイルスを息(やす)ませることを冀(こいねが)う詞」で、「水熊通信」は、紙2枚とは思えぬ重みを持っている。


「瀬織津姫大神」は「大祓詞(おおはらえのことば)」に現れる神で、天照大神の荒魂をいい、本居宣長は禍津日神(まがつひのかみ)と同体としたそうだが、「折口信夫『水の女』を読む」とも響き合うように、及川氏の「現代祝詞」が文字以前の言葉の呪力を詩作の場において取り戻そうとする果敢な試みであることには、やはり目を見張るものがある。


「水熊」とは福島の伝説に登場する妖怪で、その正体は巨大なカワウソとのことだが、得体の知れないものを拒絶するのではなく、向かい合うという姿勢は、新型コロナウイルス禍にある世界にとって、今まさに必要な態度なのではないだろうか。

「水熊通信」は、年に三回の発行を目標とし、30部のみの限定刊行。

マンデリシュタームからパウル・ツェランに受け継がれた「投壜通信」の詩学に改めて出会うような思いを抱いた。
posted by 城戸朱理 at 10:42| 詩誌・詩集評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ピンチョスに塩水ウニ?

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それにしても、3月から今に至るまで、飽きずにピンチョスを作っている。

スーパーで買い物をするのは多くても一週間に一度、必然的に刺身などの生鮮食品が食卓に並ぶことが減ったので、かわりにピンチョスを作っているのかも知れない。


5月の連休中のこと。

バンビことパンクな彼女が「盛岡の吉浜食堂には殻ウニがあるんじゃないかな?」と言い出した。

たしかにウニの季節かも知れないと思っていたら、突然、盛岡の工藤玲音さんからクール宅急便が届いた。

なんと吉浜食堂の塩水ウニではないか?!


工藤玲音さんは、短歌甲子園で活躍、高校三年のときに岩手日報随筆賞最優秀賞を受賞したが、その後、エッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』が大いに話題になり、二冊目となるエッセイ集『うたうおばけ』が刊行されたばかり。

こちらは出版前に重版が決まるという快挙を成し遂げ、「ポパイ」の「銀河鉄道通勤OL」は好評のうちに連載が終わったが、次は「群像」で連載が始まるという。

何の連絡もなしに塩水ウニを送ってくるとは、やるではないか。


「美味しいうちに食べなくっちゃ!」

バンビは食べる気満々である。


この日の夕食は、ピンチョスとハンバーグのつもりだったが、ピンチョスをひとり四つと少なめにして、生ウニ、ピンチョス、ハンバーグという不思議な取り合わせで日本酒とワインを飲んだ。

吉浜食堂の塩水ウニは、やはり絶品、玲音ちゃん、ありがとう。
posted by 城戸朱理 at 10:08| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「かまくら春秋」50周年記念特大号

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創刊から50周年を迎えた文芸タウン誌「かまくら春秋」が、4月号から3号連続で増ページの記念特大号を刊行している。


4月号は、600号記念特集で、谷川俊太郎さんの巻頭詩「私的な半世紀」から始まる。

「エッセイ・身辺雑記50年」には養老孟司、出久根達郎、山本道子さんらを始めとして、私の友人の藤沢周、新保祐司氏、詩人だと荒川洋治、高橋順子、蜂飼耳さんらが原稿を寄せ、女優の水野真紀さんも。

私も、初めて高徳院の大仏を見た小学生のときの記憶から書き起こした「大仏に想う」を寄稿している。



座談会「俳句を語る」は伊藤玄二郎代表の司会で、黒田杏子、夏井いつきさん、俳人ふたりにカトリック教会の枢機卿、前田万葉さん、三菱商事顧問の古川洽次さんという顔合わせ。


堀口すみれ子さん、三木卓さんの長寿連載も通常通り掲載されている。


かまくら春秋社は、半世紀前に鎌倉文士の長老だった里見クのすすめで伊藤玄二郎さんが設立し、月刊の「かまくら春秋」を始めとして、雑誌や単行本の出版を手がけてきた。

編集部は鶴岡八幡宮の参道である若宮大路に面した四階建てのかまくら春秋スクエアにあり、記録的なベストセラーとなって映画化もされた『天国の本屋』も、かまくら春秋が版元だった。


私も20年来のお付き合いになるが、地元の出版社として、さらに長く続いて欲しいものである。
posted by 城戸朱理 at 09:21| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月10日

京都から取り寄せして~じき宮ざわ「クエの山菜鍋」

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私が行きつけにしている京都の「ごだん宮ざわ」の宮澤政人さんは、スペイン料理に魅了され、毎年、スペインに出かけているほどだが、5月末にスペインからシェフを招き「ごだん宮ざわ」で、スペイン料理の宴を催すことになっていた。

私も予約をしていたのだが、コロナ禍でシェフが来日できなくなり、かわりに宮澤さんの一番弟子で「じき宮ざわ」の料理長、泉貴友さんが、フレンチのシェフを呼び、ミシュラン・シェフふたりの競演という企画にかわったのだが、緊急事態宣言のため、こちらも中止に。


残念に思っていたら、バンビことパンクな彼女が「じき宮ざわ」で通販を始めたというので、さっそく注文してみた。



届いたのは、4月22日。

名物の「焼き胡麻豆腐」と、じゃこを白味噌で炊いた「粒味噌ちりめん」、それに「クエの山菜鍋」である。


「クエの山菜鍋」は、「幻の魚」クエに鶏つくね、花山椒を始めとして白子筍、うるい、わらびと盛りだくさん。

特製の出汁を土鍋にあけて、まずは根菜を入れ、あとは好みの具を煮て食するのだが、山椒出汁の香りが部屋に満ち、京都の気分を味わうことができた。

クエの美味しさは言うまでもないが、鶏つくねも素晴らしい。



「クエはひとり四切れだよ!
鶏つくねは、ひとり三個だからね!」


バンビも、久しぶりの京料理に大喜びしている。


次に京都に行けるのは、いつになるか分からないが、自宅で「じき宮ざわ」のお料理をいただけるのはありがたい。


コロナ禍を忘れて、酒を酌むことができた。
posted by 城戸朱理 at 19:43| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

澁澤龍彦邸の裏山の筍

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4月のこと、澁澤龍子さんから宅急便が届いたので、何かと思ったら見事な筍が入っていた。

さっそく、お礼の電話をしたのだが「家の裏山で掘ったのよ」と龍子さん。


澁澤龍彦さんは、筍を掘るのがお好きだったそうだが、皮付きのまま茹でて皮を剥いてみたら、まるでオブジェのような筍が現れた。

これなら澁澤邸に飾ってあっても似合いそうだ。


穂先は刺身にし、筍ご飯を炊いた。

コロナウイルスのおかげで、澁澤邸でのパーティーも、しばらくは開くことができないが、龍子さんがお元気だったので安心した。
posted by 城戸朱理 at 19:12| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする