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城戸朱理のブログ

2017年07月28日

大沢温泉・南部の湯

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豊沢川にかかった曲がり橋を渡った対岸にある茅葺きの菊水館の男女別内風呂が、南部の湯。


木の湯船が心地よい。

南部の湯は、豊沢川と大沢の湯を見下ろす高台にあり、日中は窓が開け放たれているため、半露天風呂の気分。

大沢温泉の源泉は、50℃を超えるそうだが、南部の湯は、男湯ではいちばんぬるく、長湯が出来る。

そして、温泉にゆったり浸かっていると、時間が伸長し、止まるような感覚に満たされていく。

これは何なのだろうか。
posted by 城戸朱理 at 04:53| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

御食事処やはぎの昼食、その1

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朝食のあとは、さらに2回ほど温泉に浸かり、昼食は、北上市に出かけた日を除いて、毎日、御食事処やはぎで取った。


メニューは豊富なのだが、名物は、大沢川の清流で育てた蕎麦粉100%の十割蕎麦。

大沢温泉やはぎでしか食べられない「大沢・純そば」である。


バンビことパンクな彼女は、この蕎麦が気に入って、夕食でも頼んでいた。


昼食時には、一杯だけ生ビールを。

7月16日は、もり蕎麦とざる蕎麦をもらい、天ぷらの盛り合わせを頼んだのだが、海老2本にキス、そして野菜各種の揚げ立ての天ぷらが800円と、良心的である。

面白かったのは、蕎麦の薬味に、大根おろしの汁が添えられていたこと。

これが柔らかな辛みで、蕎麦によく合った。
posted by 城戸朱理 at 04:49| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月27日

大沢温泉・豊沢の湯

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山水閣にある男女別の半露天風呂が、豊沢の湯。

ここは、いちばん広いだけではなく、深さもあり、バンビことパンクな彼女は、もっぱら豊沢の湯ばかり入っていたようだ。


洗い場も六つあり、混み合うことがなかったので、私もよく利用した。


かたわらを豊沢川が流れ、風が心地よい。


豪雨のあとなど、豊沢川も濁流となり、自然の表情も刻々と変わる。

ほかに変化といえば、日の光。

午後の傾いた光は、あらゆるものを、甦らせるようだった。
posted by 城戸朱理 at 08:32| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大沢温泉、御食事処やはぎの朝食

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自炊部・湯治屋でも、前もって予約しておくと、御食事処やはぎで朝食を食べることができる。


朝定食は、620円(外税)。

御飯はおかわり自由で、温泉玉子、納豆などは別料金。

朝定食に温泉玉子をつけると、720円になる。


内容は、焼魚が鮭かほっけ、タラコか筋子が付き、小鉢はきんぴらごぼうか干し大根が交互に出るだけなのだが、素朴なだけに食べ飽きしない。

個人的には、焼魚に、鯵の干物や鰯の丸干し、鯖などのバリエーションがあればと思ったが、岩手のブランド米「ひとめぼれ」の御飯の美味しさは、目を見張るほどで、バンビことパンクな彼女は、


「んふ!
御飯が美味しくて、つい食べちゃうなあ!
温泉でダイエットするつもりだったのに、
ぽっちゃりしちゃったらどうしよう!?」


と困惑しながらも、美味しそうにパクパク食べている。


以前、柳美里さんと日本現代詩歌文学館でトークしたときも、柳さんの希望で大沢温泉に泊まったが、やはり、やはぎの御飯の美味しさに柳さんが驚いていたっけ。


目覚めたら、まず露天風呂に浸かり、それから素朴な朝食。

温泉宿に泊まると、自然と生活のリズムが出来ていく。
posted by 城戸朱理 at 08:27| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月26日

大沢温泉・大沢の湯

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毎朝、目覚めると、まず大沢の湯に入った。

自炊部・湯治屋の突き当たりにある大沢の湯は、混浴の露天風呂で、夜間2時間だけは女性専用となるのだが、豊沢川べりにあり、川風に吹かれながら浸かっていると、我を忘れて、石か木になったような気分になってくる。


混浴だから、まれに女性が入ってくることもあるが、誰も気にしない。
posted by 城戸朱理 at 14:56| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プロジェクト・バンビ???

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泊まるのが、自炊部・湯治屋だから、バンビことパンクな彼女が、前もって、あれこれ手配していたのは知っていたが、いざ部屋に入って冷蔵庫を開けたときには、驚いた。

バンビが手配したのは、なんとシャンパン、モエ・エ・シャンドンが2本に、エビス・ビールのロング缶が1ケース、
北海道は稚内産の毛蟹に、佐助豚のしゃぶしゃぶセット、佐助豚のソーセージやスモーク・レバーにレバーケーゼと盛りだくさん。

自分の好きなものを、あれこれ頼んで、温泉で宴会をしようと企んでいたのである!

バンビのことだから、「んふ。しゅんわり♪(バンビ語でシャンパンのこと)」、「にゃふ。しゃぶしゃぶ♫」とか言いながら、内緒で注文していたに違いない。

出発前に「美味しいものをたくさん食べるんだよ! 名づけて、プロジェクト・バンビ!」と気勢を挙げていたが、こういう意味だったのか――


これに盛岡で手配した日本酒、七福神の一升瓶が2本、盛岡駅のフェザンで購入したイクラの醤油漬けと塩ウニ、佐助豚のコンフィまであるので、毎晩、宴会ができそうなレベル。

もうひとつ、驚いたのは、大沢温泉のスタッフが、届いたビールやシャンパンを、たんに部屋に入れるのではなく、冷蔵庫に入れて冷やしておいてくれたこと。

温泉宿ならではの気配りと言えそうだ。
posted by 城戸朱理 at 14:07| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月25日

大沢温泉

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花巻駅からタクシーで大沢温泉へ。

ひと足早い夏休みと執筆を兼ねた滞在である。


豊沢川ぞいに建つ大沢温泉は、モダンな山水閣と江戸時代に建てられた木造の自炊部・湯治屋、そして、豊沢川を渡った対岸に建つ茅葺きの菊水館から成る。

予約したのは、自炊部・湯治屋である。


2009年に、柳美里さんとバンビことパンクな彼女が、コーチとともに遠野じんぎすかんマラソンにエントリーしたときのこと。

3人は、まず大沢温泉の菊水館に一泊して、温泉卓球をやらかし、遠野に移動して一泊。

翌日、約21kmのハーフマラソンを完走すると、今度は鉛温泉に一泊して疲れを癒したのだが、バンビが大沢温泉で自炊部を見つけた。

丈陽(たけはる)くんが生まれる前は、温泉宿に長期滞在して執筆をしていた柳美里さんは、この自炊部が気に入り、
2015年に北上の日本現代詩歌文学館でトークをしたとき、柳さんの希望で、自炊部に泊まることに。

雪景色を見ながら浸かる露天風呂は最高で、いずれ再訪したいと思っていたのだ。


近所には何もない山あいの宿で、対岸では水車がゆっくり回っている。


自炊部・湯治屋は、200年前、江戸時代の木造建築。

古いが、掃除が行き届き、実に快適である。

料金も一泊、2700円と破格で、これに蒲団や浴衣、扇風機などのレンタル料を入れても、3000円強。

自炊部だけに共同炊事場で料理してもいいが、「御食事処やはぎ」があるので、食事には困らない。


自炊部・湯治屋に泊まって、入浴できるのは、江戸時代の風情を残す露天風呂「大沢の湯」、山水閣の半露天風呂「豊沢の湯」、菊水館の「南部の湯」、それに湯治屋の内風呂「薬師の湯」。

女性専用の露天風呂「かわべの湯」もあり、温泉三昧。


宮澤賢治や高村光太郎ゆかりの温泉宿だが、獨協大教授の原成吉教授と話していたら、ゲーリー・スナイダーを大沢温泉に連れていったことがあるそうだ。

現代アメリカを代表する詩人、ゲーリー・スナイダーは、第一詩集『奥の国』で、宮澤賢治を翻訳し、初めて賢治を英語圏に紹介した詩人だから、大沢温泉を訪ねたのも分かるが、それでも意外だったのは否めない。


今回の私の滞在は、一週間。

思いがけない詩想を得ることになった。
posted by 城戸朱理 at 07:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月24日

Edge公式ホームページ、全91作品アップ完了!



アート・ドキュメンタリー「Edge」公式ホームページは、最新作、杉本真維子篇を含む全91作品のアップが完了した。

杉本真維子篇のレビューは、田野倉康一氏が担当。


一時間に枠を拡大した「Edge Special 怪物君〜吉増剛造と震災」(2016)や「LIVE! Edge 鯨井謙太郎(正しくは良扁に邑) 毒と剱」(2015)なども、私がレビューを担当してアップされた。


ほかにも、言語哲学者にして新陰流剣術の使い手、前田英樹(立教大学教授)が、宮本武蔵の『五輪書』を語り、武蔵が考案した二天一流の演武を見せるユニークなコンテンツも。


公式ホームページは下記から。


http://edgeofart.jp/


16年間で制作された91本がアップされたわけだが、現在のところ、番組のトレーラーとレビューで構成されている公式ホームページは、番組のために書かれた作品やディレクターのコメントなど、さらなる拡充をはかっていきたいと考えている。
posted by 城戸朱理 at 10:24| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

旅の必需品

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年に10回以上、旅に出るような暮らしを続けてきたので、洗面道具に、ハサミや栓抜き、ワインオープナーなどがセットになったスイス・アーミーナイフやミニ・マグライトなど、旅の必需品は、いつもポーチにまとめてあるが、去年から新たに加えたのが、プラスチック製のシューキーパーだ。


今回の旅は、8泊9日。

授賞式とパーティーがあるし、そのあとは山奥の大沢温泉に行くので、靴も一足では済まない。

ちなみに、持参したのは、授賞式&パーティーのスーツに合わせるルイ・ヴィトンのガラスレザーのキャップトウ(ストレートチップ)、
グリップのいいラバーソールで、油分を多く含み、雨天にも強いリス・レザー、登山靴と同じ頑丈なノルウィージャン製法で名高いフランスのパラブーツのアイコンたるUチップ「シャンボード」、
それにスニーカーが、アディダスのスタン・スミスの3足。


移動時にはジャケット&パンツにパラブーツ、大沢温泉周辺ではスタン・スミスを履こうと考えたのだが、革靴には、シューキーパーがあったほうがいい。

ただし、自宅で使っている木製のシューツリーだと荷物があまりに重くなるので、軽いプラスチック製のシューキーパーをひとつだけ持って、その日、履いた靴に入れるようにするわけである。


このやり方だと、靴をトランクに詰め込んでも型崩れしないし、旅先でもコンディションを保つことが出来る。

もっと長期の滞在だと、アニリン・カーフクリームや靴ブラシも持参するが、とりあえず、プラスチックのシューキーパーが、旅の必需品の仲間入りをしたのだった。
posted by 城戸朱理 at 10:12| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月23日

地ビール、ベアレン

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合評会を終えて、グランドホテル・アネックスでバンビことパンクな彼女と合流。

盛岡駅に着いてみたら、少し余裕があったので、フェザンの「ビア&ヴルスト ベアレン」で、地ビールを飲むことにした。


最初は、夏のヴァィツェンを頼み、バンビのリクエストで白金豚の冷静しゃぶしゃぶを。

これが、サラダ仕立てになっており、美味しかったので、青森県は陸奥湾産帆立のカルパッチョも追加。

新鮮な帆立は、甘く、これまた驚くほど美味しい。

すっかり、調子が上がり、さらに馬肉とアボカドのタルタルを追加して、ビールをおかわりする。


バンビは、お気に入りのヴィヴィアン・ウエストウッドのパグ柄ワンピで、くつろいでいた。
posted by 城戸朱理 at 10:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする