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城戸朱理のブログ

2018年01月22日

講演録・批評・エッセイ



1 月18日は、昨夜の豪雨が嘘のような晴天が広がった。

午前中に詩を一篇書き、それから昨年の古唐津についての出光美術館で講演録をチェックして、校正する。

これは出光美術館の館報に掲載される予定なので、楽しみだ。

2時に作業を終え、宅急便で送り出してから、次に「表現者クライテリオン」に寄稿した評論「エリオットにおける伝統と規範」のゲラの校正。


さらに織田憲継氏の椅子のコレクションが寄贈された北海道の東川町が刊行する『椅子』のためのエッセイを執筆した。

引用したのは中原中也の「海市の秋」(『山羊の歌』)。


「私はその日人生に、/椅子を失くした。」


詩人の心象風景が胸を打つ。

400字詰め原稿用紙3枚ていどという依頼だったので、6時に脱稿、この日の仕事は終わった。

翌日、19日にエリオット論のゲラをファックスし、椅子についてのエッセイを読み直してからメールして、バンビことパンクな彼女と東京に向かった。

車中で、来年度のテレコムスタッフ制作分CS放送番組5本の企画書を書く。


4時に井上春生監督と立川駅で待ち合わせて、ナタリア・ドーンにナビゲーターをしてもらった番組の試写。

ナレーション原稿のチェックと修正に4時間近くかかり、終了したのは8時を回っていた。


それから、井上監督と吉増剛造さんのドキュメンタリー映画「幻を見るひと」の公開などを打ち合わせつつ、ビストロさいとうで夕食。

ワシントンホテルにチェックインしたのは11時。

今回は三泊することになる。
posted by 城戸朱理 at 13:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月21日

こけし一家???

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バンビことパンクな彼女が、秋田、木地山系のこけしを見て、
「どこかで見たことがあるなあと思ったら、バンビに似ているんだよ! ということはバンビはこけしに似ているということだよ!」と言い出し、
前髪をパッツンと揃えたこけし風の髪形にして、生きているこけし=生(なま)こけしになって遊び始めてから、もう5年になる。


最近は、ようやく昭和の子供のようなこけし髪形は止めたものの、相手はパンク、油断してはいけない。

髪形を普通にするかわりに、こけしのピアスを買い込んだりと、いまだにこけしの怪しい影が身辺に落ちているのである。


ある日、気づいたら、居間のテーブルにこけしが並んでいるではないか!?

何なんだ、これは?


「こけし一家だよ!」
・・・

今まで見たことがない素朴なこけしも二体あるがーー


「それは山形県鶴岡在住の津軽系こけし工人、五十嵐嘉行さんの作品なんだよ!」
!!!

いつの間にそんなものを!?

「五十嵐工人はもう91歳とお年だから、なかなか手に入らない貴重なこけしなんだなあ!
仙台のこけし専門店で目が合ったから、連れて帰ってきたんだよ!」
・・・・・・



小さなこけしのピアスもあるし、こけしは一家になるほど増殖しているし、着々とこけし化が進行しているではないか。

こうなると、いつまた、こけし風の髪形にして、生きているこけし=生(なま)こけしになってしまうか分からない。


パンクだから仕方がないが、厳重な警戒が必要である。
posted by 城戸朱理 at 09:49| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月20日

スニーカーの時代





日本の靴・履物小売り市場は、この10年、1兆4000億円ていどで横ばい状態なのだが、スニーカーだけは、過去10年間で32.8%から43.8%と市場が拡大している。

実際、鎌倉で観光客の若者の足元を見てみると、コンバース・オールスターやアディダス・スタンスミスは、女子にまでタウンユースとして定着したのが確認できるが、どうやら1990年代以来のスニーカー・ブームが到来したようだ。



90年代のスニーカー・ブームはNIKEのエアマックス95やエア・ジョーダンといったハイテクモデルが牽引したが、現在のスニーカー・ブームは2014年に再発されたアディダスのスタンスミスから始まった。

スタンスミスに代表されるシンプルな白のスニーカーは世界的な流行となり、ハイブランドも参入、トム・フォードの白いパイソンのテニスシューズに至っては2490ドル、なんと30万円近いモデルまで登場したのは記憶に新しい。


おまけに、この白いスニーカー・ブームは真っ白なまま履くのがよしとされ、業界人は汚れ落としに躍起になっていたのが面白かった。



スニーカーのコレクターも増えて、今や世界のスニーカーの転売市場は60億ドル(約6730億円)に達するという。

カニエ・ウェストやファレル・ウィリアムスとアディダスのコラボレーション・モデルなどは千ドルから数千ドルと、定価の何倍もの高値で取引されているほどで、こうなるとスニーカーも財産になりかねない。

ただし、スニーカーは素材として使われているポリウレタンが空気中の水分と反応して加水分解を起こすため、保管しておいても10〜20年で、ボロボロになってしまう。

時限装置付きのようなものだが、何かに使えるわけではないフィギュアをコレクションする人もいるわけだから、鑑賞用にスニーカーを買う人がいても不思議はないのかも知れない。



私も白いスニーカーなら、アディダスのスタンスミス2足にコンバースのレザーのオールスター、レザーのジャック・パーセルを持っていて、ローテーションで履いている。



最近、注目しているスニーカーはスピングル。


広島県府中市の自社工場で、職人によるバルカナイズド製法によって作られている国産スニーカーだが、鎌倉にも店舗があるので、シーズンごとに覗いている。

バンビことパンクな彼女もスピングルの黒エナメルを愛用しているが、たしかに歩きやすい。


散歩するときにはスタンスミスを履くこともあるが、長距離を歩くときは、私はブーツ派である。
posted by 城戸朱理 at 10:50| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月19日

J.S. STAKE STANDで

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柳美里さんがミスタードーナツの麺類が好きとツイートしたことがあったが、鎌倉のミスタードーナツは、柳さんが南相馬に引っ越したあとに撤退し、かわりにハンバーガーショップになった。

セレクトショップ、ジャーナル・スタンダードを経営するベイクルーズ・グループのJ.S.BURGERS CAFEである。

自家製バンズにビーフ100%の氷温熟成パティを使ったアメリカ風の本格的なハンバーガーを出す店で、値段も一個1000円ほどと、ハンバーガーにしては高級店。

そして、昨年8月に、ハンバーガーショップの隣に、やはり同系列のステーキの店、J.S.STEAK STANDがオープンした。


さんざん歩いたあとだけに、お腹が空いたバンビことパンクな彼女が、「一度、入ってみなくちゃね!」。



「バンビくんは毎日、一万歩以上歩いているから、御褒美にステーキをご馳走してあげるといいんじゃないかな?」
・・・



というわけで、16日は、J.S.STEAK STANDで夕食を取ることにした。


内装はアメリカ風で洒落ているが、カウンターがメインのカジュアルなステーキハウスだった。


肉はサーロイン、チャックアイロール(肩ロース肉)、ハンギングテンダー(ハラミ肉の一部)、ラフカット(ランプ)の4種類で、それぞれ200gか350gを選ぶようになっている。

バンビと相談して、サーロインとハンギングテンダーの200gを。

さらにソースとトッピングを選ぶのだが、ソースはブラックグレービー醤油とブラウンダブルペッパークリーム、
トッピングはマッシュポテト&ローストトマトにバターコーン&ソテードグリーンにした。


焼き方は聞かれなかったが、焼き上がりはミディアムレアである。


目の前で、ステーキにソースをかけてくれるのだが、溶岩プレートでソースが沸騰して香り立つパフォーマンスが楽しい。


アメリカの牛肉は、米国農務省によって、プライム、チョイス、セレクトなどの等級に分けられている。

この店の牛肉はプライムというわけではないが、赤身肉の旨みを味わうアメリカン・スタイルで、ソースが6種類もあるあたりは日本風と言えなくもない。


ビールはキリンとブルックリン・ラガー。

メニューにはないが、グラスワインもあるというので頼んでみた。



「んふ!
このお店はお散歩コースにあるから、とてもいいね!」
???

「ときどき、ステーキを食べるといいんじゃないかな!」
・・・・・・



バンビは、ときどきステーキを食べる気なのである。


J.S. STAKE STANDは手軽な店だから、たまにはいいか。
posted by 城戸朱理 at 10:47| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

空の色が変わっていく

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今年はラニーニャ現象の影響で、積雪も多いし寒さも厳しい。

降雪こそ、いまだにないものの、鎌倉でも昨年とは比較にならない寒さが続いている。


だが、1 月16日は、やや寒気がゆるんだ。


年が明けてから、何度も海岸に足を運び、漂流物を撮影していたが、紙焼きを整理をするかわたらで、ときおり、耳を澄ますことがある。

まだ、どんなささやきも書き留めてはいないのだが。


夕方、長谷から由比ヶ浜に出て、漂流物を探したり、貝殻を拾ったりしていたのだが、澁澤龍彦さんが石笛と呼んだ穴のある石が、目についた。

小さな貝が棲みついて、穴を開けた石である。


海辺の夕暮れの空の変化は、日によってまったく違う。

そして、空の色が昼から夜へと移り変わっていく夕暮れ時は、波が引いた水面にまで空が映り、夢幻のような景色が現れる。


どんなに寒い日でも、海岸には海を眺めている人がいるが、誰もがただ立ち尽くす時間。

思わずカメラを向けることもあるが、その景色はすぐに消えてしまう。



自分でも何を考えているのか分からない。

むしろ、言葉まで海風にさらわれてしまったような時間を過ごしているのかも知れない。
posted by 城戸朱理 at 10:32| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月18日

本好きのための時代小説〜平谷美樹の新刊

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本好き、とりわけ古書にも関心がある本好きは、ミステリーであれ何であれ、本が関係する本を好む傾向があるようだ。


TVドラマ化された三上延『ビブリオ古書堂の事件手帖』などがいい例だが、事件に古書がからむだけではなく、北鎌倉にある古書店の主人、篠川栞子が清楚な美人で古書通というあたりが、このシリーズの新機軸だろう。


もちろん、先駆的な作品としては、書誌学者、紀田順一郎による『鹿の幻影』『古本屋探偵の事件簿』『魔術的な急斜面』『第三閲覧室』など、一連の古書ミステリーがある。

こちらは、よりコアな古書好き向けで、『ビブリオ古書堂』のようにお洒落さや軽みは、欠片もない。

登場するのは、狂気を帯びた古書マニアばかりで鬼気迫るものがある。


私は紀田順一郎の古書ミステリーを創元推理文庫で読んだが、古本屋で見初版を見かけると、つい買ってしまう。


古書がらみといえば、梶山季之『せどり男爵数奇譚』も外せない。

「せどり」とは転売目的で本を買うことで、それに従事する者を「せどり師」と呼ぶ。

初版本ブームが起こった1970年代には、古書店をわたり歩いて転売を繰返し、ひと月で大卒の年収分を稼ぐような猛者もいたらしい。



一方、アメリカにも古書をめぐるミステリーがある。

元デンバー警察の刑事で古書店主となったクリフォード・ジェーンウェイが古書をめぐる事件を解決するジョン・ダニングの『死の蔵書』から始まる全5作のシリーズだ。

こちらはアメリカの古書事情が分かるあたりも魅力で、私も読み耽ったが、こうして考えると、古書をめぐるミステリーは、ときおり目にするものの、今や新刊書店に必ず棚があるほどブームの様相を呈している時代小説には、さすがに本は絡めにくいらしい。


そう思っていたので、出久根達郎『御書物同心日記』を読んだときには驚いた。

江戸城内にあって将軍家の蔵書を収めるのが、紅葉山文庫。

徳川幕府初代の徳川家康が無類の愛書家だっただけに稀本、珍本があふれ、三代将軍、家光のときに御書物奉行、御書物同心が置かれて管理保護するようになった。


『御書物同心日記』は、御書物奉行の業務記録である『御書物方日記』をベースに書かれた連作短編集で、さすが元古書店主の直木賞作家ならではの着眼と唸ったのを思い出す。


紅葉山文庫を舞台にした小説は、出久根達郎さんでなければ書けないだろうと思っていたら、最近、また紅葉山文庫を舞台にする時代小説が登場した。


それが、平谷美樹『江戸城御掃除之者 地を掃う』(角川文庫)である。


文庫書き下ろし時代小説のブームのおかげで、かつてのように、町奉行所の与力や同心ばかりではなく、武士であれ町人であれ、
さまざまな職業が小説に登場するようになったが、平谷美樹さんの『江戸城御掃除之者』シリーズは、なんと江戸城本丸御殿を中心に、あたり一帯の掃除を任務とする武士の物語。

こんな仕事もあったのかと感心したが、その第二弾の『江戸城御掃除之者 地を掃う』の第一話「楓山秘閣御掃除御手伝の事』は、紅葉山文庫から紛失した書物をめぐる話で、そこに御掃除之者がどう絡むのかは、読んでのお楽しみ。

帯の「七人の侍が難題をスッキリ片付け」という惹句には思わず笑ってしまったが、本書に登場する「七人の侍」は、たしかに難問は解決するものの、お掃除をするだけなので、念のため。


また同じ作者による『草紙屋薬楽堂ふしぎ始末』(だいわ文庫)は、文政時代を舞台に、知恵者の女戯作者、鉢野金魚(はちの・きんとと)が、
事件の謎解きに迫るというシリーズで、こちらも江戸時代の出版事情に詳しく触れており、本好きにはお薦めの時代小説だ。
posted by 城戸朱理 at 09:03| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国分寺で飲む

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天使館から国分寺駅までは歩いても10分ていど。

興奮を冷ますべく、遠藤朋之氏と少し飲んでいくことにした。

とはいえ、まったく知らない街だから、店の見当がつかない。


店頭のメニューを見て、天松という店に入ったのだが、私好みの日本酒が揃っていた。

最初はビールで乾杯したが、この寒さだと、やはり熱燗が身体のすみずみまで沁みわたるようで、しみじみと美味い。

福島の大七、秋田の新政、青森の田酒と順番に燗をつけてもらう。


話題は、当然「暁ニ告グ」のことである。

アクシデントで、音楽なしの公演になったのも面白かったが、音楽ありの公演も見てみたいというのが一致した意見になった。


さらに、先月から書き続けている新作の何扁かを遠藤くんに披露して、詩のことも語り合った。



突き出しが、白身魚の煮凝りとカボチャの餡掛けだったので、料理も期待できる。

あん肝、牡蠣の天ぷら、海老芋の餡掛け、芝海老のかき揚げを頼んだのだが、バンビことパンクな彼女も、遠藤くんも牡蠣の天ぷらに感心していた。

たしかに、牡蠣は、フライではなく天ぷらにしたほうが酒の肴になる。

海老芋は遠藤くんのオーダーだが、私も好物で、これも酸味の強い新政によく合った。


遠藤くんに御馳走になってしまったが、ありがたいことである。
posted by 城戸朱理 at 09:01| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月17日

暁ニ告グ@天使館

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14日は、笠井瑞丈(みつたけ)、鯨井謙太郎(正しくは良扁に邑)によるダンス公演「暁ニ告グ」を見るべく、国分寺の天使館に行った。

鎌倉からだと、さすがに遠いが、少し早く着いてしまったので、バンビことパンクな彼女と天使館のあたりを散歩してみたら、国分寺跡に行き着いた。

上代には、このあたりが武蔵国の中心だったのかと思うと感慨深い。



「暁ニ告グ」は、笠井叡さんが天使館を会場とする企画としてプロデュースした「ダンス現在」を、瑞丈さんが引き継いだシリーズの第三回目で、公演は7時から。

華のある二人の競演だけに、写真を撮ることになったバンビは、始まる前から興奮していたが、凄いものを見てしまったというのが本音だ。


三島由紀夫のテクストを交互に語りながら、ふたりは空間を裂くように踊り続ける。


若いときにはヒップホップを取り入れたダンスも披露した瑞丈さんは、今や円熟期を迎えたかのようで、ときに大野一雄の、あるいは笠井叡の姿がだぶったりするが、それにも増して、やはり笠井瑞丈なのだった。


本来ならベートーヴェンの交響曲第七番が流れるはずだったのだが、アクシデントで、音楽はなし。

あとで分かったのだが、音楽が出ないので、瑞丈さんは、いったん止めようと思って合図を出したのだが、鯨井さんが踊り続けたため、そのまま踊り切ることになったらしい。

身体が動いて仕方がないと言わんばかりの鯨井さんは、その長い手足で時空を切り分け、風を起こしたかと思うと、忠犬ハチ公に扮したりと、破天荒なまでのダンスを見せる。



アクシデントをアクシデントと思わせないステージで、戦後日本の文化と精神を問い直し、生き直すかのような圧倒的なダンスが繰り広げられた。


途中、瑞丈さんがピアノを弾く場面があったが、それ以外は、ふたりとも激しく動き続け、息をする暇もない。

背後の鏡は布で覆われていたが、終幕近くに瑞丈さんが布を剥がし、客席が写し出された。

これもアクシデントゆえの即興だったそうだが、客席まで、日本人の自画像として踊りに組み込まれたかのようで、「暁ニ告グ」の隠された主題を告げるこよなきパフォーマンスとなった。


ぜひ、場所をかえて、再演してもらいたいプログラムである。


終演後は、笠井叡さんも参加して天使館で打ち上げ。


遠藤朋之和光大准教授を笠井叡さん、瑞丈さんに紹介できた。

遠藤くんは、なんと「暁ニ告グ」の21日の公演も予約したというのだから、すっかりダンスづいている。



「ダンス現在」の次回は、笠井禮示さんと浅見裕子さんの公演になるそうだ。


遠藤くんと国分寺駅まで歩き、軽く飲んで興奮を冷ましてから、鎌倉に帰ったのだが、往路の遠さを感じない帰途となった。
posted by 城戸朱理 at 09:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月16日

長谷の三和楼で

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13日、土曜日は午後2時まで仕事をしていたのだが、バンビことパンクな彼女の校正の仕事が終わったので、散歩がてら昼食を食べに行った。

大仏のある高徳院に近い長谷の三和楼に寄るのは、何年ぶりだろう。


面白いメニューがある鎌倉でも屈指の町中華である。

いかにも町中華という内装は変わっていなかったが、海外からの観光客が増えたからなのだろう、英語のメニューが置かれていた。


まずは、バンビのリクエストで餃子をひと皿。

大船の石狩亭よりニンニクがガツンと効いたパワフルな餃子で、ビールに合いそうだったが、そこは我慢。


食事はスーラー湯麺と餡掛け炒飯を頼んで、取り分けることにした。

とろみを付けたピリッと辛いスープのスーラー湯麺は、暑いときや寒いときにうってつけ。

炒飯も餡掛けになると、上品な味になる。



「とっても美味しいね!
今度は夜に餃子でビールをしに来るといいんじゃないかな?」とバンビ。



ところが、三和楼は6時半で営業が終わってしまうのだ。



「海辺を散歩して、5時くらいに入店すればいいんだよ!
周さんにも教えてあげてね!」



周さんとは、作家、藤沢周氏のことだが、鎌倉では藤沢さんは、周さんと呼ばれている。


なるほど。砂浜を歩き、海風に吹かれて疲れたあとは、三和楼の餃子がいいかも知れない。

今度、試してみよう。

ちなみに、三和楼のそばには、鎌倉の老舗洋食屋の「浮」(ぶい)もある。
posted by 城戸朱理 at 10:46| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月15日

高貝弘也・広瀬大志・田野倉康一・城戸朱理による連詩、第二弾完成!



年明けから加速した連詩は、高貝くん出題の「滝」に続いて、大志くん出題の「予言」が1月14日に完成し、全10篇となった。

去年、書いた連詩と合わせると、20篇になる。


この連詩はメールで進められ、バンビことパンクな彼女がPCで原稿をまとめてくれているのだが、連日、詩が行き交うものだから、バンビも音を上げるほど。

これから四人で、どういう形態で発表するか相談することになるが、他者の詩を受けて、新たな詩を考えるのは、スリリングな経験だった。


一方、昨年の12月8日から始まった私自身の詩作も、ペースは落ちたものの、いまだに続いており130篇を超えた。


2月には新たな書き下ろしとともに、『火山系』『水都』『白鳥伝説』三冊の新詩集の入稿原稿を完成させたいと思っている。
posted by 城戸朱理 at 11:59| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする