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<title>城戸朱理のブログ</title>
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<description>poetry and diary</description>
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<title>さっぽろ純連の味噌ラーメン</title>
<description>寒くなると、味噌ラーメンが嬉しい。やはり、味噌ラーメンが、北海道で生まれたのは、理由があるのだろう。火曜日は、早稲田古書店街を歩いたあと、さっぽろ純連東京店で味噌ラーメンにした。札幌の有名店だが、注文を受けてから、野菜を炒め、味噌を焼き、スープを加えるという味噌ラーメンは、表面をラードの層がおおい、湯気ひとつ出ていないのに、舌を火傷しそうなほど熱い。ショウガと山椒にニンニクの香りが、味噌の濃厚な味わいと渾然となって、ラーメン王、石神秀幸も、「完成した力強い味わいに付け入る隙は...</description>
<dc:subject>美味しい話</dc:subject>
<dc:creator>城戸朱理</dc:creator>
<dc:date>2009-11-25T10:08:47+09:00</dc:date>
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<img src="http://kidoshuri.up.seesaa.net/image/kidoshuri-2009-11-25T10:08:46-1.jpg" alt="091124_1558~0002.jpg" width="240" height="320" border="0" hspace="5" onclick="location.href = 'http://kidoshuri.seesaa.net/upload/detail/image/kidoshuri-2009-11-25T10:08:46-1.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />寒くなると、味噌ラーメンが嬉しい。<br /><br />やはり、味噌ラーメンが、<br />北海道で生まれたのは、理由があるのだろう。<br /><br /><br />火曜日は、早稲田古書店街を歩いたあと、<br />さっぽろ純連東京店で味噌ラーメンにした。<br /><br /><br />札幌の有名店だが、注文を受けてから、<br />野菜を炒め、味噌を焼き、<br />スープを加えるという味噌ラーメンは、<br />表面をラードの層がおおい、<br />湯気ひとつ出ていないのに、<br />舌を火傷しそうなほど熱い。<br /><br /><br />ショウガと山椒にニンニクの香りが、<br />味噌の濃厚な味わいと渾然となって、<br />ラーメン王、石神秀幸も、<br />「完成した力強い味わいに付け入る隙はない」と絶賛しているが、<br />この濃厚さは、若い人のほうが、ハマりそうだ。<br /><br />ただし、それなのに食後、<br />喉が渇かないのは、やはり、<br />計算されつくされたレシピだからなのだろう。<br /><br /><br />それにしても、早稲田通りは、<br />古本屋は減っているのに、<br />ラーメン屋はやたらと増えた。<br /><br />今や、東京きってのラーメン激戦区だが、<br />最近の学生には、本より<br />ラーメンのほうがありがたいのだろか？<br /><br />ちょっとだけ、不安になった。<a name="more"></a>

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<title>世間は、三連休だが・・・</title>
<description>世間は、三連休だが、私のような文筆業には関係がない。ただ、世間が休みだということは、何となく、こちらの気持ちまで、緩やかになっていくところがあって、それは、それで悪くないのだが。日曜日は、横浜高島屋の瓜南直子展「仮名草子」へ。偶然にも鎌倉駅で、伴清一郎画伯と遭遇、いっしょに横浜に向かった。高島屋のディスプレイは、もうクリスマス一色。何とも華やかで、ふだん、デパートに縁がない私などは、目が眩みそうになる。会場には瓜南直子氏が詰めていたので、しばし歓談。何でも、毎日、開店と同時に...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>城戸朱理</dc:creator>
<dc:date>2009-11-24T07:52:54+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
世間は、三連休だが、<br />私のような文筆業には関係がない。<br /><br />ただ、世間が休みだということは、<br />何となく、こちらの気持ちまで、<br />緩やかになっていくところがあって、<br />それは、それで悪くないのだが。<br /><br /><br />日曜日は、横浜高島屋の<br />瓜南直子展「仮名草子」へ。<br /><br />偶然にも鎌倉駅で、伴清一郎画伯と遭遇、<br />いっしょに横浜に向かった。<br /><br /><br />高島屋のディスプレイは、もうクリスマス一色。<br />何とも華やかで、ふだん、デパートに縁がない私などは、<br />目が眩みそうになる。<br /><br /><br />会場には瓜南直子氏が詰めていたので、しばし歓談。<br /><br /><br />何でも、毎日、開店と同時に入店し、<br />ベンチで熟睡している若いホームレスのカップルや、<br />毎日、店内を歩き回って画廊を覗くうちに、<br />目が肥えてきて、「今週はダメだな」などと、<br />厳しい批評を下すようになった初老のホームレスの話など、<br />消費の場であるはずのデパートにも、<br />一般客には見えてこない一面があるようだ。<br /><br /><br />瓜南さんの個展を見てから、<br />エルメスとジョルジオ・アルマーニを覗いたのだが、<br />やはり、ユニクロやＨ＆Ｍを見ているだけでは、<br />見えてこない世界があるものである。<br /><br />エルメスのデザイナーは、現在、ジャン・ポール・ゴルチェだが、<br />やはり、デザインにゴルチェっぽさが。<br /><br />コートで百万となると、手が出るものではないが、<br />それだけに見ているだけだから気楽である。<br /><br /><br />高島屋を出てからは、横浜中華街へ。<br /><br />広東料理の安記に入って、<br />紹興酒に燗をつけてもらったのだが、<br />ここで、瓜南直子・伴清一郎両画伯が合流。<br />この店のことは、別にアップしよう。<br /><br /><br />帰りは北鎌倉の侘助に寄って、<br />さらに飲み足し、タクシーで帰宅。<br /><br /><br /><br />翌日は、９時に起床。<br /><br />コーヒーをいれて、「週刊現代」のための<br />ねじめ正一『ぼくらの言葉塾』<br />（岩波新書）についてのコラムを書く。<br /><br />昼ごろ、原稿を編集部に送り、<br />さらに「アサヒ芸能」のための書評を執筆。<br /><br />年内に新年第２号までの原稿を<br />入稿しなければならないので、<br />少しまとめて原稿を書かなければならない。<br /><br /><br />今週は、あと早稲田大学での講義と<br />「毎日新聞」のための松浦寿輝氏との対談がある。<a name="more"></a>

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<title>第１２回「西脇順三郎を語る会」</title>
<description>土曜日は、「西脇順三郎を語る会」のために、渋谷経由で世田谷の駒澤大学へ。新倉俊一・藤富保男氏によって始められた、この会も今年で１２回目。私は第１回のときに講演に呼んでいただいたので、１２年ぶりということになる。会は午後２時から。私の講演のあと、八木幹夫氏を司会に、新倉俊一・藤富保男両氏が、西脇の日本語による第四詩集『第三の神話』の作品を取り上げて、具体的にその魅力を検討した。私は「西脇順三郎とエズラ・パウンド」というテーマを藤富さんからいただいていたので、いくつかのキーワード...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>城戸朱理</dc:creator>
<dc:date>2009-11-23T10:09:40+09:00</dc:date>
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土曜日は、「西脇順三郎を語る会」のために、<br />渋谷経由で世田谷の駒澤大学へ。<br /><br /><br />新倉俊一・藤富保男氏によって<br />始められた、この会も今年で１２回目。<br /><br />私は第１回のときに講演に呼んでいただいたので、<br />１２年ぶりということになる。<br /><br /><br />会は午後２時から。<br /><br />私の講演のあと、八木幹夫氏を司会に、<br />新倉俊一・藤富保男両氏が、<br />西脇の日本語による第四詩集『第三の神話』の<br />作品を取り上げて、具体的にその魅力を検討した。<br /><br /><br />私は「西脇順三郎とエズラ・パウンド」というテーマを<br />藤富さんからいただいていたので、<br />いくつかのキーワードから、<br />両者の詩が２０世紀において、<br />なぜ、冠絶したものになったのかを語ったのだが、<br />このことは、いずれきちんと原稿として書くつもりだし、<br />西脇順三郎についてのモノグラフも<br />再来年のうちには、着手したいと思っている。<br /><br /><br />会場には、ヤリタミサコ、杉本徹、なかにしけふこ、<br />森川雅美、渡辺めぐみ諸氏のほか、<br />西脇の故郷、小千谷図書館の副館長や<br />「西脇順三郎を偲ぶ会」の事務局の方の顔も。<br /><br /><br />静岡大学の山内功一郎准教授も駆けつけてくれたが、<br />遠く青森から参加された方もいらっしゃったそうだ。<br /><br /><br />終了後は、駒澤大学正門を出たところの<br />「公園通りの洋食屋ＲＯＭＡＮ」で打ち上げ。<br /><br />ワインを片手に西脇順三郎の詩について語り合う。<br /><br /><br />散会後、山内くんと渋谷の鰻屋、松川に寄り、<br />鰻の肝焼き、肝煮、白焼き、鰻重を頼んで、<br />ビールのあとは日本酒を酌みつつ、<br />さらにパウンドや西脇のことを語り合った。<br /><br /><br />帰りの湘南新宿ラインの車中では、書評の原稿を執筆。<br /><br />鎌倉に帰宅したのは、１０時すぎか。<br /><br /><br />彼女はバンドのリハーサルに出かけて、<br />ベースをぶんぶん弾きまくり、<br />深夜になってから、帰ってきた。<br /><br /><br />「みんなライヴをやりたくて、うずうずしているからね、<br />会場を決めたら、ライヴなんだよ！」<br /><br /><br />大騒ぎして入院したくせに、<br />退院したとたんに、またもや、パタパタ、<br />遊び回ろうという魂胆なのである。<br /><br /><br />いいのだろうか、これで？<br /><br /><br />佐藤浩市・宮崎あおい主演の<br />「少年メリケンサック」を見て、爆笑。<br /><br />中年のパンクという発想とキャスティングの勝利だろう。<br /><br /><br />心安らかに、就寝した。<a name="more"></a>

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<title>[PR]注目のキーワード「"THIS IS IT"」</title>
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<dc:date>2009-11-23T10:09:40+09:00</dc:date>
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<title>アメカジの落とし穴</title>
<description>私のワードローブといえば、スーツもジャケットも黒が主体なのだが、昨年、鬱病で沈みこんでいたときに、彼女が面白いことを言い出した。「オンとオフの洋服を変えたら、気分が明るくなるんじゃない？オフのときは、ラルフ・ローレンのリゾート感が炸裂しているような格好をしたらどうかな？」なるほど、少しは気持ちがまぎれるかも知れない。意外なことに、精神科医も、「それはいいかも知れませんね」と賛意を示したので、ふだんは買わないラルフ・ローレンで、やりすぎなくらい明るい色のジャケットやら何やらを買...</description>
<dc:subject>エッセイ</dc:subject>
<dc:creator>城戸朱理</dc:creator>
<dc:date>2009-11-22T09:54:48+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
私のワードローブといえば、<br />スーツもジャケットも黒が主体なのだが、<br />昨年、鬱病で沈みこんでいたときに、<br />彼女が面白いことを言い出した。<br /><br /><br />「オンとオフの洋服を変えたら、<br />気分が明るくなるんじゃない？<br /><br />オフのときは、ラルフ・ローレンの<br />リゾート感が炸裂しているような格好をしたらどうかな？」<br /><br /><br />なるほど、少しは気持ちがまぎれるかも知れない。<br /><br />意外なことに、精神科医も、<br />「それはいいかも知れませんね」と賛意を示したので、<br />ふだんは買わないラルフ・ローレンで、<br />やりすぎなくらい明るい色のジャケットやら何やらを<br />買い込んできたのだが、<br />ここで気づいたのは、アメカジには、<br />夏向けの海系と冬向けの山系があるということで、<br />リゾート感があるのは、マリンっぽい海系のヤツのほう、<br />山系となると、アウトドア色が強くなるということだった。<br /><br /><br />しかし、ふだんとあまりに違う格好をしていると、<br />思わぬところで目撃されて、<br />あれこれ言われることも。<br /><br /><br />「城戸さんが昨日、着ていた<br />ストライプのジャケット素敵でしたね」と八木寧子氏。<br /><br />「どんなストライプ？」と中沢けい氏。<br /><br />ネイビーとワインレッドの太いストライプの<br />いわゆるスクール・ジャケットをアレンジしたヤツである。<br /><br />すると、中沢さん、<br /><br /><br />「スクール・ジャケットって、<br />城戸さん、トウが立ちすぎてないか？」<br /><br /><br />たしかに。<br /><br />スクール・ジャケットは、<br />本来は大学生が着るものである。<br /><br />しかし、鬱病患者は、そんなことは気にしないのだった（？）。<br /><br />いや、待てよ。これは鬱というより躁か？<br /><br /><br />ともあれ、気分が変われば、<br />それでいいので、気にせず、<br />普段着がアメカジ化していったのだが・・・<br /><br />ある日、彼女からダメ出しが出た。<br /><br /><br />「詩人が、そんなアメリカの木こりみたいな格好で、<br />外出したらダメなんだよ！」<br /><br /><br />アメリカの木こり？<br /><br />そのときの私の格好は、<br />例によってラルフ・ローレンで、<br />赤と黒のブロックチェックのシャツにジーンズ、<br />砂色のスエードの革ジャンだったのだが、<br />言われてみると、たしかにアメリカの<br />田舎のオヤジ以外の何者でもない。<br /><br /><br />考えてみると、日本でアメカジとされている服は、<br />都会のアメリカ人なら絶対、身につけないような、<br />田舎の肉体労働に従事する<br />ブルーカラーの服だったりする。<br /><br /><br />日本的なアメカジは、誤解に基づくものだったのを、<br />改めて確認することになったが、<br />映画や音楽で身近なはずのアメリカでさえ、<br />こんな調子なのだから、<br />異文化を理解するのが難しいのは、<br />当然のことなのかも知れない。<a name="more"></a>

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<title>日本人の何が変わったのか？</title>
<description>戦後詩を代表する詩人、吉岡実は、戦前、尋常小学校を卒業したあと、丁稚奉公（！）に出ている。戦前の旧制中学は、戦後の高校に当たるが、２７０校を超える現在の大学より数が少なく、旧制中学に進学するのは、ごくひと握りのエリートだけだった。それ以外の子どもたちは、尋常小学校を終えたら、働き始めたことになる。これが、江戸時代となると、もっと凄い。子どもだからと言って、遊んでいられるわけではなく、庶民は学校に行くわけでもなかったから、１０代になったら、働いて当たり前、しかも江戸時代の奉公は...</description>
<dc:subject>エッセイ</dc:subject>
<dc:creator>城戸朱理</dc:creator>
<dc:date>2009-11-21T12:48:37+09:00</dc:date>
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戦後詩を代表する詩人、吉岡実は、<br />戦前、尋常小学校を卒業したあと、<br />丁稚奉公（！）に出ている。<br /><br /><br />戦前の旧制中学は、戦後の高校に当たるが、<br />２７０校を超える現在の大学より数が少なく、<br />旧制中学に進学するのは、<br />ごくひと握りのエリートだけだった。<br /><br /><br />それ以外の子どもたちは、<br />尋常小学校を終えたら、働き始めたことになる。<br /><br /><br />これが、江戸時代となると、もっと凄い。<br /><br />子どもだからと言って、遊んでいられるわけではなく、<br />庶民は学校に行くわけでもなかったから、<br />１０代になったら、働いて当たり前、<br />しかも江戸時代の奉公は、藪入りといって、<br />一年で休みは盆と正月の２回だけだったのである。<br /><br /><br />考えてみれば、今日のように<br />グレゴリオ暦が採用されたのは明治になってからなので、<br />江戸時代までの日本人には、<br />日曜日などというものはなかったわけだ。<br /><br /><br />昔の日本人は、働き者だったんだろうな。<a name="more"></a>

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<title>[PR]注目のキーワード「回収率740％…以上」</title>
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<dc:date>2009-11-21T12:48:37+09:00</dc:date>
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<title>今年のボジョレー・ヌーヴォー</title>
<description>１１月の第３木曜日、今年は、昨日１９日がボジョレー・ヌーヴォーの解禁日だった。時差の関係で日本は世界でいちばん早く解禁されることになるが、私のところにも午前中、酒屋が配達に。実は毎年、注文はしているのだが、ボジョレーはボジョレー、フランスで買えば３００円ていどのテーブルワインだから、騒ぐほどのものではないし、結局、残して料理に使うのが恒例になっている。今年は止めようかとも思ったのだが、季節物だし、いちおう上級のボジョレー・ヴィラージュと白のマコン・ヴィラージュ・ヌーヴォーを頼...</description>
<dc:subject>美味しい話</dc:subject>
<dc:creator>城戸朱理</dc:creator>
<dc:date>2009-11-20T13:56:08+09:00</dc:date>
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<img src="http://kidoshuri.up.seesaa.net/image/kidoshuri-2009-11-20T13:56:07-1.jpg" alt="091119_2054~0001.jpg" width="240" height="320" border="0" hspace="5" onclick="location.href = 'http://kidoshuri.seesaa.net/upload/detail/image/kidoshuri-2009-11-20T13:56:07-1.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />１１月の第３木曜日、<br />今年は、昨日１９日が<br />ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日だった。<br /><br /><br />時差の関係で日本は世界でいちばん早く<br />解禁されることになるが、<br />私のところにも午前中、酒屋が配達に。<br /><br /><br />実は毎年、注文はしているのだが、<br />ボジョレーはボジョレー、<br />フランスで買えば３００円ていどのテーブルワインだから、<br />騒ぐほどのものではないし、<br />結局、残して料理に使うのが恒例になっている。<br /><br /><br />今年は止めようかとも思ったのだが、<br />季節物だし、いちおう上級のボジョレー・ヴィラージュと<br />白のマコン・ヴィラージュ・ヌーヴォーを<br />頼んでおいたのだった。<br /><br /><br />今年のボジョレー・ヌーヴォーは、<br />「５０年に一度の出来」という触れ込みだが、<br />たしか、２００２年には<br />「１００年に一度の出来」と言っていたような気がする。<br /><br />まあ、要するに、毎年、<br />「今年は最高」ということなのだろう。<br /><br /><br />紀ノ国屋で買ってきた<br />トリュフ入りフォアグラメダイヨンや<br />パルマ産生ハム、フランス産チーズ５種を用意していたら、<br />彼女が京風たこ焼きを買って、<br />得意気に帰ってきたではないか。<br /><br /><br />「やっぱり、ボジョレーにはたこ焼きなんだよ！」<br />・・・<br /><br /><br />ボジョレーにたこ焼きが合うはずはないが、<br />ボジョレーだろうと何だろうと、<br />無理やり、たこ焼きに<br />合わせてしまおうという魂胆なのは間違いない。<br /><br />まあ、それもありか。<br /><br /><br />ところで、今年のボジョレー・ヌーヴォーは、<br />たしかに例年とは違った。<br /><br />いつもは、酸味の強いジュースとしか思えないのに、<br />今年の新酒はバランスがよく、<br />フレッシュなのに、きちんとワインの味がする。<br /><br /><br />「今年は美味しいね！」<br /><br />たしかに。<br /><br />「今日も退院祝いで乾杯だよ、退院おめでとう！」<br />・・・<br /><br />「こうやって、毎日、退院祝いするといいんじゃないかな？」<br />・・・・・・<br /><br /><br />相変わらずむちゃくちゃである。<br /><br /><br />ともあれ、今年のボジョレーは悪くなかった。<br /><br />デフレで千円を切るボジョレー・ヌーヴォーが<br />売り出されているそうだから、<br />また何本か、買ってみることにしよう。<a name="more"></a>

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<title>都会型鬱病</title>
<description>電車の吊り広告で、ある週刊誌の記事が気になった。買って読もうと思ったのだが、失念して帰宅したら、柳美里さんからファックスが。なんと、まさに、その記事だった。「週刊文春」の都会型鬱病に関する記事である。今や、日本の鬱病患者は、５００万人を超えると言われ、国民病の様相を呈しているが、その主因は、脳の神経伝達物質、セロトニンの減少やセロトニンがうまく働かないことによるものだとされている。治療としては、抗鬱剤によって、セロトニンの働きを高める方法があるが、抗鬱剤は副作用を伴ううえに、...</description>
<dc:subject>エッセイ</dc:subject>
<dc:creator>城戸朱理</dc:creator>
<dc:date>2009-11-20T10:41:40+09:00</dc:date>
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電車の吊り広告で、ある週刊誌の記事が気になった。<br /><br />買って読もうと思ったのだが、<br />失念して帰宅したら、柳美里さんからファックスが。<br /><br />なんと、まさに、その記事だった。<br /><br /><br />「週刊文春」の都会型鬱病に関する記事である。<br /><br /><br />今や、日本の鬱病患者は、５００万人を超えると言われ、<br />国民病の様相を呈しているが、<br />その主因は、脳の神経伝達物質、セロトニンの減少や<br />セロトニンがうまく働かないことによるものだとされている。<br /><br /><br />治療としては、抗鬱剤によって、<br />セロトニンの働きを高める方法があるが、<br />抗鬱剤は副作用を伴ううえに、<br />長期にわたる服用は、依存症に陥る危険性も。<br /><br /><br />さらに、ここで新たに浮上してきたのが、「都会型」鬱病だ。<br /><br /><br />地方だと、鬱病は年配者に多く、<br />抗鬱剤もよく効くのだが、<br />東京の患者は、若年層が多く、<br />薬が効かないうえ、治りにくく、再発しやすいのだとか。<br /><br /><br />そして、地方と東京の患者に、<br />どんな違いがあるのかを調べたら、<br />食生活に極端な違いがあるのが分かってきたらしい。<br /><br /><br />地方の患者が季節の野菜を中心にした、<br />バランスのいい食事を取っているのに対して、<br />東京など都市部の患者は、<br />インスタントやコンビニの食品、<br />スナック菓子や清涼飲料水など、<br />加工食品への依存度が高い。<br /><br />こうした添加物が多い加工食品に頼ると、<br />セロトニンを作る原料となる必須アミノ酸の<br />トリプトファンを摂取できず、<br />鬱病の症状が改善されにくくなるのだという。<br /><br /><br />都会型鬱病の原因は食生活にもあったわけで、<br />食生活を改善するだけで、<br />鬱病が治るケースもあるそうだ。<br /><br /><br />食生活と精神の関係。<br /><br />これは、もっと一般的に<br />知られるようになるべきことのひとつだと思う。<br /><br /><br />ちなみに、私の場合、食生活は何の問題も見当たらないので、<br />鬱病の原因は、もっと心的なものだったことになるが、<br />それは精神科医との対話のなかで、<br />解きほぐしていくしかないようだ。<a name="more"></a>

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<title>神田まつやで蕎麦を</title>
<description>かつては連雀町と呼ばれた神田須田町あたりは、江戸から戦前の東京の気配を今に残す町で、蕎麦の神田藪や鳥鍋のぼたん、あんこう鍋のいせ源に、お汁粉の竹むらなどの老舗が軒を連ねる。創業明治元年、池波正太郎が愛した神田まつやもそんな一軒。久しぶりに神田に行く用事があったので、昼食はまつやに寄ることにした。蕎麦屋では必ず酒を頼んだという池波正太郎にならって、お銚子を一本だけ頼み、蕎麦味噌で飲み始め、さらに天ぷら蕎麦を当てに、ゆっくりと飲む。締めは、せいろ。まつやではごく普通に「もり」と呼...</description>
<dc:subject>美味しい話</dc:subject>
<dc:creator>城戸朱理</dc:creator>
<dc:date>2009-11-19T11:03:28+09:00</dc:date>
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<img src="http://kidoshuri.up.seesaa.net/image/kidoshuri-2009-11-19T11:03:27-1.jpg" alt="091118_1209~0001.jpg" width="240" height="320" border="0" hspace="5" onclick="location.href = 'http://kidoshuri.seesaa.net/upload/detail/image/kidoshuri-2009-11-19T11:03:27-1.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><img src="http://kidoshuri.up.seesaa.net/image/kidoshuri-2009-11-19T11:03:27-2.jpg" alt="091118_1214~0002.jpg" width="240" height="320" border="0" hspace="5" onclick="location.href = 'http://kidoshuri.seesaa.net/upload/detail/image/kidoshuri-2009-11-19T11:03:27-2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><img src="http://kidoshuri.up.seesaa.net/image/kidoshuri-2009-11-19T11:03:27-3.jpg" alt="091118_1226~0001.jpg" width="240" height="320" border="0" hspace="5" onclick="location.href = 'http://kidoshuri.seesaa.net/upload/detail/image/kidoshuri-2009-11-19T11:03:27-3.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />かつては連雀町と呼ばれた神田須田町あたりは、<br />江戸から戦前の東京の気配を今に残す町で、<br />蕎麦の神田藪や鳥鍋のぼたん、<br />あんこう鍋のいせ源に、お汁粉の竹むらなどの<br />老舗が軒を連ねる。<br /><br />創業明治元年、池波正太郎が愛した<br />神田まつやもそんな一軒。<br /><br /><br />久しぶりに神田に行く用事があったので、<br />昼食はまつやに寄ることにした。<br /><br /><br />蕎麦屋では必ず酒を頼んだという池波正太郎にならって、<br />お銚子を一本だけ頼み、<br />蕎麦味噌で飲み始め、<br />さらに天ぷら蕎麦を当てに、ゆっくりと飲む。<br /><br /><br />締めは、せいろ。<br /><br />まつやではごく普通に「もり」と呼ぶが、<br />やはり、蕎麦の風味は、せいろに尽きる。<br /><br /><br />この季節だと、鴨南ばんも捨てがたいが、<br />まつやの天ぷらの特大の車海老は、<br />やはり、素晴らしい。<br /><br />これを前にして、呑まないわけには、いかないだろう。<br /><br /><br />理想は神田古書店街を歩いたあとの夕方、<br />まだ混み合う前に入り、<br />わさびいもや塩うに、鳥わさなどで飲み始め、<br />せいろで締めるというものだが、<br />なかなか、その機会がないのが残念だ。<a name="more"></a>

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<title>今年の「西脇順三郎を語る会」</title>
<description>今年も新倉俊一・藤富保男両氏の企画による「西脇順三郎を語る会」が開催される。詳細は、以下の通り。日時／２００９年１１月２１日（土曜日）、午後２時から会場／駒澤大学世田谷校舎・大学会館２階講演＝城戸朱理「西脇順三郎とエズラ・パウンド」対談＝藤富保男・新倉俊一「第三の神話」会費／千円問い合わせ／現代芸術研究会事務局・藤富電話／０３・３７１７・４５５９現代詩の創始者にして、永劫の旅人、西脇順三郎をめぐる一日は、２１世紀の詩の目指すべき道を照らすものとなるだろう。会の後は、西脇順三郎...</description>
<dc:subject>イベント告知など</dc:subject>
<dc:creator>城戸朱理</dc:creator>
<dc:date>2009-11-19T10:38:50+09:00</dc:date>
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今年も新倉俊一・藤富保男両氏の企画による<br />「西脇順三郎を語る会」が開催される。<br /><br />詳細は、以下の通り。<br /><br /><br /><br />日時／２００９年１１月２１日（土曜日）、午後２時から<br /><br />会場／駒澤大学世田谷校舎・大学会館２階<br /><br /><br />講演＝城戸朱理「西脇順三郎とエズラ・パウンド」<br /><br />対談＝藤富保男・新倉俊一「第三の神話」<br /><br /><br />会費／千円<br /><br />問い合わせ／現代芸術研究会事務局・藤富<br />電話／０３・３７１７・４５５９<br /><br /><br /><br />現代詩の創始者にして、永劫の旅人、<br />西脇順三郎をめぐる一日は、<br />２１世紀の詩の目指すべき道を照らすものとなるだろう。<br /><br />会の後は、西脇順三郎が愛した「どぜうの駒形」渋谷店で、<br />どじょう鍋を囲みながら、<br />西脇順三郎の詩を語りたいと思っている。<a name="more"></a>

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<title>中川淳一郎『ウェブはバカと暇人のもの 現場からのネット敗北宣言』（光文社新書）</title>
<description>ネットで流通している言葉に「リア充」というものがある。これは、「リアル・ライフ、つまり現実の生活が充実していること、もしくは充実している人」という意味で使われているのだが、こうした言葉が生まれること自体、ネット空間が現実ではないことを、ネットの住民が、気づいている証拠だと言えるだろう。ウェブといえば「進歩」と「可能性」ばかりが語られてきたが、いつまでも可能性ばかりが語られるのは、何故なのか？この答えは簡単である。例外的なシンデレラ・ストーリーはあるものの、それは、あくまでも例...</description>
<dc:subject>本</dc:subject>
<dc:creator>城戸朱理</dc:creator>
<dc:date>2009-11-18T08:59:22+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<img src="http://kidoshuri.up.seesaa.net/image/kidoshuri-2009-11-18T08:59:21-1.jpg" alt="091117_1321~0001.jpg" width="240" height="320" border="0" hspace="5" onclick="location.href = 'http://kidoshuri.seesaa.net/upload/detail/image/kidoshuri-2009-11-18T08:59:21-1.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />ネットで流通している言葉に<br />「リア充」というものがある。<br /><br />これは、「リアル・ライフ、<br />つまり現実の生活が充実していること、<br />もしくは充実している人」という意味で使われているのだが、<br />こうした言葉が生まれること自体、<br />ネット空間が現実ではないことを、<br />ネットの住民が、気づいている証拠だと言えるだろう。<br /><br /><br />ウェブといえば「進歩」と<br />「可能性」ばかりが語られてきたが、<br />いつまでも可能性ばかりが語られるのは、何故なのか？<br /><br /><br />この答えは簡単である。<br /><br />例外的なシンデレラ・ストーリーはあるものの、<br />それは、あくまでも例外であって、<br />いまだに、可能性以上の何かが実現されてはいないからだ。<br /><br /><br />要するに、そこにはすべてがあるように見えながら、<br />「現実」だけが、ないのである。<br /><br /><br />では、本当にウェブは、これからも進化し続けるのか、<br />そして、新たな可能性があるのか？<br /><br />そうした問題を真っ向から語る本が登場した。<br /><br /><br />広告代理店勤務、雑誌編集者を経て、<br />ニュースサイトの編集者になり、<br />ネット漬けの生活を送っている著者だけに、<br />経験に即した分析は、これまでネットに関して<br />語られてきた通説を覆すものと言っていい。<br /><br /><br />詳しくは、本書を読んでもらいたいが、<br />「ネットは発言にもっとも自由度がない場所」、<br />「ネットで流行っているネタは一般社会ではマイナー」、<br />「重要な情報を持っている人は、<br />その情報をわざわざネットには書かない」、<br />「ネットによって人々の嗜好・生き方が<br />細分化されたというのは嘘で、<br />実は均一化されただけ」など、<br />通説とは反対のネットの現実が次々と指摘されていく。<br /><br /><br />著者が体験したネットの現実とは、<br />要約するならば、頭のいい人は、<br />ネットを短時間、利用して、<br />リアルなビジネスにするが、<br />ネット漬けのヘビー・ユーザーは、<br />せっせと情報をアップして、<br />頭のいい人に利用されているだけで、<br />実はバカか暇人ばかりだというもの。<br /><br />そして、結論。<br /><br /><br />「結局は、リアルな世界で活躍している人が、<br />多額の報酬を得たり、スポットライトを浴びるのである」、<br />「もう、ネットに過度の幻想を持つのはやめよう」<br />「なぜなら、ネットはもう進化しないし、<br />ネットはあなたの人生を変えないから」ということになる。<br /><br /><br />たしかに、実際の人生は「リアル」なことの<br />積み重ねで出来ている。<br />ネットには、その「リアル」だけがない。<br />そして、ネットは、もう充分に進化したし、<br />これ以上、進化することも、<br />今以上に可能性を持つこともないというのが、<br />本書の主旨なのだが、<br />この意見に共感するか、<br />反発するかは、人それぞれだとしても、<br />ネットの進歩と可能性ばかりを称揚する<br />職業的ＩＴジャーナリストには書き得ない、<br />ネット社会の現実がえぐり出されているのは間違いない。<br /><br /><br /><br />となると、ブログのみならず、<br />ツィッターまで始めた私も、<br />バカか暇人ということになるのだが、<br />どちらかというと、暇人がいいな。<a name="more"></a>

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<title>瓜南直子展「仮名絵草子」（＠横浜高島屋）、いよいよ明日から</title>
<description>このブログでもおなじみの瓜南直子氏は、昨年、私が作品を注文制作してもらった画家。今年の夏の鎌倉花火大会のうちわの絵も日本画の大家、小泉淳作先生の指名で制作した。東京藝術大学の美術学部工芸科を卒業後、独学で日本画を学び、太古がまどろみつつも今に息づくかのような、独自にして不思議な物語的世界を岩絵具で描き出す。その個展が明日から開催されることに。詳細は以下の通り。瓜南直子展「仮名絵草子」会場／横浜高島屋７階美術画廊会期／２００９年１１月１８日（水）～２４日（火）時間／午前１０時～...</description>
<dc:subject>イベント告知など</dc:subject>
<dc:creator>城戸朱理</dc:creator>
<dc:date>2009-11-17T10:10:12+09:00</dc:date>
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<img src="http://kidoshuri.up.seesaa.net/image/kidoshuri-2009-11-17T10:10:11-1.jpg" alt="091117_1002~0001.jpg" width="240" height="320" border="0" hspace="5" onclick="location.href = 'http://kidoshuri.seesaa.net/upload/detail/image/kidoshuri-2009-11-17T10:10:11-1.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />このブログでもおなじみの瓜南直子氏は、<br />昨年、私が作品を注文制作してもらった画家。<br /><br />今年の夏の鎌倉花火大会のうちわの絵も<br />日本画の大家、小泉淳作先生の指名で制作した。<br /><br /><br />東京藝術大学の美術学部工芸科を卒業後、<br />独学で日本画を学び、<br />太古がまどろみつつも今に息づくかのような、<br />独自にして不思議な物語的世界を岩絵具で描き出す。<br /><br />その個展が明日から開催されることに。<br />詳細は以下の通り。<br /><br /><br /><br />瓜南直子展「仮名絵草子」<br /><br />会場／横浜高島屋７階美術画廊<br />会期／２００９年１１月１８日（水）～２４日（火）<br />時間／午前１０時～午後７時３０分<br />（最終日のみ午後４時まで）<br /><br /><br /><br />写真は、案内状の「地の秤」。<br /><br />「仮名」のようにやわらかに、<br />「草子」のように紡がれていく物語。<br /><br />生命と世界の秘蹟に触れるような絵画に会いに行こう。<a name="more"></a>

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<title>入院中なのにライヴ？</title>
<description>彼女はドクターも驚くほどの回復力で、退院予定日も決まった。すると、メールが。「外出許可をもらえたから、渋谷にライヴを聞きに行くんだよ！チケットを持ってきてあげてね！」！！！入院中だというのに、パタパタと遊び回ろうという魂胆らしい。仕方がないので、チケットや洋服を持って病院へ。指定された洋服以外に、冷え込むといけないので、私のヴィヴィアン・ウェストウッドの黒のマフラーも持っていった。「このマフラーは、もらっていいのかな？」・・・パンクにヴィヴィアンを見せるのは、ネコにマタタビを...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>城戸朱理</dc:creator>
<dc:date>2009-11-16T09:25:29+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
彼女はドクターも驚くほどの回復力で、<br />退院予定日も決まった。<br /><br /><br />すると、メールが。<br /><br />「外出許可をもらえたから、<br />渋谷にライヴを聞きに行くんだよ！<br />チケットを持ってきてあげてね！」<br />！！！<br /><br /><br />入院中だというのに、<br />パタパタと遊び回ろうという魂胆らしい。<br /><br />仕方がないので、チケットや洋服を持って病院へ。<br /><br /><br />指定された洋服以外に、冷え込むといけないので、<br />私のヴィヴィアン・ウェストウッドの<br />黒のマフラーも持っていった。<br /><br /><br />「このマフラーは、もらっていいのかな？」<br />・・・<br /><br /><br />パンクにヴィヴィアンを見せるのは、<br />ネコにマタタビをちらつかせるようなものである。<br /><br /><br />マフラーは彼女にあげて、私は今年の冬は、<br />ヴィヴィアンの黒のベルベットの<br />コートを着ることにしよう。<br /><br /><br />もう普通食なので、外食も大丈夫だとのこと。<br /><br />とはいえ、刺激物は避けなければならないので、<br />大戸屋で焼き魚定食を食べてから、<br />彼女は元気に出かけていった。<br /><br />私はチェーン店にはめったに入らないので、<br />大戸屋も何年ぶりか分からないくらいだが、<br />充実したメニューには感心。<br /><br /><br />それにしても、明日、退院だというのに、<br />ライヴに行こうとしているのだから、<br />いいのだろうか、これで？<br /><br /><br />案の定、忙しいなか、柳美里さんと珍念さんが、<br />病院にお見舞いに行こうとして、<br />彼女が外出していたものだから、<br />自宅のドアノブにお見舞いの品が。<br /><br /><br />いちごとフルーツゼリーである。<br /><br /><br />柳さん、珍念さん、ありがとうございます。<br /><br /><br />彼女を見送ってから、私は北鎌倉の侘助へ。<br /><br />さらに侘助を早めに閉めて、<br />店主の菅村睦郎さん、野口玲くんと小町のあさ月に行き、<br />お造りや鮟鱇の肝煮、穴子の天ぷらで、熱燗を飲んでいた。<br /><br /><br />どうも病院に行ったあとは、<br />たとえ、お見舞いでも、まっすぐ帰宅する気になれない。<br /><br /><br />これは、３０代後半から４０まで、<br />５年も病院のそばから離れることが<br />できない生活をしたためだろうか。<br /><br /><br />すべて徒労で、私も死にかけたが、<br />それでも生き延びたのは、<br />まだ、やるべきことがあるということなのだろう。<a name="more"></a>

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<title>胃カメラを呑むときの注意</title>
<description>彼女が入院しているので、ここのところ、病院通いが続いている。そうなると、自分の入院時のことを思い出すことに。私が胃潰瘍穿孔で大量に吐血し、生死の境をさまよったのは、９年前のこと。驚いたのは、胃カメラの進歩である。救急車で担ぎこまれた当日は、胃カメラで患部を確認して、クリップでいったん止血、その３日後に再び胃カメラを呑み、今度は患部をレーザーで焼いて炭化させ、完全に止血して、あとは薬を飲んで静養し、回復を待つというのが、治療法だった。胃カメラの進歩で、今では、ポリープなども外科...</description>
<dc:subject>エッセイ</dc:subject>
<dc:creator>城戸朱理</dc:creator>
<dc:date>2009-11-15T09:33:50+09:00</dc:date>
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彼女が入院しているので、<br />ここのところ、病院通いが続いている。<br /><br /><br />そうなると、自分の入院時のことを思い出すことに。<br /><br /><br />私が胃潰瘍穿孔で大量に吐血し、<br />生死の境をさまよったのは、９年前のこと。<br /><br /><br />驚いたのは、胃カメラの進歩である。<br /><br />救急車で担ぎこまれた当日は、<br />胃カメラで患部を確認して、クリップでいったん止血、<br />その３日後に再び胃カメラを呑み、<br />今度は患部をレーザーで焼いて炭化させ、<br />完全に止血して、あとは薬を飲んで静養し、<br />回復を待つというのが、治療法だった。<br /><br /><br />胃カメラの進歩で、今では、<br />ポリープなども外科的手術なしに切除できるようになっており、<br />体を外から切らないだけに、回復が早い。<br /><br /><br />つくづく、凄いものだと思ったが、<br />胃カメラを呑むのは、かなり辛いもので、<br />出来れば避けたいと思うのが普通だろう。<br />それだけに構えてしまって、<br />つい体に力が入ってしまうのだが、<br />そうすると、胃カメラはますます辛くなる。<br /><br /><br />私もそうだったが、病気が病気だけに、<br />何度も胃カメラを呑まされるうちに、<br />次第にコツが分かってきた。<br /><br /><br />胃カメラは、食道を通して、<br />細いチューブを胃まで送るわけだが、<br />口から喉元までは麻酔がかかっているので、何も感じない。<br /><br />あとは、喉以外には神経がないので、<br />チューブが喉を通るときに<br />異物感から吐き気を催したりするのだが、<br />あらかじめ、感じるのは喉だけで、それをすぎたら<br />何も感じないと分かっていると、<br />我慢できるようになる。<br /><br />あとは、何も構えず、思いっきり体の力を抜いて、<br />脱力しているのが楽なうえに、<br />早く胃カメラを終わらせるコツ。<br /><br />要するに、まな板の鯉になって、<br />ドクターまかせにしているのが、<br />いちばん楽なのである。<br /><br /><br />検診などで、胃カメラを呑むことになったときには、<br />参考にしてもらいたい。<a name="more"></a>

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<title>鎌倉のドンブリカフェ</title>
<description>水曜日は投稿詩の選考のため、かまくら春秋社へ。かまくら春秋社は、文芸タウン誌「かまくら春秋」で知られる鎌倉の出版社。田村隆一や山崎方代、養老猛司など単行本も数多く刊行しており、映画化もされたベストセラー『天国の本屋』の版元でもある。この若宮大路にあるかまくら春秋社ビルの一階にあるのが、ドンブリカフェＢＯＷＬＳ。たしかに、カフェ風のお洒落な外観なのに、食事は丼物というユニークな店である。私は入るのは、初めてで、鮭といくら丼を頼んだ。鮭のフレークのうえにアボガドのディップがあしら...</description>
<dc:subject>美味しい話</dc:subject>
<dc:creator>城戸朱理</dc:creator>
<dc:date>2009-11-14T12:05:20+09:00</dc:date>
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<img src="http://kidoshuri.up.seesaa.net/image/kidoshuri-2009-11-14T12:05:20-1.jpg" alt="091111_1233~0001.jpg" width="240" height="320" border="0" hspace="5" onclick="location.href = 'http://kidoshuri.seesaa.net/upload/detail/image/kidoshuri-2009-11-14T12:05:20-1.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />水曜日は投稿詩の選考のため、かまくら春秋社へ。<br /><br /><br />かまくら春秋社は、文芸タウン誌「かまくら春秋」で<br />知られる鎌倉の出版社。<br /><br />田村隆一や山崎方代、養老猛司など<br />単行本も数多く刊行しており、<br />映画化もされたベストセラー『天国の本屋』の版元でもある。<br /><br /><br />この若宮大路にある<br />かまくら春秋社ビルの一階にあるのが、<br />ドンブリカフェＢＯＷＬＳ。<br /><br />たしかに、カフェ風のお洒落な外観なのに、<br />食事は丼物というユニークな店である。<br /><br />私は入るのは、初めてで、<br />鮭といくら丼を頼んだ。<br /><br /><br />鮭のフレークのうえにアボガドのディップがあしらわれ、<br />そこにいくらが乗っている。<br /><br />アボガドのアレンジの仕方がカフェ風なのだろう。<br /><br /><br />食後はカフェだけに、コーヒー。<br /><br /><br />丼物でカフェって、アイデアの勝利かも知れないな。<a name="more"></a>

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<title>見ないふり？</title>
<description>文筆業の人間にとって、７月と１１月は、一年で、もっとも忙しい時期。印刷所が、夏休みと冬休みで、閉まってしまうため、その時期の締切が、すべて前倒しになってしまうのだ。必然的に、ふだんの倍量の締切に追われることになる。執筆だけでも手いっぱいなのに、この時期はイベントも多いし、来年度の仕事の打ち合わせなども入り始めるものだから、とんでもない。勢い、身の回りのことに手が回らなくなってくる。こういうときは、「見て見ぬふり」をするしかない。洗濯物や掃除は後回し、とにかく、仕事だけを優先す...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>城戸朱理</dc:creator>
<dc:date>2009-11-14T12:02:10+09:00</dc:date>
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文筆業の人間にとって、７月と１１月は、<br />一年で、もっとも忙しい時期。<br /><br /><br />印刷所が、夏休みと冬休みで、閉まってしまうため、<br />その時期の締切が、すべて前倒しになってしまうのだ。<br /><br />必然的に、ふだんの倍量の<br />締切に追われることになる。<br /><br /><br />執筆だけでも手いっぱいなのに、<br />この時期はイベントも多いし、<br />来年度の仕事の打ち合わせなども<br />入り始めるものだから、とんでもない。<br /><br />勢い、身の回りのことに手が回らなくなってくる。<br /><br />こういうときは、「見て見ぬふり」をするしかない。<br /><br /><br />洗濯物や掃除は後回し、<br />とにかく、仕事だけを優先することになるわけだが、<br />それにも限度がある。<br /><br />幸いなことに、書斎のデスク周辺は、<br />先日、片づけたばかりなので、<br />執筆には支障はないのだが、<br />あとは散らかり放題、おまけに彼女は入院中である。<br /><br /><br />さすがに「見ないふり」も出来なくなって、<br />彼女が退院してきたとき気持ちよく過ごせるように、<br />一気に片づけることにした。<br /><br /><br />まず、冷蔵庫の整理。<br />ダメになった食品を捨てて、容器を洗い、<br />洗濯機を回すかたわらで、<br />大量の洗濯物を取り込んでたたむ。<br /><br /><br />なんと、洗濯だけで半日がかかってしまったが、<br />これは、原稿執筆のかたわらでも出来るので、問題ない。<br /><br /><br />まぐろを始めとする金魚鉢の水も取り替えたし、<br />あとは郵便物の整理がある。<br />この半月ほどの間に寄贈された百冊近い本や雑誌が、<br />まだ開封さえ出来ないままになっているのだ。<br /><br />これは日曜日の課題にしておこう。<br /><br /><br />夕方、彼女の様子を見に病院へ。<br /><br /><br />「日曜日にライヴに行きたいから、<br />外出許可をもらうんだよ！」<br /><br />無理である。<br /><br />まだ、点滴も取れていないのに、<br />外出許可が出るはずがない。<br /><br />なにせ、彼女は病院に入院したのは、生まれて初めて。<br />入院するという意味が、今ひとつ分かっていないのだった。<br /><br /><br />だが、夜から流動食が出ることになったそうで、<br />ドクターも驚くほど回復は早い。<br /><br /><br />「退院したら、餃子が食べたいな。<br />お寿司もいいね！」<br /><br />さすがに焼き肉とは思わないらしい。<br /><br />「あとは果物とか、ゼリーとか」<br /><br /><br />いずれにしても、退院も間近である。<br /><br /><br />買い物をして帰宅したのだが、<br />彼女が大事に至らず、ほっとしたせいか、<br />一気に疲れが出て、熟睡してしまった。<a name="more"></a>

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